粘土はいつから遊べる? 赤ちゃんから小学生まで楽しめる!
子供と粘土遊びをしたいけれど、何歳から使えるかがわからないママやパパも多いのでは? 答えは「商品による」です。粘土といえば、一般的に小麦粘土や紙粘土をイメージされることが多いですが、実はそれ以外にも、お米や寒天など安全な素材から作られた粘土もあります。
粘土の多くは3歳以降が対象とされていますが、素材によっては1歳過ぎから遊べるものも。商品には対象年齢が記載されている場合があるのでチェックしてくださいね。
子供向け粘土の選び方 安全な粘土を選んで楽しく遊ぼう!
ここからは、子供向け粘土の選び方をご紹介! 素材や遊び方をチェックして、子供の年齢に合った商品を選んでくださいね。
粘土の種類で選ぶ
子供向け粘土はいろいろな素材からできています。安全性にも注目しながら、子供が楽しめる素材を選んでいきましょう。
「小麦粘土」なら安くて手軽に楽しめる
小麦粘土は小麦と水、塩からできています。100円ショップなどでも取り扱いがあり、価格もお手ごろなので、子供向け粘土のなかでも手軽に購入できます。
一方で、寿命が短く乾燥に弱いため一度固まると使えなくなってしまうデメリットあります。遊んだあとは、密閉状態で保管しましょう。子供が小麦のアレルギーではないかチェックしてから購入してくださいね。
「お米粘土」は発色がよくカラバリ豊富
小麦の代わりに米粉を使用した粘土がお米粘土です。小麦がアレルゲンの子供でも取り扱えます。また、小麦粘土よりもやや乾燥に強いのも特徴です。
お米粘土は発色がいいため、カラーバリエーションが豊富になっています。よりカラフルな色を使いたいときなど、子供の発育に合わせて粘土遊びを発展させたいときにもおすすめです。
「寒天粘土」ははじめての粘土遊びにぴったり
寒天粘土はその名の通り、寒天から作られた粘土。一般的な粘土と異なり、やわらかい感触が特徴です。こねるととてもやわらかくなり伸びもよいため、小さい子供がはじめて触れる粘土に向いています。
そのほか、爪の間に入っても取れやすかったり、乾燥しても水分を与えるともとに戻ったりと、使いやすいメリットがたくさんあります。
「シリコン粘土」は作品作りにも使える
ある程度粘土の取り扱いに慣れている子供におすすめなのが、シリコン粘土です。抗菌性が高く衛生的に扱える一方、ほかの粘土よりも硬めになっています。そのため、こねたり色を混ぜたりするときにはある程度の力が必要になります。
また作ったものをオーブンで焼くと、シリコンが固まりおもちゃとして遊べるようにもなります。
自然由来の素材だと安心安全
粘土の素材を選べば1歳を過ぎたころから少しずつ粘土遊びを楽しめるようになります。万が一子供が誤って粘土を食べてしまった、または粘土に触った手で食べものに触れてしまった、というときでも危険ではない素材からできているものを選ぶとママもパパも安心です。
とくに、口に入れてしまう可能性のある年齢の子供に遊ばせる場合は、万が一食べてしまっても危険ではない、お米、寒天などでできた自然由来の粘土を選びましょう。
成長に合わせて楽しめるものを選ぶ
粘土の対象年齢は、多くの商品で3歳以上となっています。子供の年齢に合っていないと上手く扱えなかったりして、楽しめないこともあります。
子供向けの粘土でも、保育園や幼稚園児と小学生では楽しめるものが異なってきます。子供の手先の器用さや発達には個人差がありますが、メーカーが設定している対象年齢も参考にし、購入前に必ず確認するようにしましょう。
子供向け粘土のおすすめ11選 安全な素材で楽しめる知育玩具!
ここからは、子供におすすめの粘土を紹介していきます! いろいろな素材の粘土を厳選したので、子供の年齢や遊び方に合わせて選んであげてくださいね。

こちらは小麦に敏感な子供でも使用できます。
はじめてのお米粘土にも
銀鳥産業はお米を素材に使ったお米粘土に関する商品を数多く展開しているメーカーです。こちらはお米粘土が12色セットに、へらと粘土シートがセットになっています。
カラフルなお米粘土がそろっているため、いろいろな使い方ができるのが特徴。乾燥させると紙粘土のように固くなるため、作品作りをしたいときにも楽しめます。
はじめて触れる粘土にもぴったり
いろいろな知育玩具を発売している、ボーネルンドの寒天粘土4色セットです。アレルゲンになりにくい寒天が素材で、防腐剤や防カビ剤などの化学物質は一切使用していません。
手につきにくく、乾燥しにくいため途中で水を足さなくても固まりません。テーブルにもつきにくいため、粘土板がなくても使用可能。はじめて触れる粘土にも向いています。

やわらかく、幼い子供でも楽しめます。汚れ防止シートやお片づけボックスも付属しているので、片づけもスムーズです。
おかたづけの習慣も一緒につけよう
子供向け粘土の入門アイテムがそろった商品です。はじめて子供に粘土遊びをさせたいときにおすすめのセット。
広々と使えるプレイシートに、6色の粘土、いろいろな型、あそびかたブックやへらが付属しているため、道具をそろえることなくすぐに遊べます。おかたづけボックスにまとめて収納できるため、準備からおかたづけの習慣までつけたいときにもってこいです。
乾かず固まらない! シリコン粘土
エジソン独自の特許技術を使用して作られた、シリコン素材の子供向け粘土です。乾かず固まらないため、密閉容器などで保管しなくてもやわらかい粘土のまま遊べます。また、テーブルやカーペットにも張りつきません。
作ったあと、オーブンなどで焼くとシリコン形状にやわらかく固まるのが特徴。水をはじくためお風呂でも遊べるおもちゃとして作品を残せます。
押すだけで楽しい! 粘土がにょろにょろ
銀鳥産業の、お米粘土を使った粘土遊びが楽しめる商品です。付属の人形のなかにお米粘土を入れて押すだけで、にょろにょろ髪の毛が出てきます。付属のはさみやバリカン、くしを使って粘土を加工し、いろいろなヘアスタイルをつくって遊べます。
同ラインでほかにもお寿司屋さん、レストランなどいろいろなコンセプトの粘土あそび商品がそろっているため、お子さんが好きなものを選んであげてください。
国産の米粉を使用した粘土
小麦がアレルゲンの子供も使用できる、お米でできた子供向け粘土です。国産の米粉に食品に使われる原料のみを使用しています。手につきにくいため色を混ぜたり、ちぎったりといった作業もやりやすいのが特徴です。
動物、乗りもの、食べものの型抜きができるねんど型シートが付属。シートがやわらかい素材のため型抜きもしやすくなっています。
色がそろった小麦粘土
手軽に扱える、いろいろな色の小麦粘土です。総重量1.68キロと大容量になっています。カラーバリエーションが豊富なため、単色で使うのはもちろん、混ぜていろいろな色を作って遊ぶのにも向いています。
やわらかいのにベタベタしない使い心地のため、小麦がアレルゲンでなければ幅広い年齢層で楽しめる粘土です。

温度によって色が変化するので、お風呂で楽しむのもいいですね。焼いて固めて自分だけのおもちゃを作ることもできます。
お風呂で色が変わる不思議な粘土
温度によって色が変わるエジソンのシリコン粘土です。粘土で好きな作品や形を作ったあと、オーブンなどで焼くとやわらかい感触のまま固まります。固まったあとはそのままお風呂やプールでも遊べるため、水やお湯での温度変化も楽しめるおもちゃとして活用できます。
保管していても乾燥せず固まらないため、長時間保管しながら作品作りをしたいときにもおすすめです。
ハンバーガーとポテトを粘土で作ろう
プレイ・ドーからは小麦粘土を使った粘土遊びのできる豊富なアイテムが発売されています。ハンバーガーのバンズ、ハンバーグ、ソーセージを型押しで作れるほか、付属の粘土やローラーを使って自分でレタスやトマトなどを作ってはさむなど、工夫した遊び方ができるのが特徴です。
ポテト型でポテトを作ったり、付属のお皿に盛りつけたりとごっこ遊びにも活用できます。
ちぎる、切るなどのこまかい遊びをするなら
野菜や食材の型に付属の粘土を入れて、型造りをして遊べる子供向け粘土セットです。型に合わせた量の粘土をちぎる、付属のはさみや包丁を使ってカットする、など手先のこまかい遊びができるのが特徴です。
食材を粘土で作ってから、料理のための下ごしらえをしておままごと遊びができます。子供が自由な形にカットしたり、好きな料理の作り方を考えたりといった発展的な遊び方もできます。
アイスクリームマシーンを使った粘土遊び
ダイヤブロックやパーラービーズなどの知育玩具を展開している、カワダ製の子供向け粘土です。こちらは粘土を入れて遊べるアイスクリームマシーンが付属。粘土を入れるとソフトクリーム状になって出てきます。
アイスキャンディーやワッフルの押し型や、コーンやカップも付属しているため、多彩なアイスクリーム作りを粘土で楽しめます。
「子供向け粘土」のおすすめ商品の比較一覧表
通販サイトの最新人気ランキングを参考にする 子供向け粘土の売れ筋をチェック
Amazon、楽天市場での子供向け粘土の売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
粘土の作品作りに便利な道具もチェック!
粘土と合わせて以下のグッズも揃えると、より粘土遊びが楽しめるでしょう。
ギンポー 『ねんどおどうぐいろいろセット』
んどヘラ、ねんどローラー、ギザギザカッター、ラウンドカッターが入っている道具セット。粘土遊びにプラスすることで、想像力を広げて作品の幅がひろがります♪
>> Amazonで詳細を見るギンポー 『ヘラ付きねんど板 おし型つき』
シンプルなヘラと、粘土板がセットになった商品。粘土遊びに意外とかかせないのが、粘土板。おし型もセットになってこの値段なので、ぜひチェックしてみてください!
>> Amazonで詳細を見る『ねんどのお道具セット 20個』
かわいい型やローラー、ヘラがたっぷり20個も入ったセット商品です。いろんな形の型があるので、クッキー屋さんごっこや、パズルのような楽しみ方もできるかも。女の子にも男の子にもおすすめですよ♪
>> Amazonで詳細を見るエキスパートからのアドバイス
粘土は触感と視覚を刺激する知育玩具
感触を楽しむ粘土は、手のひらの神経を刺激するので知育教育にも取り入れられています。従来からある油粘土や紙粘土のほかに、小さな子供が間違って口に入れても無害なように、小麦、お米、寒天などでできているものもあります。
年齢によって扱える固さも違ってきます。子供はカラフルな色が好きです。発色のいいものがいいですね。もっと成長すると、混色して色を作る楽しみも味わうことができます。
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子供向け粘土は年齢や遊び方に合わせて選ぼう
住まいづくりナビゲーター・神村さゆりさんと編集部で、子供向け粘土の選び方とおすすめの商品を紹介しました。子供向け粘土はいろいろな素材からできています。何歳の子供にどのように遊ばせるかによって、素材の特徴を踏まえて選ぶと納得の商品が選べます。
粘土そのものだけでなく、粘土をいろいろなものに見立てて遊べる商品を選べば、子供が自宅でも楽しく遊べます。粘土遊びから作品作りまで、ぴったりの子供向け粘土を選んで家での時間をぜひ楽しんでください。
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