ゲーミングモニターとテレビの違い PS4をプレイするのに最適なのは?
ゲーミングモニターとテレビ画面の大きな違いは、目の疲れの原因となるブルーライトをカットする機能や、周囲の明かりが映りこまないような機能が搭載されているかどうかということです。ゲーミングモニターはゲームに特化した製品ですので、このような工夫がされています。
また、通常のテレビではタイムラグが発生してしまうこともしばしばありますが、ゲーミングモニターなら動作もスムーズに表示されます。
PS4用のモニターを買うときの注意点 接続方法を事前にチェック!
ゲーミングモニターを購入するときの注意点として覚えておいていただきたいことは、PS4の端子を取り付けることができるHDMI端子付きの商品を選ぶことです。変換用のケーブルも販売されてはいますが、感度が悪い場合やそのほかにも不具合を生じる可能性があります。その点、「HDMI付き」のモニターは安心です。
PS4におすすめのモニターの選び方 表面処理、サイズ、解像度などで
ゲームに特化したモニターを選ぶときにはいくつかポイントがあります。性能が向上しているPS4のゲームをきれいに表示させて、よりスムーズに快適にゲームを楽しむためのポイントがいくつかありますので、これからご紹介していきます。
表面処理のタイプで選ぶ
テレビ画面でゲームをしているときに周りの景色が映りこむのを防ぐためカーテンを閉め切ることがありますよね。
テレビの表面が光沢感のあるものの場合、表面処理をしていることで画像が鮮明に浮かび上がる反面、周りの景色や電気の明かりが映りこむことがあるのです。
画質を重視するなら発色が鮮やかな「光沢型液晶」
光沢型液晶モニターは、画面に触れたときにツルツルとした触り心地で、表面が滑らかという特徴があります。
ゲーム性能が向上したPS4も鮮やかに表示されることがメリットとして挙げられますが、一方で電気や外の明かりなどが入り込んでしまうこともあります。
長時間使用するなら疲れにくい「ノングレア型液晶」
先ほどご紹介した光沢型液晶とは異なり、ノングレア型液晶は非光沢型液晶と呼ばれるもので画面の表面に光沢がありません。
光沢型と比較すると鮮やかさは劣りますが、周囲の明かりが入りこまないといった特徴があります。
応答速度を確認
ゲームをプレイしているときにモニターの応答速度が遅いと、色が切り替わるときに若干のタイムラグが発生してしまうことがあります。
格闘ゲームやオンライン対戦をしているときに少しのタイムラグが命取りになってしまうことがあるため、快適にプレイするためにもモニターの応答速度をチェックしておきましょう。
リフレッシュレートで選ぶ
リフレッシュレートは馴染みのない言葉かもしれませんが、ゲームをする人なら覚えておくといいでしょう。これは1秒あたりにどれだけの画面を変換できるかという速度を数値化したものです。PS4なら1秒当たり60回も画面が変わるため、できるだけリフレッシュレートが高いものを選ぶことをおすすめします。
PS4だけで使用する方は「60Hz」程度
モニターのリフレッシュレート(垂直同期周波数)をあげれば、ゲームをする際に動作がスムーズになります。
PS4などの高画質ゲームを使用するときにはこのリフレッシュレートをあげる必要がありますが、どの程度あればいいのかをこれからご説明します。
PCゲームなど兼用したい方は「60Hz」以上のもの
PCゲームやPS4でゲームをする場合にはリフレッシュレートは60Hz以上がおすすめです。
ハードウェアの規制によって60Hzと定められているのですが、これ以上のものを使用すると目に負担をかけてしまうことがあります。
サイズで選ぶ
ゲームモニターとして使用するうえでどのくらいのサイズがあればいいのか気になるところです。
大画面でゲームができれば大迫力になり楽しめますが、あまり大きすぎるとモニターが部屋のサイズに合わないということも。
大迫力でプレイをするなら大型
とにかく大迫力でゲームをしたいという方には大型のモニターを選ぶことをおすすめします。
ゲームの性能が向上していることから大きな画面でゲームしても解像度が落ちることなく、きれいでスムーズな動きを体験できます。
置き場所に困らない小型〜中型
あまりに大きすぎるモニターですと画面から遠ざかってゲームをしなくてはならないですし、部屋も狭くなってしまいます。
そんなときには小型・中型のモニターを購入することで部屋全体のバランスもよく、ほどよい距離感でゲームをプレイすることができて価格もお手頃です。
画面の解像度を確認
ゲームをする場合、画面の解像度が低すぎるとせっかく高性能なPS4をプレイしているにもかかわらず、昔のゲームをしているような感覚に。
PS4をプレイするなら1920×1080の解像度まで対応することができるため、解像度が高いほどきれいな画面を見ることができます。
スピーカーの有無で選ぶ
モニター自体にスピーカーが内臓されていれば、別売りのスピーカーを購入しなくてもゲームをモニターに接続するだけでプレイすることができます。
スピーカー付きのモニターを購入することで価格も抑えられ、迫力のあるゲームプレイを楽しめます。
液晶のタイプやFPSで選びましょう! ゲームキャスターがアドバイス!
ゲームキャスター
私がオススメする「PS4モニターの選ぶポイント」はコチラ!
1-1.ノングレア液晶 or 光沢型液晶
デスクモニターを使ってPS4を楽しむぶんには距離感も近く気にならないのですが、もしリビングに設置している、ふだんTVとして使っているモニターで遊ぶ場合は、距離感の関係から陽が差し込むと光沢が発生し、ゲームを楽しめないシーンが生まれるかもしれません。ノングレアの非光沢モニターを選んでおけば微細な光沢も防げて安心ですよ!
1-2.ノングレア液晶 or 光沢型液晶
ただし、日差しや照明のケアが万全な方には発色が良い「光沢型液晶」も選択肢のひとつ! PS4の画質の楽しみ方として「自分にとって」どちらがいいかは、ノングレアと光沢液晶を見比べてから分岐していくと、選択肢が前向きの方向へ狭まりますよ!
2.リフレッシュレート
PS4は60FPSが対応値のため、対応していないモニターは少ないですが、それでもチェックしましょう! もし2020年6月現在で、モニター購入を考えていてPS5を意識している方がいれば、PS5フレームレート対応値120FPSを意識して購入するのもいいかもしれませんね!
PS4におすすめのモニター10選 価格が安いコスパモデルも!人気のデルやAcerなど
ここまではPS4をプレイするときに必要なモニターの選び方のポイントについてご説明してきました。
これらを押さえたうえでどのような商品があるのかをご紹介しますので、ご自分に合ったPS4モニターを探してみてください。
ゲームキャスター
Dell『SE2416H』
「ゲームを手軽に楽しめればいい!」という方はぜひチェックしてください! リフレッシュレート60FPS対応、このサイズ、この値段と、コストパフォーマンスの点でもかなり優秀な一品です! オフィスモニターとしても気軽に導入できますね!

Dell(デル)『SE2416H』


















出典:Amazon
表面処理 | 非光沢 |
---|---|
応答速度 | 6ms |
最大リフレッシュレート | 60Hz |
パネルサイズ | 23.8型 |
最大表示解像度 | 1920×1080 |
スピーカー | なし |
ゲームキャスター
Acer『ゲーミングモニター SigmaLine KG1 KG271Fbmiipx』
応答速度0.8msは優秀。また、リフレッシュレートも240hzまで対応のため、PS5でも限界まで対応ができる点が魅力ですね。PS4では充分な仕様です。非光沢に問題なく、お財布に余裕ある方はぜひ候補に入れてください!

Acer『ゲーミングモニター SigmaLine KG1 KG271Fbmiipx』














出典:Amazon
表面処理 | 非光沢 |
---|---|
応答速度 | 0.8ms |
最大リフレッシュレート | 240Hz |
パネルサイズ | 27型ワイド |
最大表示解像度 | 1920×1080 |
スピーカー | あり |
Acer『スタンダードモニター AlphaLine KA0 KA240Hbmidx』














出典:Amazon
表面処理 | 非光沢 |
---|---|
応答速度 | 5ms |
最大リフレッシュレート | 75Hz |
パネルサイズ | 24型ワイド |
最大表示解像度 | 1920×1080 |
スピーカー | あり |
I-O DATA(アイ・オー・データ)『ゲーミングモニター GigaCrysta』
















出典:Amazon
表面処理 | 非光沢 |
---|---|
応答速度 | 5ms(オーバードライブレベル3設定時:0.6ms) |
最大リフレッシュレート | 75Hz |
パネルサイズ | 24.5型ワイド |
最大表示解像度 | 1920×1080 |
スピーカー | あり |
Acer『ゲーミングモニター SigmaLine KG1 KG221QAbmix』














出典:Amazon
表面処理 | 非光沢 |
---|---|
応答速度 | 1ms |
最大リフレッシュレート | 75Hz |
パネルサイズ | 21.5型ワイド |
最大表示解像度 | 1920×1080 |
スピーカー | あり |
HP『ワイドIPSモニター』












出典:Amazon
表面処理 | - |
---|---|
応答速度 | 5ms |
最大リフレッシュレート | 60Hz |
パネルサイズ | 21.5型ワイド |
最大表示解像度 | 1920×1080 |
スピーカー | - |
Winten『5523 薄型ポータブルディスプレイ』


















出典:Amazon
表面処理 | - |
---|---|
応答速度 | 30ms |
最大リフレッシュレート | 60Hz |
パネルサイズ | 15.6型 |
最大表示解像度 | 1920×1080 |
スピーカー | あり |
iiyama『ProLite』
























出典:Amazon
表面処理 | 非光沢 |
---|---|
応答速度 | 5ms |
最大リフレッシュレート | 75Hz |
パネルサイズ | 23型ワイド |
最大表示解像度 | 1920×1080 |
スピーカー | あり |
I-O DATA(アイ・オー・データ)『広視野角ADSパネル採用 液晶ディスプレイ』








出典:Amazon
表面処理 | 非光沢 |
---|---|
応答速度 | 14ms(オーバードライブレベル2設定時:4ms) |
最大リフレッシュレート | 60Hz |
パネルサイズ | 23.8型ワイド |
最大表示解像度 | 1920×1080 |
スピーカー | あり |
I-O DATA(アイ・オー・データ)『広視野角VAパネル採用 ゲーミングモニター』














出典:Amazon
表面処理 | 非光沢 |
---|---|
応答速度 | 16ms(オーバードライブレベル2設定時:4ms) |
最大リフレッシュレート | 75Hz |
パネルサイズ | 23.8型ワイド |
最大表示解像度 | 1920×1080 |
スピーカー | あり |
PS4 Proにおすすめのモニター5選 フルHDの約4倍の画素数の4K画質に対応
PS4をより鮮明な映像で楽しめるのが、フルHDの約4倍の画素数の4Kに対応したPS4 Proにおすすめのモニターです。
ここからは、これまでよりもさらにコントラスト感を高め、4Kの出力を可能にしたPS4 Pro対応のモニターをご紹介します。
ゲームキャスター
Philips『4K ウルトラ HD 液晶モニター』
一回り大きい、28インチ4K画質でPS4を楽しみたい方には、選択肢に入る一品。やはり画面が広くて4K画質であればフォントが鮮明です。他表示も見栄えがするため、情報や機会を逸しないのが4Kの醍醐味です。

Philips(フィリップス)『4K ウルトラ HD 液晶モニター』














出典:Amazon
表面処理 | 非光沢 |
---|---|
応答速度 | 4ms |
最大リフレッシュレート | 60Hz |
パネルサイズ | 27型 |
最大表示解像度 | 3840×2160 |
スピーカー | あり |
LG『モニター 24UD58-B』














出典:Amazon
表面処理 | 非光沢 |
---|---|
応答速度 | 5ms |
最大リフレッシュレート | 60Hz |
パネルサイズ | 23.8型 |
最大表示解像度 | 3840×2160 |
スピーカー | - |
Acer『Predator XB1』














出典:Amazon
表面処理 | 非光沢 |
---|---|
応答速度 | 1ms |
最大リフレッシュレート | 60Hz |
パネルサイズ | 28型ワイド |
最大表示解像度 | 3840×2160 |
スピーカー | あり |
『モバイルモニター』

出典:Yahoo!ショッピング
表面処理 | - |
---|---|
応答速度 | 4ms |
最大リフレッシュレート | 60HZ |
パネルサイズ | 15.6型 |
最大表示解像度 | 3840×2160 |
スピーカー | あり |
HKC『ゲーミング モニター』

出典:Yahoo!ショッピング
表面処理 | - |
---|---|
応答速度 | - |
最大リフレッシュレート | - |
パネルサイズ | 34型ワイド |
最大表示解像度 | 3440×1440 |
スピーカー | - |
「PS4 モニター」のおすすめ商品の比較一覧表
PS4用モニターに関連するほかの商品情報はこちら ゲーミングデスクやモニターアームもチェック!
編集部からひと言 PS4におすすめのモニターまとめ
PS4モニターの選び方とおすすめ15選をご紹介しました。
ゲームを快適にプレイするためにさまざまな機能を搭載した商品が数多くありましたね。気になる商品は見つかりましたか?
本記事を参考にあなたにぴったりのモニターをぜひ探し出してくださいね。
※「選び方」で紹介している情報は、必ずしも個々の商品の安全性・有効性を示しているわけではありません。商品を選ぶときの参考情報としてご利用ください。
※商品スペックについて、メーカーや発売元のホームページなどで商品情報を確認できない場合は、Amazonや楽天市場などの販売店の情報を参考にしています。
※マイナビおすすめナビでは常に情報の更新に努めておりますが、記事は掲載・更新時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。修正の必要に気付かれた場合は、ぜひ、記事の下「お問い合わせはこちら」からお知らせください。(掲載:マイナビおすすめナビ編集部)
※2020/12/03 コンテンツ修正のため記事を更新しました。(マイナビおすすめナビ編集部 大熊武士)
ゲームキャスター・MC・NA・コミュニケーションコンサルタント。 東京タワーDJ・ディズニーチャンネルのお兄さん・MCを経て、2015年TokyoGameShowから各ブースのMC・実況を担当。 代表的な競技シーン実況はカードゲーム「Gwent世界大会」、FPSゲームは「OverWatch W杯」。 配信放送では「Hearth Stone」またサッカー元日本代表前園真聖さんをゲストに迎えて「NBA2K19」のバラエティ配信MC等幅広く活動。 「ゲームで皆が楽しい」をコンセプトに、笑顔の役に立ちたいとゲーミングステージに立っている。 ゲーム以外では「承認力」をテーマに上司と部下のコミュニケーションコンサルティングを企業講義。 大手電機会社より受託、製品のプロモーションディレクター(販売士)。 他にもVP・企業展示会ナレーター、ステージMCと稼働中! 今回のエキスパート取材案件も二つ返事で受託、今後も時間の許す限り楽しく自分と仕事を広げていく予定。 趣味は「バスケットボール・読書・ゲーム・断捨離・QOL向上の模索・美味しいお店探し」 モットーは「面白そうな事は全てやる」