「墨つぼ」のおすすめ商品の比較一覧表
墨つぼとチョークラインの違いとは?
墨つぼ|くっきりした線が引ける
墨つぼのメリットは、「くっきりとした線が引ける」ことや「消えにくい」こと。ずれると困るものに線を引く場合などに便利です。用途によっては引いた線が丸見えになり、「消えにくい」ことが逆にデメリットになることも。
ノコギリでカットしたり、上からものをかぶせる場合などは気になりませんが、線が残ることで困ることのないように、まずは使用部分の確認をしましょう。また初心者の場合、間違えると消えないということが使いにくさにつながるので、少し練習がいるかもしれませんね。
チョークライン|やり直しがきく!
チョークラインのメリットは、「何度でもやりなおせる」ことです。やはり、使い慣れていないと失敗はつきものですよね。初心者はいきなり墨つぼで線を引くよりも、チョークラインで線を引くことから慣れていくのもおすすめです。
デメリットは、「こすれ」などで消えてしまうこと。ビシッと線を決めたい場合には不向きですので注意しましょう。
墨つぼ・チョークラインを選ぶポイント 糸の太さ・巻き取り方法など
基本の使い方や、墨つぼとチョークラインの違いを知ったところで、さっそく選び方を見ていきましょう。
糸の太さをチェック
「墨つぼ」「チョークライン」は、どちらも糸に墨や粉を含ませて線を引くので、糸の太さが重要です。耐久性があるものなど糸の種類も豊富なので、一迷ったら般的な太さの0.6mmタイプが安心でしょう。
細い線だと見えにくい場合は目立つ線が引ける1mmタイプがいいでしょう。ただし、1mmタイプはチョークライン用に多いです。墨つぼでも使用できますが、糸が太いぶん墨をよく吸うので消費が早くなります。
細い線を引きたい場合は0.4mmタイプがおすすめ。細い線はノコギリでカットすると見えなくなるので、日曜大工などでも重宝しますね。墨の場合は太いと乾きにくいこともあるので、次の作業へ入る前に確認が必要です。
自動巻きか手動巻きで選ぶ
線を引いた後の糸の回収方法には、「自動」と「手動」の2種類があります。自動巻き取りは、糸の回収を手軽にでき、作業効率があがるというのがメリット。ただ、自動で巻き取れる長さは機種によって違いがあるので、線を引きたい長さの確認をしておきましょう。
手動巻き取りは、それほど長くない糸の回収に向いています。また、自動巻き取りの使い方に慣れておらず、不安な場合にもいいでしょう。
糸を押さえる部分の形状で選ぶ
墨つぼは、糸を押さえる部分の形状が使い勝手に影響します。使う場所に適したタイプを選びましょう。
斜めカットタイプ
「斜めカットタイプ」は、墨つぼの糸を出す先端部分が斜めになっています。押さえる面積がおおきいので糸がピンと張りやすく、安定して線を引くことができます。一方、押さえる部分が本体に近いのでじゃまになってしまうケースも。狭い場所での使用には向いていません。
鶴首・バリカンタイプ
「鶴首・バリカンタイプ」は、本体部分から細いパーツで糸を押さえます。狭い場所や壁際まで墨が打てるので、斜めカットタイプでは対応できない場所でも使用できます。しかし、押さえる部分が狭いため、安定感がないことがデメリットです。
使用環境や頻度に合わせたサイズを
使用頻度が高い場合は、大きいサイズのほうが墨やチョークの収納量があり便利です。
休みの日だけの使用やDIYなど使用頻度が低い場合は、持ち運びのことも考慮して小さいサイズを選ぶと使いやすいですね。
DIYのスキルアップにチャレンジ! DIYクリエイターより
空間デザイン・DIYクリエイター
墨つぼは、大工さんの必需品のひとつ。定規では手間がかかる長い線を一発でビシっと引くことができる墨壺、慣れるとこの墨つけが気持ちのいいものです。
DIYでワンランクアップする際に、ぜひチャレンジしてほしい道具です。
墨つぼ・チョークラインおすすめ11選 タジマやサンワ測定など人気メーカーの商品も!
墨つぼやチョークラインのおすすめ11選をご紹介します。「自動巻き」や「手動巻き」の違いだけでなく、便利な機能を持ったものもありますので、ぜひ参考にしてくださいね。
通販サイトの最新人気ランキングを参考にする 墨つぼの売れ筋をチェック
Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングでの墨つぼの売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
墨つぼ・チョークラインの使い方 一人でもかんたんに直線が引ける!
墨つぼやチョークラインの使い方はとてもかんたん。
まず、糸の先端についている針を固定します。あとは線を引きたい場所まで糸を引き伸ばし、狙いを定めたら糸を指で上に引っ張って外します。そうすると、まっすぐな直線を引くことができます。チョークラインの場合は、チョークに使われる粉でしるしをつけます。
カルコの糸の結び方
まず、本体から糸を引き出し、糸の先端部分で玉結びをします。カルコのスリットに結び目を引っ掛けて糸を引っ張り、しっかり掛かっているか確認しましょう。
次に、糸で輪っかを作り、針の部分に巻いてグッと締めます。スリットから出ている余分な糸をカットし、ハンドルを回して糸を巻き取れば完了です。
タジマやシンワ測定などのメーカーホームページでは、動画で糸の結び方など詳しく説明していますので、そちらも参考にしてみてください。
チョークラインの消し方
チョークラインの消し方は、ブラシなどで擦るだけでかんたんに消えます。チョーク跡を完全に消したい場合は水で洗い流すといいでしょう。ただし、材質によっては消えにくいものもありますので、一度試し書きするのがおすすめです。
反対に、線が消えないようにしたい場合は、耐水性の高い粉チョークを購入するといいですよ。
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まとめ
本記事では、墨つぼ・チョークラインの選び方やおすすめ商品をご紹介しましたが、いかがでしたか。
大工道具として使われている墨つぼですが、「糸の太さ」や「自動巻き」、「手巻き式」で使い心地が変わります。使用頻度やどこに使うのかもイメージして、使い勝手のよい墨つぼを選んでみてくださいね。
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※「選び方」で紹介している情報は、必ずしも個々の商品の安全性・有効性を示しているわけではありません。商品を選ぶときの参考情報としてご利用ください。
※商品スペックについて、メーカーや発売元のホームページ、Amazonや楽天市場などの販売店の情報を参考にしています。
※レビューで試した商品は記事作成時のもので、その後、商品のリニューアルによって仕様が変更されていたり、製造・販売が中止されている場合があります。
※本記事は掲載時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。予めご了承ください。
「インテリア空間デザイン」「スタイリング」「写真」「テレビ撮影」「監修」「執筆」などフリースタイルにて幅広く活動中。 予算100万円で自身が住む自宅をフルリノベーション、古材、流木などを使った家具作りが話題となり、様々なメディアにて取り上げられている。 幼少期から物作りが好きで、何でもまず作ってみる、やってみる精神、そんな好きが高じて、趣味から現在のお仕事に発展。