介護見守りカメラの選び方
まず最初に、介護見守りカメラの選び方のポイントをご紹介します。ポイントは下記の7つ。
【1】動体探知機能があるか
【2】90度以上の広角レンズで撮影できるか
【3】夜間撮影モード機能がついているか
【4】会話機能の有無
【5】温度センサーの有無
【6】ズーム機能
【7】スマホ連動機能の有無
上記の7つのポイントをおさえることで、より具体的に必要な機能を知ることができます。
いろいろなメーカーから販売されている介護見守りカメラですが、商品によって特徴が異なります。選び方のポイントに沿って、自分に合った介護見守りカメラを選んでみましょう。
【1】動体探知機能があるかチェック
動体検知機能がついていれば、撮影の範囲内で侵入者があったときや緊急事態があったときに知らせてくれます。また、商品によっては薬を飲む動きを設定しておけば、その動作が完了したことをスマホに通知してくれる機能がついているものもあります。
必要なときに映像を見るだけで、自宅にいる家族の様子が確認できます。動きを検知した瞬間に通知してくますので、離れて暮らしている家族でも安心して見守ることができます。
▼動体探知機能は置き場所に注意!
動体検知は、離れている場所でも家族の動きをチェックしてくれる、便利な機能です。しかし、人の動きが多い場所に設置すると、カメラがうまく検知できず誤った通知が多くなることがありますので、置き場所に注意が必要です。
人の出入りが多い場所や一面を見渡せるようなところではなく、寝室やリビングなどピンポイントで設置しておくとよいでしょう。
【2】90度以上の広角レンズで撮影できるかどうかチェック
画角はできれば90度以上のものを選ぶとよいです。首振り機能が付いていれば、上下左右に広い範囲を見守ることができます。
首振り機能がないと一定方向しか様子が見られず、万が一何かあったときも死角になって確認できないことがあります。
【3】夜間撮影モード機能がついているかチェック
夜間帯でも映像がクリアに見えるものを選びましょう。商品のなかには暗くなってくると自動的に夜間撮影モードに切り替えてくれるものがあります。
夜になにか問題があったとしても映像がくっきり写っていますので、対処しやすいでしょう。家族が布団から抜け出さずきちんと寝ているかなどもはっきりと確認できますよ。
【4】会話機能の有無をチェック
会話機能がついているかどうかを確認してみましょう。介護見守りカメラのなかにはスピーカーとマイクを搭載しているものがあります。
こういった機種を選べばカメラ越しに会話することができ、電話をしなくてもすぐに声をかけられます。
もし家族に万が一のことがあったとき、すぐに対処できるようにしたい方は会話機能がついているものを選びましょう。
家族が倒れているところを発見したときなどにスピーカーから呼びかけることができます。返答がなければすぐに救急車を呼ぶなどスピーディーな処置が可能です。
【5】温度センサーの有無をチェック
商品によっては温度センサーがついているものもあります。夏場は気温が上昇することで室内温度が上がるため、家のなかにいても熱中症で倒れる人もいます。
温度センサーで室温を確認できれば、家族に「少し温度調節をしたほうがいいよ」などとアドバイスができ、熱中症のリスクを低くすることができます。
【6】ズーム機能をチェック
細部までしっかりと確認したいならズーム機能がついているものがおすすめです。
ズーム機能がついていると、映像を見ているときに気になった箇所を拡大することができます。また、拡大しても画質が粗くなりにくく比較的鮮明に見えますので安心して様子が見守れます。
【7】スマホ連動機能の有無をチェック
外出先のときでもリアルタイムの映像をみたいという人は、スマホ連動型の見守りカメラを選びましょう。ペットの様子や介護する人が寝ているときでもリラルタイムの映像が見られれば安心です。スマホやタブレットに連携できるタイプがあるので、購入前に対応端末を確認しましょう。
▼エキスパートのアドバイス
介護見守りカメラを選ぶ基準は見守られる方の状態に合わせて選ぶことが重要です。その中でも絶対外したくない機能は、防犯もかねて、夜間でもクリアーに見える機能やお知らせ機能など。必要な機能を見極めて介護カメラを選ぶとよいでしょう。
介護見守りカメラおすすめ6選
介護見守りカメラの選び方をまとめたところで、ここからはおすすめの商品をご紹介します。広範囲をしっかりモニタリングできるものから、通話機能がついている使い勝手がよいものまで幅広い商品を厳選しました。
自分の用途に合わせた介護見守りカメラを選んでみてください。
4台のカメラを同時監視できて家族全員で見守れる
複数のユーザーとカメラを共有、家族みんなが見守りに参加できます。また、4台までのカメラ映像を1つの画面内で一度に確認することも可能。6つの内蔵赤外線LEDが搭載されていますので、昼夜問わずきれいな映像を撮影してくれます。
異常な動きを検知した場合は自動で録画を開始、侵入者の証拠をしっかり残してくれます。スピーカーとマイクも搭載しており便利な機能満載の画期的カメラです。
ベビーモニターですが介護用としても◎
カメラの動作センサー/音センサー/温度センサーが反応すると、LEDの点灯やお知らせ音で知らせてくれます。真っ暗でも様子が見やすいナイトモードも搭載。
アプリで簡単設定!
どこからでもスマホで確認できる。相互音声機能もあるので、介護だけでなくベビーやペットにも安心して使えます。360℃見渡すことができるので、徘徊した場合も検索することが可能。
ナイトビジョンに自動切り替えで夜でも安心
クリアな高画質になっており、画像が粗くてモニタリングしにくいということはありません。アレクサに対応していますので、声だけで操作が可能に。誰でもカンタンに使えます。
夜になると自動的にナイトビジョンに切り替え、暗くても鮮明な画像を映し出してくれます。底面が磁石になっていますので、見渡しやすい場所に固定が可能ですよ。
アレクサと連携可能
アレクサとカメラの連携が可能なので、アレクサに『カメラをみせて』と話しかけるだけで、モニターに映し出されます。また、相互音声もスマホとアレクサどちらも会話可能です。
ズーム機能搭載!双方向音声で会話もできる
高画質映像で録画してくれるカメラで、細部までしっかりとモニタリングできます。気になる点があっても4倍デジタルズームで確認できるため、家族のささいな変化も見逃しません。拡大しても画像が粗くなることはないので、安心してください。
左右は355度、上下80度と広範囲を見渡すことができます。暗視撮影や動体検知の機能も搭載されており、使い勝手にすぐれています。双方向音声で会話も可能ですので、万が一なにかあってもすぐに連絡が取れます。
おすすめ商品の比較一覧表
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まとめ
今回は離れている家族の様子が確認できる、介護見守りカメラをご紹介しました。とくに一人暮らしの高齢者は心配ですよね。介護見守りカメラがあれば、家の中の様子を逐一確認でき、不審者が侵入してもすぐに対処できますので安心ですね。
選び方のポイントに合わせて、ぴったりの介護見守りカメラを選んでみてください。
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DIYアドバイザーを取得後、NHK「住まい自分流」の番組講師出演。 JAPAN DIY HOMECENTER SHOW:10回、日本ホビーショー:2回、イベントDIY講師:公民館・ホームセンター・小学校・生涯学習などで、DIY講師を行いDIY普及に貢献しています。 また、「快適住まい」をモットーに高齢者やお子様にやさしい住まいを提案しています。 最近特に注目の女性も取り組みやすいDIYも提案しています。 地域の防災アドバイザーをしています。