除草剤とは
除草剤は、庭などの雑草に使用することでそれらを枯らすことができたり、再び生えてくることを防止してくれる薬剤です。
効果のある雑草の種類や効果の持続期間などは商品によって違います。散布場所によっても選ぶものが異なるので、どんな雑草を枯らしたいか、どこに散布するかなど、除草剤を選ぶ際にポイントになってきます。
液体タイプの除草剤のメリット
除草剤の種類は、大きく分けて葉茎処理型の「液剤タイプ」、土壌処理型の「顆粒タイプ」、葉茎処理型と土壌処理型の両方の「ハイブリットタイプ」の3種類があります。
なかでも、液剤タイプは葉茎処理型とも呼ばれていて、葉と茎から除草剤を吸収するタイプの除草剤です。即効性が高いので、雑草をすぐに枯らしたい場合や、除草したあとすぐに植物を植えたいと思っている方におすすめです。液剤タイプはすでに育っている植物に対して効果があります。知らない間に大きくなった雑草に対しても効果は抜群です。
ただし、雨などが降ると液が薄まってしまい効果が薄れてしまうので、天気を確認してから除草剤を撒くようにしましょう。
除草剤の選び方
それでは、除草剤の基本的な選び方を見ていきましょう。ポイントは下記の4つ。
【1】効果持続期間
【2】枯らしたい雑草
【3】散布する場所
【4】配合成分
上記の4つのポイントを抑えることで、より具体的に欲しい機能を知ることができます。
液体タイプの除草剤のおすすめ11選
根までしっかり枯らしたい方向け
キャップを開ければそのまま使える、シャワータイプの除草剤です。アミノ酸系成分「グリホサートイソプロピルアミン塩」が、雑草の葉の部分から浸透。
根までしっかり到達し、強力な効果を発揮してくれます。使用時に土にしみ込んだ成分は、微生物の働きにより分解されるため、雑草を除去した後、植物を植えたい方にもおすすめです。
半年程度効果が持続
除草効果を長く持続させたい方向けの商品です。気になる部分に散布すると、有効成分「グリホサートカリウム塩」「フルポキサム」が雑草の根までしっかり浸透。土
に落ちた成分も、地面に薬剤の層を作り、芽が地表に出るのをブロックしてくれます。効果は半年程度継続するため、雑草を除去後、植物をすぐに植える予定の無い方におすすめです。
1.7リットルの詰め替えパック
アース製薬の除草剤の詰め替え用パックです。ペラルゴン酸などの成分を配合。液体タイプのため、即効性があり、散布すると最速5分で雑草が枯れ始めます。
種の発芽をブロックする効果もあり、1.5ヶ月程度は雑草の発生を抑制してくれます。1.7リットルと大きめのパックなのでヘビーユーザーの方にぴったりです。
コスパ抜群の原液タイプ
ハートの原液タイプの除草剤です。1リットルの水に本商品を10ミリリットル入れると除草効果のある薬剤として使用可能。そのまま使えるシャワータイプの商品と比較すると、一手間はかかりますが、圧倒的にコスパが優れているのが嬉しいポイントです。
除草効果は使用後2~14日ほどで現れ、土にしみ込んだ薬剤は微生物によって分解されます。
使い勝手の良いスプレータイプ
使いやすさ抜群の、スプレータイプの商品です。庭の木の根元や建物のスキマなど、シャワータイプではややかけにくい部分にも、ピンポイントで薬剤を散布できます。
効果は1~3日後に出現。スギナ、ササ、ドクダミなどを葉から根までしっかり枯らします。土に落下した成分は速やかに分解されるので安心です。
枯らしたい雑草にポイントで除草
4Lと大容量タイプの除草剤。即効性が高く、散布してから約3~7日で効果を発揮してくれます。液の濃度を薄めることなく、そのまま使えるストレートタイプなので手軽で便利です。
さらに、枯らしたい雑草だけしっかり枯らすことができる選択性なのもうれしいですね。触接かけない草木への影響はなく、土に落ちた分は自然に分解されます。
コケ専用! テラス、駐車場などに発生したコケに
家まわり・スロープ・テラス・駐車場などに発生したコケをすばやく枯らすことのできるコケ駆除剤です。広い面積にも使用できる徳用タイプで、しつこいゼニゴケもしっかりと枯らしてくれます。
また、食品添加物由来の成分を使用しているので、安心して使えます。原液タイプなので水で20倍に薄めてジョロや噴霧器などで散布します。3日後には効果があらわれるので、短期間でコケを除去できます。
お掃除感覚で手軽に使える!
食品成分配合でやさしく、まいてすぐに効きはじめる超即効性タイプの除草剤です。最速5分で枯らすことができ、1カ月半の間効果が持続します。除草剤がかかった種への効果もあり発芽を防ぎます。
とうもろこしや茶、かんきつなどに含まれるペラルゴン酸で作られているので、土壌中で速やかに分解して環境に及ぼす影響は少ない除草剤。使用時にふんわりとローズのいい香りが広がる上品な商品です。
虫よけもできる殺虫成分入り
除草にプラスして、虫よけ成分が含まれている除草剤。除草しながら、一緒に虫よけ対策ができるので、快適なお庭に生まれ変わります。
薬剤をかけたところだけが枯れて、最速で5分ほどで枯れはじめます。環境にやさしい成分なので、小さなお子さんやペットがいる家庭でも使いやすい商品です。
早く処理したいなら!効果の早い農耕地用の除草剤
多くの作物に登録があり、人・作物・土・環境にやさしい農耕地用の除草剤です。幅広い種類の雑草に効果が高い、効果が発現するまでの時間が早い、抑草期間が長いのが特徴です。
水田まわりでも安心して使用することができます。原液タイプの除草剤で、雑草の種類によって希釈方法が異なるので、使用方法をよく確認してから使うことが大切です。
ペットや子ども、環境にもやさしい天然成分100%
「除草剤を使用したいけれど、小さな子どもやペットがいるので成分が気になる……」という方におすすめの商品。こちらの除草剤は、農薬を使っておらず、100%天然の成分を使用しているのが特徴です。
農薬は使用していないため、家庭菜園や畑などに使用することはできませんが、駐車場や道路などの雑草に使うことができます。
「除草剤」のおすすめ商品の比較一覧表
各通販サイトのランキングを見る 除草剤の売れ筋をチェック
Amazon、楽天市場での除草剤の売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
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除草剤の上手な使い方
ここからは、除草剤を上手に使うコツをいくつか紹介していきます!
■除草剤を撒く適切な時期
除草剤の効果を最大限発揮させるためにも、散布するタイミングは重要。除草剤を撒くのは、年に2回ほどがよいとされています。
液剤タイプの場合は、雑草の長さがひざ下くらいまでに散布するのがベター。雑草が伸びすぎてしまうと散布するのが大変になり、枯らしたあとの処分もかさばってしまいます。4~9月の間に2回程度撒くのがおすすめです。
顆粒タイプは根から除草剤を吸収するものなので、雑草が生えていない状態や、草刈りをしたあとに撒くのがよいでしょう。適切なタイミングは、2~3月に1回、8~10月の間に1回とされています。
除草剤をはじめて使う方は、上記の時期に限らずすぐに対処するのがおすすめです。
■除草剤の効果的な撒き方
除草剤の効果をしっかり発揮させるためには、ムラなく撒くことも大切です。
ボトルごと撒けるストレートタイプはそのまま使えますが、希釈が必要な液状タイプなどはジョウロなどに移し替えて均等に撒きましょう。
顆粒タイプの場合は、縦撒き・横撒きをして均一に撒くのがおすすめです。
目的を明確にしてから購入しましょう!
本記事では、液体タイプの除草剤の選び方とおすすめ商品のほか、液体タイプの除草剤の特徴をご紹介してきましたがいかがだったでしょうか?液体タイプの除草剤は即効性が高く、雑草をすぐに枯らして、植物を植え変えたいと思っている方におすすめです。雑草を取り除きたい場所によって選ぶタイプも変わってくるので、目的を明確にしてから購入するようにしましょう。
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