ゲーミングモニターとテレビの違い PS4をプレイするのに最適なのは?
ゲーミングモニターとテレビ画面の大きな違いは、目の疲れの原因となるブルーライトをカットする機能や、周囲の明かりが映りこまないような機能が搭載されているかどうかということです。ゲーミングモニターはゲームに特化した製品ですので、このような工夫がされています。
また、通常のテレビではタイムラグが発生してしまうこともしばしばありますが、ゲーミングモニターなら動作もスムーズに表示されます。
PS4・PS5におすすめのモニターの選び方 表面処理、サイズ、解像度など
ゲームに特化したモニターを選ぶときにはいくつかポイントがあります。性能が向上しているPS4・PS5のゲームをきれいに表示させて、よりスムーズに快適にゲームを楽しむためのポイントがいくつかありますので、これからご紹介していきます。
表面処理のタイプで選ぶ
テレビ画面でゲームをしているときに周りの景色が映りこむのを防ぐためカーテンを閉め切ることがありますよね。
テレビの表面が光沢感のあるものの場合、表面処理をしていることで画像が鮮明に浮かび上がる反面、周りの景色や電気の明かりが映りこむことがあるのです。
画質を重視するなら発色が鮮やかな「光沢型液晶」
光沢型液晶モニターは、画面に触れたときにツルツルとした触り心地で、表面が滑らかという特徴があります。
ゲーム性能が向上したPS4・PS5も鮮やかに表示されることがメリットとして挙げられますが、一方で電気や外の明かりなどが入り込んでしまうこともあります。
長時間使用するなら疲れにくい「ノングレア型液晶」
先ほどご紹介した光沢型液晶とは異なり、ノングレア型液晶は非光沢型液晶と呼ばれるもので画面の表面に光沢がありません。
光沢型と比較すると鮮やかさは劣りますが、周囲の明かりが入りこまないといった特徴があります。
応答速度を確認
ゲームをプレイしているときにモニターの応答速度が遅いと、色が切り替わるときに若干のタイムラグが発生してしまうことがあります。
格闘ゲームやオンライン対戦をしているときに少しのタイムラグが命取りになってしまうことがあるため、快適にプレイするためにもモニターの応答速度をチェックしておきましょう。
リフレッシュレートで選ぶ
リフレッシュレートは馴染みのない言葉かもしれませんが、ゲームをする人なら覚えておくといいでしょう。これは1秒あたりにどれだけの画面を変換できるかという速度を数値化したものです。PS4なら1秒当たり60回、PS5なら1秒間に120回も画面が変わるため、できるだけリフレッシュレートが高いものを選ぶことをおすすめします。
PS4で使用するなら「60Hz」・PS5なら「120Hz」
モニターのリフレッシュレート(垂直同期周波数)をあげれば、ゲームをする際に動作がスムーズになります。
PS4・PS5などの高画質ゲームを使用するときにはこのリフレッシュレートをあげる必要がありますが、どの程度あればいいのかをこれからご説明します。
PCゲームなど兼用したい方は「60Hz」以上のもの
PCゲームやPS4でゲームをする場合にはリフレッシュレートは60Hz以上がおすすめです。
ハードウェアの規制によって60Hzと定められているのですが、これ以上のものを使用すると目に負担をかけてしまうことがあります。
逆に、PS5でゲームをする場合には120Hz以上のものがおすすめです。
サイズで選ぶ
ゲームモニターとして使用するうえでどのくらいのサイズがあればいいのか気になるところです。
大画面でゲームができれば大迫力になり楽しめますが、あまり大きすぎるとモニターが部屋のサイズに合わないということも。
大迫力でプレイをするなら大型
とにかく大迫力でゲームをしたいという方には大型のモニターを選ぶことをおすすめします。
ゲームの性能が向上していることから大きな画面でゲームしても解像度が落ちることなく、きれいでスムーズな動きを体験できます。
置き場所に困らない小型〜中型
あまりに大きすぎるモニターですと画面から遠ざかってゲームをしなくてはならないですし、部屋も狭くなってしまいます。
そんなときには小型・中型のモニターを購入することで部屋全体のバランスもよく、ほどよい距離感でゲームをプレイすることができて価格もお手頃です。
画面の解像度を確認
ゲームをする場合、画面の解像度が低すぎるとせっかく高性能なPS4・PS5をプレイしているにもかかわらず、昔のゲームをしているような感覚に。
PS4であればフルHD(1920×1080ピクセル)、PS4 Proは4K(3840×2160ピクセル)までの解像度まで対応することができるため、解像度が高いほどきれいな画面を見ることができます。フルHDなら24インチ~27インチ、4Kなら27インチ以上がおすすめです。
PS5であれば4K(3840×2160ピクセル)、8K(7680×4320ピクセル)出力への対応と4K(120Hz)に対応(8Kは、後日行われるソフトウェア更新で対応)することができます。画面サイズは24インチ~27インチ120FPSならフルHD、60FPSなら4Kがおすすめです。
スピーカーの有無で選ぶ
モニター自体にスピーカーが内蔵されていれば、別売りのスピーカーを購入しなくてもゲームをモニターに接続するだけでプレイすることができます。
スピーカー付きのモニターを購入することで価格も抑えられ、迫力のあるゲームプレイを楽しめます。
PS5におすすめのモニター6選 120Hz以上に対応
120Hz以上のリフレッシュレートに対応したモニターであれば、PS5のレーシングゲームでもなめらかな動きを実現してくれるでしょう。
ここでは、ゲーミングに特化した8種類のゲームモードを搭載したモニターなどをご紹介します。
ビームも砲弾もしっかり視認・ヌルヌル体験が可能
23.8型フレームレスゲーミングモニター。IPSパネルで1ms(GtoG)の応答速度、144Hzのリフレッシュレートに対応。ビームも砲弾もしっかり視認できます。ヌルヌルした反応速度を体感したい人におすすめです。
また、ティアリングやスタッタリングを軽減し、映像をよりなめらかに表示することができます。さらにHDR対応により、従来識別が難しかった色の違いも立体感のある豊かな色彩で再現。映像出力のタイムラグをおさえる「DASモード」なども搭載。
PCとPS5の兼用に最適なモニター
ブルーライト軽減で眼精疲労を大幅に軽減。フリッカーフリー搭載でより快適な映像体験が可能になりました。PCとPS5の兼用におすすめです。
また、モニター背面にある通気口から熱を放射する設計になっており、プレイ中に熱をもっても安心。高さや角度調整もかんたんに行えます。
コスパ最高・プロも愛用するモニター
リフレッシュレート144Hzに対応した24型フルHDモニター。安定性を維持しながら場所を取らない設計のベーススタンドを採用。
独自の「Dynamic Accuracy(DyAc)技術」を搭載し、激しい動きのときでも鮮明な画像を表示することができます。DyAcを使うとやや暗くなりますが、輝度を上げれば解消するでしょう。また、「Black eQualizer」により、明るい場所を露出しすぎず暗いシーンでの視認性を高めることもできます。
超高速リフレッシュレートでより良い臨場感を
Dell がリリースするこのS2421HGFは、何よりもまず最大リフレッシュレートが144Hzと、非常に高い性能を誇っているためより臨場感溢れるプレイを体感することができます。また、腰や目の疲労が出やすいPS4・PS5ですが、そんな心配をかき消してくれるのがこの製品。便利なスタンド調整機能付きで、自分の体格や座高に合わせた場所に合わせられるため負担を感じず気持ちよくプレイすることができます。壁掛けもできるので、ゲーミングチェアが無い方にもおすすめしたい製品です。
PS4におすすめのモニター9選 価格が安いコスパモデルも!人気のデルやAcerなど
ここまではPS4をプレイするときに必要なモニターの選び方のポイントについてご説明してきました。
これらをおさえたうえでどのような商品があるのかをご紹介しますので、ご自分に合ったPS4モニターを探してみてください。
PS4 Proにおすすめのモニター3選 フルHDの約4倍の画素数の4K画質に対応
PS4をより鮮明な映像で楽しめるのが、フルHDの約4倍の画素数の4Kに対応したPS4 Proにおすすめのモニターです。
ここからは、これまでよりもさらにコントラスト感を高め、4Kの出力を可能にしたPS4 Pro対応のモニターをご紹介します。
「PS4・PS5 モニター」のおすすめ商品の比較一覧表
通販サイトの最新人気ランキングを参考にする ゲーミングモニターの売れ筋をチェック
Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングでのゲーミングモニターの売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
PS4モニターに関するQ&A よくある質問
PS4・PS5用のモニターを買うときの注意点はありますか?

ゲーミングモニターを購入するときの注意点として覚えておいていただきたいことは、PS4・PS5の端子を取り付けることができるHDMI端子付きの商品を選ぶことです。変換用のケーブルも販売されてはいますが、感度が悪い場合やそのほかにも不具合を生じる可能性があります。その点、「HDMI付き」のモニターは安心です。
ゲーミングモニターはなぜ湾曲しているのですか?

曲面ディスプレイのメリットとして、「目が疲れない」「見やすさが特定の角度に限定されない」「光環境に影響されない」などがあげられます。曲面ディスプレイは、映画館の特大スクリーン「IMAXシアター」のように視野を包み込み、視線を移動することなくより深い没入感をもって画面を観ることができます。
PS4・PS5用モニターに関連するそのほかの商品情報はこちら ゲーミングデスクやモニターアームもチェック!
液晶のタイプやFPSで選びましょう ゲームキャスターからのアドバイス
私がオススメする「PS4・PS5モニターの選ぶポイント」はコチラ!
(1)ノングレア液晶 or 光沢型液晶
デスクモニターを使ってPS4を楽しむぶんには距離感も近く気にならないのですが、もしリビングに設置している、ふだんTVとして使っているモニターで遊ぶ場合は、距離感の関係から陽が差し込むと光沢が発生し、ゲームを楽しめないシーンが生まれるかもしれません。ノングレアの非光沢モニターを選んでおけば微細な光沢も防げて安心ですよ!
(2)ノングレア液晶 or 光沢型液晶
ただし、日差しや照明のケアが万全な方には発色が良い「光沢型液晶」も選択肢のひとつ! PS4の画質の楽しみ方として「自分にとって」どちらがいいかは、ノングレアと光沢液晶を見比べてから分岐していくと、選択肢が前向きの方向へ狭まりますよ!
(3)リフレッシュレート
PS4は60FPSが対応値のため、対応していないモニターは少ないですが、それでもチェックしましょう! PS5であれば、PS5フレームレート対応値120FPSを意識して購入するのがいいでしょう!
ノングレア液晶 or 光沢型液晶、リフレッシュレートに注目 編集部より
PS4・PS5モニターの選び方とおすすめをご紹介しました。
ゲームを快適にプレイするためにさまざまな機能を搭載した商品が数多くありましたね。気になる商品は見つかりましたか?
「ノングレア液晶 or 光沢型液晶」「リフレッシュレート」に注目して自分にぴったりのモニターをぜひ探し出してくださいね。
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ゲームキャスター・MC・NA・コミュニケーションコンサルタント。 東京タワーDJ・ディズニーチャンネルのお兄さん・MCを経て、2015年TokyoGameShowから各ブースのMC・実況を担当。 代表的な競技シーン実況はカードゲーム「Gwent世界大会」、FPSゲームは「OverWatch W杯」。 配信放送では「Hearth Stone」またサッカー元日本代表前園真聖さんをゲストに迎えて「NBA2K19」のバラエティ配信MC等幅広く活動。 「ゲームで皆が楽しい」をコンセプトに、笑顔の役に立ちたいとゲーミングステージに立っている。 ゲーム以外では「承認力」をテーマに上司と部下のコミュニケーションコンサルティングを企業講義。 大手電機会社より受託、製品のプロモーションディレクター(販売士)。 他にもVP・企業展示会ナレーター、ステージMCと稼働中! 今回のエキスパート取材案件も二つ返事で受託、今後も時間の許す限り楽しく自分と仕事を広げていく予定。 趣味は「バスケットボール・読書・ゲーム・断捨離・QOL向上の模索・美味しいお店探し」 モットーは「面白そうな事は全てやる」