中華スマホを使うメリット&デメリットは? 安いけど使いにくい?
中華スマホのメリットのひとつは、やはりスペックがかなり充実した製品でありながら、リーズナブルな価格で手に入るでしょう。少し前までは、結局はiPhoneを超えられないという見方もされていた中華スマホ。今では誰もそう言い切ることはできないほどにグレードが上がっているのが現実です。
デメリットとしては、国内スマホ特有の機能と言える「おサイフ」や「ワンセグ」には対応できていない機種が多いですが、致命的とは言えないでしょう。機能・コスパ重視の人は、中華スマホもじゅうぶん選択肢のひとつとして考えてよいでしょう。
中華スマホの選び方のポイント カメラ機能・周波数帯・技適認定で選ぶ
中華スマホを選ぶときに気をつけるべきポイントがいくつかあります。それぞれポイント別に確認します。
日本の技術基準適合認定をパスしているのか? 中華スマホの選び方1
日本国内で使うスマホは電波法などの法律に違反していない製品であることが必要です。そのため、技術基準適合証明/技術基準適合認定という制度があり、これに合格すると「技適マーク」がスマホ端末につけられます。技適マークのない中華スマホを使用していれば、使用者が違法性を問われる場合もあるので、気をつけないといけません。
「技適マーク」があるかどうかを、中華スマホの端末もしくは設定画面を見てみましょう。国内正規販売品の中華スマホは問題ありません。
カバーしている周波数の範囲はじゅうぶんか? 中華スマホの選び方2
国内のキャリアは使う周波数帯が決まっています。一方、スマホ端末側も対応できる周波数帯が決まっています。これがマッチしていないとスマホ端末として正常な利用ができないということが起こりえます。端末が対応する周波数帯域を確認し、LTEバンドの周波数として国内外で広く使われている2.1GHz帯に対応していないものは避けましょう。
国内正規販売品は問題ありませんが、SIMフリータイプの中華スマホを選ぶときには、気をつけましょう。
故障時のサポートは日本国内で対応しているのか? 中華スマホの選び方3
サポート体制がどうなっているかも、重要なポイントです。不具合があったときに国内でサポートしてくれるものなら安心ですが、本国とやり取りをするのはたいへんです。国内に販売やサポートの事業所があるか、確認しておきましょう。
カメラ機能は充実しているか? 中華スマホの選び方4
中華スマホに限らず国内のスマホも同様ではありますが、スマホを選ぶ条件として、カメラ機能がどれだけ充実しているかも大きいポイントと言えるでしょう。
画素数がじゅうぶんであるかはもちろんのこと、最近はそれ以上に、ダイナミックで感動的な写真や臨場感あふれる写真を撮影するための機能が注目されています。超広角レンズであったり、光学ズームであったり、手ブレ補正にすぐれていたりなどのハイスペックなカメラ機能が求められています。
カメラや最新技術を重視する方は中華スマホも選択肢に ITライターからのアドバイス
ITライター
中国製の家電やデジタル製品が「安かろう・悪かろう」だったのは昔の話。最近は手ごろな価格ですぐれた性能をもつ製品が増えています。
とくにスマホは、高いカメラ性能や最新技術を盛り込んだ端末が多数すぐそろっているので、ぜひ選択肢に入れてみてください。
ITライターおすすめ中華スマホランキング 操作性・汎用性・カメラ機能をチェック!
数ある中華スマホのなかから操作性や汎用性、カメラ機能などに注目して厳選! ITライターの酒井さんが選ぶ、Androidスマホランキングを発表します。
ITライター
HUAWEI『P30』は、最大30倍のズームに対応した望遠レンズが魅力。アウトドアやスポーツの撮影で活躍します。また、ロック解除の指紋センサーがディスプレイに内蔵されている点も特徴。国内のスマホではまだ珍しいので自慢できますよ。
中華スマホおすすめ4選 ITライターと編集部が選ぶ
ITライター
Motorola『Moto G7』は、「予算をかけずにスマホを買い換えたい」という人におすすめ。大きめの画面サイズや急速充電対応など、低価格ながらストレスなく使えるスペックを備えています。ジェスチャーでさまざまな操作ができる独自機能も便利。
ITライター
日常での使い勝手のよさを重視するなら、おサイフケータイと防水機能は押さえておきたいポイント。OPPO『Reno A』はどちらも搭載していながら手ごろな価格が魅力。長く使える端末を探している人におすすめです。

「中華スマホ」のおすすめ商品の比較一覧表
通販サイトの最新人気ランキングを参考にする 中華スマホの売れ筋をチェック
Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングでの中華スマホの売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
そのほかの中華製品に関連する記事はこちら 【関連記事】
カメラ機能・周波数帯・技適認定を要確認 中華スマホの選び方をおさらい!
ここまで中華スマホのおすすめ商品を紹介しました。カメラ機能を中心に充実したスペックの中華スマホには目移りがしますね。人それぞれ使い方の個性があるので、自分にとって大切な機能をチェックして選びたいものです。
自分にとって生活や仕事、旅行が楽しくなる中華スマホを選んでみてくださいね。
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※「選び方」で紹介している情報は、必ずしも個々の商品の安全性・有効性を示しているわけではありません。商品を選ぶときの参考情報としてご利用ください。
※商品スペックについて、メーカーや発売元のホームページ、Amazonや楽天市場などの販売店の情報を参考にしています。
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IT分野を中心に、スマホ、PC、ガジェットなどのアイテムレビューや、企業DXの取材、業界・技術関連の解説記事などを手がける。 noteでは、趣味で集めているプログラミングロボットの話題なども発信。テレワーク×メタバースの可能性を考えるWEBマガジン『Zat's VR』運営。株式会社ウレルブン代表。