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コーキングガンとは シーリングとコーキングの違いは?
コーキングガンとは、防水性と気密性などを高めるために使われているゴムのような素材「シーリング材」を注入するために使う工具のことです。そして、その作業のことをシーリング作業と呼びます。
身近なところでは、バスルームの浴槽と壁が接する部分や、キッチン台と壁が接触する部分の隙間をきれいに充填するために使われています。以前は、コーキング材を利用していたことからコーキングガンと呼ばれていますが、建設現場などではシーリングもコーキングも同義語として使われています。
コーキングガンの選び方 手動や電動だけじゃない機能やメーカーにも注目
それでは、コーキングガンの基本的な選び方を見ていきましょう。ポイントは下記の3つ。
【1】コーキングガンの種類をチェック
【2】コーキング剤の容量をチェック
【3】コーキングガンの便利な機能をチェック
上記の3つのポイントを抑えることで、より具体的に欲しい機能を知ることができます。一つひとつ解説していきます。
【1】コーキングガンの種類をチェック
コーキングガンの種類は大きく分けて、手動式、電動式、エアー式の3つに分かれています。それぞれ価格設定や機能、使い勝手が異なるため、使う頻度や場所などを考えてご自身が使いやすいと感じるものを選びましょう。
▼扱いやすく初心者におすすめの手動式
手押しでコーキング剤を充填していきます。ハンドルを握ることで、コーキング剤を押し出す仕組みになっています。長所は、ほかのタイプと比べて価格が安いこと。使用頻度が低い場合や、DIY初心者の方にもおすすめのタイプです。
▼値段は高めだが作業効率を重視したいなら電動式
スイッチを押すだけで自動で一定量のコーキング剤が出ます。長所は、手が疲れにくいことと、テクニックがなくても比較的きれいに仕上げることができる点です。高めの価格設定ですが、作業範囲が広い場合や仕上がりのクオリティにこだわる場合はとくにおすすめです。
▼電動より軽く疲れを軽減したいならエアー式
レバーを引いている間はずっとコーキング剤が出るタイプです。長所は、電動式よりも軽いことですが、使用するにはエアホースやコンプレッサが別途必要になります。軽いうえに、空気圧でコーキング剤を押し出す仕組みなので、手や腕が疲れないのは魅力的ですね。
【2】コーキング剤の容量をチェック
コーキングガンにセットして使うコーキング剤にも、容器のタイプと大きさにバリエーションがあります。コーキングガンとの互換性を確認する必要が出てきますので、購入の際に使用できるかどうか必ず確認しましょう。
▼330mlサイズが多く販売されているカートリッジ式
330mlのカートリッジに入っているタイプが多く販売されています。現場作業などでさらに多くのコーキング剤が必要な場合は大容量のタイプもあります。使いたいカートリッジがコーキングガンにセットできるかどうかは、必ず確認するようにしましょう。
▼環境にやさしいパック式
環境にやさしいパックタイプのコーキング剤もあります。なにより、使ったあとのゴミが少なくエコな商品です。ソーセージタイプとも呼ばれます。使用頻度が多く、ゴミをできるだけ削減したい方や、大容量のパック式を使いたい場合はパック式対応のタイプを選びましょう。
【3】コーキングガンの便利な機能をチェック
コーキングガンは、使ううえで便利な機能がついているものも多くあるので、選ぶ際に一緒にチェックしておきましょう。液だれ防止機能や360度回転機能がついていることで、コーキング剤の無駄な消耗や作業時の余分な動きも軽減できますよ。
▼液だれ防止機能つきでむだなく利用できる
実際の作業時に気になりがちな、コーキング剤の液だれ。仕方のない現象だとあきらめている方にも朗報です。なかには、液だれを防止できるコーキングガンもあります。
コーキング剤を有効活用できて経済的。漏れた液を掃除する手間もはぶけます。
▼360度回転機能つきノズルで作業効率アップ
限られた狭い作業スペースや、直角や鋭いカーブのきいた場所には、ノズルに回転機能がついていると無理な姿勢で作業する必要もなくなります。
より美しく仕上げることもでき、小回りがきくので、こまかい作業にもぴったり。作業者にやさしい機能ですね。
施工範囲や場所に合わせて作業しやすい方式を選ぶ DIYクリエイターがアドバイス
空間デザイン・DIYクリエイター
コーキングガンは大きく分けて、手動式、電動式、エアー式と、一般的には3種類に分類することができます。施工範囲や、施工場所に合わせて、もっとも作業しやすいコーキングガンを選択しましょう。
人気メーカー・ブランドの特徴 マキタ、タジマ、COX、山本製作所を厳選
気になっているメーカーで選ぶというのも、ひとつの方法です。ふだんからなじみのあるメーカーだと信頼感も強く、安心して商品を選ぶことができますね。得意としている分野など、くわしく見てみるとおもしろいですよ。
makita(マキタ)|本格的DIYからプロまで愛用者多数
創業時はモーターの販売修理会社として活躍をはじめました。現在では、人の暮らしと住まい作りに役立つ工具のグローバルサプライヤーとしてたくさんの商品開発と販売をしています。
バリエーション豊かな電動式コーキングガンを複数販売していますので、本格的なDIYが趣味の方、またはプロの方におすすめです。
Tajima(タジマ)|初心者にもおすすめ
建築用ハンドツールを多く展開しているブランドです。コーキングガンの種類もとても多く、手動式から電動式まで幅広い商品のラインアップです。きっと、お探しの商品が見つかります。
手ごろで使い方もシンプルな手動式もたくさんありますので、初心者の方にもおすすめのメーカーです。
COX(コックス)|世界でも有数のコーキングガンメーカー
イギリスに本社を置くコーキングガンの開発メーカー。2016年にスイスのSulzerグループに買収されましたが、COXブランドは健在で、世界有数のコーキングガンメーカーとして、市場をリードしています。
YSC(山本製作所)|幅広い商品展開が魅力
カートリッジガンやフィルムパックガンなど、ハンド式コーキングガン全般を製造販売しているメーカー。
商品を選ぶうえでの情報も、初心者でもわかりやすいようにHPに掲載されていて、コーキングガンデビューを考えている方から、プロの方にも幅広く対応した商品展開が魅力です。
コーキングガンおすすめ3選|手動式 値段も安く初心者でも使いやすい
比較的低価格で導入しやすい手動式です。作りもシンプルなので、使い方も明快。DIYをはじめてみようと考えている方にもおすすめです。
パオック『Bcross コーキングガン』

出典:Amazon
YSC(山本製作所)『カートリッジガン(YCG-3400HB)』

出典:楽天市場
TAJIMA(タジマ)『コンボイJエコパック(CNV-JECOPA)』






出典:Amazon
コーキングガンおすすめ3選|電動式 DIY中上級者や専門業者に最適
プロの方など、作業量が多く効率よく美しく仕上げたい場合におすすめの電動タイプ。コストは高くなりがちですが、作業効率は非常にいいのが魅力。
makita(マキタ)『充電式コーキングガン(CG180DRF)』

出典:Amazon
TAJIMA(タジマ)『充電式コーキングガン コンボイエレキテル(CNVEJ) 』
















出典:Amazon
Panasonic(パナソニック)『シーリングガン3.6V(EZ3610 )』

出典:楽天市場
コーキングガンおすすめ4選|エアー式 仕上がり重視なプロ向け仕様
空気を送るコンプレッサーを使用して、コーキング剤を押し出すエアー式。電動式よりもリーズナブルな商品もあり、比較的軽量な商品が多いですよ。
COX(コックス)『エアーフロー 3カートリッジ』






出典:楽天市場
ESCO(エスコ)『コーキングガン エアー式(EA123VA-7)』

出典:楽天市場
ESCO(エスコ)『コーキングガン エアー式(EA123VA-1A)』

出典:Amazon
YSC(山本製作所)『エアーガン(YPG-55F)』




出典:楽天市場
通販サイトの最新人気ランキングを参考にする コーキングガンの売れ筋をチェック
Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングでのコーキングガンの売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
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まとめ
今回はコーキングガンの11選をご紹介しました。最後に選び方のポイントをおさらいしましょう。
まず、用途に合わせて手動または電動、エアー式かを決めましょう。次に、液だれ防止機能や360°回転機能付きなどの機能があると、正確性の求められる作業の場合は仕上がりのクオリティも向上しますよ。
使用頻度や使いたいコーキング剤のタイプなどもイメージしながら、あなたがほしいコーキングガンを選んでみてくださいね。
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※「選び方」で紹介している情報は、必ずしも個々の商品の安全性・有効性を示しているわけではありません。商品を選ぶときの参考情報としてご利用ください。
※商品スペックについて、メーカーや発売元のホームページ、Amazonや楽天市場などの販売店の情報を参考にしています。
※レビューで試した商品は記事作成時のもので、その後、商品のリニューアルによって仕様が変更されていたり、製造・販売が中止されている場合があります。
※本記事は掲載時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。予めご了承ください。
「インテリア空間デザイン」「スタイリング」「写真」「テレビ撮影」「監修」「執筆」などフリースタイルにて幅広く活動中。 予算100万円で自身が住む自宅をフルリノベーション、古材、流木などを使った家具作りが話題となり、様々なメディアにて取り上げられている。 幼少期から物作りが好きで、何でもまず作ってみる、やってみる精神、そんな好きが高じて、趣味から現在のお仕事に発展。