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それでは、選び方やおすすめ商品を解説していきます。
ギアプーラーとは
バイクや自動車の整備で、機械類に使用されているギア、プーリー、ベアリングを外す際に使用する専用工具です。整備工場や機械を扱う職業の方には、業務上なくてはならない重要な工具といえます。
また、DIYが得意な方には、お家の洗濯機や乾燥機、自動車やバイクをセルフメンテナンスする場合にも活躍してくれますよ。
ギアプーラーの種類・タイプ
ギアプーラーには大きく分けて4つのタイプがあります。DIYに取り入れやすいシンプルで安値のタイプや、作業現場で使われるような多機能タイプのものまでさまざまです。使いやすさや使用頻度を想定して選ぶとよいでしょう。
▼標準的な2本爪タイプ:初心者向け
2本爪のギアプーラーは、価格もリーズナブルで、初心者の方も導入しやすいタイプです。ギアやプーリーに対応するシンプルな作りのものをひとつ常備しておくと、いざというときに役立ちます。
専門性の高いギアプーラーですが、2本爪タイプは多く流通しているので、手に入れやすいのも魅力です。
▼安定性のある3本爪タイプ:安定性重視な方向け
作業時の安定性がより高い、爪が3本のタイプです。標準的な2本爪タイプと比べると、爪が1本増えることで安定性が増してしっかり固定できるため、扱いやすいという長所があります。
ギアやプーリーを抜き取るときに、3爪で引き抜く力が均等に分散されるため、割れや変形が起こりにくくより安全に作業できます。
▼奥行きのある場所に便利な長爪タイプ:入り組んだ箇所の作業向け
ほかのタイプでは爪が届かないときに使える奥行きがある長爪タイプです。
入り組んだ場所にあるギアやベアリングなどの抜き取りをスムーズに行ってくれます。2本爪タイプが多いですが、なかには2・3本爪両用タイプもあります。用途に応じて選びましょう。
▼幅の調整が容易なスライド式タイプ:簡易的に幅広く使用する方向け
ギア等を挟む幅を自由に変えられる、便利なタイプです。爪同士の間隔を左右に動かして調整できるため、作業対象のサイズが幅広く、ひとつで多くのギア等に対応できるのが長所。
スライド型は2本爪タイプや長爪タイプなど種類も豊富で、多くの現場作業で役立ちます。
(★)ポイント:サイズはしっかり確認しよう!
ギアプーラーは外したいもののサイズに合ったものを使わないといけません。事前に外したいギアやプーリーのサイズを確認し、対応したギアプーラーを選びましょう。
多くのギアプーラーは、複数サイズの商品ラインアップが展開されているので、使用可能な範囲を確認して選んでくださいね。
ギアプーラーのおすすめ商品
それでは、ギアプーラーのおすすめ商品をご紹介いたします。
▼おすすめ4選|2本爪タイプ(初心者向け)
▼おすすめ4選|3本爪タイプ(安定感重視の方向け)
▼おすすめ2選|長爪タイプ(入り組んだ箇所の作業向け)
▼おすすめ4選|スライド式タイプ(簡易的に幅広く使用する方向け)
▼おすすめ商品の比較一覧表
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▼おすすめ4選|2本爪タイプ(初心者向け)
シンプルな2本爪タイプは自動車、バイクのセルフメンテナンス用におすすめ。2本爪タイプのギアプーラーの商品をご紹介します。
2穴タイプで爪の届く範囲の拡張が可能
機械や自動車の解体・修理において、さまざまな引き抜き作業に活用できるギアプーラーです。2つ設けられた穴により爪の長さを変えられるため、はさむものに合わせて調整ができて使い勝手は良好。スチールボール入りのアダプタで摩擦抵抗を軽減させ、らくに作業を進められます。
ギアプーラーの各パーツはメーカーから購入可能なので、破損しても修理が可能です。長く使えるプロ仕様のものをお探しの方におすすめ。
耐久性が高い素材! 対応径のラインナップも豊富
可動できる関節で作業対象を捉えやすい仕様のギアプーラーです。しっかりとした爪部分で、作業対象を引っ掛けやすいのも魅力。また、素材にはクロームバナジウム鋼を使用しているので耐摩耗性も高く、長く使用できる商品です。
最大径が75mmのものから、200mmのものまで幅広いラインナップで、引き抜きたいものに合わせてサイズを選べます。
品質を重視! こだわりの日本製
鍛造から自社で行う作業工具メーカーのギアプーラー。鍛造、加工、組立と製造のすべての工程を自社で一貫して行っている、安心の日本製です。品質と信頼性の高い商品をお探しの方におすすめです。
押しねじには精度がよく、円滑な回転が可能な角度30度台形転造ねじを採用しており、スムーズに作業を進められるでしょう。
150mm径まで対応、安心の6カ月保証付き
ギアの外径、内径のどちらにでも対応できるギアプーリーです。爪の方向や連結穴を変えることで、幅広いシーンに対応が可能。対応可能径も150mmまでと広く、1本あると重宝するでしょう。
比較的安価で、DIY初心者の方や家庭用として購入しやすいのも魅力。6カ月間の保証もついているので、故障しても安心です。
▼おすすめ4選|3本爪タイプ(安定感重視の方向け)
3本爪タイプのギアプーラーのおすすめ商品4選をご紹介します。頑丈なものから汎用性の高いものなど、使い勝手のいい商品をあつめました。
2本爪としても使用できるマルチタイプ
1939年に飛行機の鍛造部品の製造から始まった、作業工具の総合メーカーであるトップ工業のギアプーラーです。使いやすさにこだわってつくられた2本爪、3本爪両用タイプ。3本爪での固定性と安定性を高めた作業はもちろん、2本爪でしかアプローチできない隙間などにも対応できます。
4トンの負荷にも対応できるので、ハードな現場作業でも活躍が期待できます。
機械整備の保守点検にも安心な重厚なつくり
重荷重にも耐える丈夫さが魅力のギアプーラー。安定した3本の爪が、ギアやプーリーの抜き出し作業を効率よくサポートしてくれます。
可動できる関節がついており固定ボルトを外すことで、作業範囲や長さを調整可能。押しネジ30度、細目の台形ネジでギアなどがよりかんたんに抜けるよう合理的な設計になっています。
家庭用として常備しやすいサイズと価格がうれしい
使用範囲が150mmまで対応する3本爪タイプ。爪を付け替えることで、ギアの外径、内径のどちらにでも爪を引っかけて作業ができます。さらに、爪部分に穴がふたつあるので、爪の届く範囲を微調整することも可能です。
ガタツキが少なく安定性が高いので、自動車やバイクなどのセルフメンテナンスにも使いやすいアイテムです。
大きめのギアにおすすめの150mmタイプ
日本のモノづくりを支えるトラスコ中山の3本爪ギアプーラーです。使用範囲は60~150mmと使い勝手がいいサイズ。すこし大き目のギアを外したい方におすすめです。
爪の届く長さも140mmと長めになっているので、多少の奥行きのある場面でも対応できます。機械や自動車の解体修理の引き抜き作業でも役立つでしょう。
▼おすすめ2選|長爪タイプ(入り組んだ箇所の作業向け)
ふつうではとどかない場所にも使える、長爪タイプのギアプーラーのおすすめ商品をご紹介します。長さが長くなると価格も比例して高くなるので、必要なサイズをイメージして選びましょう。
超ロングタイプで全5サイズの豊富なラインアップ
2本爪のロングタイプなので、障害物を避けて奥行のある場所にアプローチが可能です。爪の穴を3つにしているため、とどく範囲を用途に合わせて調整できます。
同シリーズは全5サイズのバリエーション豊かな商品ラインアップ。専門的な工具をお探しのプロの方にも、お仕事に必要な長さのギアプーラーがきっと見つかりますよ。
2本爪、3本爪両用タイプのロング型
4WAYホルダーを採用のロングタイプ。2本爪、3本爪とシチュエーションに応じて使い分けられるのでとても便利です。ロングタイプでしか届かない奥行のある場所も、3本爪でしっかり固定して抜き取ることができますよ。
価格は高値ですが使い勝手のよい商品なので、機械設備やメンテナンス、自動車整備作業など使用頻度が高い方におすすめです。
▼おすすめ4選|スライド式タイプ(簡易的に幅広く使用する方向け)
つかむ幅を調整できるスライド式ギアプーラーのおすすめ商品をご紹介します。ひとつ持っていると幅広い作業に対応できるため、幅に合わせて都度購入する必要がなくなりますよ。
外側内側の両方に対応したスライドタイプ
シンプルな作りのギアプーラー。アームの爪の向きを変えることで内径、外径のどちらにも対応可能です。外掛け使用時で、最大170mmの幅まで挟むことができます。
比較的購入しやすい価格なので、使用頻度は少ないが持っていないと困る方や、作業の効率化を考慮してお試しで導入を考えている方にもおすすめできる商品です。
ボルト締め不要のスライドタイプで作業効率アップ
80mmまで対応するスライドタイプです。平行移動ができる便利な爪で、スムーズな作業をフォローしてくれます。スライドさせるだけで適応サイズにセッティングできるので、作業効率もアップ。
また、通常のタイプで必要なボルト締め作業がないため、工数も少なくなります。作業をスムーズに進めたい方におすすめのアイテムです。
薄爪、ロング、スライド型で作業の幅も広がります
3つの特徴を兼ね備えた、解体修理作業にも大変役立つ商品です。薄爪なので爪を掛ける部分が少なく、従来タイプでは困難だった場所にも使えます。ロングタイプで奥行きのある場所にも届きやすく、スライド式のため自由に幅調整ができます。
また、スライドさせた爪の固定はノブを回すだけというかんたんに使える仕様。幅広い作業に対応した使い勝手のよい商品です。
幅広い使用範囲と外掛け・内掛け可能なスライド式
ギアやプーリーを引き抜く作業に適した重量1.15kg、特殊鋼素材のギアプーラーです。爪が平行移動するので、らくにセットすることができます。
使用範囲も1~90mmと広く、細かな調整が可能になっています。また、爪をつけ替えることで、スライドを外掛け、内掛けと変更することもできます。
▼おすすめ商品の比較一覧表
ギアプーラーの使い方をチェック
ギアプーラーは日常生活では使う機会の少ない工具なので、使い方が分からない方もいらっしゃるのではないでしょうか。ギアプーラーの使い方をまとめたので、一度確認してみましょう。
使い方はシンプル! 爪をひっかけてボルトを回す
ギアプーラーは、シャフトに取り付けられたギアやプーリーを取り外す際に使います。使い方は、最初にセンターボルトを緩めたら爪をギアなどに引っ掛けます。センターボルトを締めていき、先端をシャフトの先に接触させます。ギアプーラーがまっすぐ中央に取り付けられていることを確認したら、センターボルトをさらに締めていくとギアを取り外すことが可能です。
使用時の注意点は、ギアプーラーの爪を取り外したいパーツの中央付近にセットすることです。中央からずれてしまうとうまく取り外せないのでしっかりと確認しましょう。
ベアリングも外せるがトラブルの原因に
ギアプーラーではベアリングも取り外すことができますが、あまりおすすめできません。ベアリングは非常にかたくはめ込まれていることが多く、ギアプーラーでは外しにくい可能性があります。無理に引き抜こうとすると、ベアリングや工具が破損する恐れがあるので注意しましょう。
ベアリングを取り外したいときは、専用の「ベアリングプーラー」を使うことをおすすめします。
各通販サイトのランキングを見る ギアプーラーの売れ筋をチェック
Amazon、Yahoo!ショッピングでのギアプーラーの売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
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最後に|エキスパートのアドバイス
センターボルトの長さにも注意しよう
軽さや携帯性のよさよりもしっかりとした作りであることが重要。レンチをかけてセンターボルトを回しますが、棒が付属していたり、丸棒が差し込める穴が開いているタイプは簡易的な早回しも可能です。
爪の長さはアームの穴位置変更やアーム自体をひっくり返すことで変更できるのが通常ですが、肝心なのはセンターボルトの長さ。長い分にはカラーを噛ませて対応できるが、あまりにも短いと使い難い場合もありますからね。
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各種バイク誌で活躍しているフリーライター。 1998年に独立したのでこの稼業一筋で20年余り。所有バイクは、小さいのから大きいのまで多種に渡り、数としては20台を超えてしまったあたりからもう数えるのをやめてます。 車はサニトラのロング(クーラーなし)。ストリートファイター系を得意としてきたが、昨今では古いバイクのレストアライターとしても活躍の場を広げている様子。 バイクとアニメの探究者で、著書に「アニメバイク本」や「ご奉仕大好き! メイド本」などがある。