ヒートガンの選び方 DIYクリエイターに聞く 使い道にあわせて選ぶ!
DIYクリエイター・綱田真希さんに、ヒートガンを選ぶときのポイントを3つ教えてもらいました。
作業に適した温度を! 温度調節機能と出力可能温度を確認 ヒートガン選びのポイント1
ヒートガンには、温度調節機能がついたものがあります。温度調節は、2段階くらいがあれば便利。
出力温度に関しては、一般的な使用なら高温側が300度あればじゅうぶんですが、ハンダなどに使用する場合には350度前後の温度が必要となってきます。使用後に本体を冷やすことができる、冷却用送風が出るものが望ましいです。
張りついたシールをはがすかんたんな作業なら安いヒートガンでもじゅうぶん。ただし、使用用途によって最適温度はさまざまです。価格によっては温度調節のできないものもあるので、値段と機能のバランスを考えて使用用途に合った製品を選びましょう。
スタンドなどで自立できると両手での作業が可能に ヒートガン選びのポイント2
ヒートガンは、手で持ちながら熱風を対象物に与えるため、どうしてもヒートガンを持つ片方の手がふさがります。しかし作業の内容によっては、ヒートガンで熱を与えながら両手で作業をしたい、という場合もあります。
商品によっては本体にスタンドがついているものもあります。スタンドで自立することにより、両手で作業することが可能になります。手芸などこまかい作業が必要な場合、自立するヒートガンを選択しておくのがよいでしょう。
交換ノズルが多ければ使い道が広がる ヒートガン選びのポイント3
ヒートガンを当てる部分は目的によって大小範囲があるので、交換ノズルが付属していると便利。ピンポイントで熱を与えるためストロー型になったノズル、コードやチューブを囲むように熱が与えられるノズル、ドライヤーのように広範囲に熱を与えられるノズルなど種類もさまざまです。
これらのノズルがそろっていると、多様な作業に使用できるようになります。追加でノズルが取りつけられるヒートガンを購入しておくのも手です。
ヒートガンおすすめ5選 スタンド式・温度無段階調節モデル・小型タイプも
上で紹介したヒートガンの選び方のポイントをふまえて、DIYクリエイター・綱田真希さんに選んでもらったおすすめ商品を紹介します。

MTK『ヒートガン(HT1800)』 ヒートガンおすすめ商品1

出典:Yahoo!ショッピング
使用電源 | 単相110V |
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消費電力 | 1800W |
温度 | 300度、600度 |
本体サイズ | 長さ250×高さ(持ち手部分含む)195mm |
本体質量 | - |
自立 | 可 |

RYOBI『ホットエアガン(HAG-1551)』 ヒートガンおすすめ商品2

出典:Amazon
使用電源 | 単相100V |
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消費電力 | 1200W |
温度 | 50~550度 |
本体サイズ | 長さ255×幅82×高さ205mm |
本体質量 | 約580g |
自立 | 可 |

innhom『ヒートガン ミニホットガン』 ヒートガンおすすめ商品3

出典:Amazon
使用電源 | 単相110V |
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消費電力 | 300W |
温度 | 200〜300度 |
本体サイズ | 長さ約220×幅24mm |
本体質量 | 300g |
自立 | 可 |

マキタ『ヒートガン(HG6031VK)』 ヒートガンおすすめ商品4

出典:Amazon
使用電源 | 単相100V |
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消費電力 | 1200W |
温度 | 50〜550度 |
本体サイズ | 長さ257×幅85×高さ206mm |
本体質量 | 約670g |
自立 | 可 |

Anesty『ヒートガン』 ヒートガンおすすめ商品5

出典:Amazon
使用電源 | 単相100V |
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消費電力 | 1500W |
温度 | 50〜600度 |
本体サイズ | 長さ245×幅65×高さ185mm |
本体質量 | 約750g |
自立 | 可 |
「ヒートガン」のおすすめ商品の比較一覧表
通販サイトの最新人気ランキングを参考にする ヒートガンの売れ筋をチェック
Amazon、Yahoo!ショッピングでのヒートガンの売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
ヒートガンの使用上の注意点 エキスパートからのアドバイス
空間デザイン・DIYクリエイター
熱処理作業直後の熱くなったヒートガンに注意
使い終わった直後に素材やヒートガンはとても熱くなっているので、じかに素手で触らないこと。火傷の危険があります。使用後のヒートガンの収納にも注意が必要で、そのまま床などに置いてしまうと床材などが溶けてしまうことが。
そのため、使用後に冷却できる冷却送風(50度送風)が出るヒートガンをおすすめします。使用後に冷却用送風をしばらく出し、本体やノズルを冷却して収納しましょう。
ヒートガンのおすすめに関するQA
ヒートガンの選び方のポイントは?

ヒートガンを選ぶときに確認したいポイントは3つあります。その1:出力可能温度が用途に合っていること。温度調節機能も2段階くらいあると便利です。その2:スタンドが付属、もしくは本体だけでも自立できるかどうか。両手での作業が可能になります。その3:さまざまな作業に対応できるよう、交換ノズルが充実していること。さらに詳しく知りたい方はこちらから確認いただけます。
ヒートガンのおすすめ商品を教えてください

予算100万円で自身が住む自宅をフルリノベーション。さまざまなメディアにも取り上げられているDIYのエキスパート、DIYクリエイターの網田真希さんがおすすめするヒートガンはこちらをご覧ください。
ヒートガンのおすすめ商品を一覧で比較したいです

DIYクリエイターの網田真希さんがおすすめするヒートガン5商品の出力温度や本体サイズ・自立の可否などの比較表を作成しました。写真や値段でくらべたい方もこちらをご覧ください。
AmazonやYahoo!ショッピングなど通販サイトでのヒートガンの人気ランキングが知りたい

おすすめナビでは、記事でご紹介するテーマに対して、AmazonやYahoo! ショッピングなどの通販サイトの最新ランキングも調査してこちらからすぐにアクセスできるようにしています。エキスパートがおすすめする商品以外にももっと知りたいという方は、ぜひチェックしてみてください。
ヒートガンを使用するうえでの注意点はありますか?

使用直後のヒートガンは高温になっているため、扱いには注意が必要です。エキスパートの網田真希さんからの、ヒートガンを安全に使うためのアドバイスをこちらから確認いただけます。
※「選び方」で紹介している情報は、必ずしも個々の商品の安全性・有効性を示しているわけではありません。商品を選ぶときの参考情報としてご利用ください。
※商品スペックについて、メーカーや発売元のホームページなどで商品情報を確認できない場合は、Amazonや楽天市場などの販売店の情報を参考にしています。
※マイナビおすすめナビでは常に情報の更新に努めておりますが、記事は掲載・更新時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。修正の必要に気付かれた場合は、ぜひ、記事の下「お問い合わせはこちら」からお知らせください。(掲載:マイナビおすすめナビ編集部)
※2020/10/01 コンテンツ修正のため、記事を更新しました。(マイナビおすすめナビ編集部 中村亜紀子)
※2020/11/20 コンテンツ追加のため、記事を更新しました。(マイナビおすすめナビ編集部)
「インテリア空間デザイン」「スタイリング」「写真」「テレビ撮影」「監修」「執筆」などフリースタイルにて幅広く活動中。 予算100万円で自身が住む自宅をフルリノベーション、古材、流木などを使った家具作りが話題となり、様々なメディアにて取り上げられている。 幼少期から物作りが好きで、何でもまず作ってみる、やってみる精神、そんな好きが高じて、趣味から現在のお仕事に発展。