コーンスープの選び方
とうもろこしのやさしい甘さが魅力の「コーンスープ」。朝食や軽食にも手軽でおすすめですが、アレンジレシピにも使いやすいのでメインディッシュに早変わりもします。使い勝手がよいので、おうちに常備しておくと便利ですよ。
この記事では、市販のコーンスープの選び方をご紹介します。料理家の河野真希さんからのアドバイスもぜひチェックしてみてくださいね!
ポイントは下記。
【1】好みの口当たりで選ぶ
【2】作り方で選ぶ
【3】ダイエット中の方はカロリー・糖質オフ商品も!
【4】パンが入ったタイプは小腹満たしにぴったり
【5】飲む量にあわせてパッケージを選ぶ
上記のポイントを押さえることで、より欲しい商品をみつけることができます。一つひとつ解説していきます。
【1】好みの口当たりで選ぶ
まずはコーンスープの口当たりを確認しましょう。食べ物をおいしく感じる要素として、食感は大事なポイントのひとつ。好みのものを選びましょう。
なめらかな食感の「ポタージュタイプ」
口当たりがやわらかいスープが好きな方は、ポタージュタイプを選びましょう。ポタージュタイプは茹でたとうもろこしを裏ごしして仕上げるので、とうもろこしの皮や粒が残りません。そのため食感がなめらかです。
トロっとした食感が好きな方はもちろん、文字固形物を飲み込みにくい小さなお子さんや年配の方にもおすすめのタイプです。
コーンのつぶつぶ食感を楽しみたいなら「粒入りスープ」
コーンの食感を楽しみたい、よりお腹を満たしたいという方におすすめなのが粒入りタイプのコーンスープです。とうもろこしの粒が入っているのでお腹にたまりやすく、つぶつぶ感がプラスされるのでとうもろこしのおいしさがより感じやすくなります。
ポタージュと比べて噛み応えがあり、満腹感が得られます。
【2】作り方で選ぶ
コーンスープは、お湯を注ぐだけでかんたんに作れるものや、食材を追加して作るものなどさまざまなタイプの商品が販売されています。作り方の違いにも注目して、そのときの食事に合わせて選んでみてください。
手軽に作るなら「カップスープ」や「レトルト」タイプ
カップスープタイプのコーンスープは、器に入れたパウダーにお湯を注いで完成するので、とてもかんたんに作ることができます。忙しい朝や調理する食器がない場所でも、お湯さえあればすぐにコーンスープを飲めるので便利です。
また、レトルトタイプのコーンスープもお湯や電子レンジで温めるだけのものが多いので、手軽に調理できます! 粒入りのものなどさまざまな種類が販売されているのもうれしいポイントです。
本格的に作るなら食材をプラスして作るタイプ
コーンスープを料理の一品として用意したいときには、食材をプラスして作るタイプを選ぶとよいでしょう。たとえば、牛乳や豆乳などを加えたり、卵を溶き入れたりするタイプがあります。
カップスープタイプに比べるとひと手間かかりますが、お店のコーンスープのような本格的な味を自宅で作ることができますよ。
すぐに飲みたいなら「冷製タイプ」
コーンスープが入っている紙パックや容器やから器に移すだけですぐに飲める、冷製タイプもあります。
夏であれば冷たいスープとしてそのまま飲めますし、冬の寒いときには温めて飲んでもおいしいです。ふたつの楽しみ方ができるので、気分に合わせて飲み方を選べるのもメリット。「手間をかけずに飲みたい!」という方には、おすすめです。
【3】ダイエット中の方はカロリー・糖質オフ商品も!
ふだんからカロリーや糖質を気にしている方は、低カロリーや糖質コントロールされているタイプを選んでくださいね。1食分で50kcal以下という商品もあるので、脂質の量も確認しながら選びましょう。
ほかにも、ダイエットにうれしい食物繊維、プロテイン、コラーゲンなどが入った商品もありますので、気になる方は原材料の表記も確認しましょう。
【4】パンが入ったタイプは小腹満たしにぴったり
「お腹が空いているけど食べる時間がない!」という朝には、パン入りタイプのコーンスープを選んでみてください。 クルトンの代わりにパンが入っているので、食べ応えがあり満足感があります。
パン入りタイプなら一食分の代わりにもなるので、ダイエット中の方などにも便利です。
【5】お得に箱買い! 飲む量にあわせてパッケージを選ぶ
家族みんなで飲む場合は、たくさん入った箱買いがお得です。粉末、レトルトともに賞味期限が短いものではないので、多めに買っておいてストックするといざというときに便利です。
商品によって味が異なるので、好みの味を見つけるまでは、少量パックで色んな商品を試してみるのもひとつの方法ですね。
料理家からの購入アドバイス
コーンスープそれぞれの個性に注目して選ぶ
一口にコーンスープといっても、その味やとろみ具合を始め、とうもろこしの粒の形状や作り方、クルトンやパンなどのうきみの有無などさまざまな違いがあり、それぞれに個性を感じるはずです。実際に食べ比べて、お気に入りのコーンスープを見つけてみてください。
コーンスープおすすめ20選
ここからは、料理家の河野真希さんと編集部が選んだおすすめのコーンスープを、【粉末】【レトルト】【食材をプラスするタイプ】の3つに分けて紹介します! 選び方のポイントをふまえて、ご自身の好みやライフスタイルに合ったものを選んでくださいね。
【粉末タイプ】おすすめ11選
まずは、お湯を注ぐだけでかんたんに調理できる、粉末タイプのコーンスープのおすすめ商品をみていきましょう!
味の素『クノール カップスープ コーンクリーム』は、スーパーやコンビニなどで手に入りやすい定番商品です。バリエーションの豊富さも魅力です。

甘みがギュッと詰まっているコーンスープ
味の素から発売されている、お湯を注ぐだけで作れるコーンスープです。 とうもろこしの中でも甘いと評判のスーパースイートコーンを、甘さのピーク時に収穫し24時間以内に加工しています。そのため旨みがギュッと詰まっていて、とうもろこし好きにはたまらない一品です。
一食当たり76kcalと比較的低カロリーな商品なので、おやつや夜食など、「ちょっと何か食べたい」というときにもおすすめです。健康に気をつけている方は、塩分40%カットの商品もあるのでチェックしてみてください。3袋・8袋・16袋・30袋入りのなかから選べます。
毎日飲みたい方にうれしい大容量サイズ
「濃厚な甘みと深い味わい」と表示されてあるだけあって、濃いめの味付けになっています。 甘みが強く、お子さんに喜ばれる味です。
クルトンやパンなどは入っていませんので、スープだけを味わいたい方や、シンプルなコーンスープが好きという方にもぴったり。30袋も入っているので、毎日飲む方や大家族のご家庭にうれしいサイズ感です。
好みの濃さに調整しやすい缶入り粉末タイプ
北海道産のスーパースイートコーンを使用した、缶入り粉末タイプのコーンスープです。付属のスプーンで粉末スープをすくって器に入れ、お湯もしくは牛乳を注ぐため、その量でお好みの濃さに調整できます。
「もっと濃いコーンスープを飲みたい」「レトルトパックは味が濃すぎる」など、ほかのコーンスープでは物足りなさを感じている方も、これなら自分のの好きな味や濃さに調整できるので、ぜひ試してみてください。 コーンの甘さをしっかり感じることのできるクリーミーな味わいで、小腹もしっかり満たせることでしょう。
アンパンマンクラッカー入りでお子さんも大喜び!
小さなお子さんが大好きなアンパンマンのコーンスープです。 パッケージはもちろん、なかに入っているクラッカーにもアンパンマンがプリントされていて、子どもも大喜びでスープを飲んでくれるでしょう。クラッカーの絵柄は39種類あるので、お気に入りのキャラクターを探しながら飲むのも楽しいですね。
とてもやさしい味なので、ホッと一息つきたいときに飲んでほしい商品です。
※Amazon・Yahooは6箱、楽天は2箱セットです
ポッカサッポロ『じっくりコトコト こんがりパン コーンポタージュ』の魅力は、コーンスープと相性のいいパンがついていることです。カリカリのままもヨシ、しっかり浸してもヨシ!

あらびきコーン入りで濃厚なコクが癖になる!
お湯を注ぐだけでかんたんにできる、パウダータイプの商品です。あらびきコーンがたっぷり入っていて、トウモロコシの甘さや風味をしっかり味わいたいという方におすすめ。
濃厚コーンポタージュというネーミングどおり、ドロッとしたとろみが強く、お湯を注いでも重量感があり、一杯飲んだだけでもお腹にじゅうぶんたまります。ポッカが独自で開発した鶏ガラと鶏肉、野菜を一緒に煮込んで作りあげたチキンブイヨンが入っています。
北海道の恵みがたっぷり!優しい甘味がホッとする
スティック状のパウダータイプで、器に入れてお湯を注ぐだけですぐに飲めます。コンパクトで持ち歩きやすい大きさなので、会社に持っていったり、キャンプなどのアウトドアにも便利です。
牛乳をたっぷりと使った、まろやかでクリーミーな味わい。北海道で育ったスイートコーンのみを使用しています。
カロリーコントロールも可能なコーンスープ
アサヒ飲料がダイエットの強い味方として発売したコーンスープです。 1食分145kcalと低カロリーながら、食物繊維、ビタミン・ミネラル・コラーゲンなど、46種類もの美容ケア成分が配合された、女性にうれしい商品です。
お湯を注ぐだけでスープが完成するので、手ごろな点もうれしいポイント。付属のスプーンで好みの量に調整できるのもよいですね。
1歳半の子どもからいっしょに楽しめる!
市販のスープには添加物や香料などが使われていることが多く、小さな子どもに飲ませるのは不安な人もいることでしょう。このMSコーンスープには香料や着色料、化学調味料、砂糖、動物性食品、遺伝子組み換え作物を一切使っていません。
パッケージもかわいくにっこり笑っているトウモロコシのイラストは、子どもだけでなく大人も和むことでしょう。
【レトルトタイプ】おすすめ5選
続いて、レトルトタイプのコーンスープのおすすめ商品を紹介します! お湯やレンジで調理できるものを厳選しました。
じっくり炒めた玉ねぎ使用で際立つトウモロコシ!
ふらの農業協同組合から出されたレトルトタイプのコーンスープです。じっくりと炒めた玉ねぎの旨みが、コーンの味をより際立てています。袋のまま湯煎すると、温かいスープにすることができますが、そのまま器に開けて冷製スープとして食べることも。季節を問わずにおいしく飲むことができます。
北海道産のとうもろこしと玉ねぎを使用し、さらに仕上げにも北海道産のバターを使った北海道生まれのスープです。野菜の旨みをしっかり感じる濃厚さが魅力のスープですが、薄味が好きな方やお子さまには少し濃く感じるかもしれません。そんなときには牛乳で少し溶くと、よりまろやかな味になるでしょう。
【食材プラスタイプ】おすすめ4選
最後に、牛乳や生クリームなどほかの食材を加えて作る、コーンスープのおすすめ商品をご紹介します。ひと手間かけると、いつもの味わいにも変化があります。
キャンベル『コーンポタージュ』の味の安定感は、缶入り濃縮タイプならでは。インスタントと比べるとひと手間かかりますが、より本格的な味が楽しめます。

「コーンスープ 」のおすすめ商品の比較一覧表
通販サイトの最新人気ランキングを参考にする スープの売れ筋をチェック
Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングでのスープの売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
コーンスープはアレンジがしやすい!
ここからは、「通販でまとめ買いしたいけれど、全部使いきれるか不安……」と思っている方のために、コーンスープを使ったアレンジメニュー例をいくつかご紹介します。メインディッシュにも早変わりするレシピですので、ぜひ参考にしてみてくださいね!
また、アレンジレシピまでとはいかなくても、いつもはお湯で溶かす粉末タイプを牛乳で溶かすだけでも味わいがグッと変わりますよ。
ホワイトクリームの代用でパスタやグラタンに!
パスタやグラタン、リゾットなどには、ホワイトクリームの代わりにコーンスープを使うことができます!
パスタやリゾットに使うなら、牛乳を加えるとよりクリーミーに仕上がるのでおすすめ。塩や胡椒、コンソメなどをプラスして好みの味に調節するのもよいですね。
グラタンに使うなら、レトルトタイプのコーンスープに牛乳や生クリームを入れてみてください。こちらも塩・胡椒で好みの味に調節するのがおすすめ。
濃縮タイプはメインディッシュにも使える!
濃縮タイプのレトルトのコーンスープに、牛乳や卵を入れてかき混ぜて焼くと、かんたんにおいしいオムレツの完成です。 ボリューム感を出したいときは、ひき肉を加えるのもおすすめ。また、ほぼ同じ材料でカルボナーラも作れますよ。ベーコンや卵などの常備食材は、ちょい足しにもぴったりですね。
ほかにも、ラザニアやコーンブレッド、チヂミやお好み焼きにもアレンジすることができます。さまざまな料理にアレンジできるので、たくさんあっても重宝するでしょう。
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お気に入りのコーンスープをみつけてくださいね
本記事は、コーンスープの選び方とおすすめ商品をご紹介しました。いかがでしたか?
口当たり、作り方、糖質やカロリー、トッピングなど、コーンスープの個性やポイントをふまえて選んでみてください。
さまざまなコーンスープのなかで、あなたの好みやライフスタイルにぴったりの一品を選んでみてくださいね。あなたがほしいと思えるコーンスープに出会えれば幸いです。
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料理や家事、インテリアなど、気持ちのいい暮らしを作る、はじめるためのライフスタイル提案を行う。 流行や思い込みにとらわれずに、無理なく持続可能で快適な自分らしい暮らしづくりを応援。 簡単&時短料理が学べる『料理教室つづくらす食堂』主宰。