魚ベースのドッグフードの選び方 シニア犬やダイエット中の愛犬にも! 人気の魚系ドッグフード
まずは、魚ベースのドッグフードの選び方のポイントを見てみましょう。主原料や価格をよくチェックすることが大切です。
使われている素材や成分をチェックしよう
愛犬がチキンやビーフアレルギーの場合、アレルゲンとなる素材が使われていないかをチェックしましょう。肉は固形としてだけでなく、チキンエキスなどで使われている場合もあります。また、穀物がアレルゲンの場合は穀物を使用していないグレインフリーのものもあります。
ほかにも、特定の魚がアレルゲンとなる場合があります。魚の種類の表記があるものだとアレルゲンも特定しやすいです。ほかにも、できるだけ愛犬にやさしいものを選ぶように、余分な成分が入っていないかも確認しましょう。
無理なく続けられる価格のものを選ぼう
魚ベースのドッグフードを毎日の愛犬の食事にするなら、無理なく続けられる価格のものを選びましょう。愛犬の犬種や年齢によって、食べる量は違います。一日あたりどのくらいの量を食べるかを価格で計算し、コストを算出すると続けやすい価格のものが見つかります。
栄養面やダイエットなどでふだんのドッグフードはそのままに、たまに魚ベースのものも取り入れたいというときには缶詰なども選択肢に入ります。
対象年齢に合ったものを選ぼう
ドッグフードは子犬、成犬、シニア犬と成長段階や年齢によって必要な栄養素が異なります。愛犬にとって栄養が不足してしまうことにならないよう、それぞれのライフステージに合ったドッグフードを選ぶようにしましょう。
原材料や添加物もしっかりチェック! ペット専門ライターより
魚ベースドッグフードは肉をアレルゲンとする犬のほか、消化機能が低下した病後やシニアの犬にもおすすめ。サーモンなどオメガ3脂肪酸を豊富に含む魚種を原料とするものも多く、健康な毛・皮膚を保つ素材として注目されています。
フードを選ぶ際には魚だけでなくすべての原料をチェック、製造過程がはっきりしているか、保存料や着色料などの添加物が少ないか(できれば無添加)なども確認しましょう。
魚ベースのドッグフードのおすすめ11選 人気のアカナ、フィッシュ4ドッグほか、サーモン、グレインフリータイプも
選び方を踏まえて、ペット専門エディター&ライター・井手綾子さんと編集部で魚ベースのドッグフードのおすすめ商品を選びました。はじめて魚ベースのドッグフードを試してみたい人も、ぜひ参考にしてください。
魚系フードを選ぶなら、魚の含有量が多いものを選びましょう。おすすめはACANAの『パシフィカドッグ』。原料のうち太平洋のニシンやイワシ、タラ、カレイなど魚が50%を占めているほか、有機の野菜や果物を使っているのが特徴です。

コスパもよく続けやすい!
ノースバンクーバー島でとれた新鮮な天然ニシン、イワシ、カレイ、シルバーヘイク、メバルを使用した魚ベースのドッグフードです。豊富な種類の魚をベースにしているため、魚本来のたんぱく質をたっぷりととれるのが特徴。ほかにも豆類や野菜類をバランスよく配合しています。
一食あたりのコストが低く、手にしやすい価格も魅力です。無理なく続けられる魚ベースのドッグフードを探しているときにも向いています。
フィッシュ4シリーズも生産者を追うことができ、添加物なしです。成犬からシニアには『スーペリア アダルト』、太りやすい子には『スーペリア ウェイトコントロール』がおすすめです。

成犬からシニアになってもあげられる
サーモンをおもな原料に、ポテトやエンドウ、天然の海洋サプリメントとサンフラワーオイルを配合したドライタイプの魚ベースのドッグフードです。
固形やエキスも含めて肉類は一切使用していないため、肉類がアレルゲンの犬のフードとして選択肢に入ります。合成保存料・合成着色料も不使用なので安心ですね。成犬になってから、老犬になるまでずっとあげられるため、長い間同じものを与えたいときにも向いています。

体重管理が必要な愛犬向け
サーモンを主原料にした魚ベースのドッグフードです。オメガ3脂肪酸やアスタキサンチンが豊富なオキアミミールや、消化をサポートするミネラル、プレバイオティクスが豊富な海藻ミールなど、天然海洋サプリメントを配合しています。
さらに、オレイン酸などが豊富なサンフラワーオイルも配合。運動量が少ない犬や去勢手術済みの犬、体重管理が必要な犬に向いています。
栄養価の高いドッグフードを探しているときにも
オメガ3脂肪酸およびオメガ6脂肪酸をはじめとした魚由来成分を豊富にふくんだ、オーシャンホワイトフィッシュを主原料とした魚ベースのドッグフードです。
消化吸収にすぐれ、低GI食材であるエンドウを配合。穀物がアレルゲンの犬にも考慮したポテトを配合することで、GI値のバランスをよくしています。
グレインフリーで穀物アレルゲンの犬にも
ウェルネスのコアシリーズは、米、小麦、とうもろこしなどの穀物を使用していないグレインフリー、かつ高たんぱく質が特徴のドライフードラインです。主原料としているたんぱく源として、幅広い食材のアイテムがそろっています。
こちらは白身魚やニシン、サーモン、メンハーデンの魚類をベースにしています。消化がよく、乳酸菌と食物繊維も配合しているのでお腹の健康を維持したいときにも向いています。
アレルゲンに配慮したいときにも
動物性たんぱく源として、サーモンのみを使用した魚ベースのドッグフードです。炭水化物源はじゃがいものみで、肉類や穀物、青魚などがアレルゲンの犬のフードとしても選択肢に入ります。
犬の毛などを健やかにたもつ、亜麻仁とキャノーラ油由来のオメガ-3脂肪酸、オメガ-6脂肪酸を配合しています。
高品質な魚のすり身を使用
たんぱく質原料に魚のすり身を使用したドッグフードです。炭水化物源にはポテトやひよこ豆など、食物繊維が豊富で腸内環境のサポートをする食材が選ばれています。
ほかにも、魚やひまわり油などからとれる天然由来のリノール酸や亜鉛を配合し、皮膚や毛なみもすこやかにたもちます。栄養成分のほか、魚のすり身を使用したことでおいしさも実現。魚ベースのドッグフードで食いつきのよくない愛犬にも、ぜひ試してもらいたい商品です。
子犬から成犬まで与えられるドッグフード
サーモンやホワイトフィッシュなどの魚と、ポテトをベースにしたグレインフリーなドライタイプのドッグフードです。消化吸収がよい原料を使用しているのに加え、便臭にも配慮してユッカ抽出物も配合。集合住宅などでうんちの処理やにおい対策をしたいときにも向いています。
合成保存料、合成着色料は使用していません。子犬のときから成犬まで一貫して与えられるフードです。
アレルゲンに配慮した魚ベースドッグフード
魚とえんどう豆の2種類のみをたんぱく源とする、魚ベースのドッグフードです。アレルゲンになりやすいとされる、牛肉や鶏肉、乳製品や小麦、卵などは一切使用されていません。1歳から成犬まで与えられ、デリケートな犬にも向いています。
毛質をすこやかにたもつ鉛アミノ酸複合体や、お腹の健康維持を保つフラクトオリゴ糖など、体全体の健康に配慮した成分が配合されています。
ホワイトフィッシュがベース
たんぱく源はホワイトフィッシュのみの魚ベースのドッグフードです。ホワイトフィッシュはDHAやEPAのほか、抗酸化作用にすぐれたアスタキサンチンを豊富にふくんでいるのが特徴。
アレルゲンになりにくい原料を選びたいときや、シニア犬の健康維持に配慮したいときにも向いています。また、全犬種、全年齢に与えられます。
「魚ベースドッグフード」のおすすめ商品の比較一覧表
通販サイトの最新人気ランキングを参考にする 魚ベースドッグフードの売れ筋をチェック
Yahoo!ショッピングでの魚ベースドッグフードの売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
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魚ベースのドッグフードを上手に取り入れよう
ペット専門エディター&ライター・井手綾子さんと編集部で魚ベースのドッグフードの選び方とおすすめ12商品を紹介しました。愛犬が肉類にアレルゲンがある場合、たんぱく質が代わりに摂取できる食材として選択肢となるのが魚です。また、魚ベースのドッグフードには、穀物類がアレルゲンの犬でも食べられる、グレインフリーのものもあります。
栄養補給やダイエット、老犬になったから、という理由だけでなく毎日の食事として与えられるドッグフードとしても、魚ベースのドッグフードは取り入れられています。ぜひ愛犬にぴったりの魚ベースのドッグフードを選びましょう。
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編集歴は20年以上。 雑誌の編集長を経てフリーランスのライターとなる。インタビューや取材した人・お店の数は1000以上。クスっと笑えるものから、読んでタメになる読み込む記事までさまざまな記事を執筆している。 中でも、医療ものや動物関係が得意。今までに買ったことのある動物は、犬、猫、鳩、インコ、ジュウシマツ、キジ、リス、ウサギ、カメ、鶏、ウシガエル、金魚、カタツムリ、てんとう虫、カブトエビなど。