「プリンの素」のおすすめ商品の比較一覧表
プリンの素を選ぶポイント かたまる時間や仕上がりに注目
まずは、プリンの素の選び方をおさえておきましょう! 味の違いや使用されている原料をよくチェックすることが大切です。管理栄養士・渡辺愛理さんからアドバイスもいただきましたので、ぜひプリンの素選びの参考にしてください。
仕上がりの味わいで選ぶ
プリンの素は、水や牛乳などの液体を混ぜて作るのが基本ですが、商品によっては、卵や別の材料を入れるものもあります。混ぜる材料によって仕上がりの味も異なりますので、選ぶ際に確認しましょう。
あっさりした味わいなら「水・熱湯で作る」タイプ
水や熱湯を混ぜて作るタイプは、シンプルであっさりとした味わいです。「おやつにプリンが食べたい」と思ったときや、急な来客の際に、わざわざプリンの素以外の材料を買いに行かなくてもすぐに作れるのが魅力。家庭に常備しておいてもよいかもしれません。
混ぜて固めるだけなので、小さな子どもも一緒に作れるのもうれしいポイントです。
濃厚な味わいなら「牛乳で作る」タイプ
水を混ぜるタイプよりも、リッチな味わいになるのが牛乳を使用するタイプのプリンの素です。プリンに牛乳のまろやかな風味やコクが加わります。
ただし、脱脂牛乳や調整牛乳では固まらないこともあるので、ふだん飲んでいる牛乳のタイプも事前に確認しておいたほうがよいでしょう。また使用する牛乳の量も商品によって異なるので、パーティー用など大きなプリンを作る場合には、分量を確認しましょう。
コクを楽しむなら「卵黄を使う」タイプを
さらにお店で食べるカスタードプリンのようなコクを加えたいのであれば、卵黄を混ぜるタイプのものを選びましょう。牛乳を温め、卵黄をよく混ぜてからプリンの素と合わせて作ります。そのため、水や牛乳だけを混ぜるタイプに対し、手間と時間がかかりますが、おいしさもさらによくなります。
濃厚なコクのあるプリンが好きな方は選ぶ価値があるでしょう。
1~2時間で固まるものだと便利
せっかく作ったのなら、すぐにでも食べたいのがプリン。固まるまで待ちきれない気持ちになりますよね。プリンの素を使用した場合、商品によって異なりますが、冷蔵庫に入れて1~2時間で固まるものも多く販売されています。
なかには、10時間以上冷やす必要がある商品もありますので、選ぶ際にはパッケージやレシピで、固まるまでの時間をチェックしておきましょう。
いろいろなフレーバーから選ぶ
卵の風味がいきているスタンダードな味のプリンも魅力的ですが、商品によってさまざまなフレーバーのプリンの素も発売されています。好みのフレーバーがあれば、チェックしてみてください。
大人の味わいが楽しめる「抹茶味」
目にも鮮やかな緑色をして、ほんのりとした苦みも味わえる抹茶味は、大人に喜ばれるフレーバーです。抹茶とプリンという和と洋の組み合わせですが、意外にマッチしています。
凝固用に卵のかわりとして、寒天やゼラチンを使用しているものもあり、プリンではないけれど、プリンのように楽しめるお菓子といえるでしょう。
さっぱりしていてアレンジも自由自在な「フルーツ系」
甘いスイーツが苦手という方にも、さっぱりとした酸味を感じられるフルーツ系のプリンは好評です。そのまま、やわらかいプリンとして味わえるほか、カットしたフレッシュなフルーツを乗せたり、フルーツソースをかけたりしてさらにさっぱりと食べてもよいでしょう。
また軽く凍らせてフローズンシャーベットのようにしたり、プリンの素をそのままアイスクリームに混ぜてもおいしく食べられます。
カップ? お皿? 盛り付けで選ぶ
プリンを盛り付けるのにも、カップのままやお皿に移すなど、さまざまな盛り付け方がありますよね。お皿に盛られたプリンとカッププリンでは、適するプリンの固さが異なります。それぞれどんな固さのプリンを選べばよいのか、ご紹介します。
やわらかいタイプはカップで食べる方向け
とろとろとしたなめらかなプリンが好きな方は、カップで作り、そのまま提供できるやわらかタイプのプリンを選ぶとよいでしょう。冷やして固めたあとは、カップのまま提供できるので、盛りつける際の手間も省け、お菓子づくりに自信がない方にもぴったりです。
カップにもこだわることで、プリンの素を使ったとは思えないほど豪華に見せることもできます。
固めのタイプはお皿に移して食べる方向け
少し深めのプリン皿に盛って、周囲をフルーツなどでデコレーションしたい方は、固めのしっかりタイプを選びましょう。お皿を動かす際やスプーンを入れた際に、プルプルとした弾力をもって揺れるプリンは、見た目でも楽しませてくれます。
友人や知人に提供するのであれば、プリンをカップから取り出す際に、プリンが割れたり欠けたりしてもあわてないように少し数を多めに作っておきましょう。またサーブする際にプリンがつるりと滑ってお皿から飛び出してしまわないように、少しフチの高いものを選んでおくとよいでしょう。
原材料も確認しよう
プリンは老若男女問わず人気のデザート。最近では、体質によってプリンが食べられなかった方も一緒に食べられる材料を使っていたり、ヘルシー志向の方にも喜ばれるプリンがあったり、さまざまなものが発売されています。
卵が苦手な方は、卵を使用していないものを!
通常は卵が主原料であるプリンですが、卵が苦手な方も一緒に食べられるように別の材料を使用したプリンの素もあります。ただ、なかには卵は使用していないけれど、7大アレルゲンとされている牛乳を使用して作るものや、卵の代わりに大豆や小麦を使用しているものもあります。
トラブルを回避するためにも、他人にふるまう際には、事前に食べられないものはないかを確認しておきましょう。
小さな子どもや年配の方にはカルシウム入りも
日本人に不足しがちといわれているカルシウムも、プリンと一緒なら気軽に摂ることができます。カルシウムが配合されたプリンの素を使って、ご年配の方や成長期の子どもにおいしくヘルシーなプリンを作ってあげましょう。
そのほか、食物繊維が一緒に摂れる寒天入りのプリンの素なども販売されています。選ぶ際には、主要な原料以外にもどのようなものが使われているかチェックしましょう。
たくさん作れるタイプはホームパーティーなどに
大人数で集まる際には、ひとつひとつ小分けにしたプリンではなく、大皿にどーんと載せた大容量のプリンもおもしろいかもしれません。
商品によって、バケツのような大きな器もついているものもありますので、気軽にチャレンジしてみましょう。ただし、固まるまで10時間以上かかるものもあるので、作り方をよく確認し、スケジュールをうまく立てて作りましょう。
食べる人数によって決める!? 管理栄養士がアドバイス
プリンというと、カップに小分けにされたプリンをイメージされる方も多いのではないでしょうか? 小分けプリンにすることで、洗い物が増えてしまったりするので大人数で食べる際にはあまり向きません。
大人数で食べるときは、大皿などに固めて出すのがよいですね。ただ、固まるのにはその分時間がかかってしまうのでその点は把握しておきましょう。
プリンの素のおすすめ9選 定番からかぼちゃ・抹茶などのフレーバーも!
ここからは、管理栄養士の渡辺愛理さんと編集部が選んだ、おすすめのプリンの素を紹介します! ぜひ参考にして、好みに合ったプリンの素をさがしてみてください。

発売から50年以上愛されるベストセラー
1964年から販売されている、定番のプリンの素です。卵を使用しておらず、牛乳を使用する必要もないので、どなたでもおいしく食べることができます。
ポットの熱湯でプリンミクスを溶かすのは大人が担当し、子どもには、プリンの型に液を注いだり、プリンを型から取り出したりとお手伝いをお願いして、一緒に楽しく作ることができるのも魅力です。

卵を使っていないのに濃厚な本格ブリュレ
高級感があるクリームブリュレが自宅でかんたんに作れ、味わうことができます。牛乳を混ぜて冷やすだけなのに、濃厚なコクがあるクリームブリュレができあがります。卵は使っていません。
お好みで砂糖をかけ、バーナーで炙ることによって、よりお店の味に近づけられます。また、ほかのスイーツにソースとしてかけたり、軽く凍らせてフローズンスイーツを作ったりと、アイディア次第でさまざまに活用できます。
ミルクのやさしい味わいが楽しめるプリン
熱湯と牛乳で作るミルクプリンの素です。卵を使用していないので、卵が体質に合わない方も一緒にプリンを楽しめます。
凝固には寒天を使用しているので、ミルクプリンを食べながら、食物繊維を摂れるのもうれしいポイント。またカルシウム入りなので、成長期の子どもや、ご年配の方のおやつとしてもぴったりです。
通常のカッププリンの20倍のサイズ
17×17.5cmの容器で1.9L分のプリンを作れるセットです。人が多く集まるイベントなどでも注目されそう。カッププリン20個分の大容量なので、好みに応じた量を取り分けられるのも特徴です。
作り方は、鍋で温めた牛乳に、プリンの素を溶かし、カップに注ぐだけとかんたんですが、固まるまで10時間以上かかります。プリンを食べるタイミングから逆算して、しっかり固まるまでの余裕をもって作りましょう。
牛乳と卵黄を使用するコクがあるプリン
プリンの素と牛乳、卵を鍋で加熱する必要があるため、少し手間がかかりますが、その分、牛乳と卵のコクと風味がプラスされたリッチな味わいのプリンができます。ほろ苦さが心地よい、特製カラメルソースつき。
さらに、インスタントコーヒーや、いちごなどのフレッシュなフルーツを加えることにより、アレンジメニューも広がります。
ホームパーティなど大勢集まるイベントにぴったり
100人分のカッププリンができる大容量のプリンの素です。固まる時間も冷蔵庫で1時間~1時間半と早いのも特徴のひとつ。水を張った鍋にプリンの素を入れしっかり溶けるまで火にかけるので、少し手間もかかりますが、おいしいプリンができます。
プリン液が人肌くらいまで下がってから、牛乳やココナツミルクを入れると、コクが増したプリンが楽しめます。
フレッシュなマンゴーの味がたのしめるプリンの素
マンゴーのさわやかな風味が満喫できるプリンの素です。熱湯と牛乳だけで作れるので、思い立ったらすぐに作ることができます。作る際にマンゴーピューレをベースにしたマンゴーソースを加えることで、さらにさわやかな酸味が口のなかに広がります。
また牛乳を加えずに、熱湯でマンゴープリンの素を混ぜたあと、マンゴーソースを加えるとマンゴーゼリー風になるので、あっさりとしたデザートとしてアレンジしてもよいかもしれません。
カルシウム・鉄・食物繊維も摂れる
定番の味もいいけれど、ほかの味も食べたいという人にぴったりのチョコレート味のプリンの素です。日本人に不足しがちといわれるカルシウム、鉄、食物繊維が配合されているので、体によいものを食べたいというヘルシー志向の方にもぴったり。
ポットの熱湯と、牛乳があれば作れるので、家庭に常備していれば、いつでもチョコプリンが楽しめます。
野菜スイーツの代表格
プリンには、野菜を使ったものも多くありますが、そのなかでもポピュラーなのがかぼちゃプリン。こちらはそのかぼちゃプリンが手軽にできるプリンの素です。プリンのなかにはダイス状にカットされたかぼちゃも入っているので、野菜を食べた満足感も感じられます。子どものおやつとしてもぴったり。
牛乳を混ぜて冷やすだけでかんたんに作れ、ホイップクリームなどでデコレーションすると、さらにおしゃれです。
通販サイトの最新人気ランキングを参考にする プリンの素の売れ筋をチェック
Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングでのプリンの素の売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
アレンジ次第で作れるレシピが広がる!
パッケージや、レシピに掲載されているスタンダードな作り方でももちろんおいしいですが、ときには、アレンジをしてみましょう。季節のフルーツが大量に手に入ったときや、「プリンもロールケーキも食べたいな」と思ったときにも、プリンの素を使って楽しいアレンジができます。
各メーカーの公式ホームページなどにもアレンジレシピがありますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
見た目も華やかに! 容器にもこだわってみて
プリンの素を使った、混ぜて冷やし固めるだけのかんたんなデザートを作ったら、プリンを入れる器にもこだわってみましょう。食べる相手の顔や好みを思い浮かべて、見た目だけでなく、持ちやすさ、食べやすさを考えるのもおもてなしのひとつです。あえて「和」テイストの器を選んでみてもおもしろいでしょう。
器によって、プリンの印象も大きく変わり、そこからトークに花が咲くかもしれません。
自宅で手軽に本格的な味わいが楽しめる!
ここまで、管理栄養士・渡辺愛理さんと編集部で、さまざまなプリンの素の選び方と、おすすめの商品をご紹介してきました。本格的な味わいなのに、用意する材料は、ふだん家にあるものだけという、便利なプリンの素。また、器やデコレーションなどアレンジ次第でさまざまなたのしみ方もできます。
自分へのご褒美や、知人への贈りものなどいろいろな場面で役に立つプリンの素。生活にゆとりの時間をくれるプリンの素をぜひ活用してみてください。
◆記事で紹介した商品を購入すると、売上の一部がマイナビおすすめナビに還元されることがあります。◆特定商品の広告を行う場合には、商品情報に「PR」表記を記載します。◆「選び方」で紹介している情報は、必ずしも個々の商品の安全性・有効性を示しているわけではありません。商品を選ぶときの参考情報としてご利用ください。◆商品スペックは、メーカーや発売元のホームページ、Amazonや楽天市場などの販売店の情報を参考にしています。◆記事で紹介する商品の価格やリンク情報は、ECサイトから提供を受けたAPIにより取得しています。データ取得時点の情報のため最新の情報ではない場合があります。◆レビューで試した商品は記事作成時のもので、その後、商品のリニューアルによって仕様が変更されていたり、製造・販売が中止されている場合があります。
大学卒業後、病院・介護老人保険施設での勤務を経て、フリーランス管理栄養士となる。 自身が冷え性に長年悩んできた経験から、冷え性に悩む方への食事カウンセリングや料理教室講師をメインに、その他レシピ開発やコラム執筆、栄養士さん向けWebライター講座を行っている。