除草剤とは
除草剤は、庭などの雑草に使用することでそれらを枯らすことができたり、再び生えてくることを防止してくれる薬剤です。
効果のある雑草の種類や効果の持続期間などは商品によって違います。散布場所によっても選ぶものが異なるので、どんな雑草を枯らしたいか、どこに散布するかなど、除草剤を選ぶ際にポイントになってきます。
■除草剤の種類・タイプ
除草剤の種類は、大きく分けて葉茎処理型の「液剤タイプ」、土壌処理型の「顆粒タイプ」、葉茎処理型と土壌処理型の両方の「ハイブリットタイプ」の3つあります。雑草を取り除きたい場所によって選ぶタイプも変わってくるので、目的を明確にしてから購入するようにしましょう。
▼液剤タイプ:生えている草をすぐに枯らす
液剤タイプは葉茎処理型とも呼ばれていて、葉と茎から除草剤を吸収するタイプの除草剤です。即効性が高いので、雑草をすぐに枯らしたい場合や、除草したあとすぐに植物を植えたいと思っている方におすすめです。液剤タイプはすでに育っている植物に対して効果があります。知らない間に大きくなった雑草に対しても効果は抜群です。
ただし、雨などが降ると液が薄まってしまい効果が薄れてしまうので、天気を確認してから除草剤を撒くようにしましょう。
▼顆粒タイプ:草を枯らして生えるのを予防
顆粒タイプは土壌処理型とも呼ばれています。葉や茎から除草剤を吸収するのではなく、根から除草剤を吸収します。雑草が再度生えてこないようにしたい方におすすめです。
効果が出るまで1週間程度かかり、徐々に雑草が枯れていきます。散布はしやすいですが、すでに生えている雑草には効果が薄め。また、土が湿っているときに使うと土に除草剤が染み込みやすく効果的です。
▼ハイブリッドタイプ:液剤・顆粒タイプのいいとこ取り
雑草をすぐに除去して新しく生えてくるのも予防したい方には、ハイブリッドタイプがおすすめです。ハイブリッドタイプは、葉茎処理型と土壌処理型のいいところを組み合わせたタイプ。液体タイプのように葉や茎から除草剤を吸収し、数日後から効果が発揮されます。
除草剤のおすすめ商品
それでは、除草剤のおすすめ商品をご紹介いたします。
▼おすすめ9選|液剤タイプ
▼おすすめ7選|顆粒タイプ
▼おすすめ4選|ハイブリッドタイプ
▼おすすめ商品の比較一覧表
すぐに各商品が見たい方は、上記のリンクをクリックしてくださいね。
▼おすすめ9選|液剤タイプ
まずは、液剤タイプのおすすめ商品をご紹介いたします。ぜひ、参考にしてくださいね。
即効性が高く枯らしたい雑草だけに効果あり!
アイリスオーヤマから販売されている、非農耕地用の除草剤です。4Lと大容量なので業務用としても使えそうですね。液状タイプで即効性が高く、散布してから約3~7日で効果を発揮してくれます。液の濃度を薄めずそのまま使えるストレートタイプなので手軽で便利です。
さらに、枯らしたい雑草だけしっかり枯らすことができる選択性なのもうれしいですね。家庭菜園をしている方や、庭の雑草だけ枯らしたいという方にぴったりです。
散布後1時間経てば雨にも強い非選択性除草剤
液状の除草剤のデメリットの雨にも強い除草剤です。散布から1時間経てば、そのあとに雨が降っても問題ありません。雑草は温度の高いときに活発的になりますが、この除草剤は雑草の活性が低い低温時に散布してもしっかりと雑草を枯らしてくれます。
朝露がついた状態の雑草に散布しても効果を発揮。乾燥した天気が続いて、除草に向いていないときでも曇った天気が続いて日照時間が短くても確実に除草できます。
環境にやさしい成分を配合! 最速5分で枯らす
お茶やとうもろこし、柑橘類などに含まれる「ぺラルゴン酸」を配合した除草剤。環境にやさしい成分なので、小さなお子さんやペットがいる家庭でも使いやすい商品です。
薬剤をかけたところだけが枯れて、最速で5分ほどで枯れはじめます。農薬として使用することはできませんが、雑草のまわりに隠れていクモ、アリ、ダンゴムシなどの害虫を退治することも可能です。
お庭の除草に!最速5分で効き始める超速効性除草剤
食品成分配合でやさしく、まいてすぐに効きはじめる超即効性タイプの除草剤です。最速5分で枯らすことができ、1カ月半の間効果が持続します。除草剤がかかった種への効果もあり発芽を防ぎます。
ペラルゴン酸という食品にも含まれる成分が含まれていて、土壌中で速やかに分解して環境に及ぼす影響は少ない除草剤。使用時にふんわりとローズのいい香りが広がる上品な商品です。
早く処理したいなら!効果の早い農耕地用の除草剤
多くの作物に登録があり、人・作物・土・環境にやさしい農耕地用の除草剤です。幅広い種類の雑草に効果が高い、効果が発現するまでの時間が早い、抑草期間が長いのが特徴です。
水田まわりでも安心して使用することができます。原液タイプの除草剤で、雑草の種類によって希釈方法が異なるので、使用方法をよく確認してから使うことが大切です。

コケテラリウムなどで、注目されているコケですが、場所によっては景観を損ねることになります。パネフリ工業『コケそうじスプレー』は、コケを処理したいという方には強い味方になってくれると思います。
食品原料で作ったコケ駆除剤
外壁などに染みついた頑固なコケにもスプレーで吹きかけるだけで駆除できる、非農地専用のコケ駆除剤です。コケ全般に使用できて水洗いは不要です。
グレープフルーツ種子抽出物が原料で、化学合成成分を含まないので、環境にやさしく人体やペットなどがいても安心して使用できます。コケのついたコンクリート・レンガ・石材などの表面を傷めない成分でできているのもポイント。人体やペットだけでなく花などにも影響しないので、お花や野菜などを育てている方でも使えます。
ペットや子ども、環境にもやさしい天然成分100%
「除草剤を使用したいけれど、小さな子どもやペットがいるので成分が気になる……」という方におすすめの商品。こちらの除草剤は、農薬を使っておらず、100%天然の成分を使用しているのが特徴です。
農薬は使用していないため、家庭菜園や畑などに使用することはできませんが、駐車場や道路などの雑草に使うことができます。
主成分はアミノ酸の農耕地用除草剤
主成分はアミノ酸の除草剤です。農耕地用除草剤であらゆる果樹園や田畑で使用できます。原液タイプなので除去したい雑草の種類にあわせて希釈することで、柔軟な使い方をすることも可能です。
雑草に直接散布して根までしっかり枯らすことができます。農林水産省でも登録されている、安心できる商品です。
コケ専用! 速効性のコケ駆除剤
家まわり・スロープ・テラス・駐車場などに発生したコケをすばやく枯らすことのできるコケ駆除剤です。広い面積にも使用できる徳用タイプで、しつこいゼニゴケもしっかりと枯らしてくれます。
食品添加物由来の成分を使用しているので、安心して使用できます。原液タイプなので水で20倍に薄めてジョロや噴霧器などで散布します。3日後には効果があらわれるので、短期間でコケを除去できます。
▼おすすめ7選|顆粒タイプ
続いては、顆粒タイプのおすすめ商品をご紹介いたします。ぜひ、参考にしてくださいね。
芝生内の雑草退治におすすめ!
粉剤タイプの除草剤で、散布後5~10日程度で雑草が枯れ始めます。効果は約3カ月ほど持続するのが特徴です。
芝生に使えるタイプで、芝生を枯らさず芝生内のメヒシバ、カラクサエンドウなどを除去してくれます。散布量が多すぎると芝生まで枯れてしまうので、散布量は注意しましょう。
最長9カ月も効果が持続!
レインボー薬品から販売されている、ネコソギシの黒シリーズ。雑草に散布してから約1~2週間程度で枯れ始め、約1カ月程度で根まで枯らすことができます。その効果は最長で9カ月と強力! 除草剤を何度もまくのが大変……という方に向いている商品です。
さらに約40cmほどの長い雑草もしっかり枯らしてくれるのも嬉しいポイント。ドクダミなどの植物には効果が劣るので注意してくださいね。

レインボー薬品『シバキーププラスα』
美しい芝生を保ちたい。でも、ペットがいるから心配。レインボー薬品『シバキーププラスα』は、そんな方でも安心して使うことができる芝生用で使用する除草剤です。肥料分もプラスされているので、芝生に肥料を与える手間もなくなりますね。
ペットを飼っていても安心の除草剤
ゴルフ場で使われている除草成分の「トリアジフラム」を家庭用に配合しています。肥料成分がプラスされた芝生の生育をやさしく促しながら、雑草は根までしっかり枯らす芝生用の肥料入りの除草剤です。
ほかの芝生用除草剤では駆除しづらい「メヒシバ」や「スズメノカタビラ」などのイネ科の雑草にも効果を発揮します。雑草予防期間は3カ月です。
食品成分99%使用!
食品成分を99%使用した、顆粒タイプの除草剤。生えはじめの雑草や、雑草の生える前にまくと、約3カ月効果が持続します。さらに、天然由来の虫よけ成分も入っているので、アリやナメクジ、ダンゴムシなどの発生を防ぎます。
この商品は非農耕地用のため、農作物の栽培などには使用することができませんので注意が必要です。
枯れにくい雑草にも! 6カ月間続く非選択性除草剤
非選択性除草剤で約6カ月間雑草の発生を抑えることができます。すでに生えている雑草を根までしっかり枯らすうえに、雑草発生前にまけば予防にもなります。
ササ・ヨモギ・ススキ・セイタカアワダチソウ・スギナなどいろいろな雑草に効果があります。非選択性除草剤なので、雑草だけでなくすべての植物を枯らしてしまうので使用場所には注意しましょう。
長期間効果が持続!根までしっかり枯らす顆粒タイプ
住友化学園芸から販売されている、顆粒タイプの除草剤。散布したあと約3~7日程度で効果があらわれ、約6カ月も効果が持続します。
さまざまな雑草に対して使えて、葉や茎だけではなく根までしっかりと枯らしてくれます。すでに生えている雑草をすぐに枯らして、長く生えてこないようにしたい方におすすめです。
水に溶かして使用する顆粒タイプ
顆粒タイプですが、使用するときは水に溶かしてまく除草剤です。ゴルフ場でも使用されているもので、日本芝や西洋芝のなかに生える雑草に使用することができる、芝生専用の商品です。
また、約3カ月間効果が持続。雑草の生えはじめに使うとより効果的なので、使う時期には注意しましょう。
▼おすすめ4選|ハイブリッドタイプ
最後は、ハイブリッドタイプのおすすめ商品をご紹介いたします。ぜひ、参考にしてくださいね。

アース製薬『アースカマイラズ 草消滅』は、薄める手間もなく、そのまま使うことができるので便利です。シャワータイプ以外にもスプレータイプの商品もあるので、お庭などの広さに合わせてセレクトするといいでしょう。
速効で効く!シャワータイプだから買ったらまくだけ
2~3日で効果が出る即効性の高い液状の除草剤です。6カ月間雑草の発生を防げ、即効性と持続性の2つの特徴をもったハイブリッドタイプの除草剤です。広範囲に生えた雑草をすべて除去できる大容量タイプで、ストレートタイプなので薄めずそのまま使うことができます。
シャワータイプなので買ったらまくだけの使いやすい除草剤です。すぐに雑草を除去したくて新しい雑草が生えてくるのを予防したい方におすすめです。
ハイブリッドタイプの速効性除草剤
葉茎処理効果と土壌処理効果の2つをあわせもつハイブリッドタイプの除草剤です。まいてから4~5日で刈込みをすることができます。一年生雑草全般・多年生広葉雑草・多年生イネ科のスズメノヒエ・多年生カヤツリグサ科のハマスゲ・ヒメクグに対して高い効果を発揮。
雑草が発生する時期から生育時期まで、幅広い時期に使用することが可能。雑草の発生をおさえることもでき、春夏期だと40日程度、秋冬期だと120日程度予防できます。
枯らしにくいドクダミにも効く!
住友化学園芸から販売されている、ハイブリッドタイプの除草剤。散布したあと約2~7日で枯れはじめ、約6カ月間効果を維持します。
枯らしにくいといわれるドクダミ、スギナなどの植物もしっかり枯らしてくれる力を持っています。シャワータイプなので散布もらくらく。広範囲に除草剤を使いたいときにおすすめです。
最長6カ月の効果を維持!
こちらはレインボー薬品から販売されている、ネコソギシリーズの黄色タイプ。ハイブリッドタイプなので、根からも葉や茎からも効いてくれます。
散布してから2~4日ほどで枯れはじめ、約4~6カ月の間雑草の発生をおさえてくれますよ。「伸びてしまった雑草を早くなくしたい」「なるべく長い間生えてこないようにしたい」そんな方におすすめの商品です。
商品特徴・価格の比較一覧表
各通販サイトのランキングを見る 除草剤の売れ筋をチェック
Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングでの除草剤の売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
除草剤に関するQ&A
最後は、除草剤のよくある疑問・質問について解説いたします。
ぜひ参考にしてくださいね。
□選び方のポイントは?

除草剤を選ぶ基本的なポイントは下記の4つ。
【1】効果持続期間
【2】枯らしたい雑草
【3】散布する場所
【4】配合成分
上記の4つのポイントを抑えることで、より具体的に欲しい機能を知ることができます。一つひとつ解説していきます。
【1】効果持続期間をチェック
液剤・顆粒・ハイブリッドタイプでは、効果持続期間もそれぞれ異なります。
即効性の高い液剤タイプは、撒いてから数日で効果がでますが持続期間は短めなのが一般的。雑草をすぐに取り除きたいときに便利です。
顆粒タイプは3カ月から半年ほどと効果の持続性は長め。その間は植物を植えることができないので注意が必要です。約20cmくらいの大きさの雑草や小さな雑草に効き目があり、植物を植える予定がない方にはぴったりでしょう。
ハイブリッドタイプは顆粒タイプのように根からも除草剤を吸収するので、3カ月~半年ほど長めの効果期間があります。除去できる雑草の大きさの目安は30cmなので、30cmまでの雑草であれば枯らすことも生えるのを予防することもできます。
【2】枯らしたい雑草をチェック
除草剤には、雑草だけに作用する「選択性」と、植物すべてに作用する「非選択性」の除草剤があります。雑草の近くに芝生や樹木など枯らしたくない植物があるかどうかを確認してから除草剤を選びましょう。
▼特定の植物を枯らす「選択性」
「自宅の庭で植物を育てているけど、除草剤を使ったら大事な植物が枯れてしまうのでは……」と心配になる方も多いと思います。
雑草の近くに大事な植物がある場合は、決まった種類の植物にだけ効果がある選択制の除草剤を選びましょう。芝生のなかに雑草が生えてしまったとしても、選択制の除草剤を使うことで芝生を枯らすことなく雑草を除去できます。
▼すべての植物を枯らす「非選択性」
非選択性除草剤はすべての植物に作用します。雑草だけでなく芝生や樹木にも効果があるので、雑草の近くに大切な植物があると一緒に枯れてしまうので注意しましょう。
非選択性除草剤はすべての植物を枯らすことができるので、雑草で生い茂った庭をきれいにしたいのなら非選択性の除草剤が便利です。
【3】散布する場所をチェック
除草剤を選ぶときは散布する場所にも注意しましょう。除草剤は薬剤なので、周囲の環境に注意して使用する必要があります。農作地に散布する場合は「農耕地用」の除草剤を、駐車場などに散布する場合は「非農耕地用」の除草剤を選びましょう。
▼農作地に散布できる「農耕地用」
農耕地に除草剤を使用するときには、必ず農薬登録されている商品を使用しましょう。農薬登録された除草剤は除草剤を使ったあとに作物を作っても問題ないか、土壌などの環境汚染の心配がないか検査がされていて、使用量がしっかりと定められています。
また、急斜面の場所や雑草の根が土地の崩壊を防いでいる場所などでは安全のため、商品の使用方法を守って使用するようにしましょう。
▼駐車場などに散布できる「非農耕地用」
非農耕地用の除草剤は農耕地用の除草剤と比べて薬剤が強く、散布した対象をすべて枯らす除草剤です。空地や駐車場など生えているものをすべて枯らしたい場合におすすめの除草剤です。非農耕地用の除草剤は、農地では絶対に使用してはいけません。
農地では人々が食べるものを作っているので、薬剤にはとくに気をつけなければなりません。非農耕地用の除草剤は周辺に農地のない場所で使用しましょう。
【4】配合成分をチェック
除草剤は薬剤なので、購入するときはどんな成分が使われているのかも確認しておきましょう。とくに小さな子供やペットがいるご家庭で除草剤を使用する場合は、トウモロコシなど食品由来の天然成分が使われている商品を選ぶのがおすすめです。食品由来の成分でできているからといって除草効果がなくなるということもなく、しっかり雑草を除去してくれます。
□除草剤を撒く適切な時期は?

除草剤の効果を最大限発揮させるためにも、散布するタイミングは重要。除草剤を撒くのは、年に2回ほどがよいとされています。
液剤タイプの場合は、雑草の長さがひざ下くらいまでに散布するのがベター。雑草が伸びすぎてしまうと散布するのが大変になり、枯らしたあとの処分もかさばってしまいます。4~9月の間に2回程度撒くのがおすすめです。
顆粒タイプは根から除草剤を吸収するものなので、雑草が生えていない状態や、草刈りをしたあとに撒くのがよいでしょう。適切なタイミングは、2~3月に1回、8~10月の間に1回とされています。
除草剤をはじめて使う方は、上記の時期に限らずすぐに対処するのがおすすめです。
□除草剤の効果的な撒き方は?

除草剤の効果をしっかり発揮させるためには、ムラなく撒くことも大切です。
ボトルごと撒けるストレートタイプはそのまま使えますが、希釈が必要な液状タイプなどはジョウロなどに移し替えて均等に撒きましょう。
顆粒タイプの場合は、縦撒き・横撒きをして均一に撒くのがおすすめです。
(★)ポイント:ムラなく撒くには散布機を使うのもおすすめ
▼液体除草剤がキレイにまける「噴霧器」
噴霧器は液状の除草剤をまくときに便利な道具です。狭いスペースならジョウロでも散布できますが、広い場所だと何度も除草剤をジョウロに入れないといけないので大変です。
噴霧器は、一度に何リットルもの除草剤を専用のタンクに入れておけるので手間が省けます。噴霧器はジョウロよりもこまかい霧状の液体をまくことができるので、ムラなく除草剤を撒くことができます。
顆粒除草剤がキレイにまける「散粒機」
散粒機は顆粒タイプの除草剤を均一に撒くことのできる道具です。顆粒タイプの除草剤は手でまかれることが多いですが、どうしても量が偏ってしまいます。
散粒機を使用することで、均一に手早く顆粒タイプの除草剤を撒くことができます。
□除草剤を撒いてはいけない場所は?

作物を育てている場所からは最低2メートル以上の距離をとりましょう(除草剤によってはそれ以上の距離が必要な場合もあります)。また、根を枯らすことによって土壌が崩れる恐れのある傾斜地、河川や井戸の近くでの利用も避けましょう。
□除草剤を撒いたあとに、花や野菜を植えても大丈夫?

「葉茎処理型」の除草剤を使うようにしましょう。また、畑で使う場合は注意書きをよく見て、農薬登録かつ対象作物の適用がある除草剤を使うようにしてください。
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最後に|エキスパートのアドバイス
ちょっと昔世代の方には、除草剤はとても危険なもの! そんな印象があるように思います。
しかし、家庭用農薬として販売されているものの多くは、安全に配慮しているので、使用方法を間違わない限り安心して使うことができますよ。
◆記事で紹介した商品を購入すると、売上の一部がマイナビおすすめナビに還元されることがあります。◆特定商品の広告を行う場合には、商品情報に「PR」表記を記載します。◆「選び方」で紹介している情報は、必ずしも個々の商品の安全性・有効性を示しているわけではありません。商品を選ぶときの参考情報としてご利用ください。◆商品スペックは、メーカーや発売元のホームページ、Amazonや楽天市場などの販売店の情報を参考にしています。◆記事で紹介する商品の価格やリンク情報は、ECサイトから提供を受けたAPIにより取得しています。データ取得時点の情報のため最新の情報ではない場合があります。◆レビューで試した商品は記事作成時のもので、その後、商品のリニューアルによって仕様が変更されていたり、製造・販売が中止されている場合があります。
『はじめてでもカンタン!多肉植物の育て方・楽しみ方』(コスミック出版)では文を担当。『土作りで決まる!とびきりおいしい野菜の作り方』(ブティック社)『ベランダ菜園 おいしい野菜づくりのポイント70』(メイツ出版)では監修&執筆。『趣味の山野草』、エバーグリーンなどで連載執筆中。 豪華客船飛鳥のクルーズ講師、園芸教室Ceresを主宰するほか、都内植木市の園芸相談員歴20年以上。また、産業安全保健エキスパート、理科支援員・コーディネーター・アドバイザーの経歴を活かし『生き物たちのひみつ』(NHK)などのキッズライターとしての顔も持つ。 映画、漫画、健康分野にも精通し各種ライティング実績があるほか、『愛犬の選び方・飼い方・健康管理(主婦の友)』では取材ライターとしての実績あり。 多種多様、動物園の爬虫類館の植物管理経験も。植物はハーブを中心に、野菜、作物、多肉植物を栽培中。ハーブコーディネーター、植物文様研究家としても活動している。 ほかにも撮影現場のインテリアを手がける撮影インテリアコーディネーターとしても活動しており、植物を中心に現場を明るく彩るエキスパートでもある。