おすすめ商品の比較一覧表
あいうえお表の選び方
それでは、あいうえお表の基本的な選び方を見ていきましょう。ポイントは下記の7つ。
【1】タイプで選ぶ
【2】文字の大きさと見やすさをチェック!
【3】フォントまで気を配ることが大切
【4】キャラクターやイラストで子どもの興味を引く
【5】お風呂で楽しく学ぶ
【6】正しい書き順が分かるものがベター
【7】アルファベットが学べるものも
上記の7つのポイントを抑えることで、より具体的に欲しい機能を知ることができます。一つひとつ解説していきます。
【1】タイプで選ぶ
あいうえお表には主にポスター、タブレット、パズルの3種類があるので、それぞれのメリット、デメリットを知っておきましょう。
▼お風呂やトイレでも使えるポスター
パスターにはお風呂などでも使える防水、リビングなどで使う非防水タイプがあります。防水機能があることで、お風呂やトイレなどの水がある場所、リビングでジュースがかかってしまっても安心なので、防水タイプを選んでおけば、場所を選ばず使えて便利です。
とくにお風呂は1日の疲れを癒すリラックスできる空間で、自然と親子のコミュニケーションが増えるので、貼っておくと楽しみながら学ぶことができます。デメリットとしては、貼ってある場所でしか使えない点が挙げられます。
▼どこでも使えるタブレット
タブレットが防水であれば、お風呂やトイレなどの水場でも持ち運ぶことができ、ひらがなの音を読み上げてくれる商品も多くあります。使い方さえ覚えてしまえば、お子さん自身で学ぶことが可能になります。
サイズによっては外出先への持ち運びも可能なので、暇つぶしにもピッタリ。ですが、文字が小さいことや、子どもが操作を覚えるまで時間がかかり、価格が高いという点はデメリットと言えそうです。
▼楽しみながら学べるパズル
タブレット同様、ゲーム感覚で楽しみながら学ぶことができるのがパズル。土台に書いてあるひらがなに、自分の手で同じ文字をはめるのが、手指の発達に役立つことや、記憶力をアップさせるといったメリットがあります。パズルなので、1度作っても繰り返し遊ぶことができ、夢中で遊んでくれるでしょう。
パズルなので、無くしてしまうとその部分が空白になってしまう点です。そのピース単体では売っていないことが多いので、買いなおす必要があります。
【2】文字の大きさと見やすさをチェック!
あいうえお表でまず注目しておくのが、文字の見やすさです。小さすぎたりはっきり見えなかったりすると、あいうえお表に興味を持たせるのが難しくなります。
また、見えにくいと文字の形を覚えることが難しくなってしまうことも。子どもがきちんと認識しやすくするためにも、文字の大きさや色合いなどをチェックしておきましょう。
【3】フォントまで気を配ることが大切
ひらがなの形をきちんと子どもに覚えてもらうなら、文字のフォントにも注目するのがよいでしょう。詳しいフォントまで公開されることはあまりないのですが、とめ、はね、はらいがわかりやすいものを選ぶと正しい形を覚えやすくなります。
さらに、絵本などでよく見ているフォントに似ていると文字への親しみを感じ、ひとりで絵本を読むきっかけにもなります。
▼縦の線と横の線の太さが均等なゴシック体
ゴシック体は縦の線と横の線の太さが均等で、装飾性がないと言われていますが、遠くから見ても判別しやすいので、屋外看板などにもよく使われる書体です。
ただ、文章だとこの特徴のない点が読みにくさになり、漢字が混ざることでさらに読みにくくなるため、見出しなどで軽く使われるのが多くなっています。
▼筆の入り方や止めがわかりやすい楷書体
楷書体は、1画1画が筆を離しながら書かれる書体で、筆の入りや止めがわかりやすく、書き順も覚えやすいのが特徴です。比較的新しい書体の1つですが、漢字の基本的な書き方として認知されています。
また、教科書では教科書体という書体がよく使われていますが、楷書体はこれとほぼ同じなので、慣れておくと小学校に入学してからも違和感が少ないことでしょう。
【4】キャラクターやイラストで子どもの興味を引く
あいうえお表で重要なのは、子どもが自分から見たくなること。ただ文字を覚えるだけでは子どもはつまらなく、学習したい気持ちが下がってしまいます。
そこで、好きなキャラクターやイラストが記載されているものを選ぶようにして、あいうえお表への興味を持たせましょう。興味が生まれると表を見る時間が長くなり、学習スピードも早くなります。
【5】お風呂で楽しく学ぶ
部屋のなかではおもちゃや絵本など、さまざまなものへ興味を向けてしまいます。そこで、有効なのがお風呂での時間。お風呂のなかは遊び道具が少ないため、あいうえお表への興味を集中させることが可能です。
また、お風呂は、忙しい親にとっては子どもとゆっくり一緒にいられる時間でもあります。あいうえお表をとおして会話が生まれることで、親子のコミュニケーションにもなります。
【6】正しい書き順が分かるものがベター
あいうえお表の商品のなかには、書き順がこまかく書かれている商品もあります。正しい書き順を覚えることで、就学後も大いに役立ちますよ。また書き順の番号が振ってあることで、子どもが自然と文字をなぞりたくなるといった効果も期待できます。
【7】アルファベットが学べるものも
2020年から小学校での英語教育が必修化されました。なるべく早いうちから英語に親しんでおくことで、子どもが抵抗なく学習することができます。そこで、ひらがなやカタカナだけでなく、アルファベットが記載されているものがおすすめです。ローマ字の勉強は、プログラミングの授業でも役立ちますよ。
エキスパートのアドバイス
保育士・社会福祉士
活用用途に合うサイズで選ぶ
あいうえお表を部屋に飾るためか実際に活用するためなのか、活用用途に合うサイズのものを購入することが大切です。
文字に興味をもつよううながしたい方は、部屋に飾っているだけでも子どもの視界に入りやすい50×70cm程度の大きめサイズを選びましょう。
書き写しや文字当てなど実際に知育で活用したいなら、40×30cm程度のサイズにすると子どもの視野でも見やすいです。
あいうえお表のおすすめ9選
ここでは、おすすめのあいうえお表を紹介します。同じように見えて違う商品の特徴をチェックしながら、子どもの興味をそそる商品を探してみてください。
通販サイトの最新人気ランキングを参考にする あいうえお表の売れ筋をチェック
Yahoo!ショッピングでのあいうえお表の売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
そのほかの教育に関連する記事はこちら 【関連記事】
あいうえお表で文字学習をスタートさせよう!
わかりやすい表記とカラフルな色使いで文字を学べるあいうえお表は、文字学習のスタートにぴったりなアイテム。文字の形や発音に興味を持つことで、言葉の学習にもつながります。
一方で、子どもが興味を持たないと学習しづらく、必死で教えても身につかないこともあります。そのため、キャラクターや言葉選びなど、子どもがマネしたくなったり見たくなったりするようなものを選ぶことが大切です。そのため、子どもの興味を刺激するあいうえお表を購入し、楽しみながら文字を教えてあげましょう。
※記事で紹介した商品を購入すると、売上の一部がマイナビおすすめナビに還元されることがあります。
※「選び方」で紹介している情報は、必ずしも個々の商品の安全性・有効性を示しているわけではありません。商品を選ぶときの参考情報としてご利用ください。
※商品スペックについて、メーカーや発売元のホームページ、Amazonや楽天市場などの販売店の情報を参考にしています。
※レビューで試した商品は記事作成時のもので、その後、商品のリニューアルによって仕様が変更されていたり、製造・販売が中止されている場合があります。
※本記事は掲載時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。予めご了承ください。
施設保育士として、被虐待児や発達障害児を含む0〜18歳の幅広い年齢の子どもと多く関わる。またその保護者へ、育児相談だけではない実践的な養育支援を含む生活基盤確立のためのあらゆる支援を行い、後に社会福祉士を取得。 全国転勤族で、帯同に伴う転職で企業主導型保育園や小規模保育園での勤務経験もあり。 保育士人材紹介会社のコラムを執筆担当中。 また転勤族の妻向けのブログを運営し、育児情報を中心に赴任地の様子を発信している。三児の母。