「はがせるのり」のおすすめ商品の比較一覧表
はがせるのりの選び方 スプレーやテープタイプ、対応素材をチェック!
まずは、はがせるのり選びのポイントをおさえておきましょう! ポイントは下記の2つ。
【1】用途に合わせてタイプを選ぼう
【2】対応している素材をチェック
のりのタイプや対応している素材をよくチェックすることが大切です。インテリアコーディネーター・神村さゆりさんにアドバイスもいただきましたので、ぜひ商品を選ぶ際の参考にしてください。
【1】用途に合わせてタイプを選ぼう
はがせるのりのタイプは、液体、粉末、スプレー、テープの4つに分けられます。まずは、それぞれの特徴を見ていきましょう。
広い面に塗るのに便利な「液体タイプ」
工作で使うでんぷんのりのような質感をしている液体タイプ。水で薄めたり、濃度を調整したりする必要がなく、ローラーやハケを準備するだけでそのまま使うことができます。
なかでも、DIY向けにつくられた大容量タイプは、大規模な壁紙の張り替えにぴったり。施工面積の目安を記した商品もあるので、購入前にチェックするといいでしょう。
必要な分量だけ使える「粉末タイプ」
粉末タイプのはがせるのりは、粉末と水を混ぜ合わせて液状にしてから使用します。液体タイプと同様に、壁紙の張り替えなど広範囲への使用にぴったりです。
粉末タイプは必要な分量だけを使えて残りを保存できるため、無駄がなく経済的。シーズンごとに部屋の雰囲気を変えたいなど、頻繁(ひんぱん)に模様替えを楽しみたい方にも向いています。
シワになりにくい「スプレータイプ」
ローラーやバケツなどの道具を準備する必要がなく、ワンタッチで手軽に使えるのがスプレータイプの魅力です。霧状でムラにならず広範囲に塗れるので、シワを出したくない紙類を貼りつけるときに役立ちます。
大規模な壁紙の張り替えなど、広範囲の使用にはあまり向いていないので、ポスターの貼りつけや資料作り、小範囲の修復などに使用するといいでしょう。
部分的な使用に便利な「テープタイプ」
必要な部分に貼って使うテープタイプには、手が汚れない、まっすぐきれいにのりづけできる、シワにならないといったメリットがあります。広範囲への使用には向いていませんが、小物のアレンジ、ポスターやカレンダーの貼りつけ、部分的な修復などに便利です。
似たような商品に、文房具として売られているテープタイプの付箋のりがありますが、粘着力も使用感も大きく異なるため、混同しないように気をつけてくださいね。
【2】対応している素材をチェック
はがせるのりは、商品によって対応している素材が異なります。壁紙の張り替えに特化しているもの、プラスチックや金属に貼れるものなどさまざまなので、貼りつけたい素材が対応しているかの確認が大切です。
対応素材については、商品のパッケージやメーカーの公式ホームページなどに記載されています。購入前にしっかりチェックしておきましょう。
作業性と素材との相性が大事 インテリアコーディネーターがアドバイス
住まいづくりナビゲーター/一級建築士・インテリアコーディネーター
はがせるのりは、試し貼りする場合に適しています。また、繊細な作業で、一度で決める技術に欠けているときのお助けになります。ほとんどの場合、初期の粘着力は弱いですが、乾いてくるとしっかりとしてきてキレイにはがせなくなります。
また、素材によっても強力に貼れるのか、すぐにはがれてしまうのかが変わるので、素材との相性もみる必要があります。
はがせるのりおすすめ4選【液体・粉末】 広い面に塗るのに便利!
インテリアコーディネーターの神村さゆりさんと編集部が選んだ、おすすめのはがせるのりを「液体・粉末」「スプレー・テープ」とタイプ別に紹介します。
まずは、液体・粉末タイプのおすすめ商品からみていきましょう!
はがせるのりおすすめ5選【スプレー・テープ】 シワになりにくい、部分使用にぴったり!
ここからは、スプレータイプとテープタイプのはがせるのりのおすすめ商品を紹介します。

はがせるのりの使い方と注意するポイントとは?
はがせるのりの使い方と注意点をご紹介します。はがせるのりを使う前に、ぜひチェックしてみてくださいね。
DIYをおこなう際は道具の準備が必要
液体タイプや粉末タイプのはがせるのりを使ってDIYをおこなう場合は、のりを塗るためのローラーやハケ、のりを入れるバケツなどが必要になります。きれいな仕上がりを目指すなら、メジャーやマスキングテープ、カッターなども準備しておくといいでしょう。
作業をはじめてしまってから足りない道具をそろえるのは難しいため、事前にしっかり必要な道具をそろえておくことが大切です。
のりを塗る面は前もって清潔にしておく
壁紙を貼る場合に壁面が汚れていると、のりのつきが悪くなったり、見た目が汚くなったりすることも。美しく仕上げるためには、事前に貼る面の拭き掃除をしておくことが大事です。
壁紙にのりをつけるときは、すみずみまで行き渡るようにたっぷり塗るのがポイント。そうすることで、壁が多少でこぼこしていても、ぴったり貼りつけることができます。
まずは小さな範囲から試してみる
はじめて貼りつけ作業をする場合は、のりがきれいに塗れなかったり、ズレてしまったりと、なかなかうまくいかないものです。まずは、のりや道具の使い方に慣れるためにも、洗面所やトイレなどの小さな範囲や目立ちにくい場所からはじめてみるといいでしょうう。
ある程度慣れてから広範囲の貼りつけに取り掛かかると、作業がスムーズにはかどるはずです。
時間と人数は余裕を持って確保しておく
壁紙を広範囲にわたって張り替える場合は、家具の移動や道具の準備など、下準備だけでも結構手間がかかります。貼った壁紙を乾かしたり、後片づけをしたりする時間も考慮して、作業をする日は余裕をもって時間を確保しておきましょう。
また、慣れないうちや広範囲の作業は、ひとりだとなかなかスムーズに進まないもの。できればふたり以上で作業するのが好ましいです。
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はがせるのりでDIYを楽しもう
はがせるのりには、液体、粉末、スプレー、テープといった種類があり、貼る範囲や素材に適したものを選ぶことができます。たとえば、広範囲の壁紙の張り替えには液体や粉末タイプ、ポスターや紙類の貼りつけにはスプレータイプ、小物のアレンジにはテープタイプがぴったりです。貼ってはがせて、気軽に何度でも張り替えられるのが、はがせるのりの魅力です。はがせるのりを活用して、部屋の模様替えやDIYを存分に楽しんでくださいね。
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※「選び方」で紹介している情報は、必ずしも個々の商品の安全性・有効性を示しているわけではありません。商品を選ぶときの参考情報としてご利用ください。
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住宅メーカー、ゼネコン設計部、設計事務所等で約300棟の新築設計実績と現場代理人女性としては希少な現場監督経験を生かしリフォーム物件も約70棟手がける。 住宅や暮らし方、環境整備をテーマに、これまで一般企業研修・公的機関・学校等にて講師としてこれまで述べ5000人以上を指導。 整理収納アドバイザー、ルームスタイリスト資格認定講師として800名余の資格者を認定。また資格試験対策として二級建築士やインテリアコーディネーターの受験指導も行っている。手描き図面やイラストでのプレゼンにも定評があり、多くの文具を試してきた。 多趣味が高じて醗酵教室や手抜き家事教室を開催し好評を得ている。 子ども3人。A型・獅子座