商品詳細がすぐに見たいという方は、下記の「『おすすめ商品』を今すぐ見る」ボタンをクリックしてください。本記事の商品紹介箇所にジャンプします。
選び方からじっくり読みたいという方は、ぜひ、そのままスクロールして読み進めてくださいね。
また、「『おすすめ商品』を今すぐ見る」ボタンは記事の各所に設置していますので、こちらも、ぜひご利用ください。
それでは、選び方やおすすめ商品を解説していきます。
コードレスインパクトドライバーとは
ドライバーを回転させるドリルドライバーにインパクト(打撃)機能を追加させたものをインパクトドライバーといいます。回転プラス打撃の力により、下穴をあけなくても強力にネジを押し込み、締めることができるのが特徴です。
そのコードレスタイプがコードレスインパクトドライバーです。プロも愛用する道具なので、一般の方がDIYを行うときにとっても便利に使えるのは言うまでもありません。
■コードレスインパクトドライバーで行える作業
コードレスインパクトドライバーで対応できる作業としては、ドライバービットを装着したネジ締めです。ドライバービットをセットで購入することで、サイズや長さに合わせたネジ締め作業ができます。
ほかには、ドリルビットを装着した穴あけ作業や、ボックスレンチビットを装着すると、ボトルの締めや取り外しが可能です。
インパクトドライバーはトルク調整機能がないので、ボトルやビスの締めすぎには注意が必要です。パワーの要る作業はインパクトレンチが適しています。インパクトドライバーよりも、より強力な回転で締めることができます。
コードレスインパクトドライバーの選び方
それでは、コードレスインパクトドライバーの基本的な選び方を見ていきましょう。ポイントは下記の6つ。
【1】最大トルク値
【2】タイプ(形状)
【3】重さ
【4】充電時間や連続使用時間
【5】予備のバッテリーがあるか
【6】機能
上記の6つのポイントを抑えることで、より具体的に欲しい機能を知ることができます。一つひとつ解説していきます。
【1】最大トルク値をチェック
インパクトドライバーは効率よくネジをしめるための工具なので、長いネジや太いネジをしめつける力が重視されます。
そのため基本的には最大トルク値という表記がされており、このトルク値が高いほどネジをしめつける力が強いです。長いネジや太いネジ、かたい木材などにネジを取りつける場合は、トルク値が高くないと必要なパワーが足りておらずネジしめに苦戦することがあります。
ドリルドライバーと違い、パワフルな作業をするための工具なので、インパクトドライバーを購入するのであれば、トルク値を参考にしながら選ぶといいでしょう。
【2】タイプ(形状)をチェック
インパクトドライバーのタイプは、ピストル型とペン(スティック)型に分かれます。それぞれのタイプごとの特徴をみていきましょう。
▼ピストル型|ネジを垂直に押し込みやすい
文字通りピストルのようにハンドルグリップを握って使うタイプ。ピストルの引き金部分がスターターボタンとなっています。握ったグリップに対して垂直方向にドリルの先端があるので、ネジを板に対して垂直にネジを押し込む方向性が感覚的につかみやすくなっています。
また、ネジの締め付け力が高いこと、ペン型に比べて製品のラインナップが豊富で選びやすいこともメリットといえるでしょう。
▼ペン(スティック)型|奥まった場所や狭い場所でも活躍
ヘッド部分の角度調整ができ最大で真っすぐにまでできるのが一番の特徴。ピストル型ではボディサイズが大きくて作業ができない奥まった場所や狭い場所でも、角度調整ができるペン型なら作業が可能です。
DIYの中上級者ならば、ピストル型とペン型の両方をもって作業を効率化するという考え方もありでしょう。
インパクトドライバーはネジを使っての組みたてや取りつけ作業を行う工具です。そのためせまい場所や、多少無理な体勢で作業をしなければならない場面があります。
その際に購入したインパクトのサイズが大きいと「本体が間に入らなくて、せっかく購入した工具が全く使えない……。」ということが起こります。本体ヘッドの部分が小さくなるほど価格は高くなりやすいですが、できるだけ本体ヘッドサイズが小さい機種をおすすめします。
【3】重さをチェック
片手で持って作業をすることが多いので、できるだけ重量が軽い製品がおすすめです。手や腕にかかる負担が減り、疲れずに長時間の作業を可能にします。
コードレスの場合、バッテリー自体がそもそも重いのでボディ重量も重い製品が圧倒的に多くなります。力のない方や女性などなら重量1kg以下を目安に製品を選ぶとよいでしょう。
【4】充電時間や連続使用時間をチェック
コードレスタイプは、製品により満充電にかかる時間や連続使用時間に違いがあります。短時間で充電が完了するもの、連続使用時間が長いものがおすすめですが、バッテリー容量にも大きく関係します。
なので、両方のバランスを見て選んでいきましょう。また、バッテリー容量が大きくなれば本体重量が重くなってしまうことも考慮しておきましょう。
【5】予備のバッテリーがあるかチェック
電源が無いところでも使えるのが魅力のコードレスインパクトドライバーですが、うっかり充電するのを忘れ、途中でバッテリー切れを起こしてしまうことがあります。
せっかく作業ができるスペースまで材料を運んだのに、作業中にコードレスインパクトドライバーが使えなくなると困ってしまいますよね。そこで、購入するコードレスインパクトドライバーを選ぶのに知っておきたいポイントが、予備のバッテリーが付属しているかどうかです。
バッテリー切れを起こして作業が中断されることのないよう、同じ性能であれば予備バッテリー付属の機種を選ぶのがポイントです。コードレスインパクトドライバーに予備のバッテリーがついていると、長時間の作業でも充電なしでこなせます。
また、バッテリーの交換が前提なのでバッテリー自体が薄型軽量で扱いやすいというメリットも。
【6】機能性をチェック
上記で説明してきたチェックポイントのほか、あると便利な機能がいろいろあります。自分の使い方に必要な機能がないか確認しておきましょう。
▼モード切り替え
インパクトドライバーの機種によっては、インパクトとしての打撃機能だけではなく、シーンにあわせた使い心地をよくするためのさまざまな付加機能が搭載された機種も販売されています。
強力なインパクトはパワーが強い分、スイッチの微妙な押し具合で速度が変わるため初心者の方には扱いづらいという難点があります。
速度調整機能がついたインパクトだと回転速度を落とすことができるので、インパクトの使用に自信がない方や、作業性より安定性を優先したい方にはおすすめです。
他にも、回転のみのインパクトOFF機能、コンクリートに穴を空けるための振動機能、ドリルドライバーのようなクラッチ機能などがついた機種もあります。
▼防塵・防滴機能
プロ仕様であれば使用現場の特性から、作業時に発生する粉塵がボディーに入ることを防ぐ防塵機能や屋外作業時の雨などを侵入を防ぐ防滴機能を装備している製品が多いでしょう。
値段の安い初級者向けなどは、機能を付けていない場合もあるので、必要に応じて確認するようにしましょう。
▼落下防止のストラップやフックがあるか
作業中での落下防止ならストラップ取付可能なタイプがよいでしょう。片手で作業するので、謝って落としてしまうことも十分にありえます。製品の保護だけでなく、落下したものが人に当たってしまう事故などを未然に防ぐことにもつながります。
作業後の落下防止ならベルトなどにかけておけるフックが取り付け可能かを確認しておきましょう。
▼LEDライトの有無
夜間や暗所での作業、また取付け箇所が奥まっていて暗いなどの場合には、LEDライトの搭載モデルがおすすめです。ネジを締めこむポイントがライトで照らされるので、効率を落とさずに作業を進められます。
特に狭い場所での作業に使われることの多いペン型タイプなら、LEDライト付きを検討してみましょう。
エキスパートのアドバイス
できるだけ同じバッテリーの工具を
販売されているインパクトドライバーは形状やパワー、バッテリーなど商品ごとにさまざまな特徴があります。
ご自身がどういった場所でどれぐらいのネジを止めたいのかを整理し、使用目的に適したスペックのインパクトドライバーを購入することで、快適なDIYライフを送ることができるでしょう。
1台のインパクトドライバーで色々なシーンのネジしめをすることは難しいので、形状の違うサブ機などを用意するとさまざまな場面で困ることなく作業を行うことができます。
インパクトドライバーはドリルドライバーとあわせて使用することが多く、バッテリーの互換性があるとコストも安く便利です。できるだけ同じバッテリーの工具を買いそろえることをおすすめします。
コードレスインパクトドライバーおすすめ11選
ここまで紹介したコードレスインパクトドライバーの選び方のポイントをふまえて、おすすめ商品を紹介します。
用途や目的によって、必要な威力、回転数、機能は異なります。サイズや機能により価格も変わってきます。相場を知り、よく比較して、自分の使うシーンに最もあった1台を見つけましょう。

安価でパワフル!DIYにおすすめの1台
この14.4Vインパクトドライバーは最大トルク140Nとしめつけ力は充分にありながらも、予備バッテリーつきで価格が非常に安く購入しやすい1台です。
バッテリーは軽量薄型タイプがついているため、使用感も軽く長時間作業しても疲れにくいです。連続使用時間についても、プロ仕様には及びませんが、予備バッテリーのおかげでDIYでもそれほど気にすることなく使えます。
軸ブレが少なくパワフルで、日本製ということもあり安心して作業することができます。コードレスタイプで、ご家庭のDIY用としておすすめの1台です。

ハードユーザーにはプロクオリティの1台を!
プロから人気の高いマキタが発売しているこのインパクトドライバーはハードユーザーの希望を叶える作業性を追求した1台です。ハードな作業をされる方や電動工具に妥協したくない方におすすめです。
18Vクラスの中でもトップレベルのトルク値と、6Ahの大容量バッテリーが付属されているので長時間の使用も可能です。ビット装着部分にはブレ防止機構を採用しているため、ネジを止める際に安定した使い心地を実現してくれます。
また、使用シーンにあわせてパワーとスピードのモード調整ができるため、パワーが必要な長いネジを止める作業や、小さなネジを止める作業など、幅広いシーンで失敗することなくインパクトを使うことができます。

バランスがよく使い勝手ばつぐんのコンパクト機
ドイツメーカーのボッシュが出している10.8Vタイプの『GDR 10.8V-EC』は、本体サイズがコンパクトながらもパワフルな1台です。ヘッド全長は137mmと他機種よりも短く小回りがききます。
このクラスのインパクトの中では105Nとトルク値が強く、ホームセンターなどで販売されているやわらかい木材なら長いネジでも問題なく止めることができます。
サイズとパワーのバランスのいい1台は使い勝手ばつぐんなので、色々な場面で活躍すること間違いなしです。

ハイパワーかつヘッドがコンパクトな1台
RYOBIが販売しているこのインパクトドライバーは、とにかくヘッドが短いことが特徴です。
18Vクラスのトルク値180Nとハイパワーながらも、ヘッドサイズが全長106mmを実現した機種です。家具の組み立てなど、限られたせまい箇所でのネジ止めなどに活躍します。
シーンによってのモード変換機能、ブラシレスモーター機構、6Ahの大容量バッテリー付属とプロも満足できる1台です。

持ち運びに最適なインパクトはこれ!
軽くて小型なインパクトといえばスティック型のこの商品。重さ550gと圧倒的な軽さに加え、ペン型とピストル型への変形が可能で持ち運びに非常に優れています。
細長い形状をしているため、奥まった場所や上を向いての天井作業などにも便利です。
木材へ長いネジを取りつけたりする場合には、パワーは少し物足りませんが、小さなネジや、ナットへのネジ取りつけなどの軽作業は得意です。使い方は少し独特ですが、使い慣れればサブ機としても最適な1台でしょう。
最小・最安クラスのコードレスインパクトドライバー
本体の全長が123mmとコンパクトな、ペン型のコードレスインパクトドライバーです。この商品は持ち運びに便利で、小さなすきまでも使えるすぐれものです。
メインの機種では入らないようなスペースでも作業ができます。まさに、かゆいところに手が届くのが魅力。お手ごろな価格なので、サブ機として持っておいて損のない機種といってよいでしょう。
高トルクなのでサビて動かないネジ外しもできます。
コンパクトなのに手早くネジをしめられる!
本機は従来品に比べ10%も早く作動してくれます。サブ機として適当な価格帯でありながら、トルクも25Nとペン式のコードレスインパクトドライバーとしては充分な性能があります。
また、予備のバッテリーやアルミケースもついているので作業性、携帯性ともに良好です。本体サイズも小さいので、せまい場所や利き腕と反対の腕でも使える便利な機種といえるでしょう。
このサイズでは最大クラスの25Nを発揮!
いくらサブ機に適したコンパクトなインパクトドライバーが欲しいと思っても、パワー不足でネジがしめられなければ意味がありませんよね。
「HiKOKI(旧日立工機)」のWH7DLはこのサイズの機種としては最大クラスの25Nのスペックがあり、45mmの木ネジもしっかりしめられるのでサブ機として充分な活躍が見こめます。
スピンドルロックつきなので、手動のドライバーとしても使用可能です。
通常の角度ではしめられないネジしめに大活躍!
ヘッドの角度を8段階で調整可能なアングル式コードレスインパクトドライバーの本機は、せまいすきまのネジしめに大活躍します。
トルクも60Nと強力なのでメインの機種とあわせて使い分ければ、DIYのシーンでしめられないネジは無いといっていいでしょう。グリップも大型で握りやすく、安定した作業が期待できる1台です。
せまい場所で活躍するコーナー式のヘッドが特徴!
本体から90度の角度にヘッドがあるコーナー式の本機は、ストレート式のヘッドではしめられないせまい場所での作業で大活躍。
メイン機と組み合わせれば、幅広いシーンでネジしめの作業をすることができます。電池の残量が一目で分かるランプもついているので不意にバッテリーが切れることもありません。
電気工具で定評のある新興製作所のドライバー
穴あけ、ネジ締めのほか、多くの電動工具を製造、販売しているシンコー(新興製作所)のコードレスインパクトドライバー。十字ネジの締め付けや緩める作業に役立ちます。
バッテリーパック2個、充電器、ブローケース、ビット1x65mm、ビット2x65mm が付属。先端ビットを交換することで、DIYにおけるさまざまな用途で利用ができます。
おすすめ商品の比較一覧表
各通販サイトのランキングを見る コードレスインパクトドライバーの売れ筋をチェック
Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングでのコードレスインパクトドライバーの売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
【関連記事】そのほかの関連アイテムもチェック
まとめ
DIYアドバイザー・野口 僚さんへの取材をもとに、コードレスインパクトドライバーの選び方とおすすめ商品をご紹介しました。
野口僚さんのアドバイスのようにトルクやサイズ、機能に注意して、自分にぴったりのコードレスインパクトドライバーを選んでみてくださいね。手持ちのドライバーや電動式のドリルドライバーでは歯が立たなかったかたい木材でも、きっと効率的にネジをしめることができますよ。
◆記事で紹介した商品を購入すると、売上の一部がマイナビおすすめナビに還元されることがあります。◆特定商品の広告を行う場合には、商品情報に「PR」表記を記載します。◆「選び方」で紹介している情報は、必ずしも個々の商品の安全性・有効性を示しているわけではありません。商品を選ぶときの参考情報としてご利用ください。◆商品スペックは、メーカーや発売元のホームページ、Amazonや楽天市場などの販売店の情報を参考にしています。◆記事で紹介する商品の価格やリンク情報は、ECサイトから提供を受けたAPIにより取得しています。データ取得時点の情報のため最新の情報ではない場合があります。◆レビューで試した商品は記事作成時のもので、その後、商品のリニューアルによって仕様が変更されていたり、製造・販売が中止されている場合があります。
徳島県の家具メーカーにて木製家具の製造に携わり、機械加工、仕上げ、組み立て、塗装など木工全般と家具製造ノウハウを培いました。 その後東京では業界新業態の体験型DIYショップで店長として勤務。店頭ではお客様の相談に乗りつつ、一人一人にぴったりのDIY用品を提案してきました。 同時にDIYレッスンの企画と講師を行い、日本のDIY文化発展のために努めてきました。 現在は大学のデザイン学部の助手として大学内工房に在中し、 学生に対しデザインやモノづくりの手法などを主に教えています。