除草剤とは
除草剤は、庭などの雑草に使用することでそれらを枯らすことができたり、再び生えてくることを防止してくれる薬剤です。効果のある雑草の種類や効果の持続期間などは商品によって違います。散布場所によっても選ぶものが異なるので、どんな雑草を枯らしたいか、どこに散布するかなど、除草剤を選ぶ際にポイントになってきます。
アミノ酸系と速効性のあるMCPAをダブル配合した強力タイプの除草剤であれば速効性をより実感できるはずです。枯らしにくいスギナなどもしっかりと除草できますよ。
効果持続期間も確認!
液剤・顆粒・ハイブリッドタイプでは、効果持続期間もそれぞれ異なります。
即効性の高い液剤タイプは、撒いてから数日で効果がでますが持続期間は短めなのが一般的。雑草をすぐに取り除きたいときに便利です。
顆粒タイプは3カ月から半年ほどと効果の持続性は長め。その間は植物を植えることができないので注意が必要です。約20cmの大きさの雑草や小さな雑草に効き目があり、植物を植える予定がない方にはぴったりでしょう。
ハイブリッドタイプは顆粒タイプのように根からも除草剤を吸収するので、3カ月~半年ほど長めの効果期間があります。除去できる雑草の大きさの目安は30cmなので、30cmまでの雑草であれば枯らすことも生えるのを予防することもできます。
除草剤の選び方
それでは、除草剤の基本的な選び方を見ていきましょう。ポイントは下記の4つ。
【1】効果持続期間
【2】枯らしたい雑草
【3】散布する場所
【4】配合成分
上記の4つのポイントを抑えることで、より具体的に欲しい機能を知ることができます。一つひとつ解説していきます。
強力タイプの除草剤のおすすめ5選
強力タイプの除草剤のおすすめ商品をご紹介いたします。ぜひ、参考にしてくださいね。
即効性が高く枯らしたい雑草だけに効果あり!
生活雑貨・日用品から家電製品まで幅広い商品の製造・販売を手掛けるアイリスオーヤマの非農耕地用除草剤です。大容量タイプなので業務用としても使えます。液状タイプで即効性が高く、散布してから約3~7日で効果を発揮してくれます。枯らしたい雑草だけしっかり枯らすことができる選択性なのもうれしいですね。
草丈の長い雑草もしっかり枯らしてくれる
レインボー薬品から販売されている、ネコソギシの黒シリーズ。雑草に散布してから約1~2週間程度で枯れ始め、約1カ月程度で根まで枯らすことができます。効果は最長で9カ月と強力!さらに約40cmの長い雑草もしっかり枯らしてくれるのも嬉しいポイント。ドクダミなどの植物には効果が劣るので注意してくださいね。
枯れにくい雑草にも! 6カ月間続く非選択性除草剤
非選択性除草剤で約6カ月間雑草の発生を抑えることができます。すでに生えている雑草を根までしっかり枯らすうえに、雑草発生前に散布することで予防にもなります。ササ・ヨモギ・ススキ・セイタカアワダチソウ・スギナなどさまざまな雑草にも対応する適応力が魅力です。

速効で効く!シャワータイプだから買ったらまくだけ
6カ月間雑草の発生を防げ、即効性と持続性の2つの特徴をもったハイブリッドタイプの除草剤です。広範囲に生えた雑草をすべて除去できる大容量タイプで、ストレートタイプなので薄めずそのまま使うことができます。
シャワータイプなので買ったらまくだけの使いやすい除草剤です。すぐに雑草を除去したくて新しい雑草が生えてくるのを予防したい方におすすめです。
枯らしにくいドクダミにも効く!
住友化学園芸から販売されている、ハイブリッドタイプの除草剤。散布したあと約2~7日で枯れはじめ、約6カ月間効果を維持します。
枯らしにくいといわれるドクダミ、スギナなどの植物もしっかり枯らしてくれる力を持っています。シャワータイプなので散布もらくらく。広範囲に除草剤を使いたいときにおすすめです。
「除草剤」のおすすめ商品の比較一覧表
各通販サイトのランキングを見る 除草剤の売れ筋をチェック
Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングでの除草剤の売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
除草剤の上手な使い方
ここからは、除草剤を上手に使うコツをいくつか紹介していきます!
■除草剤を撒く適切な時期
除草剤の効果を最大限発揮させるためにも、散布するタイミングは重要。除草剤を撒くのは、年に2回ほどがよいとされています。
液剤タイプの場合は、雑草の長さがひざ下くらいまでに散布するのがベター。雑草が伸びすぎてしまうと散布するのが大変になり、枯らしたあとの処分もかさばってしまいます。4~9月の間に2回程度撒くのがおすすめです。
顆粒タイプは根から除草剤を吸収するものなので、雑草が生えていない状態や、草刈りをしたあとに撒くのがよいでしょう。適切なタイミングは、2~3月に1回、8~10月の間に1回とされています。
除草剤をはじめて使う方は、上記の時期に限らずすぐに対処するのがおすすめです。
■除草剤の効果的な撒き方
除草剤の効果をしっかり発揮させるためには、ムラなく撒くことも大切です。
ボトルごと撒けるストレートタイプはそのまま使えますが、希釈が必要な液状タイプなどはジョウロなどに移し替えて均等に撒きましょう。
顆粒タイプの場合は、縦撒き・横撒きをして均一に撒くのがおすすめです。
小さな子供やペットがいるご家庭は成分もチェック!
本記事では、強力タイプの除草剤の選び方とおすすめ商品のほか、除草剤の特徴をご紹介してきましたがいかがだったでしょうか?購入するときはどんな成分が使われているのかも事前に確認しておきましょう。
とくに小さな子供やペットがいるご家庭で除草剤を使用する場合は、トウモロコシなど食品由来の天然成分が使われている商品を選ぶのがおすすめです。食品由来の成分でできているからといって除草効果がなくなるということもなく、しっかり雑草を除去してくれます。
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積水ハウスと零細工務店で戸建て営業を経験後独立。現在は工務店の営業マン指導がメイン業務。営業テクニックレベル以前に営業マンとしてのスケジュール管理や情報収集などのスキル不足を強く懸念。筆者が30年来続けてきたマンスリー手帳による行動管理やスクラップブックに代表されるアナログ管理をITとどう両立させるかを研修のテーマに必ず掲げる。さらには高額になる住宅の契約において使い勝手がよく客前でも見栄えのする領収書や印鑑ケースにもこだわりを持つ。プレゼン、マーケティング、営業関連の本を多数執筆。