ロックピンとは

Photo by Nikola Treći on Unsplash

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ロックピンとは、頭部のボタンを操作することでポールまたはボールのロックとロック解除ができ、スピーディな位置決め・固定をかんたんにできる作業部品。工具レスでスピーディーに仮留めできます。
操作方法はボタンを押しながら挿入し、離すだけ。ピン先端のボールが作用して固定できるという、とてもシンプルな仕組みです。
ロックピンの選び方
それでは、ロックピンの基本的な選び方を見ていきましょう。ポイントは下記の4つ。
【1】材質の種類
【2】形状
【3】抜け止めの種類
【4】直径・有効長
上記の4つのポイントをおさえることで、より具体的に欲しい機能を知ることができます。一つひとつ解説していきます。
【1】材質の種類をチェック
ロックピンの材質は大きく分けると3種類あります。一見、見た目は同じ銀色をしていますが、それぞれに特徴があり強度や価格も異なります。使う場所や作業する環境を想定し、それに合わせて材質から選ぶといいでしょう。
▼スチール製
ほかの素材と比べると手ごろな価格に設定されていることが多いスチール製。加工がしやすいため、多くの機械部品に使用されています。ただし、スチールはサビてしまうという欠点も。価格面だけでなく、使う場所の環境と使用頻度を見きわめて選ぶといいですよ。
▼ステンレス製
ステンレスは、キッチン用品に多く使われている素材です。特徴はサビに強くて汚れがつきにくく、見た目も美しいこと。耐久性があるので、負荷のかかるポイントにも安心して使えます。もちろん、サビを嫌う場所にも積極的に導入できますよ。
▼オールステンレス製

Photo by Robert Zunikoff on Unsplash

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頭部が金属以外の素材で覆われている商品が多いロックピンですが、すべてがステンレスで作られているものもあります。オールステンレスの大きな特徴は、熱に強いという点。高熱で頭部が変形したりダメージを負う心配がなく、使用場所を選びません。
【2】形状をチェック
ロックピンの形状は全部で6タイプと、バリエーションが豊富に用意されています。初心者にも使いやすいものや狭いスペースに使えるものなどさまざま。形状は、作業効率や使い心地に直結するポイントなので、使う場面を具体的にイメージして選んでください。
▼ノブタイプ
名前のとおり、ドアのノブのような形をしているのがこちらです。作りがシンプルで、操作がしやすいのが魅力のひとつ。頭部が樹脂のものが比較的リーズナブルで使いやすく、初心者にも導入しやすいのでおすすめです。
▼リングタイプ
頭部のリング部分を倒すことで操作できます。 リングがついていることで持ちやすく、操作しやすいのが特徴。見た目もスッキリしています。リングの部分にチェーンをつけると、保管や持ち運びがより便利になりますよ。
▼T字タイプ
頭の部分の厚みや大きさが比較的小さく、スペースの限られた狭い場所や、複数並べて使用するときに便利です。また省スペース設計なので、余裕のある作業スペースを確保できる点も魅力。より安全に作業ができます。
▼ボタンタイプ
頭の部分のコンパクトさが魅力なのがボタンタイプ。頭部自体がボタンになっているので、見た目もすっきりしていて、コンパクトです。できるだけ取っ手部分が小さいものを探しているなら、ボタンタイプが断然おすすめです。
▼リテーナタイプ
頭の部分に操作ボタンがないタイプです。ボタンがない分、よりシンプルな作りになっていて、故障の心配もあまりないでしょう。抜き差しの動作のみで使えるので、ボタン操作を面倒に感じている方や、よりスピードが求められる作業にもぴったりです。
▼ストロークタイプ
通常、ピンは引き込んだ状態でボールがロックされています。頭部のボタンを押すとピンが伸び、ボールのロックが解除。ボタンを離すとボールがロックされ、ピンが元どおり引き込まれます。比較的薄い素材のパネルなどの固定に向いています。
【3】抜け止めの種類をチェック
ロックピンは、抜けてしまわないようにする抜け止め部分の形にも2つの種類があります。ポールタイプとボールタイプは、それぞれ特徴や得意分野が異なります。どんな作業に使いたいかを考えて抜け止めのタイプを選びましょう。
▼ポールタイプ
よく見ると、抜け止め部分がステンレス鋼板になっているタイプです。長所は、コストパフォーマンスがボールタイプに比べてすぐれている点。ロックピンがどのようなものか、試しに購入を検討している方にもおすすめです。
▼ボールタイプ
こちらは抜け止め部分がステンレス鋼球になっているタイプです。断面の面積がポールタイプに対して広いので、荷重にうまく対応でき耐久性にすぐれています。重い部品などを固定する作業に向いているでしょう。大きな機械の組立作業にもぴったりです。
【4】直径・有効長をチェック
作業時の安全面や正確性のために、ピンの太さと長さも重要なポイントです。多くのロックピンはサイズに多くのバリエーションがあるので、とくに正確性を高く求められる作業の場合は、事前にサイズ確認をしっかり行ないましょう。
エキスパートのアドバイス
作業内容に合わせて、コスパと使いやすさを重視!
板と板や、金属と金属など、部材同士を仮留めするのに便利なグッズがロックピン。これまでプロが使う道具として一般にはあまり知られていなかった道具ですが、DIYなどで一度使ってみるとその便利さに目からうろこです。選択のポイントはズバリ、コスパと使いやすさ。自分の作業内容と照らし合わせて選んでみましょう。
ロックピンおすすめ4選
それでは、ロックピンのおすすめ商品をご紹介いたします。ぜひ参考にしてくださいね。
ステンレス鋼製のT型グリップタイプ
扱いやすい形状のグリップが魅力です。ボタンを押すとボールのロックが解除され、離すとロックされます。よりスピーディに、部品などの固定、ロック、位置決めをサポート。さらに、摩擦消耗の気になるピンの部分には硬化処理したステンレス鋼を採用しているので、強度が高く耐食性・耐摩耗性にすぐれています。
別売りの専用保持ケーブルを取りつければ、落下・紛失防止に効果的です。
※各社通販サイトの 2024年11月01日時点 での税込価格
材質 | ピン:ステンレス、ボタン:ステンレス、バネ:ステンレス、グリップ:アルミニウム |
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形状 | T字 |
抜け止め | ボール |
サイズ | 直径(d1):5mm、長さ(l1):10mm |
材質 | ピン:ステンレス、ボタン:ステンレス、バネ:ステンレス、グリップ:アルミニウム |
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形状 | T字 |
抜け止め | ボール |
サイズ | 直径(d1):5mm、長さ(l1):10mm |
豊富なサイズ展開で必要に応じて選べる
素材はステンレス製なのでサビに強く、見た目も美しくシンプルでスマートなデザインです。サビが気になる場所でも気にせず使えます。
さらに大きなメリットは、標準で専用チェーンがついていること。小さなロックピンは、どこかに落としたり置き忘れたりといったことが多いので、紛失防止に役立ちますよ。
※各社通販サイトの 2024年11月01日時点 での税込価格
材質 | シャンク:ステンレス、ボール:ステンレス |
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形状 | リング |
抜け止め | ボール |
サイズ | 直径(D):5~16mm(6種類)、長さ(L):10~100mm(12種類) |
材質 | シャンク:ステンレス、ボール:ステンレス |
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形状 | リング |
抜け止め | ボール |
サイズ | 直径(D):5~16mm(6種類)、長さ(L):10~100mm(12種類) |
作業者の味方、赤い大きなボタンで操作がかんたん
ワンタッチでより早く作業ができるようになっている、見やすい大きなボタンが魅力。繰り返し行なわれる、パーツ同士の接合などにぴったりです。グリップ部分が樹脂で握りやすく、使い勝手もいいですね。
さらに比較的軽量で、こちらのモデルは重さわずか88g。作業道具箱やポケットにすっきり収納できて、重さも気になりません。
※各社通販サイトの 2024年11月01日時点 での税込価格
材質 | シャンク:ステンレス、ボール:ステンレス、ハンドル:ポリアミド |
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形状 | ボタン |
抜け止め | ボール |
サイズ | 直径(D):10mm、長さ(L):40mm |
材質 | シャンク:ステンレス、ボール:ステンレス、ハンドル:ポリアミド |
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形状 | ボタン |
抜け止め | ボール |
サイズ | 直径(D):10mm、長さ(L):40mm |
ボタン式、Lハンドルで引き抜きもらくらく
取っ手部分はシンプルな作りのLハンドルタイプです。ブルーのボタンでかんたんにロックとリリース操作が可能。Lハンドルの先端にリングがついているので、紛失防止のチェーンやケーブルをつけたり、使わないときはどこかにかけて収納したりと使い勝手のいい商品です。
サイズが豊富に展開されているので、目的に合った1本が見つかりそうですね。
※各社通販サイトの 2024年11月01日時点 での税込価格
材質 | ピン:ステンレス、ボール:ステンレス |
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形状 | ボタン |
抜け止め | ボール |
サイズ | 直径(PIN):5~25mm(8種類)、長さ(M):10~60mm(9種類) |
材質 | ピン:ステンレス、ボール:ステンレス |
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形状 | ボタン |
抜け止め | ボール |
サイズ | 直径(PIN):5~25mm(8種類)、長さ(M):10~60mm(9種類) |
おすすめ商品の比較一覧表
商品名 | 画像 | 購入サイト | 特徴 | 材質 | 形状 | 抜け止め | サイズ |
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ハルダー『ボール・ロック・ピン セルフロック T形グリップ付』 |
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※各社通販サイトの 2024年11月01日時点 での税込価格 |
ステンレス鋼製のT型グリップタイプ | ピン:ステンレス、ボタン:ステンレス、バネ:ステンレス、グリップ:アルミニウム | T字 | ボール | 直径(d1):5mm、長さ(l1):10mm |
イマオ『ボールロックピン』 |
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※各社通販サイトの 2024年11月01日時点 での税込価格 |
豊富なサイズ展開で必要に応じて選べる | シャンク:ステンレス、ボール:ステンレス | リング | ボール | 直径(D):5~16mm(6種類)、長さ(L):10~100mm(12種類) |
イマオ『ボールロックピン 樹脂グリップタイプ』 |
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※各社通販サイトの 2024年11月01日時点 での税込価格 |
作業者の味方、赤い大きなボタンで操作がかんたん | シャンク:ステンレス、ボール:ステンレス、ハンドル:ポリアミド | ボタン | ボール | 直径(D):10mm、長さ(L):40mm |
D DOLITY『Lハンドル ロックピン』 |
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※各社通販サイトの 2024年11月01日時点 での税込価格 |
ボタン式、Lハンドルで引き抜きもらくらく | ピン:ステンレス、ボール:ステンレス | ボタン | ボール | 直径(PIN):5~25mm(8種類)、長さ(M):10~60mm(9種類) |
通販サイトの最新人気ランキングを参考にする ロックピンの売れ筋をチェック
Amazonでのロックピンの売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
【関連記事】作業用品に関連する記事のご紹介
まとめ
ロックピンのおすすめ商品をご紹介しました。
まず使用目的を明確にし、ピンの素材を決めます。そして、使い勝手に直結する形状や抜け止めのタイプを選びましょう。
実際に使う場面を想定して、あなたがほしいロックピンを選んでみてくださいね。
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