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それでは、選び方やおすすめ商品を解説していきます。
大前提:ノコギリは切りたい材質で選ぼう
ノコギリはカットしたい素材によって、選択すべき刃の材質や刃の角度などが変わってきます。
素材にあったノコギリを使用せず切り込みを入れようとした場合、ノコギリ刃自体を傷めてしまうだけでなく、カットする材料も割れたり、無駄なキズがついてしまったりするなど失敗してしまう原因になるので注意が必要です。
木工用、生木用、竹用、プラスチック用、金属用、解体用などさまざまな種類があるので、自分のカットする材質とマッチしたノコギリを購入しましょう。
ノコギリの選び方
それでは、ノコギリの基本的な選び方を見ていきましょう。ポイントは下記の4つ。
【1】切りたい材質
【2】鋸目の粗さ
【3】縦引き鋸と横引き鋸
【4】替え刃の有無
上記の4つのポイントをおさえることで、より具体的に欲しい機能を知ることができます。一つひとつ解説していきます。
【1】ノコギリの主な種類と用途をチェック
まずは、ノコギリの種類と用途から解説いたします。種類がわかれば、作りたいものや使い勝手に合わせて選ぶことで、作業もはかどりますよ。
▼替え刃式ノコギリ
刃物の部分だけを取り替えることができるノコギリ。
切れ味が悪くなったときや材質に合わせて切りたい時に、手軽に替え刃を変更できるため、便利で低コストに収まる商品です。
▼両刃ノコギリ
両刃ノコギリは、縦引きと横引きの両方の刃を備えたノコギリです。
昔は両刃ノコギリが一般的でしたが、最近では横引きが主流となり、片刃ノコギリが多く見られます。
▼弦掛けノコギリ(弓のこ・ハンドソー)
弦掛けノコギリは、身近な例で言えば糸のこのように、弦を張ったように細い刃を取りつけるタイプのノコギリのことです。刃が細いため、曲線に切り進むことができ、繊細な木工などに広く使われています。
木ばかりでなく、刃を専用のものに変えることで、プラスチックや金属の板も切ることが可能です。糸のこのほかには、弓のこやハンドソーなどがこのタイプです。
▼アゼ挽きノコギリ
板を途中から切り抜くときに使われる、特殊な形のノコギリをアゼ挽きノコギリと言います。刃の先が丸くなっていて、板の途中からでも垂直に立てて切ることができるタイプのノコギリです。
最初に一般的なノコギリを使っていたが問題なかった場合、ひんぱんに板を切り抜く作業をしているな、と感じたら、アゼ挽きノコギリの導入も検討してみると良いでしょう。
▼折込みノコギリ
折りたたみノコギリとも呼ばれます。刃の部分を折りたたんで柄の部分に収納できるノコギリでケースも必要ありません。形はナイフに似ていて細めの刃で、さやのなかにおさまる形です。しまい方も簡単でコンパクトな形になるので携帯用にちょうどよく、刃が出ていないので、安全に運べるのが特徴。
多くの場合は折りたたむ内側のみに刃がついています。さまざまな形や大きさのものがあるので、自分が使いやすい形のものを選んでください。
▼挽き廻しノコギリ
とても細身の刃を持つノコギリ。板に突き立てて、思いどおりの曲線を切り進むために使います。糸のこの場合、構造上どうしても端から切り進まなくてはいけません。しかし、挽き廻しノコギリならそんな心配もなく、途中から穴をあけて、そこから曲線の切り抜きを進めていけます。
弦掛けのノコギリと同様に、工芸や芸術などの分野で活用されているノコギリです。
▼導突ノコギリ
片刃のノコギリで、刃の反対側には刃を補強する背金がついています。
ノコギリの歯がきめ細かく、刃の厚さも薄いため、切断後の断面がなめらかになります。
【2】鋸目の粗さをチェック
ノコギリの刃は商品によって、刃ひとつひとつの深さやピッチ(刃と刃の間のこと)が異なっています。刃が大きくピッチが広いノコギリは切りくずが詰まりにくく切断効率が高いですが、仕上がりが粗かったり精密作業に不向きです。一方で、刃が小さくピッチの狭いノコギリ刃は、切断面が比較的きれいで精密な作業が得意な反面、切断効率は落ちます。
素材の硬さや粘りなどによって適切な鋸目の粗さは変わってきますが、基本的には商品説明やパッケージなどに適した素材の記載がされているので確認をしましょう。
【3】縦引き鋸と横引き鋸をチェック
木材には繊維方向の流れによって、縦方向と横方向が存在します。木材の木目に沿って切る方向を縦引き、木目に対して垂直に切る方向を横引きと言います。
このふたつは用途によって刃の形状が異なっており、縦引きは繊維をかき出すような粗い刃の形状になっており、横引きは繊維を断ち切るように刃のひとつひとつが小刀のようにこまかく角度がついています。
DIYでは横引きを使用することが多く、縦方向のカットも横引きノコ刃であれば、効率は悪いですがカットが可能です。もし1本だけを購入する際は横引きノコ刃の方が汎用性がありおすすめ。
【4】替え刃の有無をチェック
ノコギリは木材のヤニや節などによって刃が傷み、切れ味が落ちてしまうことがあります。さらにメンテナンスを正しくおこなわなければ、さびて切れ味が悪くなってしまうでしょう。
刃部分は小さな刀が大量についているような形状のため、慣れていない人だと刃研ぎに労力がとても必要になります。現在では、刃物部分だけを取り替えることができるDIY用の替え刃式のノコギリが増加しています。これを使えば、切れ味が悪くなったら替え刃だけ購入すればいいので低コストですみます。
また、持ち手と刃の接合部分の形状が適したものであれば、刃物部分だけを数種類購入し、用途によって適切なものに取り替えることができるので、経済面と収納面でも便利となっています。
エキスパートのアドバイス
スムーズで綺麗なカットは商品選びにかかってくる
ノコギリは大工や職人、林業の方が使うイメージが強いですが、現在ではDIY専用の用途で細分化された商品が数多く販売されています。
刃の材質、刃の粗さ、柄の形状など様々な工夫がなされているため、用途にあったノコギリを使用することで初心者の方でもストレスなく切断作業をすることができます。
手ノコギリは音も小さく電源もいらない家庭内でも使いやすい工具で、使いこなせればDIYライフの強い味方になります。作業に適したぴったりのノコギリを選びましょう
ノコギリおすすめ15選
それでは、ノコギリのおすすめ商品をご紹介いたします。
▼【木材向け】はこちら
▼【金属向け】はこちら
▼【プラ・アクリル向け】はこちら
▼【木材・プラ・金属向け】はこちら
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▼【木材向け】はこちら

木栓仕上げの強い味方! ダボ切り用ノコギリ
手軽にできてネジを見せない仕上がりの美しい木栓仕上げ。DIYでできれば本格的な仕上がりになるのは間違いなし! そんなときに便利なのがこのダボ(※)切り専用ノコギリです。
ノコ刃にアサリがなく、刃自体にしなりがあります。木材にペタッと添わせた状態で飛び出たダボのみを切ることができるため、添わせた木材にはキズが入らずきれいな仕上がりになります。
ダボ切り以外にも、一部飛び出た木材などのカットにも使えるため非常に便利です。ダボ切りは狭い場所や難しい態勢でのカットシーンがありますが、このノコギリは柄と刃の角度を変えることができるため作業性もすぐれています。コンパクトで折りたためる点もおすすめポイントです。
※タボ
ネジ穴の凹みを埋める埋木。あたかもネジをつかっていないかのような美しい仕上げに欠かせない。ほかに木材同士をつなぎ合わせる際などにも使用する。

曲線なら刃出し調整ができる挽き廻しノコ
挽き廻しノコギリは刃が細く作られているため曲線のカットが非常に得意。とくに壁に設置された、石膏ボードやベニヤ板をカットする作業ができるため、壁をくり抜く必要がある電気工事などにも向いています。先端がとがっているため石膏ボードであれば、差し込むだけで途中からカットをはじめてかんたんにくり抜くことができます。
このオルファの挽き廻しノコギリは、刃をカッターのように長さ調整ができるため、狭い場所や壁などの奥行きがない場所での使用も容易。また、反対面にはカッターもついているため、この1本で挽き廻しノコギリとカッターと両方の加工ができる、作業効率のひじょうに高い最強ノコギリです。
少ない力で木がザクザク切れる折込みノコギリ
ノコギリメーカーの折り込みノコギリ。ボタンを押さないと開閉しない仕組みがあり、安全に持ち運びできます。
少ない力でザクザクと木が切れていくその切れ味は、摩擦抵抗を少なくするように研磨された刃と、緩やかに湾曲しているノコギリの形状のなせるワザです。植木の剪定やDIY、アウトドアに向いています。

最初の1本におすすめ、使い方が簡単な万能ノコギリ
このライフソー9寸目ノコギリは刃のサイズやピッチ、アサリ幅(※)などのバランスが非常によく、ホームセンターで販売されている木材などのカットに適しています。
グリップ部分は力の入りやすい形状と素材で工夫されているため使い勝手が非常に良好。力に自信のない方や子どもなど、はじめてノコギリを使う方にはとくにおすすめの万能ノコギリです。刃にはさびにくいように表面加工がされているため、使用頻度が低くメンテナンスが苦手な方でも安心。
別売のソーガイドセットのほうを購入すれば直角はもちろん、任意の角度にまっすぐ切ることができます。
※アサリ幅
刃の先端が左右に振りわけられていることを「アサリ」といい、その幅を「アサリ幅」という。この幅があるので板の切りこみと刃の間にすき間があき、刃を切り進めることができる。

美しい切断面と確かな切断力ならシルキーのノコギリ
こちらのノコギリはカットした切断面がとにかく美しいのが特徴です。8寸目の細かい刃がついており、アサリがなくまっすぐな刃は精密な加工も得意で、自宅での家具作りなどのDIY用途として適しています。
ユーエム工業独自の未来目という刃の形状は、横引き縦引きと分ける必要がないため、この1本でストレスなくスムーズな加工が可能。刃が長く効率のいい作業が可能ですが、未使用時には折りたたむこともできるため、持ち運びや収納面でも非常に優秀です。

縦引き、横引きと切り方を使い分ける本格木工の方に
木材の縦切り加工やほぞ組み加工などを多くされる方はこのよく切れるノコギリがおすすめ。ノコギリ刃の左右が縦引き用と横引き用に分かれているため、どちらの用途でも効率よくきれいに加工することが可能。
金物の街、新潟三条の老舗大工道具メーカーのノコギリなので、もちろん切れ味も抜群で、品質の安心感もあります。ワンランク上のDIYを目指す方におすすめのノコギリです。

小さい精密な加工がしたい方は導突ノコギリ
ノコギリの刃は薄く、慣れていなければ切っている最中にペコペコとしなってしまうことがあります。ノコギリを使っての小さな工作加工や、できるだけ精密な加工をしたい方は、この導突ノコギリがおすすめ。
このノコギリは背部分に曲がりを防止するための鋸板がついているため、力を入れてもノコ刃がブレないため精密加工に最適です。サイズも比較的小さく、初心者から上級者まで使いやすい作りとなっています。
導突ノコギリは比較的高価なものが多いですが、玉島産業のこのノコギリは価格も安く切れ味もよし。導突ノコギリにはカットできる木材に厚さ制限があり、分厚い木材をカットする際は鋸板部分が邪魔になってしまうため注意が必要です。
ポケットサイズで持ち運べる小型の剪定ノコギリ
刃渡り12cmと小型で柄のなかに折りたたんで持ち運べる折込みノコギリ。柄の部分が滑りにくいように加工されているので作業がしやすい点が特徴です。切れる素材は、一般木材のほか塩ビパイプ・竹・合板・集成材など、いろいろ切れるノコギリです。
さびにくいように、刃にはクリア塗装が施されているので、屋外や出先での木工作業、庭先での剪定(せんてい)作業などにも向いています。趣味のDIYや出先でノコギリが必要になる方には使いやすいなんでも切れる剪定ノコギリです。
アウトドアに! 粗めの刃で生木もザクザク切れる
樹脂製のグリップに刃を収納できる折り込みノコギリ。折りたたむとあまりノコギリという感じはせず、大きめのナイフという見た目です。
アウトドアで長めの薪(まき)を短くするのに使ったり、庭木の剪定でも太い枝を切るのに使ったりできます。粗めの刃は、直径20センチぐらいの生木ならザクザクと切れる能力。DIYでも太めの木を切るときに使うと便利でしょう。
木を切るにはピッタリ、横引き式の片刃ノコギリ
片刃の横引き式ノコギリ。日曜大工を楽しむ方にとってスタンダードな製品です。一般木材はもちろんのこと、竹・集成材・硬木など、だいたいの天然素材を切断できます。
折りたたみなどはできませんが、替え刃式で刃と柄を分けられるので、収納に取る場所は折りたたみ式と変わりません。普通のノコギリで木をどんどん切って日曜大工を楽しみたい方に向いています。
手前に引く力でかんたんに生木が切れるノコギリ
湾曲した形と粗めの刃で、あまり強い力をかけなくても生木の枝を切り落とせる園芸用ノコギリです。折りたたみ式で、ストッパーがついているのでたたんだ状態が開いてしまうということもなく安全。替え刃式なので、切れ味が鈍ってきたら新しい刃に取り替えられます。樹木の剪定に使いやすい小ぶりのノコギリがほしい方に向いている商品です。
竹の伐採やクラフトワークに使えるノコギリ
使いやすい長さの刃渡りで、竹や木材、生竹を切るのに便利な替え刃式の生木用ノコギリ。庭に生えている竹を一部伐採する程度の作業なら、サクサクと切れて爽快です。竹を切り出して竹細工用にするなど、クラフトワークを楽しんでいる人にも向いています。
さやつきで携帯性も問題ありません。手入れをしたい竹やぶが敷地内にある人は、1本持っておくと便利です。
▼【金属向け】はこちら

金属類を切るなら金属用のハイスパイマン!
金属切断をしたい方はこちらのノコギリがおすすめです。金属の種類もアルミ・銅・真鍮・鉄とさまざまな金属の切断ができます。
通常、金属ノコギリはフレームに細い金工用の刃を取りつける形式が多い傾向にあります。ハイスパイマンはフレームがなく、ノコ刃のみなので細身でスペースの狭い場所でも使用可能。
捨てたいけど長くてなかなか捨てられない、家具のスチール脚や物干し竿など金属類のカットに便利です。金属用ノコギリですが、プラスチック類のカットもある程度可能なので、DIYはもちろんのこと解体作業などでも活躍してくれるでしょう。
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角利産業『スーパー技工 替刃式鋸 塩ビ・アクリル用 210mm』
塩ビ・アクリル専用で替え刃もできる手ノコ
塩ビ・アクリル専用で、技術職の人には使いやすい専門道具のひとつ。切れ味が悪くなったら刃を交換できる替え刃式なので、いつでも最高のコンディションで作業ができます。替え刃は木材・合板・竹・塩ビなど合計6種類。必要に応じてつけ替えることで、さらに作業のパフォーマンスは向上します。
とくに硬質プラスチックの切断を得意とし、きれいに切断できますので、DIYでプラスチックを使うことが多い方は、1本持っておくと便利です。
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素材に合わせた3種の刃、プラスチック廃品の切断に
木工用・プラスチック用・金属用に3種類の替え刃が購入時に同封されており、素材に合わせて刃を替えることで多種多様な素材を切ることができます。
利用シーンとして推奨されているのは、かさばりがちな粗大ごみの処理など。塩ビのパイプやアルミ素材のものまで切ることができるので、DIYに廃材などを利用するときに重宝することでしょう。
ブレードの接合部分の角度を変えて使用することも可能なので、両刃のノコギリなどでは切りづらい箇所に刃が届き、マルチな使い方ができる逸品です。
▼【商品の比較一覧表】はこちら
各通販サイトのランキングを見る ノコギリの売れ筋をチェック
Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングでのノコギリの売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
ノコギリに関するQ&A
ノコギリの使い方のコツは?

引くときに力を入れ、押すときは力を抜くと切りやすくなります。
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まとめ
DIYアドバイザーの野口 僚さんにお話をうかがい、ノコギリの選び方やおすすめ商品のご紹介をしました。まずは、切りたい材質に注目して、その材質に合ったノコギリを探しましょう。いくつか候補が出てきたら、替え刃ができるかどうかもチェックします。
野口さんのアドバイスにしたがってチェックしていくことで、自分の求めているノコギリが見つかるでしょう。自分に合ったノコギリを入手して、DIYやガーデニングなどに生かしてください。
◆記事で紹介した商品を購入すると、売上の一部がマイナビおすすめナビに還元されることがあります。◆特定商品の広告を行う場合には、商品情報に「PR」表記を記載します。◆「選び方」で紹介している情報は、必ずしも個々の商品の安全性・有効性を示しているわけではありません。商品を選ぶときの参考情報としてご利用ください。◆商品スペックは、メーカーや発売元のホームページ、Amazonや楽天市場などの販売店の情報を参考にしています。◆記事で紹介する商品の価格やリンク情報は、ECサイトから提供を受けたAPIにより取得しています。データ取得時点の情報のため最新の情報ではない場合があります。◆レビューで試した商品は記事作成時のもので、その後、商品のリニューアルによって仕様が変更されていたり、製造・販売が中止されている場合があります。
徳島県の家具メーカーにて木製家具の製造に携わり、機械加工、仕上げ、組み立て、塗装など木工全般と家具製造ノウハウを培いました。 その後東京では業界新業態の体験型DIYショップで店長として勤務。店頭ではお客様の相談に乗りつつ、一人一人にぴったりのDIY用品を提案してきました。 同時にDIYレッスンの企画と講師を行い、日本のDIY文化発展のために努めてきました。 現在は大学のデザイン学部の助手として大学内工房に在中し、 学生に対しデザインやモノづくりの手法などを主に教えています。