お風呂保温シートの選び方 光熱費の削減に!
お風呂保温シートは、どの商品も素材や見た目に大きな違いはありません。ほとんどの商品が表面はアルミ素材、裏面は厚めの発砲ポリエチレンでできています。
しかし、シートの素材がいい商品を選んでも、サイズが合わないとお湯の保温効果は弱まってしまいますので注意が必要です。お風呂保温シートを選ぶうえで、大切なポイントをまとめました。
まずは浴槽に適したサイズかチェック
シートのサイズが浴槽より小さすぎると、お湯が空気に触れる面積が増えて冷えてしまいます。反対に大きすぎても、お湯とシートの間に隙間ができてしまい、保温効果が弱まってしまいます。
サイズは、昔ながらの小さな浴槽に合うものから、長さが140cmほどあるロングサイズ、幅の広いお風呂に対応したワイドサイズのものなど、さまざまなサイズの商品があります。
ほとんどの商品がハサミで切ることができるので、シートが多少大きかったり、形状が合わなかったりする場合は自身で調整しましょう。
アルミ素材は保温効果を高める
さらに保温効果を高めたい場合は、アルミ素材のものがおすすめです。断熱性が高いアルミ素材であれば、お湯の温度が下がるのを防いでくれます。
厚手であればあるほど保温効果が高まる
お風呂保温シートの多くは0.4cmほどの厚みがあります。お風呂保温シートを探している人のなかには、薄手のものはないのかと思われる人もいるかもしれませんが、厚手のものが多い理由は保温効果を上げるためです。
お湯に吸着している表面のアルミは、熱を反射させる効果こそありますが、熱が逃げていくのを防ぐことは不可能なので、シート裏面の分厚いポリエチレンが、お湯が外気の冷たい空気に触れるのを防いでいます。そのため、ポリエチレンの厚みがあればあるほど保温効果が高いといえます。
耐熱温度もチェック
熱めのお湯が好きな人や、高い温度のお湯をお風呂に溜めることがある場合は、耐熱温度を必ずチェックしておきましょう。
耐熱温度が低い商品ですと、熱によってアルミが剥がれたり、変形することもあります。耐熱温度のある商品の場合、だいたい60〜70℃まで耐えられるものが多いです。
見た目で選ぶ
お風呂保温シートのなかには、裏面がクリーム色や水色などのパステルカラーになっているものなどがあります。また、表面同様アルミシートになっていて銀色になっているものも。
見た目が気になる人は、目に触れることが多い裏面の色合いも確認しておくといいでしょう。
事前に浴槽の形状などを確認してから選ぶ ライフアレンジニストがアドバイス
収納コンサルタント・ライフアレンジニスト
浴槽にあうよう水面の大きさでカットして使うので、浴槽の形状によっては湯量で水面サイズが変わるケースがあります。事前に浴槽を確認しましょう。
また、追い焚きや24時間風呂には対応していないものもあるので、購入前に合わせて確認しましょう。
お風呂保温シートおすすめ5選|【アルミ素材】 一般家庭で使える!
一般家庭のお風呂での使用にぴったり! 適切なサイズにカットされているアルミ素材のお風呂保温シートを5品ご紹介いたします。
収納コンサルタント・ライフアレンジニスト
オーエ『アルミ保温シート XL(39511)』のような、横幅が140cmサイズの商品はあまりないです。足をのばしてゆったり入れるクレイドル浴槽、スクエア浴槽を使っている方におすすめです。

収納コンサルタント・ライフアレンジニスト
実際の保温効果もさることながら、とくに寒い冬場は色の効果も大切にしたいところ。ワコー『アルミ保温シート M(BI-012)』は、裏面の温かみのあるクリーム色は、目からもより暖かさを感じることができ、魅力的です。

お風呂保温シートおすすめ3選|【業務用】 大きな浴槽にも使える!
ここからは、大きなサイズや特殊な形状のお風呂でも使える、業務用お風呂保温シートを3品ご紹介します。
収納コンサルタント・ライフアレンジニスト
ワコー『業務用 アルミ保温シート』は、いろいろな場所、用途に使いたい方におすすめです。
避難所の床に一枚敷いて床からの寒さ対策などに使ったり、防災用に大容量を備えておいても便利でしょう。

おすすめ商品の比較一覧表
お風呂保温シートの保温力を高める方法
風呂ふたも併用して使うことで保温効果をより高めることができます。もし、風呂ふたが壊れていたり、いたんでいるようであればこれを機に一緒に買いそろえるといいでしょう。ほかにも風呂場保温器といったアイテムもあります。
お風呂保温シートはニトリ、ダイソーなどの100均で手軽に購入できます。家族の入浴時間がバラバラで時間がたっても温め直し(追い炊きなし)の回数を防ぎたいなら、ぜひ使ってみましょう。
【関連記事】その他のお風呂グッズをご紹介
光熱費をかけずに、いつでもホカホカお風呂を楽しもう
おうちのお風呂の大きさにぴったりあったお風呂保温シートをつかうことで、温かさが長持ちするでしょう。保温や追い焚き、足し湯の量が必然的に減って光熱費の節約にもつながります。
このページを参考に、あなたのおうちのお風呂にぴったり合うお風呂保温シートを見つけて、ポカポカお風呂を楽しんでくださいね。
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株式会社ハート・コード代表取締役。 整理収納コンサルタント、ハウスクリーニング技能士(国家資格)。 30代前半の2年間で離婚、ガン闘病、多額の借金、倒産解雇等など一気に人生のどん底を経験し、整理収納理論に出会ってから人生が好転。 ご縁あって「部屋磨きは自分磨き・職場磨きはスタッフ磨き」をモットーに家事代行・整理収納関連事業で2007年に独立。 自身の経験からも環境を整えると色々なことが整ってくることを痛感しているので、個人や企業にコンサルティングやセミナーなど様々な形でその大切さをお伝えしている。 2012年から現場をよく知る家事・収納用品の説明ゲストとしてジュピターショップチャンネルに出演中。商品の企画、売り方の提案等にも携わっており、1日1億円以上の販売実績多数あり。 近年は、webメディアなどへの執筆活動と、整理に関する新たなサービスを色々と開発中。著書「片付けが苦手な子」が驚くほど変わる本』(青春出版)。