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それでは、選び方やおすすめ商品を解説していきます。
風鈴の起源
風鈴の元々の由来は、中国で生まれた占風鐸(せんふうたく)と言われています。中国唐の時代に竹林の東西南北の風鐸を吊り下げて物事の吉兆を占っていました。風鐸は青銅製で、強い風が吹くとカランカランという鈍い音をたて、魔除けの道具として定着したと言われています。
日本では18世紀に中国からではなくオランダ経由で伝わり、江戸時代にはガラス細工が盛んになったことから、ガラスで作られた風鈴が流行し、大正時代には南部鉄器の鉄製の風鈴もつくられるようになりました。
風鈴の選び方
風鈴選びのポイントは下記の4つ。
【1】素材
【2】デザイン
【3】吊るし方
【4】奏でる音
上記のポイントを押えることで、より欲しい商品をみつけることができます。一つひとつ解説していきます。
【1】素材をチェック
風鈴には代表的なものとして、江戸風鈴の素材として利用されるガラス素材。南部鉄器を素材とした南部風鈴や真鍮でつくられた金属製の風鈴までさまざまです。ここではそれぞれの特徴を具体的に紹介します。
▼ガラス製は豊富なデザインが魅力
江戸時代と同じ製法で作られているガラス製の風鈴。そのなかで、二代目篠原儀治のブランドとして生まれたのが江戸風鈴。現在江戸風鈴を製造しているのは篠原風鈴本舗、篠原まるよし風鈴のみ。ほかのガラス製の風鈴は江戸風鈴とは呼べません。
特徴のひとつが鳴り口のギザギザ。これは音を鳴らす舌(ぜつ=なかにある棒のこと)が滑らずに風鈴にあたり、涼やかな音を奏でるためといわれています。ガラスを吹き、形を作るところから、絵付けの工程まですべてを職人が手作業で行っているため、ひとつひとつの風鈴に違いがあり、それぞれに味わいがあります。
▼南部鉄器や真鍮の風鈴は響き渡る音色
岩手県の伝統工芸である南部鉄器の製法で作られた、鉄製風鈴を代表する風鈴。良質の砂鉄が使われ、密度が高い南部鉄器の鋳物で作られています。
リーンと鳴り響く風情豊かで癒されるような音色が特徴。鐘の形や灯籠型などさまざまなデザインがあります。
また真鍮製の風鈴も人気があり、南部鉄器と同じように金属製ならではの澄み切った音色を楽しむことができます。
【2】デザインをチェック
▼イラストなどのデザイン性で選ぶならガラス製
風鈴は夏の風物詩。音にはもちろん拘りたいですが、じっくり眺めても飽きのこない愛着のもてるものを選びたいですよね。ガラス製のものであれば、好みのデザインやイラスト。趣を感じたいのであれば、金魚や花が描かれている風鈴がよいのではないでしょうか。
▼鉄製であれば豊富なモチーフから選べる
鉄製の風鈴は、動物を形どったものや三重奏といった3つの風鈴を連ねたものなど、モチーフがたくさんあるので選択肢も豊富です。長く使っていて愛着のわく、自分にぴったりのデザインに出会えるといいですね。
【3】吊るし方をチェック
▼軒下に吊るすタイプ
風鈴は縁側や玄関など風邪通りの良い場所を選んで、吊るしてたのしむのが一般的です。マンションで縁側がないお家や、近隣へ配慮して室内に吊るしたいという方もいるでしょう。
室内なら、エアコンや扇風機の風があたりやすいところに吊るすと、弱い風でやさしく鳴る音色をたのしめます。吊るす場所によって適した風鈴も異なってくるので、場所もイメージして商品を選びましょう。
▼卓上スタンドタイプ
スタンド付きの風鈴なら、軒先に風鈴を吊るすことができない方でも、風通しの良いところであれば、場所を問わず楽しむことができます。
たとえば、卓上や棚の上などに置くこともできますので、訪ねてきたお客様も暑さを忘れ、心地よく感じてもらえるのではないでしょうか。
【4】奏でる音をチェック
風鈴の素材には、ガラス製、鉄製、真鍮製などさまざまあり、素材によって音色は大きく異なります。ガラス製であれば「チリン、チリン」と短めに鳴るので軽やかな雰囲気に。鉄製の場合、「チリーン」と高く澄んだ音が鳴り響き、余韻が残ります。
舌の素材も鉄、貝、木などさまざまあり、短冊も紙だけでなくプラスチックや麻も使われています。素材によって音だけでなく見た目の雰囲気も変わってくるので、好みのデザインや部屋のインテリアになじみやすいものを選ぶといいですね。
風鈴のおすすめ商品
それでは、風鈴のおすすめ商品をご紹介いたします。
▼おすすめ5選|ガラス製
▼おすすめ7選|鉄製・真鍮製
▼おすすめ商品の比較一覧表
すぐに各商品が見たい方は、上記のリンクをクリックしてくださいね。
▼おすすめ5選|ガラス製
可愛らしい風鈴3個のセット
3つとも同じものではなく、大きなサイズ2つと小さなサイズ1つの異なる組み合わせをしています。風鈴が奏でる不規則なリズムが、耳を楽しませてくれます。
ガラス製のカランカランという3つの音がそれぞれ重なりあって、お手軽なお値段で日本の風情を味わうことのできる一品です。
カラフルな夏らしいデザインで見た目にもたのしめる
江戸時代と変わらぬ製法で風鈴を作る、篠原風鈴本舗の江戸風鈴です。ガラス製で、舌があたると短めにかわいらしく「チリン、チリン」と鳴るのが特徴。鳴り口をギザギザに仕上げることで、舌が滑ることなく弱い風でも音が鳴るようになっています。
夏らしいデザインがカラフルにガラスに描かれており、さわやかな音色とともに、見た目にも夏を感じてたのしむことができるでしょう。
レトロな金魚柄で和の風情がただよう江戸風鈴
江戸時代からの製法を用いて作られ、カラフルに描かれた絵柄が特徴的な篠原風鈴本舗の江戸風鈴。江戸風鈴のなかでも小丸という基本的な形に金魚が5匹描かれており、夏らしさを感じさせるデザインです。鳴り口を石で削りギザギザに仕上げることによって、舌が滑らずに弱い風でも音が鳴るようにできているのが特徴です。
手作りなので形にも柄にもひとつひとつに違いがあり、味わいがたのしめるのもまた魅力。レトロな金魚の絵柄で和の風情を感じられる風鈴です。
インテリアにもなじみやすいデザイン
夏の涼しさを感じることのできる花火柄です。寒色系の色に温かみのある色もバランスよく混ぜ合わせた、シンプルで飽きのこないデザインです。
手作りなので、個体差がある分、愛着もわきやすいつくりになっています。お値段もお安く、お部屋のインテリアにもなじみやすいデザインなので、手軽に風鈴を楽しみたい人におすすめです。

聴覚と視覚で自然を感じる
家具、プロダクトからインテリアデザインまで、暮らしに関するデザインを幅広く手掛けるデザイナー、小林幹也さんによる新しい風鈴のカタチ。
江戸ガラス独自の質感と美しい音色。ガラスが無色透明なので、窓辺に吊るせば空の青さや景色の緑が透けて見え、インテリアとしても美しい存在感が際立ちます。繊細な作りなので、室内の壁や窓からある程度距離をとり、揺れても人やものに当たらない場所への設置、また強風での使用を避けることを推奨しています。
▼おすすめ7選|鉄製・真鍮製

ほどよい大きさと価格が魅力
黄色いラッキーストーンが風と共に幸運も呼び込んでくれそう。本体の全長は27cmほど。吊るす金具を入れても35cm程度で厚みも4cmほどなので、邪魔になりません。価格も1,000円程度で値ごろ感も魅力です。
音を奏でるのは4本のアルミ製の棒。軽やかでかわいい音が響きます。「近所のことも考えると、あまり大きい音や、ひんぱんに鳴るものは困る」という方にもおすすめです。耐久性のあるナイロン編組ロープを使用。風や水に強く、長年使用できます。屋内はもちろん、屋外でも安心して飾れますよ。
▼おすすめ商品の比較一覧表
各通販サイトのランキングを見る 風鈴の売れ筋をチェック
Amazon、Yahoo!ショッピングでの風鈴の売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
風鈴の違った楽しみ方
マンションや集合住宅の場合は、風鈴の音が騒音と捉えられてしまう可能性もあります。そこで、現代ならではの事情を考慮した、風鈴の楽しみ方を紹介します。
■サンキャッチャー代わりにインテリアとして楽しむ
サンキャッチャーは、窓の近くにおくガラスなどでできた製品のことで、外の光を取り込みあざやかな発色をするインテリアです。
北欧では一般的なインテリアですが近年日本でも人気が高まっています。そのため、ガラス製の風鈴をサンキャッチャー代わりにし、インテリアとして楽しむのもおすすめです。
■ドアベル代わりに玄関に吊るして楽しむ
喫茶店などによく設置されている、ドアベル代わりに風鈴を楽しむのも一興です。
暑い外から帰ってきた際、風鈴の奏でるやさしい音色で涼を感じてみるのはいかがでしょうか。また、来客などのお出迎えにも適しているでしょう。
■扇風機やエアコンなど風の通り道で楽しむ
風鈴は部屋に飾ってもインテリアとしてじゅうぶん楽しめます。そのため扇風機やエアコンの風が通る場所に設置することで、周りに気にせず音色や涼を楽しむことができるでしょう。
その際風が強すぎると余計に風鈴がなってしまい、逆にうるさいなんてことになってしまうので、設置する場所と風の強弱には注意しましょう。
風鈴とあわせて夏にチェックしたいアイテムはこちら 【関連記事】
まとめ
この記事では風鈴のおすすめ商品をご紹介しました。
風鈴にはガラス、鉄、木、真鍮などさまざまな素材が使われており、形やデザインも豊富。素材や形によって奏でる音色にも違いがあります。
ぜひ、あなた好みの音色やお気に入りのデザインの風鈴を選んでみてくださいね。
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雑貨アーティスト・暮らしのリネン研究家・コピーライター。そして時にカメラマンやスタイリスト、ライターとして、広告や雑誌、テレビやWebなど様々なメディアのニーズに応えるクリエイター。世界のリネンを巡る旅をライフワークに、リネンの歴史や現在のリネン産業についても造詣を深める。NHK『美の壷』のテーマ「麻」に出演。雑貨アーティストとして企業との商品開発や保育士・幼稚園教諭のための雑誌にも携わり、小学生の雑貨教室、母親のための雑貨教室、リネンの教室など、雑貨を通して暮らしを楽しむ活動も行っている。またワイヤーワークや木工、ソーイングなど様々な素材の作品をメディアやワークショップを通して発表するなど、多岐に渡って活動中。『アトリエ ペルメル』主宰。