鍋料理以外にも便利に使える「とんすい」
とんすいは鍋料理の取り皿として使う小鉢。具材だけではなく、つゆや出汁も一緒に入れることができます。
使ってみれば代用している器よりも使い勝手のよさがわかるはず! サラダやヨーグルト入れとしてはもちろん、離乳食用など小鉢の代用もできるので、ひとつあると便利ですよ。
もともと和食器ですが、近年では洋食器のようなおしゃれなとんすいも出まわっており、使い勝手のよさもあって注目を集めています。
とんすいのおすすめ8選 温活料理研究家と編集部が厳選!
ここからは、温活料理研究家の渡辺愛理さんと編集部が厳選したおすすめのとんすい11点を紹介します! ご家庭で使いやすいとんすいばかりなので、ぜひ最後までチェックしてみてください。
家庭用にぴったりの磁器製
こちらのとんすいは、品質に定評のある白山陶器のもの。陶磁器デザイナーでもある森正洋がデザインした『ひめとんすい』は、10年以上つくり続けられています。
東洋の釉(うわぐすり)を使用した天目と青磁、2020年より青色釉もラインナップに加わりました。
口径9.5cmと小さいので多くを盛りつけることはできません。男性や食べ盛りの子どもには、小鉢や汁椀を選ぶといいでしょう。
子どもにも持ちやすい小ぶりのとんすい
岐阜県瑞浪市にある夕立窯が手がけるとんすい。ふくろう、うさぎ、黒猫のイラストやメッセージは、ひとつひとつ手で描かれているため、ぬくもりが感じられます。ラッピングにも対応しているのでおくりものにぴったりです。
注文を受けてから発送まで日数がかかってしまうので、お祝いの席など使用するシーンが決まっているときは注意してください。
持ちやすく幅広く使えるデザイン
おしゃれなテーブルウェアを展開するあづま商店のとんすい。持ちやすいだけではなく、サラダや和えものなど小鉢代わりにも使えます。深さもあるので汁気が多い料理も入れられます。
洋食器のような黒マットの質感にくわえて、ぬくもりのある粉引などふだん使いの食器ともコーディネートしやすいのが魅力! 日常使いできるとんすいをお探しの方にぴったりの商品です。
おそろいの土鍋とそろえてみては
土鍋でなじみのある萬古焼の製品を展開する銀峯陶器のとんすい。国内での一貫生産にこだわり、その品質には定評があります。料理の邪魔をしないシンプルなデザインなので、長く使えるとんすいを探している人にぴったりの商品です。
直径は12cmとふだん使いしやすいサイズ感も魅力。和えものやサラダ用の器としても使えるでしょう。
モダンデザインで料理を選ばず使える
和の雰囲気を感じられるシンプルなフォルムに仕上げたキントのとんすい。モダンデザインは料理を選ばず、鍋料理以外にも幅広く使えます。深さもあるので、汁気が多いものでもたっぷりと入れられるのが魅力です。
ブラックとホワイトの2色展開。同じ『KAKOMIシリーズ』の土鍋とそろえて使うとおしゃれな食卓を演出できるでしょう。
まるみを帯びた形状がかわいい
三重県に窯を構える山口陶器が展開するオリジナルブランド『かもしか道具店』の商品。萬古焼でひとつひとつていねいに作られたとんすいは、深くまるみを帯びた形状が特徴です。小さく横についている取っ手に指をかけて持ちましょう。
土鍋に合わせやすいブラックとホワイトの2色展開。汁気のあるものもたっぷりと入るので、ヨーグルトやスープ用の器としても活用できるでしょう。

おしゃれな有田焼のとんすい
薄くて軽いのが特徴の有田焼は、完成までたくさんの工程を経て作られています。かたくて丈夫なうえに、洋食器のようなつやもあるため、幅広い料理に使うことが可能です。ふだん使いの小鉢として、和えものや冷ややっこなどを盛りつけてもいいでしょう。
こちらのとんすいはほかに花さんぽ・よりみちと合計3つの絵柄から選べます。電子レンジでも使えるので扱いやすいとんすいを探している方にぴったりです。
ひとつひとつ異なる表情を楽しんで
食卓で映える食器を展開するスタジオエムのボウルです。鍋用のとんすいにぴったりの5寸サイズで、粉引とアメ色の2タイプから選べます。
荒土が使われているため、どこか懐かしい雰囲気が特徴。粉引は長く使うことで味わい深くなるため、より愛着が増すでしょう。
和食はもちろん、洋食とも合わせやすいのでふだん使いにぴったりです。
「とんすい」のおすすめ商品の比較一覧表
通販サイトの最新人気ランキングを参考にする とんすいの売れ筋をチェック
Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングでのとんすいの売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
とんすいの選び方 温活料理研究家に聞いた!
温活料理研究家の渡辺愛理さんへの取材をもとに、とんすいの選び方を教えてもらいました。
ポイントは下記の6つ。
【1】持ちやすいサイズを選ぶ
【2】持ち方に合わせて取っ手の形状を選ぶ
【3】陶器、メラミンなど素材で選ぶ
【4】世帯人数が多いならセットタイプを
【5】とんすいに代用できる洋食器を選ぶのも手
【6】電子レンジや食洗機対応かもチェック
上記の6つのポイントをおさえることで、より具体的に自分に合うとんすいを選ぶことができます。
サイズや取っ手の形状、素材などをよくチェックすることが大切です。とんすいを選ぶときの参考にしてみてください。
持ちやすいサイズを選ぶ
持ちやすいとんすいを選ぶときは、サイズをしっかりと確認しましょう。とくに通販サイトで購入するときに見た目だけで選んでしまうと後悔してしまうことも……。
サイズ表記では幅×取っ手を含む幅、または取っ手を含む長さ×高さが書かれています。そのため、直径(口径)だけではなく、取っ手の高さもチェックしましょう。
とんすいのサイズは直径(口径)約12cm、高さが約5cmの商品が中心ですが、あまり容量は入りません。たくさん食べるならこれよりも大きなサイズを選びましょう。
持ち方に合わせて取っ手の形状を選ぶ
とんすいは商品によって取っ手の形状や高さが異なります。取っ手の形状で持ち方も変わってくるため、持ちやすさを重視するなら、ご自身の持ち方に合わせて選ぶことが大切です。指をかけられる形状ではなく、マグカップのような取っ手のとんすいもあります。
高さのある取っ手で湾曲が強いものは、れんげを置くことができるので便利です。
陶器、メラミンなど素材で選ぶ
とんすいの素材は陶磁器やメラミンなどさまざま。土鍋と同じ素材でそろえると食卓の雰囲気に統一感がうまれます。
ふだん使いを考えるなら、扱いやすい陶器・磁器を選びましょう。ただし、陶器とメラミン製は電子レンジで使用すると割れたり、変形したりする可能性があります。
製品によっては食洗機に対応していないものも。ご自身の使い方や洗い方などをふまえて、扱いやすい素材を選んでみてください。
世帯人数が多いならセットタイプを
食器は家族そろえて購入することが多いでしょう。単品でひとつずつ購入するよりも、複数セットで購入したほうが便利です。お鍋ととんすいのセット商品なら、鍋料理がすぐに楽しめます。世帯人数が多いなら、業務用の器を取り扱っている店舗で購入してもいいでしょう。
食器は重さもあるのでセット購入をためらうこともありますが、通販サイトなら玄関先まで届けてくれるので便利ですよ!
とんすいに代用できる洋食器を選ぶのも手
なかなか自分好みのとんすいが見つからないなら、とんすいに代用できそうな器を選ぶのもひとつの方法です。近年、とんすいのデザインは幅広く和食器のカテゴリを越えて、北欧風やカフェ食器のようなデザインのとんすいも選べます。
サイズやデザインを変えていくつか持っていると、料理に合わせて使い分けられるので便利です。
電子レンジや食洗機対応かもチェック
電子レンジや食洗機を使用したい方は、とんすいの素材が対応しているかどうかも確認しましょう。
陶器製のとんすいを電子レンジなどで使用すると、割れる可能性があるので要注意です。また、金や銀といった、金属を使用してる装飾があるものも避けるようにしましょう。
デザインが気に入るものを選ぼう 温活料理研究家がアドバイス
とんすいというと、和食器をイメージされる方も多いと思いますが、近年では和食器にとどまらず、洋食器・カフェ食器にも使えるものが出てきています。そのため、デザインの気にいるものを選ぶことができるようになってきています。
とんすいの正しい持ち方
とんすいは取っ手のある独特な形状をしています。持ち方に決まりはありませんが、利き手ではお箸やお玉を扱うため、とんすいは利き手と反対の手で持つといいでしょう。取っ手部分に指をかけると安定して持てます。
来客などテーブルにセッティングするときは、自然に左手で持てるように取っ手部分を左側に向けて置きましょう。
また、取っ手は指をかけるだけではなく、レンゲを立てかけておくことも可能です。裏返してかぶせるように置くと安定します。
とんすいの関連商品をさらに紹介 【関連記事】
とんすいをふだんの食卓でも活用しよう!
温活料理研究家の渡辺愛理さんへの取材をもとに、とんすいの選び方とおすすめのとんすいを紹介しました。
鍋料理に欠かせないとんすいは、サラダやスープなどさまざまな用途に使える便利な器です。土鍋はもちろん、手持ちの食器と雰囲気をそろえるだけで食卓が華やかになるでしょう。
キャラクターデザインのとんすいなら、野菜が苦手な子どもも食べてくれるかもしれません。本記事でご紹介したとんすいも参考にして、お好みのとんすいを選んでみてください。
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大学卒業後、病院・介護老人保険施設での勤務を経て、フリーランス管理栄養士となる。 自身が冷え性に長年悩んできた経験から、冷え性に悩む方への食事カウンセリングや料理教室講師をメインに、その他レシピ開発やコラム執筆、栄養士さん向けWebライター講座を行っている。