ベビータイツはいつから履かせるの?
秋になって気温が下がってくると、赤ちゃんが冷えないか、心配になるママやパパが多いはず! 赤ちゃんの足を触って冷たいと、脱げにくいベビータイツの出番かな? と思いますよね。特に寒い冬場は靴下よりもタイツが活躍することが多い場合も。
ベビータイツは寒い日にベビーカーなどで長時間外出する予定があるときなどには、その力を発揮してくれます。しかし、室内など温かい場所の場合は、赤ちゃんの足先を靴下で覆うと熱がこもり、体温調整がうまくできなくなる場合もあるので、気温によってベビータイツを使いわけるようにしてみてくださいね。
ベビータイツのサイズの目安は?
ベビーウェアは、50・60・70・80……と目安となる身長で表します。0~4カ月は50~60cm、3~7カ月ごろは60~70cm、8~1歳半頃は70~80サイズが目安です。
発育には個人差がありますが、サイズアウトを考慮するなら、ジャストサイズよりもひとつうえのサイズを選びましょう。
また、体重のある赤ちゃんは身長を目安にサイズを選ぶと、おなかまわりがきつくなることも。海外メーカーは月齢数でサイズが分かれており、日本のサイズよりもやや大きめに作られているので体型の大きな赤ちゃんにぴったりです。
ベビータイツの選び方
ベビータイツを選ぶポイントを見ていきましょう。保育士の河井恵美さんからのアドバイスもご紹介します。
チクチクしないコットン素材を選ぶ
ベビータイツを選ぶときは、肌あたりのやさしい綿素材が使われているかチェックしましょう。
タイツは肌に密着するため、ウールが使われたタイツは赤ちゃんのデリケートな肌には刺激になってしまうことも。
大人が思うよりもチクチクと感じるので、嫌がられてしまう可能性もあります。
ポリエステルやポリウレタン、アクリルなど混紡繊維は耐久性を補ってくれます。ふだんからタイツを履かせたいと考えているなら、綿混素材のタイツを選びましょう。
季節や目的に合わせて厚さを選ぶ
体温調節がうまくできない赤ちゃんだからこそ、衣類での体温調節は必要です。エアコンによる冷えや防寒対策など、目的に合わせてタイツの厚さをチェックしましょう。
エアコンなど冷え対策には薄手タイプを
暑い季節でも、室内に入ると、冷房がきいていますよね。ふと足を触ると想像よりも冷たくなっていることも。夏場の冷え対策を目的にベビータイツを選ぶなら、薄手タイプを選びましょう。
薄手タイプでも保温性にすぐれた綿素材のタイツなら、あたたかさをたもちます。吸収性と通気性にもすぐれているので、蒸れにくいのも特徴です。
より肌あたりのよいものを選ぶなら、オーガニックコットン素材のタイツを選びましょう。
防寒対策には厚手タイプを
寒い季節の防寒対策なら、厚手タイプを選びましょう。裏が起毛しているものや、もこもことした質感のブークレタイプ、ニットタイプの商品は保温性にすぐれています。
しかし、厚手タイプは蒸れやすいというデメリットがあります。汗を吸収したタイツが外気温で冷えてしまうと赤ちゃんの体も冷えてしまいます。
そのため、寒い季節でも室温などを考慮して重ね着などで調整しましょう。
すべり止めがついているかチェック
歩きはじめた赤ちゃんへのベビータイツなら、すべり止めがついているものを選びましょう。
まだ足の指でふんばる力が弱いので、足先まで覆うタイツは、すべり止めがついていないと転倒してしまう可能性があります。
とくに生後3カ月~2歳ごろの赤ちゃんにタイツを選ぶ場合、60~90cmまでのサイズにすべり止めがついているかチェックしてください。
伸縮性があればジャストサイズでもOK
子どもの身長や体重は、どんどん成長していきます。サイズ選びに悩むなら伸縮性にすぐれたベビータイツを選びましょう。
素材はポリウレタン、編み方はリブ編みが伸縮性にすぐれています。よく伸びるので、赤ちゃんのおなかも圧迫しません。
また、よく動きまわる赤ちゃんはお着替えに苦労することも多いですが、伸縮性があればサッと履かせることができるので便利です。
色やデザインはシーンに合わせて選ぼう
シーンに合わせて服装を整えるように、ベビータイツもシーンに合った色や柄があります。
落ちついたカラー&無地は着まわしやすい
セレモニーやフォーマルシーンなど、お呼ばれの際には赤ちゃんにもその場にふさわしい恰好をさせてあげましょう。
ふだん使いもできる色で持っておくと便利な色はホワイト、ブラックの2色。
カラータイツでも落ち着いた色合いなら、改まった席でも履かせることができます。
ホワイトやブラック、落ち着いたカラーのベビータイツなら、男女ともに活躍の機会が多いでしょう。
ファッションポイントになるデザインを選ぶ
ベビータイツをファッションポイントに選んでみるのもいいでしょう。ポップなカラーや柄物など、インパクトのあるデザインを選べるのは子どものうちだけです。
なかには、フリルやリボンつきのタイツもあります。
透け感を楽しめるレース調やもこもことしたブークレなど、季節感を楽しめるタイツを選んでみてもいいでしょう。
滑り止めつきで動きやすいものを選んで 保育士がアドバイス
ベビータイツは、動きやすさや心地よさを考えて、身体に合ったサイズを選ぶことも大切。赤ちゃんの足やおなかを締めつけないもので、おしりにマチがついているものだと動きやすくおすすめです。
また、足底に滑り止めがついているものはたっちしても転びにくいです。成長に合わせて、滑り止めがついているかどうかも確認して購入しましょう。男の子や女の子の洋服に合わせて、色が選べるものもうれしいものですね。
ベビータイツのおすすめ11選 ふだん使い&フォーマルにぴったりの商品も
うえでご紹介したベビータイツを選ぶポイントをふまえて、保育士の河井恵美さんと編集部で選んだベビータイツをご紹介します。
ふだん使いできるタイツをはじめ、フォーマルシーンにぴったりの落ち着きのあるタイツも紹介します。ぜひ参考にしてみてください。
洗濯を重ねても色あせしにくい
カラーバリエーションが豊富なリブタイツは、スペインのレッグウエアブランド「コンドル」のもの。
アクリル混紡なので毛玉ができにくく、サイズアウトするまできれいな状態をたもてるでしょう。
厚手で肌の色が透けないため、コーディネートのポイントになる挿し色にもぴったり。
これからのセレモニーはもちろん、色を変えてさまざまな雰囲気のスタイルを楽しめるベビータイツです。
コーディネートのアクセントに!
こちらの商品は、パイル素材のような見た目のブークレタイツ。厚みのあるもこもことした質感が特徴です。
淡いナチュラルカラーで5色展開。シンプルなコーディネートのポイントになるでしょう。
糸は手ざわりのよいモダールを使用。アクリルとの混紡素材なので保温性にもすぐれており、あたたかく過ごせます。冬コーデに変化をつけたいときにもぴったりです。

秋冬ファッションのポイントに!
こっくりとしたカラーラインナップリブタイツです。ベビータイツのなかでは大人っぽい印象なので、いつものファッションの雰囲気を変えることができるでしょう。
親子コーデはもちろん、男の子にもぴったりの商品です。
成長して赤ちゃんらしいぽっこりおなかが落ち着いて、ウエストゴムがゆるく感じたら交換してください。Sサイズにはすべり止めつきです。
季節問わず活用! シンプルなタイツ
企画デザインから製造まで国内でおこなっているエンジェリーベのベビータイツ。薄手タイプですが、綿混素材なのであたたかさをたもちます。幅広いシーンで活用できるタイツを探している方にぴったりの商品です。もちろん足裏にはすべり止めつき。
セレモニーやお呼ばれシーンなど、オールシーズン活用できるので1足持っていると便利です。
性別や季節を問わず着用できる
創業70年以上、ベビー用肌着の製造・販売を行なっている村信のベビータイツです。
肌ざわりのよい綿に耐久性にすぐれたアクリル混紡の糸を使用し、シンプルに仕上げられています。
色は、セレモニーやフォーマルシーンで重宝するホワイトとブラックの2色展開。60~95サイズには歩きはじめの子どもに配慮し、すべり止めもついています。



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「ベビータイツ」のおすすめ商品の比較一覧表
通販サイトの最新人気ランキングを参考にする ベビータイツの売れ筋をチェック
Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングでのベビータイツの売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
おむつ替えがラクチンな「レッグウォーマー」も!
タイツは防寒性に優れていますが、着脱が面倒というデメリットもあります。少し肌寒いくらいの季節や気温であれば、「レッグウォーマー」もおすすめです。
カンタンに履かせられるので、おむつ替えもラクチンですよ。寒いときはタイツ、涼しいときはレッグウォーマーと使い分けてみるのも良いでしょう。
以下の記事詳しく紹介しているのでぜひチェックしてみてくださいね!
防寒&冷え対策にぴったりの商品はこちら 【関連記事】
ベビータイツでベビーファッションをもっと楽しもう
保育士の河井恵美さんと編集部で選んだベビータイツをご紹介しました。ベビータイツは、冷えや防寒対策など目的に合わせて選ぶことが大切。
保温性にすぐれた綿素材なら肌ざわりもいいので、チクチクしません。色やデザインが豊富なので、ふだん使いからフォーマルシーンまで幅広いおしゃれを楽しめます。
河井恵美さんに教えてもらったベビータイツを選ぶポイントをもふまえて、ベビーファッションを楽しめるタイツを探してみてくださいね。
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看護師・助産師の免許取得後、大学病院、市民病院、個人病院等に勤務していました。助産師の仕事が大好きで、25年以上この仕事をしています。 青年海外協力隊でアフリカに赴任した後、国際保健医療を学ぶために大学院に進学し、修了しました。親御さん方へのアドバイスを充実させたいと思い、保育士資格も取得して役立てています。 現在、シンガポールに住み2人の子どもを育てつつ、現地の産婦人科に勤務して日本人の妊産婦さん方に関わっています。 インターネットでエミリオット助産院を開設し、妊娠や出産、産後の様々な相談に応じています。