マタニティタイツの選び方 素材・サイズ・厚さ・カラーをチェック!
ここからは、マタニティタイツの選び方のポイントを解説! 厚さやサイズをよくチェックして選びましょう。
サイズ選びは妊娠前のサイズを基準に選んで
マタニティタイツは、妊娠初期からはけるものも多くあります。そのため、基本的にサイズ選びは妊娠前のサイズを基準に選びます。
なかには、ウエストサイズが調整できるものもあります。スナップボタンなどでサイズを調整し、徐々に大きくなっていくお腹に合わせて快適に履けます。
季節に合わせて素材を選ぶ
マタニティタイツは化学繊維をはじめ、いろいろな素材が使われています。妊娠中にしめつけや肌のチクチク感が気になってしまう場合、肌触りのやさしい加工方法や素材のものを選ぶとよいでしょう。
また、通気性がよいコットンやさらっとした肌触りのシルクなどの素材のものもあります。寒いときには裏起毛のものがおすすめです。
デニール(厚さ)で選ぶ
マタニティタイツをふくめて、タイツには「デニール」という厚さの単位があります。マタニティタイツを履くシーンや用途で、ぴったりの厚さを選びましょう。
冬場の寒さ対策なら「80デニール以上」
妊娠期間が真冬になるなど、冬場の寒さ対策でマタニティタイツを選ぶなら、80デニール以上の厚めのデニールを選びましょう。
冬の冷たい風も通しにくいため、しっかりと足元をあたためられます。アイテムによっては、裏起毛の加工がされているものもあるのでチェックしてみてください。
冷房対策なら「20~30デニール」が目安
夏の冷房対策や冷えが気になるときなど、暑い季節に使用する場合、タイツが厚すぎると汗をかいたり、むれたりすることがあります。冷房対策をはじめ、夏場に使用するなら20~30デニールくらいの薄手のものを選びましょう。
夏場にぴったりの冷感タイプもあるので、上手に活用してみましょう。
着圧タイプは足をスッキリ見せてくれる
妊娠中は、むくみが気になる方も多いです。一般的なタイツと同様、マタニティタイツにも着圧機能が備わった商品が売っています。お腹部分はゆったりしているのに、ふくらはぎ部分は着圧仕様になっているものが多いです。足をキレイに見せてくれるのでおすすめですよ!
シーンに合わせたカラーを選ぼう
マタニティタイツは、黒以外にもいろいろなカラーやデザインがあります。マタニティタイツを履くシーンや用途に応じて選びましょう。
冷房対策や寒さ対策として職場やフォーマルシーンで活用する場合には、ベージュのマタニティタイツもあります。ほかにも、カラータイプならファッションのコーディネートのアクセントとしても活用できるでしょう。
マタニティタイツおすすめ7選 お腹ラクラクなのにあったかい!
ここからは、マタニティタイツのおすすめ商品を紹介! 普段使いからお仕事用まで、幅広く使えるタイプを厳選しています。
ウエスト調節ゴム付き
ナイロンやポリウレタンの化学繊維に、ウールを混ぜたふわっとした履き心地のマタニティタイツです。お腹の部分はたて伸びのリブ仕様で、大きくなるお腹にフィットする仕様となっています。
ウエストには調節ゴムがついているため、お腹の大きさに合わせて快適な位置に調節できるのもポイント。ファッションのアクセントにもなるブラウンもあります。
ブラックとカラータイツがセットに
2足組になっているマタニティタイツで、定番カラーのブラックに、ほか3色が選べます。カラー展開が豊富なため、ファッションで使いたいカラータイツを探しているときにぴったり。
交網タイプで、たてよこの伸縮性があり、快適なフィット感が得られます。また、サポート糸とナイロン糸を交互に組み合わせて編んでいるため、すっきりとしたシルエットなのもポイントです。
透け感なしでしっかり防寒&おなかラクラク
80デニールよりも厚みを増した、ピジョンの160デニールのマタニティタイツです。素肌の透け感が少ないため、法事などフォーマルな場にも使用できます。厚みがあるため、冬場の防寒対策としてしっかり着込みたいときにもぴったり。
また、臨月まで使用できるアイテムで、お腹を圧迫せず、すっぽりと包む構造のため、しめつけが気になる人にも向いています。
お腹や腰をしっかり支える設計
インナーウェアを幅広く展開するアツギのマタニティタイツです。こちらは快適な伸縮性のある素材を使用し、しめつけすぎず、きつすぎない履き心地を実現しています。10カ月という長いマタニティ期に寄り添うタイツです。
大きくなってきたお腹を下から支える腹帯設計や、腰を支えるバックサポートなど動きやすい工夫もほどこされています。

履き心地や圧迫感、肌への刺激を考えると『シームレスマタニティタイツ』は、縫い目がなく刺激になることもごわつくことも少ないためおすすめです
縫い目が気になる人にぴったり
お腹や背中部分に縫い目のない、シームレス仕様のマタニティタイツです。妊娠中に肌着のちくちくする感触が気になるようになった人や、タイツの縫い目の跡がつく、かゆくなるのを防ぎたい人に向いています。
レッグ部分も縫い目がないため、ゴロつかずに快適なフィット感が続きます。腹巻部分もゴムではなく、360度包み込む形でしめつけないのもポイントです。

『マタニティタイツ(ドット柄)』は、フォーマルにもふだん使いにも活用できるタイツなので、妊娠中もデザイン性のあるタイツを履きたい人におすすめです。
おしゃれのアクセントになるドット柄
50デニールのタイツに、ドット柄があしらわれたデザイン性の高いマタニティタイツです。ワンピースなどのスカートスタイルにも合わせやすいため、お呼ばれやフォーマルな場にもぴったり。
お腹部分には幅広のマチを取っているため、妊娠初期から臨月まで着用できます。しめつけず快適に履ける、おしゃれなマタニティタイツを探している人にも向いています。
ふくらはぎのサポート設計付き
ワコールのマタニティブランド、ワコールマタニティからはいろいろなマタニティウェアやインナーが発売されています。こちらは50デニールのマタニティタイツで、春や秋などにも使いやすい厚さです。
お腹らくらく設計で、妊娠初期から後期までの変化するお腹の大きさに心地よくフィット。ふくらはぎはサポート設計で、足元にすっきりとした履き心地が実現できます。
マタニティタイツのおすすめ商品比較一覧表
通販サイトの最新人気ランキングを参考にする マタニティタイツの売れ筋をチェック
Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングでのマタニティタイツの売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
マタニティタイツはいつから必要?
マタニティタイツは、大きなお腹を包み込むイメージがあるかもしれませんが、妊娠初期から使っても問題ありません。とくに、妊娠初期はつわりや体調不良などがピークとなります。マタニティタイツを含めて、快適に過ごせる服装を選ぶことが重要です。
マタニティタイツは、冬だけでなく冷房対策や足元の冷え対策にも使えるすぐれもの。黒以外のカラーも展開されているため、普段使いからフォーマルな場まで活躍してくれます。
寒くなってきた11月頃に妊娠7カ月で使用開始!
家にいられるときは、カジュアルなパンツで冷えないようにできたのですが、仕事のときはタイツが必須でした。寒くなってきた11月がちょうど妊娠7カ月頃で、徐々にお腹も大きくなっていた頃だったので、そのときからマタニティタイツを使っていました。(Nさん/2歳男の子)
助産師からのアドバイス
おなかをしめつけない伸縮性のあるタイツがおすすめ
マタニティタイツは、おなかをしめつけず伸縮性にすぐれているものがおすすめです。
大きくなっていくおなかに合わせて、ふだん使いのタイツからマタニティタイツに買い換えると、圧迫が少なく心地よく着用できます。
妊娠中は肌も敏感になるため、肌触りがよいものを着用しましょう。冬はもちろん、夏も冷房がきいた部屋に長くいる場合は、タイツや靴下などで足元が冷えないようにできるといいですね。
マタニティ期に必要なグッズ一覧はこちら
マタニティタイツで足元をぽかぽかに
助産師の河井恵美さんと編集部で選んだ、マタニティタイツの選び方とおすすめ11商品を紹介しました。
マタニティタイツは、商品によっていろいろな特徴があります。お腹まわりへのサポートや、ずりおちないなどの工夫があるものを選ぶと、快適に履ける一品が見つかるでしょう。
カラーバリエーションがあってファッションに使えるものもあります。足元をあたためられるだけでなく、妊娠期間をもっと楽しく過ごせるように活用してみましょう。
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看護師・助産師の免許取得後、大学病院、市民病院、個人病院等に勤務していました。助産師の仕事が大好きで、25年以上この仕事をしています。 青年海外協力隊でアフリカに赴任した後、国際保健医療を学ぶために大学院に進学し、修了しました。親御さん方へのアドバイスを充実させたいと思い、保育士資格も取得して役立てています。 現在、シンガポールに住み2人の子どもを育てつつ、現地の産婦人科に勤務して日本人の妊産婦さん方に関わっています。 インターネットでエミリオット助産院を開設し、妊娠や出産、産後の様々な相談に応じています。