洗濯ボールとは? 衣類の絡まりを防いでほこりをキャッチ!
洗濯ボールとは、洗濯物と一緒に洗濯機に入れてまわすだけで、洗濯物の絡まり防止やこまかいほこりや汚れをキャッチしてくれる優秀なアイテム。
なかには洗剤や柔軟剤が不要になるものまで、さまざまな商品が販売されています。洗濯ボールを使うことで、日々の洗濯を快適にしてくれますよ!
洗濯ボールの選び方 種類や効果、消臭機能やコスパをチェック!
では、洗濯ボールはどのように選べばよいのでしょうか? 素材や付加機能などを確認して選ぶことが大切です。ライフアレンジニストの有賀照枝さんからアドバイスもいただきましたので、ぜひチェックしてみてくださいね。
ポイントは下記の通り。
【1】洗濯ボールの種類と効果
【2】消臭や除菌、防カビ機能
【3】乾燥機対応
【4】ボール1個あたりの洗濯量
【5】使用できる期間
【6】デザイン
上記のポイントをおさえることで、より欲しい商品をみつけることができます。一つひとつ解説していきます。
【1】洗濯ボールの種類と効果で選ぶ
洗濯ボールにはさまざまな種類があり、それぞれ期待できる効果も異なります。自分の悩みを解消してくれるものを選びましょう。
洗濯物が絡まるのを防止できる「ゴムタイプ」
ゴム素材でできている洗濯ボールです。このタイプの洗濯ボールは衣類同士の絡まりを防止してくれます。
洗濯が終わったあとに洗濯ものがからまっていると、ほどくのにひと苦労。ゴムタイプの洗濯ボールは、凸凹した形状のものが多く衣類と衣類の間にしっかり入り込んでくれます。そのため、一緒に入れて洗濯するだけで、衣類の巻きつきを防いでくれるのが魅力です。
ゴム以外に樹脂でできているものもありますが、高熱に弱いものもあるので、乾燥モードで使わないように注意してください。
汚れを落とせる「セラミック・マグネシウムタイプ」
セラミック、マグネシウムタイプは、少量の洗剤または洗剤なしで汚れを除去してくれるのが魅力。素材となっているセラミック、マグネシウムがアルカリイオン水を生成し、それが衣類の油脂分を分解。少量の洗剤もしくは洗剤なしでの洗濯が可能です。持ちもいいため、長く使うことができます。
塩素系の漂白剤と混ぜてはいけない点だけ注意してください。
糸くずやほこり、ペットの抜け毛を取り除ける「スポンジタイプ」
スポンジの繊維やほこり、糸くず、髪の毛、ペットの抜け毛などを付着させることで、洗濯ものの小さいゴミを取り除いてくれるタイプの洗濯ボールです。形状の自由度の高いスポンジを使うことから、見た目がかわいいものも多く売られています。
スポンジタイプの洗濯ボールの素材は熱に弱いため、乾燥モードで使用しないようにしましょう。
【2】消臭や除菌、防カビなど洗浄以外の付加機能があるものも!
洗濯ボールのなかには、素材そのものの機能に付加機能を合わせ持ったものがあります。たとえば、除菌、防カビ、消臭、ニオイづけといったものなどです。気になる方は、付加機能にも注目して洗濯ボールを選びましょう。
【3】乾燥機でも使えるかを確認しよう
洗濯ボールのなかには高熱に弱い素材を使っていることがあります。洗濯ボールを入れたままで乾燥モードを使ってしまうと、洗濯ボールが溶けてしまうことも。
まずは乾燥モードでの使用の可否を確認し、使用不可であれば乾燥モードの前に忘れずに取り出すようにしましょう。
乾燥モードや乾燥機でも使えるタイプの洗濯ボールもあるので、「途中で取り出すのが面倒……」という方はこのタイプがおすすめです。
【4】ボール1個あたりの洗濯量で選ぶ
洗濯ボールは大量の洗濯物に使えるというわけではなく、1個あたりの洗濯物の量が決まっています。洗濯ボールが少なすぎるとせっかくの効果を発揮できません。
逆に、入れすぎると洗濯物や洗濯槽を傷めてしまいます。商品によっては洗濯物の量にあったボールの個数が明記されているものもあるので、自身の洗濯量にあった数を買って使うようにしましょう。
【5】コスパも商品それぞれ! 使用できる期間に注目して
洗濯ボールの寿命は素材や商品によってまちまちです。安いと思って買ったらすぐに買い替えなくてはいけなかったり、高いなと思って買っても長く使えたりということもあります。
単純に商品の価格で判断するのではなく、商品の使用できる期間も考慮して選ぶようにしましょう。
【6】デザインで選ぶ
洗濯ボールのデザインは、スタンダードなものからかわいいデザインまでさまざまな種類があります。毎日のように使うものだからこそ、せっかくならお気に入りの洗濯ボールを使いたいですよね。
洗濯ボールの機能や素材はもちろん、デザインにも注目して選んでみましょう。
ライフアレンジニストからの購入アドバイス
洗濯の悩みを洗い出そう
洗濯ボールを購入する前に、まずは洗濯するときの困りごとやこだわりたい点をあげてみましょう。ドラム式・縦型洗濯機なのか、洗濯物の汚れ具合はどうなのかによっても、選ぶ洗濯ボールが違ってきます。
洗濯ボールのおすすめ10選 スポンジ・ゴムタイプや乾燥機使用OKのものも!
ここからは、ライフアレンジニストの有賀照枝さんと編集部が厳選した、洗濯ボールのおすすめ商品を紹介します。ぜひ参考にしてみてくださいね。
▼洗濯ボールおすすめ3選【ゴムタイプ】
まずは、衣類同士がからまりにくいゴムタイプのおすすめ商品をご紹介します。
よつ葉のクローバー型で絡まりを防ぐ
よつ葉のクローバーをモチーフとした見た目が特徴的。緑色と黄緑色の2色がついています。洗濯機に入れると手もみ感覚で洗濯ものを洗うことが可能です。
ゴムタイプの洗濯ボールで、洗濯ものの絡み防止効果もあります。タオルなど絡みやすいものをほぐすストレスを軽減できます。すすぎ、脱水時にも入れたままで使用が可能です。
エヌケープロダクツ『ザブザブボール』はシンプルな洗濯ボールですが、とくにタオルやパンツなど長さのある衣類を洗濯するときに使うと絡まりが少なく便利さを実感できるでしょう。洗濯物につくシワも少なくなるので、干すときもラクです。

軟質塩化ビニール製で洗濯ものをいためない
軟質塩化ビニール製であり、洗濯物を傷めづらいのが特徴。洗濯物に色をつけることもなく、安心して使うことができます。
洗濯物同士の絡みを防止するゴムタイプです。衣類にやさしく、手もみ洗い感覚で衣類を洗濯する効果で、汚れをムラなく落とすという機能もあります。シンプルな機能で、はじめて洗濯ボールを使う方におすすめです。
雪の結晶型の洗濯ボールで洗浄力アップ
雪の結晶型の形状がしっかりと洗濯ものの絡まりを抑えてくれます。これにより、洗濯もの全体に水流をいきわたらせ、洗浄力をアップしてくれます。
使い方は洗濯機に入れるだけですが、洗浄力がアップするので時間も水道代も節約することが可能です。8個セットになっていますが、通常は4個でじゅうぶんであり、汚れがひどいときに6~8個を入れればOKです。
▼洗濯ボールおすすめ5選【セラミック・マグネシウムタイプ】
続いては、洗剤を節約できるセラミック・マグネシウムタイプのおすすめ商品をご紹介します。
環境にやさしい洗濯マグちゃん
「マグネシウムと水」だけで洗濯物の汚れをしっかり落としてくれる商品。高い洗浄力だけでなく、消臭や除菌効果もあるので便利です。約300回繰り返し使用することができ、使用後は植物の肥料に再利用可能。環境にもやさしい洗濯ボールです。
洗濯機での使用後はしっかり乾燥させるようにしましょう。乾燥機での使用も可能ですが、表面の繊維の傷みが早まることがあるので注意が必要です。
5種類のセラミックで洗浄力のある水に変える
5種類のセラミックを使用した洗濯ボールです。深海ミネラルセラミックボールを含み、通常の汚れでは洗剤が不要になるすぐれもの。
使い続けることで洗濯槽の裏にカビが繁殖しにくい環境を作るという機能もあります。抗菌効果、静電気の減少、残留塩素の低減といった効果もあり、ひとつで盛りだくさんの効果が得られる洗濯ボールです。
半永久的に使える高コスパアイテム
半永久的に使えることを売りにした洗濯ボール。初期コストは少し高価ですが、買い換える必要がなく、毎日使えることを考えるとコストパフォーマンスは高いです。
洗濯で発生する水量を利用した電気エネルギーにより汚れを除去。通常の汚れであれば洗剤は不要となっています。衣類の傷みや色落ちを防いでくれるアイテムです。
アーネスト『洗濯ボール エコサターン』は環境にやさしく、洗濯ついでに洗濯槽もきれいに保ちたい方におすすめです。バスタオルなど汚れが少ない洗濯物は洗剤なしで、汚れが気になる洗濯物は少量の洗剤を入れて併用して使ってみてはいかがでしょうか。

セラミックの力で通常の汚れなら洗剤不要
7種類の特殊セラミックにより、水道水を洗浄力のある水に変える洗濯用ボールです。日常生活で付着するような通常の汚れであれば、洗剤を使わずにキレイにしてくれます。
汚れを落とす効果に加え、水を活性化し、抗菌、汚れの再付着防止、脱塩素といった効果もあります。洗濯ものがソフトに仕上がり、静電気も軽減するなど効果満載の洗濯ボールです。
洗剤・柔軟剤なしでも洗濯物がふんわりきれいに
洗濯機に1個入れるだけで衣類の汚れがきれいに落ちる、まさに画期的なボールです。ボールのなかの粒状の特殊セラミクスが水をイオン化して汚れをきれいに分解してくれる仕組み。
肌にやさしいので、敏感肌の方、赤ちゃんにもおすすめです。
▼洗濯ボールおすすめ2選【スポンジタイプなど】
最後は、細かなごみを取り除けるスポンジタイプなどのおすすめ商品をご紹介します。
ひつじのスポンジが糸くずなどのゴミを絡め取る
ピンクとブラウンのかわいいひつじの形をした洗濯ボールです。洗濯ボールには珍しくドラム式洗濯機でも使用が可能。すすぎや脱水時もそのまま入れておくことができ、乾燥前に取り出せばOKです。
タイプとしてはスポンジタイプの洗濯ボールであり、糸くずや髪の毛、ペットの毛を絡めとり、洗濯ものへの付着を防いでくれます。
ダイヤ『クリーニングボール』は細かいゴミやペットの毛をさらに取り除きたいと考えている縦型洗濯機をご使用の方に併用して使ってほしい商品です。上手に使うポイントは、1回でまわす洗濯物の量を入れすぎないことです。

機能も見た目もシンプルでリーズナブル
シンプルでリーズナブルな価格の浮きタイプの洗濯ボールです。洗濯ボールにネットが付属しており、洗濯機に浮かべることで糸くずやわたぼこりをキャッチしてくれ、洗濯物をスッキリと洗ってくれます。
浮かべる構造のため設置も取り出すのもかんたんです。ドラム式や節水タイプの洗濯機では使用できないので注意しましょう。
「洗濯ボール」のおすすめ商品の比較一覧表
通販サイトの最新人気ランキングを参考にする 洗濯ボールの売れ筋をチェック
楽天市場での洗濯ボールの売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
洗濯ボールの効果的な使い方 上手に使おう!
ここからは、より効果的に洗濯ボールを使うためのコツを紹介していきます!
洗剤と一緒に使うことで洗浄力が高まる
セラミック・マグネシウムタイプは洗剤なしでも使用することができますよね。しかし、ふだん使用している洗剤の量より少ない量を一緒に使うことで、さらに洗浄力を高めることができます。
洗濯ボールの種類によって洗剤が必要なものもあるので、洗濯物の量や汚れの具合などにあわせて洗剤の量も調節してみましょう。よりていねいに洗いたい場合は、つけ置き洗いもおすすめですよ。
洗濯ボールの個数は洗濯物の量にあわせる
多くの洗濯ボールでは、洗濯物の量ごとに適切な洗濯ボールの個数が設定されています。洗濯ボールを効果的に使用するには、設定された個数を守ることがおすすめです。
中には適切な個数が明記されていない商品もありますが、その場合は多めに洗濯ボールを入れるようにしましょう。多めに入れても洗濯に悪影響が出ることはありません。
傷みやすい素材の衣類は洗濯ネットに
デリケートな素材の衣類に洗濯ボールを使用する際は、衣類を洗濯ネットに入れておくと安心です。洗濯ボールの摩擦などで衣類が傷んでしまうことを防ぐことができます。
とくにゴム素材やプラスチックの洗濯ボールは摩擦力が高い傾向にあるので、注意しましょう。
ドラム式洗濯機の場合は、使えるか事前にチェック!
洗濯機にも、ドラム式や縦型など種類がありますよね。洗濯ボールは、商品によってはドラム式洗濯機では使用できないものがあります。自宅の洗濯機がドラム式という方は、購入前にドラム式でも使えるかを確認しましょう。
洗濯をラクにするおすすめグッズはこちら! 【関連記事】
お悩みに合わせて洗濯ボールを活用しよう! まとめ
この記事では洗濯ボールの選び方とおすすめ商品を紹介しました。洗濯ボールには大きく分けて3つの素材でできたものがあり、それぞれに効果が異なります。
各製品ごとに付加機能があり、自身の洗濯の悩みに合わせて選ぶことが可能です。この記事を参考に、あなたがほしい洗濯ボールを選んでみてくださいね。
◆Amazonや楽天を始めとした各種アフィリエイトプログラムに参加しており、当記事で紹介している商品を購入すると、売上の一部がマイナビおすすめナビに還元されます。◆記事公開後も情報の更新に努めていますが、最新の情報とは異なる場合があります。(更新日は記事上部に表示しています)◆記事中のコンテンツは、エキスパートの選定した商品やコメントを除き、すべて編集部の責任において制作されており、広告出稿の有無に影響を受けることはありません。◆アンケートや外部サイトから提供を受けるコメントは、一部内容を編集して掲載しています。◆「選び方」で紹介している情報は、必ずしも個々の商品の安全性・有効性を示しているわけではありません。商品を選ぶときの参考情報としてご利用ください。◆商品スペックは、メーカーや発売元のホームページ、Amazonや楽天市場などの販売店の情報を参考にしています。◆レビューで試した商品は記事作成時のもので、その後、商品のリニューアルによって仕様が変更されていたり、製造・販売が中止されている場合があります。