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それでは、選び方やおすすめ商品を解説していきます。
栽培におすすめの苔を購入する選択肢
栽培におすすめの苔を購入する際の選択肢は、大きく下記の4つです。
【1】苔テラリウム・アクアテラリウム向け
【2】苔玉(こけだま)向け
【3】苔盆景向け
【4】アレンジ済みの苔
上記の4つについて、一つひとつ解説していきます。
【1】苔テラリウムとアクアテラリウム向け
「苔テラリウム」とは、ガラス容器の中などで苔を育てることやその栽培スタイルのこと。外の環境に影響されにくく、適切な湿度が保たれるため、湿度を好む苔の栽培に向いており、近年、人気となっています。
【苔テラリウム向けの苔】
ホソバオキナゴケ、ヒノキゴケ、オオシラガゴケ、ホウオウゴケなど
【アクアテラリウム向けの苔】
ホウオウゴケやウキゴケ、ネズミノオゴケなど
【2】苔玉(こけだま)向け
山野草や樹木、観葉植物などの根の周りを、苔でくるんで育てるのが苔玉です。苔玉に向く代表的な苔は、茎が長くて這うように生長するハイゴケです。
また、ヒツジゴケやシノブゴケ、ヤマゴケの名で販売されることもあるホソバオキナゴケなどでも作ることができます。山野草や樹木など、屋外で育てる植物には、比較的日当たりが必要なハイゴケを使うのがおすすめ。観葉植物のような室内向きの植物の場合には、ホソバオキナゴケがいいでしょう。
【苔玉(こけだま)向きの苔】
ハイゴケ、ヒツジゴケ、シノブゴケ、ヤマゴケ、ホソバオキナゴケなど
【3】苔盆景向け
手のひらほどの小さな鉢に、苔だけを植え込んで楽しむ苔鉢。さまざまな苔で楽しむことができるのが特徴です。
ビロードのような美しさを楽しみたければ、びっしりと密に生えるホソバオキナゴケやスナゴケ、動きのあるワイルドな姿を表現したいなら、シノブゴケやミズゴケ、ゼニゴケなどを使ってみてはいかがでしょう。苔盆景は、平鉢や石版などに苔や山野草などを植え、景観を表現したもの。ドールハウスや人形などの小物を置いてアレンジを楽しむのもいいでしょう。
【苔盆栽向けの苔】
ホソバオキナゴケ、スナゴケ、ギンゴケ、ハイゴケ、シノブゴケ、ミズゴケ、スギゴケ、ゼニゴケ、タマゴケなど
【4】アレンジ済みの苔
苔の栽培を始めたばかりで難しい、よくわからないという方や、アレンジの方法が思いつかないという初心者の方は、すでにアレンジされている商品の購入を検討してみてください。
アレンジされた苔の栽培に慣れてきたら、パック入りの商品を買って、いちから苔の栽培にチャレンジしてみるのもいいでしょう。
栽培におすすめの苔9選
それでは、栽培におすすめの苔をご紹介いたします。
▼【苔テラリウム・アクアテラリウム向け】はこちら
▼【苔玉(こけだま)向け】はこちら
▼【苔盆景向け】はこちら
▼【アレンジ済みの苔】はこちら
▼【おすすめ商品の比較一覧表】はこちら
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▼【苔テラリウム・アクアテラリウム向け】はこちら

テラリウムや苔盆景のアクセントに
黄緑色の小さな葉がかわいらしい、透明感を感じさせる人気の苔です。太くて密に生えそろい、葉色は濃い緑よりも黄緑色のものが理想的です。
明るい葉色と、這うように生長する姿が印象的ですが、秋になると茎が立ち上がり、胞子をつけます。そんな変化も楽しめますので、苔庭や苔盆景、テラリウム、アクアテラリウムのアクセントとして使うといいでしょう。
日当たりが好きで、乾燥にも耐えることができますが、葉色が悪くなってしまいますので、苔玉には不向きです。

小さな星のように見える、可愛らしい苔
とても強健で、適度な湿度と日当たりがあれば、よく生長し群落を作ります。壁面や屋外の緑化などに利用される苔です。屋外で苔庭や苔盆景、苔鉢などで楽しむのに向いています。
明るい場所を好むため、蓋のついた容器でテラリウムにすると伸びすぎてしまいます。換気を心掛けるか、蓋のない器を使うと良いでしょう。
明るい黄緑色のものは乾燥に強く丈夫ですが、日当たりの悪い場所で育ったスナゴケは葉色が暗くなります。

テラリウムや苔鉢でキュートな姿を堪能
フワフワとした明るく淡い色合いの葉と、2月頃につく球状の胞子体が美しい人気品種です。夏の暑さと乾燥にはやや弱く、強健なホソバオキナゴケやホウオウゴケなどに比べると、少し上級者向け。魅力的な苔ですので、ぜひ一度はチャレンジしてみたいものです。
湿度をしっかり確保できるテラリウムや、苔鉢として特徴的なフォルムを堪能するのがおすすめです。初めて栽培にチャレンジする場合は、暑い時期を避け、状態が良くなる冬に購入するほうが良いかもしれません。

水中でも生育可能で、存在感たっぷり!
自然界では、山間の渓流沿いのような、湿った傾斜地に自生している苔です。水の中でも生育できるため、湿度が保てるテラリウムやアクアテラリウムにぴったりです。
鳳凰の尾羽に見立てたという、左右対称に並ぶ葉が特徴で、高さのある器に入れるとその美しさが強調されます。
比較的育てやすい品種ですが、乾燥しやすい苔玉には向かないのでご注意を。
▼【苔玉(こけだま)向け】はこちら

初めての苔玉づくりにぴったり!
苔玉ひとつを作るために、さまざまな用土を揃えるのは面倒で、費用もかさみます。そんなときは苔玉キットがおすすめ。紅長寿梅の苗と乾燥させたハイゴケ、赤玉土、ケト土、富士砂、くん炭、肥料、糸(テグス)、手袋、育て方・作り方のしおりがセットになっています。
このキットで作れる苔玉は、直径9~10cm程度。苔玉に植える長寿梅は四季咲きですので、年に数回花を楽しむことができます。

苔玉づくりにぴったりの人気品種
育てやすくて見た目も美しい、人気の高い苔。這うように生長して群落を作ります。湿度の高い半日陰を好みますが、日当たりのいいところでも育ちます。
茎は長さがあり、球状の土の玉に巻きつけやすいので、苔玉づくりに非常に適しています。性質も強健で管理がしやすい種類のため、テラリウムやアクアテラリウムの下草、鉢植えの土隠しなどにも使うことができます。
太く生えそろっていて、葉色は濃い緑よりも黄緑色のものが理想的です。
▼【苔盆景向け】はこちら

これだけで苔が育てられる、便利な栽培キット
苔栽培には興味があるけれど、どんな育て方が良いのか、どんな苔が良いのか見当がつかないという人は、まずは栽培キットを手に入れてみてはいかがでしょう。
モイストモスは、丈夫で育てやすいスナゴケ、苔を置くためのスポンジシート、シンプルな形の木箱、説明書がセットになった商品。誰でも手軽に苔栽培にチャレンジすることができます。
スナゴケは乾燥して休眠した状態でセットされており、水を与えると葉を開き、鮮やかな緑が蘇ります。
▼【アレンジ済みの苔】はこちら

道草『苔テラリウム作製キット』
2種類の苔でテラリウム作りを楽しむ
こちらも初心者におすすめの、苔テラリウムのキットです。ホソバオキナゴケ、ヒノキゴケ、ガラス容器、苔テラリウム用の土、溶岩石、富士砂と、作り方や育て方を解説した取扱説明書がセットになっています。
溶岩石や富士砂は、ガラス容器の中に風景を作るためのレイアウトアイテム。あとはピンセットと霧吹きを揃えておけば、誰でも簡単に苔テラリウムを作ることができます。
長寿亀と受け皿の付いた初心者向けセット
益子焼きの鉢と、信楽焼きの亀の組み合わせがかわいい初心者向けのセットです。苔の栽培をしながら見た目にも癒されることでしょう。
完成品なので、すぐに苔の栽培をはじめることができます。霧吹きで水を与えたり、鉢の底に水を浸したりといった栽培方法を覚えながら、少しずつ苔に慣れてみたいという方には最適です。
「栽培・苔」のおすすめ商品の比較一覧表
各通販サイトのランキングを見る 苔玉、苔の売れ筋をチェック
楽天市場、Yahoo!ショッピングでの苔玉、苔の売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
【関連記事】苔玉、苔に関連する記事のご紹介
まとめ
苔は、森林の中だけでなく、塀と道路の隙間や、川の土手など、私たちの生活圏内にも生えている身近な植物です。ただし、身近にあるからといって、自然に生えているものを大量に採ることは避けましょう。
苔は乾燥すると傷みやすく、色が悪くなることが多いため、園芸店などでは一般的な植物よりも取り扱い数が少なくなりがちです。
手に入れる場合は産地から直送される苔専門ショップで、目的の栽培方法に適した種類を購入するようにしましょう。苔初心者であれば、まずは栽培キットで作り方を覚えるのもおすすめです。
自分のライフスタイルに合った苔の栽培法を見つけることができるかもしれません。
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ガーデニングを中心にインテリア、旅行などの分野で活動。 「12ヶ月の寄せ植えレシピ(黒田健太郎著)」「庭と暮らせば(松田行弘著)」「カルチュラル・インテリア」「ブーケシャンペトル・ア・ラ・メゾン(斎藤由美著)」(以上グラフィック社)、「BULBOUS PLANTS(松田行弘著/パイインターナショナル)」などの書籍で撮影や取材・文などを担当。 日当たりの悪い極小ベランダでシェードガーデンづくりを楽しむベランダガーデナーでもある。 好きな植物はシダとサボテン。 撮影や執筆の傍ら、端切れの古布を使った雑貨づくり工房「イグラ・イ・コネツ(マケドニア語で針と糸の意味)」を立ち上げ、作品制作を進行中。