ハーブ系アロマオイルとは
料理やハーブティーなどで使用されているハーブの葉・茎・花の香りを抽出・再現したものがハーブ系アロマオイルです。具体的にはレモングラスやローズマリー、セージやバジルなどの香りが該当します。
使われているハーブの種類によって香りもさまざまに変わりますが、全体的にさわやかな香りが多く、リフレッシュ気分を味わいたいときにおすすめです。また、お部屋の空気をさわやかにしたいときにも役立てることができます。
ハーブ系アロマオイルの選び方 心地よい、好みの香りで
ハーブ系のアロマオイルは、スッキリしているのが特徴です。香りもさまざまな種類があるので、自分の体調や気分にマッチするハーブ系アロマオイルを選んでみましょう。ポイントは下記。
【1】心地よい香りをセレクト
【2】なりたい気分に合わせた香りかチェック
【3】天然香料と人工香料の違いを把握する
上記のポイントを押さえることで、より欲しい商品をみつけることができます。一つひとつ解説していきます。
【1】心地よい香りをセレクト
体の不調時にいいと言われている香りでも、きらいな香りであればリラックスもできず、逆に気分が悪くなってしまうことも。自分が好きな香りをみつけて使用することがなにより大切です。
ハーブ系のなかにはスッとする香りの奥にクセを感じるものもあり、このような香りは好ききらいも分かれがち。購入前に実際に香りを嗅いで自分の好みか確認しましょう。
【2】なりたい気分に合わせた香りかチェック
ハーブ系アロマオイルは、気分をリフレッシュしたり、集中力を高める雰囲気づくりによく使われる香りです。さわやかな香りでリラックスできる時間を持ちたい方にぴったり。
さわやかな香りと一口に言っても、レモングラスのように柑橘系に似た香りもあれば、マジョラムのようにスパイシーさを感じるものまでさまざま。気分に合わせて香りをチェックしてみましょう。
【3】天然香料と人工香料の違いを把握する
「アロマオイル」と呼ばれている商品のなかには天然香料だけではなく、人工香料が使用されているものもあります。この2つの違いを把握して選ぶことが大切です。
人工香料は化粧品や香水などにも使用される香り成分で、安全基準をクリアしたものが採用されています。石油などの原材料から作られている化合物が多く、アロマをつかったマッサージなどでの使用は避けられているのが一般的。天然香料に比べて価格が比較的リーズナブルなものが多くあります。
一方、天然香料は「精油(エッセンシャルオイル)」という、大量の植物から抽出された成分が使われています。1滴に植物成分が凝縮されているので刺激が強めの傾向にありますが、植物本来の香りを楽しめるのがメリットです。アロマをつかったマッサージなどで使用されているのも「精油」なので覚えておいてくださいね。
刺激性が強いかどうか事前に確認するとベスト 認定アロマセラピストがアドバイス
ナチュラルさを強く感じるハーブの香り。ハーブは料理で使うことが多いですが、精油になるとかなり濃縮され、生やドライのときとはまったく違うものになります。飲んだり食べたりはもちろんNG。同じように使わないように気をつけましょう。また刺激の強い種類も多いため、調べてから購入するようにしたいですね。
ハーブ系アロマオイル8選 リフレッシュに役立つ!
ここからはハーブ系アロマオイルのおすすめ商品を、それぞれの特徴とともにご紹介します。ハーブ系アロマオイルの選び方をふまえながら、購入の参考にしてみてください。
スィートマージョラムは伝統的な精油で、ほのかに甘くスパイシーな香りがやさしい感じ。アロマトリートメントでも活用することが多く、キャリアオイル10~20mlに1滴落として使います。
インセント『マジョラムスイート インセント エッセンシャルオイル』でぜひお試しください。

さわやかさのなかに温かいスパイシーさも感じる
マジョラムスイートはシソ系のスッキリとする香りのなかに、スパイシーさを感じられます。さわやかさのなかにも温かさやウッディーな要素も感じられます。
少量サイズならお手ごろ価格で購入できます。100mlなど多めの容量も用意されているので気に入ったら選択肢に入れてみてください。
古くから使用されている甘みのある香り
料理の際に肉や魚の臭みとりなどにも使用されているセージは、昔から幸せの象徴とされてきたハーブ。薬草のような香りもあります。夏バテしやすい季節におすすめの香りです。
グリーングラスがさわやかさを感じさせる
さわやかさのなかに、大人の香りが残るアロマオイル。凛とした鮮やかな青草のような香りが好きな方に適しています。 豊かに生い茂っている芝生を彷彿させるような夏っぽさもあり、暑い日にさわやかさを感じたいときに使用したい香り。
スッキリと頭を切り替えたいときなどにおすすめです。起きてすぐこの香りを楽しめば、1日のはじまりがさわやかになりそうです。
ハーブティーでもなじみのあるポジティブな香り
タイムはハーブティーとしても使われているハーブのひとつ。シソ科で強い香りがするので、魚のにおい消しなど料理にもよく使われています。
昔から勇気や気品を象徴する香りとされていますが、このタイム精油は甘い香りが特徴的で、ポジティブな印象の香りです。
スパイシーさのなかに甘みを含んだ香り
トマト料理でも多く使用されているバジルの香り。スパイシーさのなかにも甘みが含まれるやわらかい香りで、ハーブ系のなかでも比較的なじみやすさを感じられるでしょう。バジルの香りをかぐと食欲が出る方もいるのではないでしょうか。
リラックスしたいシーンや、心のバランスをとりたいとき、集中力を高めたいシーンに使う香りにぴったりです。
「マリア様のバラ」という名前の由来をもつローズマリー。ヨーロッパで愛されるハーブの1つです。シャキッとさせる香りで多くの方から注目されています。ハーブ系精油のビギナーなら、Aphrosmile『ローズマリー』をまずはおすすめします。

マカダミ屋『フェンネルスウィート』は、エキゾチックなニュアンスを持つ、ちょっと変わったスパイシーな香りです。刺激のある精油のため、「少量を使うようにしましょう。ラベンダーやサンダルウッドなどとブレンドすると香りがマイルドになります。

マカダミ屋『フェンネルスウィート』
おすすめ商品の比較一覧表
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体や心をリラックスさせる空間や時間を作りたいときに便利なアロマオイル。その香りの種類はさまざまで、どういう時間や空間を作りたいかで選ぶべきアロマオイルも違ってきます。本記事の選び方を参考にしながら、自分にあった香りを選んでいきましょう。
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英国ITEC認定アロマセラピスト、(公社)日本アロマ環境協会認定アロマセラピスト、同インストラクター、AllAboutアロマテラピーガイド、AEAJ総合資格認定校ル・クールを1999年から主宰。 伝統的アロマテラピーを軸に、香りのメンタル効用やボディートリートメントによる、おとな女性の健康なライフスタイルのためのレッスン、トリートメントを提供。 独自考案メンタルハーブティーでは西洋ハーブと東洋スピリットをミックスさせている。 (一社)日本ソムリエ協会認定ワインエキスパートでもあり、智美流「アロマなワイン会」など心と身体にいいお酒&フードにも趣味以上にのめりこみ中。 近著『1週間で合格! U-CANのアロマテラピー検定1級・2級 速習テキスト&問題集 第2版』 有限会社アール・アイ取締役社長