商品詳細がすぐに見たいという方は、下記の「『おすすめ商品』を今すぐ見る」ボタンをクリックしてください。本記事の商品紹介箇所にジャンプします。
選び方からじっくり読みたいという方は、ぜひ、そのままスクロールして読み進めてくださいね。
また、「『おすすめ商品』を今すぐ見る」ボタンは記事の各所に設置していますので、こちらも、ぜひご利用ください。
それでは、選び方やおすすめ商品を解説していきます。
防草シートとは
防草シートは、地面に設置するだけで、雑草が生えてくるのを防いでくれる便利なアイテムです。太陽からの光を当てないことで、雑草の生育を防いでくれます。透水性にすぐれた防草シートならば、水や空気などを通すので、雑草以外の植物の成長を阻害することもありません。
防草シートを敷いただけでは見た目があまりよくないので、うえから砂利や人工芝などを敷くことによって、美しい庭を造ることができます。砂利などで防草シートを覆うことで紫外線による劣化も防いでくれるので、長くきれいな状態をたもつことができます。
防草シートの選び方
それでは、防草シートの基本的な選び方を見ていきましょう。ポイントは下記の6つ。
【1】織り方
【2】水はけの良さ
【3】遮光率
【4】耐久性
【5】色
【6】耐用年数
上記の6つのポイントを抑えることで、より具体的に欲しい機能を知ることができます。一つひとつ解説していきます。
【1】織り方をチェック
防草シートには「織物」と織物ではない「不織布」の2種類があります。それぞれの特徴を見ていきましょう。
▼強雑草を抑え込む「不織布タイプ」
「不織布」は、高密度のものであれば葉の先が尖った雑草でも抑えることができます。しかし、低密度のものは突き抜ける可能性があります。すでに購入したもので突き抜けるようなら、二重に敷く方法もあります。
▼価格が安い「織布タイプ」
「織布」の場合、ササやイネ科植物のチカラシバなど葉の先が尖った雑草は、葉が突き抜ける可能性がありますので、そのような植物がない場所での使用をおすすめします。広範囲に敷く場合は面積が広いわりに価格が安いのも特徴です。
【2】水はけの良さをチェック
一般的に防草シートは水はけの機能がセットになっています。水はけが悪いシートだとシートの上に水が溜まってしまい風で飛ばされたり汚れが付いたり、草木の種子などが溜まりやすくなります。また、雑草がはえやすい環境を作ってしまいかねないので注意が必要です。
【3】遮光率をチェック
防草シートの目的は雑草を抑えるだけではありません。これから生えてこようとする雑草も発芽&生育しないようにする必要があります。
そこで大切なのが太陽光を遮断する防草シートの遮光率です。植物はわずかな光でも成長するので、光に透かして光がとおるシートはおすすめできません。
遮光率が99%以上なら発芽&生育が抑えられます。厚さがあって織り目が細かく、フィルムの色が黒いシートほど遮光率は高くなります。
【4】耐久性をチェック
防草シートに使われているのはポリエステル、ポリプロピレン、ポリエチレンなどの素材です。耐久性はシートの厚さ・素材・製法によっても異なります。
ポリエステルやポリプロピレンは、熱や紫外線に強く耐久性があります。この二つの素材を組み合わせて作っている製品も問題ありません。ポリエチレンは一時的な施工には使えますが、長期間敷く場所では、劣化速度が速いのでおすすめできません。
【5】色をチェック
それぞれの色の防草シートの特徴を知ったうえで、使うシーンに合わせて色で選ぶこともできます。どのようなイメージに仕上げたいのかを考えて選ぶとよいでしょう。
▼「黒」は目立ちにくい
たくさんのメーカーが生産している、防草シートのスタンダードカラーです。黒いので太陽の光を防ぎやすいのですが、防草シートのみを敷いただけでは目立ってしまい、見た目があまりよくありません。
防草シートのうえから砂利やウッドチップ、人工芝などを敷くと、黒色が土の色と調和して目立たず、景観のよい庭を造ることができます。
▼「茶色」は土との相性もいい
茶色の防草シートは、土の色と調和しやすいので、目立つことがなくおすすめです。とくに砂利などをうえから敷いたとき、万が一防草シートが露出してしまっても目立ちません。防草シートのみ、むきだしのまま設置した場合でも、雑草以外の植物がきれいに映えます。また、雑草が生えてきてしまったときに目立つので、すぐに処理できます。
▼「緑」は植物となじむ
緑色は、うえに砂利やウッドチップ、人工芝などを敷かずに、防草シートをむきだしのまま使いたい方におすすめの色です。
緑色なので、木や花などのほかの植物の色に調和し、庭での使用でもあまり違和感がありません。緑色のシートは、庭を明るく見せてもくれます。ところどころに雑草が生えてきてしまっても、目立ちにくい色です。
【6】耐用年数をチェック
防草シートの耐用年数は施工の仕方や素材によってだいぶ違ってきます。
シートと地面をピッタリと施工し、隙間を作らないことが防草シートを長持ちさせる秘訣です。あとは雑草を根っこからしっかり除草することです。除草剤を使うと手間が省けます。防草シートの耐用年数はだいたい4~5年ほど、砂利の下に敷かれている防草シートの場合は紫外線による影響が少ない分長持ちします。
エキスパートのアドバイス
雑草が育つためには、光と水と空気と養分が必要です。防草シートが長期に雑草を抑えるためには、シートが光を遮ることが最も大切です。シートから光が漏れ、雑草が生育すると、雑草が防草シートを持ち上げてしまいます。遮光率が99%以上のものを選ぶようにしてください。シートを光に透かして、光が通るものはおすすめできません。
防草シートおすすめ10選
それでは、防草シートのおすすめ商品を紹介します。それぞれ遮光率や特徴が異なるので、ニーズに合った商品を探してみてくださいね。
透水性がよく、不織布だから破れにくい
1m×10mの防草シートが2枚入っています。リーズナブルな値段ですが、不織布タイプなので破れにくく、水を通しやすいエンボス加工がされているので、透水性もいい商品です。
高機能UV剤入りで紫外線に強い
不織布タイプの防草シートで、ハサミで自由な形にカットすることができて、切り口もほつれません。透水性もよく、ドイツの高機能UV剤入りなので、紫外線によるシートの劣化を防止します。
しっかりと雑草の生育を抑え、長期間使える
『ザバーンシリーズ』の中間ランクの防草シートです。コストを抑えて自宅の庭などに『ザバーンシリーズ』を使いたいならこちらの商品がおすすめ。中間ランクの商品ながら、高い強度があり、水や肥料はちゃんと通す高い透水性があります。
駐車スペースの砂利下の設置にぴったり
デュポン社『ザバーン』の名称が新しくなり、『プランテックス』となった商品です。名称が変わっただけで、仕様の変更はなく、高い強度と透水性を誇っています。強度が高いので砂利の沈み込みが少なく、駐車スペースなどでの使用もおすすめです。
しっかりと雑草を抑えたい時に使うシート
ポリプロピレンの不織布で、雑草抑制効果や耐久性にすぐれており、多くの場所で使われている実績もあります。『ザバーン』シリーズのなかでも最高ランクで、シートが風で飛ばないように止めるためのピンがセットになっていて便利です。
施工が楽なので初心者にもおすすめ
柔らかく敷きやすいため、敷きやすさ(施工性)を最優先させるならこちらがおすすめ。簡単にカットできるので、植物の部分だけカットして使うこともでき、多くの低木や宿根草などがある庭などに適しています。
ほつれにくく使いやすい
耐久性が高く、極太繊維と独自製法熱圧着の4層構造で雑草を抑えるシート。透水性が高く、水・空気・液体肥料も通します。ハサミやカッターで簡単にカットでき、ほつれが発生しにくいのも魅力です。
「防草シート」のおすすめ商品の比較一覧表
各通販サイトのランキングを見る 防草シートの売れ筋をチェック
Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングでの防草シートの売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
防草シートの敷き方
まずはシートを敷く場所の雑草を除去します。根本からきれいに刈り取ることができない場合は、除草剤を使ってもいいでしょう。
次にスコップなどで地面を平らに整地します。この作業が防草シートを設置するうえでとても重要です。地面が平らでないと、防草シートがきれいに設置できません。
地面の準備が整ったら、防草シートを敷いていきます。約50cm間隔で専用のピンを金槌などで打って固定していきます。シートの継ぎ目の部分は、あいだから雑草が生えてこないように最低10cmは重なるようにしてください。ピンのうえから防草シート専用の粘着テープを貼り、シートの継ぎ目の部分にも粘着テープを貼っておきましょう。
防草シートのうえに砂利や人工の芝生を設置すると、紫外線によるシートの劣化を防ぐことができ、見栄えもいいのでおすすめです。
【関連記事】そのほかの関連アイテムもチェック
まとめ
この記事では、おすすめの防草シートについて紹介してきました。防草シートを設置するだけで、わずらわしい雑草処理の作業から解放されます。おしゃれで見栄えのいい、それでいて手入れがらくな庭を完成させるために、ぜひ防草シートの設置を検討してください。
たくさんの防草シートがあるなかから、どのように選べばいいのかというポイントや、設置の方法が理解いただけたと思います。ご自身の予算と目的を考慮して、ニーズにぴったりとあった商品を選びましょう。
◆記事で紹介した商品を購入すると、売上の一部がマイナビおすすめナビに還元されることがあります。◆特定商品の広告を行う場合には、商品情報に「PR」表記を記載します。◆「選び方」で紹介している情報は、必ずしも個々の商品の安全性・有効性を示しているわけではありません。商品を選ぶときの参考情報としてご利用ください。◆商品スペックは、メーカーや発売元のホームページ、Amazonや楽天市場などの販売店の情報を参考にしています。◆記事で紹介する商品の価格やリンク情報は、ECサイトから提供を受けたAPIにより取得しています。データ取得時点の情報のため最新の情報ではない場合があります。◆レビューで試した商品は記事作成時のもので、その後、商品のリニューアルによって仕様が変更されていたり、製造・販売が中止されている場合があります。
1967年生。兵庫県西宮市出身。1991年に大手住宅メーカーに入社し、研究所(造園研究室)、マンション事業、本社設計部などを経験。現在は独立し、人と人、人と自然の繋がりを大切にし、毎日丁寧に暮らすことを提案する『庭暮らし研究所』を設立。 奈良市で草屋根の家に暮らしながら、家族5人分のお米と野菜をつくり、自給生活を送る。NHK総合テレビ「ぐるっと関西おひるまえ」では、野菜づくり講師として10年間毎月出演。NHK出版WEBサイト「みんなの趣味の園芸」でブログ担当。YouTubeチャンネル「園芸研究家はたさんの野菜づくりチャンネル」を発信。