ツインデスクの選び方
ツインデスクとひと口でいっても、大人になっても使えるものからそうでないもの、切り離しのできるセパレートタイプや細長い一体型タイプなどさまざまな種類の商品が存在します。それぞれの特徴について見ていきましょう。あわせて、インテリアコーディネーターの嶋﨑都志子さんからのアドバイスもご紹介します。
ツインデスクの種類で選ぶ
ツインデスクには、さまざまなレイアウトに変更できるセパレートタイプと、横長の天板がつけられた一体型タイプの2種類があります。
どちらが合うかは人それぞれ。用途やそれぞれの特徴について詳しく説明しますので、自分にはどちらのタイプが合っているのかどうかを一度考えてみてくださいね。
セパレートタイプ
ふたつのデスクがくっつけてあるタイプのツインデスクです。デスクだけでなく収納も切り離せるものが多く、子どもの成長に合わせて向かい合わせにして設置したり、個室にひとつずつ机を設置したりすることができるのが特徴です。
また、棚や引き出し、収納も机から切り離して使えるものも多く、お部屋の模様替えをするときも間取りに合わせて柔軟にレイアウトしやすく人気があります。
一体型タイプ
横長の天板がつけられていて、ふたり分の勉強・作業スペースが確保されているタイプのツインデスクです。セパレートタイプのように切り離せませんが、組み立てはその分かんたんです。
シンプルなデザインのものが多く、子どもが大人になってからも使えるタイプが多いのが特徴です。横に広いので、PC作業や軽作業をする際に書類や必要なものを机の上に広げておけるのもうれしいポイントです。
どのように使いたいかで選ぶ
ツインデスクを子どもが大きくなるまで使うのか、そもそも子どもではなく大人が利用するのか、勉強や作業以外でどう利用するのか、用途によっても、選ぶツインデスクは異なってきます。
ここでは、子どもが大きくなって独立するまで使う場合と、はじめから大人が使う場合でどのように選べばいいのかをくわしく説明していきます。
子どもが独立するまで使う場合
大人になるまで使えるツインデスクがほしいと思っているのであれば、なるべくシンプルで飽きのこないデザインを選びましょう。
ツインデスクは、小学生の子どもがよろこびそうな、かわいらしいデザインのものも多いのですが、思春期や大人へと成長していくにつれ、子どもっぽいデザインを嫌がることも。シンプルなデザインならば、それぞれが好むスタイルのデスク周りに変更することが可能です。
大人が使う場合

Photo by Luca Bravo on Unsplash
大人が使う場合は、パソコンやミシンなど自分が使いたい機器や道具などを置いて作業できる奥行であるかをチェックしましょう。パソコンを使用する場合、奥行があまりに少ないとモニターまでの距離が近くて目が疲れてしまいます。
またミシンを使用する場合、後ろにスペースがないと布を押し出すことができません。そのほか勉強や読書スペースにする場合も、卓上にどれくらいの本や書類が置けるのか、寸法をはかりイメージをしていく必要があります。
サイズで選ぶ
ツインデスクには種類によって、横幅や奥行き、収納スペースなどさまざまなサイズのものがあります。勉強や作業をするうえで、とくに気をつけておきたいポイントをまとめました。
横幅は90cm以上のものを
コンパクトで場所を取らない机は魅力的にみえますが、勉強や作業のしやすさを第一に考えた場合あまりに小さいものは選ばないほうがいいでしょう。
教科書やノート、資料などを机に広げて学習する場合、横幅はひとりあたり90cmくらいあったほうが勉強しやすいです。一体型ツインデスクの場合は、横幅150cmはほしいところですが、それ以下のものでも小さいうちだけ子どもふたりで使ったり、子どもひとりの勉強を親がみてあげたりというのであれば問題ありません。
高さは調整できたほうがいい
子どもの身長が伸びるのは早いもの。子どもが幼児期から利用する場合に、成長に合わせて机の高さが調整できるものもあります。高さ調整ができないタイプのツインデスクを購入する場合は、高さ調整できるイスを合わせるとよいでしょう。
長く使えるファミリーデスクを選ぼう インテリアコーディネーターがアドバイス!
DIYアドバイザー/インテリアコーディネーター
ツインデスクは、天板が幅広く使えるのがポイント。子どもが使うときは並んで工作やリビング学習できるスペースに、大人が使うときはパソコンや家事作業スペースにと、ライフスタイルに合わせて自由に使うことができます。
一体型かセパレート型か、収納のかたちや容量、サイズ、カラーなど各家庭の希望するタイプに合わせて、長く使えるよう飽きのこないシンプルなものを選びましょう。
【一体型】ツインデスクおすすめ6選
インテリアコーディネーターの嶋﨑都志子さんと編集部で選んだ、横長の天板&シンプルなデザインで長く使えるタイプのツインデスクのおすすめを6選ご紹介します。子どもの勉強をしっかりとみてあげたい人や、大人になっても使える机を探している人はぜひ参考にしてくださいね。
DIYアドバイザー/インテリアコーディネーター
ISSEIKI(一生紀)『一生紀キッズ レプトン デスク 135(101-01130)』はシンプルでコンパクトなサイズ、さまざまなインテリアに取り入れやすいスタイリッシュなデザインです。いかにも学習机といった感じにしたくない方におすすめです。
経年変化を楽しみながら長く使うことができる本格派デスクをお探しなら、RUCOLA(ルッコラ)『180ツインデスク(R-isk-0001)』はオイル仕上げの無垢材を使用しています。コンセントがついた天板は奥行きもあり、大人用のパソコンや家事スペースとしてもおすすめです。

ISSEIKI(一生紀)『一生紀キッズ レプトン デスク 135(101-01130)』






出典:楽天市場
デスクの種類 | 一体型 |
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サイズ | 幅135×奥行43×高さ70cm |
高さ調節機能 | - |

RUCOLA(ルッコラ)『180ツインデスク(R-isk-0001)』






出典:楽天市場
デスクの種類 | 一体型 |
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サイズ | 幅180×奥行50×高さ73cm |
高さ調節機能 | - |
こどもと暮らし『オリジナル New Curio Life ロングデスク 引出し付き(mka-1462)』






出典:楽天市場
デスクの種類 | 一体型 |
---|---|
サイズ | 幅150×奥行44×高さ70cm |
高さ調節機能 | - |
Liry(リリィ)『コンパクト リビングデスク 2点セット(1088021)』














出典:Amazon
デスクの種類 | 一体型 |
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サイズ | 幅160×奥行48×高さ72cm |
高さ調節機能 | - |
セレクトレーディング『トレッペ グローイングデスクワイド(JUD-3232)』














出典:Amazon
デスクの種類 | 一体型 |
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サイズ | (約)幅120×奥行45×高さ73cm |
高さ調節機能 | ○ |
『コンパクトツインデスク Light(smk-0394)』






出典:楽天市場
デスクの種類 | 一体型 |
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サイズ | 幅180/75×奥行50×高さ73cm |
高さ調節機能 | - |
【セパレート型】ツインデスクおすすめ4選
ここからは、横長に設置するだけでなく、子どもの成長や状況に合わせて、向かい合わせに設置したり別々に設置することができるセパレートタイプのツインデスクのおすすめを4選ご紹介します。
DIYアドバイザー/インテリアコーディネーター
JKプラン『セルフィ ツインデスク(fwd-1253 JKP)』は、2つのデスクの高さが個々に調節でき、年が離れたきょうだいや親子で並んで使うことができます。一体型からセパレート型まで多様なレイアウトができるのも魅力です。

JKプラン『セルフィ ツインデスク(fwd-1253)』






出典:楽天市場
デスクの種類 | セパレート型 |
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サイズ | 幅241×奥行81×高さ180cm |
高さ調節機能 | ○ |
JKプラン『wit'sシリーズ ツインデスク 学習机 セット(FWD-0001SET)』
















出典:Amazon
デスクの種類 | セパレート型 |
---|---|
サイズ | 幅180×奥行45×高さ145cm |
高さ調節機能 | - |
smart-i(スマート・アイ)『SOLBO コンパクトツインデスク(1088116)』






出典:楽天市場
デスクの種類 | セパレート型 |
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サイズ | 幅200×奥行55×高さ110.5cm |
高さ調節機能 | - |
『組みかえツインデスク(tsd01)』






出典:楽天市場
デスクの種類 | セパレート型 |
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サイズ | 幅240×奥行60×高さ146cm |
高さ調節機能 | - |
「ツインデスク」のおすすめ商品の比較一覧表
通販サイトの最新人気ランキングを参考にする ツインデスクの売れ筋をチェック
楽天市場でのツインデスクの売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
【関連記事】ツインデスクに関連するほかの商品情報はこちら
ツインデスクを活用して、机に向かう習慣をつけよう!
ツインデスクを子ども部屋に設置することはもちろん、最近ではリビングに設置できるものも多く存在します。ツインデスクをリビングに取り入れることで、親も子も安心でき、子どもの「わからない!」にもすぐに答えてあげられるメリットがあります。
また、子どもが大きくなってからは、子ども部屋に移動し、集中できる学習スペースをつくってあげることもできますね。このページを参考に、自分のおうちにぴったりのツインデスクをみつけてみてくださいね。
※「選び方」で紹介している情報は、必ずしも個々の商品の安全性・有効性を示しているわけではありません。商品を選ぶときの参考情報としてご利用ください。
※商品スペックについて、メーカーや発売元のホームページなどで商品情報を確認できない場合は、Amazonや楽天市場などの販売店の情報を参考にしています。
※マイナビおすすめナビでは常に情報の更新に努めておりますが、記事は掲載・更新時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。修正の必要に気付かれた場合は、ぜひ、記事の下「お問い合わせはこちら」からお知らせください。(掲載:マイナビおすすめナビ編集部)
住宅メーカー、インテリアショップ等の勤務経験を活かし、雑誌・テレビのDIY企画の監修や店舗内装デザイン、展示会のディスプレイ、WEBサイトのライターなど行っている。DIYユニットTANOKのメンバーとしてイベントの企画・運営も担当。 インテリアとDIYのチカラで、住まいを心地よく、暮らしを楽しくするアドバイスをモットーにしている。 NHK総合テレビ「あさイチ」「ごごナマ」、TBSテレビ「メイドインジャパン」など出演。著書に「初めてでも自分でできる 住まいの修繕とメンテナンス(成美堂出版)」など。