百人一首かるた人気おすすめ11選＆ランキング！初心者向け・子ども向け、遊び方も紹介

百人一首は、百人の歌人の和歌をひとり一首ずつ選んでつくられたもので、一般に藤原定家が選んだ「小倉百人一首」を指します。学校の授業ですべての和歌を暗記した、という方も多いのではないでしょうか。恋愛や春・夏・秋・冬といった季節などが主要な題材となっており、和歌の美しさが感じられる日本伝統の遊びのひとつです。

現代では大人用はもちろん、さまざまなデザインやイラストで描かれた子ども向けの百人一首かるたもありますので、ぜひチェックしてみてください。

百人一首かるたとは、普通のかるたとは違い、百人の歌人の和歌を百首収録したかるたです。和歌の札は上の句（かみのく）・下の句（しものく）にわけられていて、上の句を読み上げている間に下の句の札をいかに早く取れるかを競います。

和歌を覚えさえすれば小学生でも遊べるのが特徴。家族そろって楽しめる遊びでしょう。

実は競技としてスポーツに分類されている百人一首かるた。大会ではどれだけ和歌を暗記できているか、いかに早く札を取れるかが問われます。

もっともゲームとして純粋に楽しむのであれば、すべての和歌を暗記する必要はありません。たとえば「む」から読まれる和歌は百人一首ではひとつしかないので、「む」が読みあげられた瞬間に下の句がわかります。

このように、その字まで読まれたら下の句が決定する字のことを「決まり字」といい、決まり字さえわかれば、すべての和歌を覚えていなくても札を取ることが可能です。

百人一首かるたには子ども向けや初心者向け、また競技として本格的に取り組みたい人向けのものまでさまざまな種類があります。それぞれどんな特徴があるのか、見ていきましょう。

はじめて百人一首かるたに挑戦する方は、取札に決まり字が印刷されているものや、二十首ずつにわけられているものなどがはじめやすいでしょう。さらに色分けされているものだとルールが理解しやすいです。

また、キャラクターの絵が描いてあるものや、アニメの声優が読み札を読み上げるCDが付いている商品もあるものも。お子さまにはこういった親しみやすいものがピッタリでしょう。

本格的に練習したい方は、かるた協会によって公認された商品がいいでしょう。札の裏面に和紙が張られていて「反り」があるものが正式な競技で使用される百人一首かるた。この「反り」は、畳のうえで高速で札を取る際に効果を発揮します。

ただし高級感があるぶん、価格もそれなりに高いものが多いです。家庭用として遊ぶのであれば、和紙が張られていない「普及用」でも充分楽しめるでしょう。

ここからは、百人一首かるたのおすすめ商品をご紹介していきます。まずは子ども用・初心者用・普及用から。あなたの楽しみ方にあったものを探してみてくださいね。

つづいては、大会出場を目指す方におすすめの、競技用百人一首かるたをご紹介します！

この記事でご紹介した商品のなかから、ハンディクラフト作家でかるたにも詳しい正久りかさんがおすすめするランキングを8位から1位の順に発表します。百人一首かるたを選ぶ参考にしてみてくださいね。

Amazon、楽天市場での百人一首かるたの売れ筋ランキングも参考にしてみてください。

※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。

百人一首かるたには、いくつか遊び方があります。代表的な「散らし取り」「源平合戦」の遊び方をご紹介します。

百人一首かるたの最もポピュラーな遊び方が「散らし取り」。参加者のうち、ひとりを「読み手」とし、残りのメンバーで札を取り合います。札を取る人は何人でもOKです。

取り札をバラバラに散らして置き、読み手が歌を詠んだらそれに合う下の句の札を取っていきます。これを繰り返し、100枚の札が詠み終わったら終了。取った札の枚数が一番多い人が勝ちというシンプルな遊び方です。

源平合戦は、チーム対抗で遊ぶ方法です。読み手をひとり決め、参加者は源氏チームと平氏チームに分かれます。チームの人数は2～3人くらい。

100枚の取り札を両チームに50枚ずつ配り、それぞれ自分のほうに向けて3段に並べていきます。読み手が歌を詠み、札を取っていくのは「散らし取り」と同様。勝敗は、単純に取った枚数ではなく自分のほうに向けた札を早くなくしたほうが勝ちというルール。相手側の札も取ることができ、「送り札」といって自分側の札を相手側に渡すことができます。お手付きをしてしまったら、相手から1枚もらわなければいけません。

人数がある程度そろっているときは、チーム戦も盛り上がりますよ。

この記事では、百人一首かるたおすすめ11選をご紹介しました。最後に選び方のポイントをおさらいです。

1）初心者や子どもには絵やカラーが工夫されたタイプを
2）本格派には競技用・家庭用には普及用がピッタリ

百人一首かるたは、楽しく遊びながら日本の和歌に自然と触れることができます。初心者から競技を頑張りたい人まで、自分に合った百人一首かるたを選んでくださいね。

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