低カロリーでダイエットにも人気のカップスープ!
お湯を入れるだけでかんたんに美味しいスープが味わえるカップスープは、コンビニやスーパーでもたくさんの種類が販売されています。最近では、忙しい現代人のために『1食分の野菜が摂れる』『ベトナムフォー』『豆腐スープ』など、栄養効果に気を使った商品もたくさん登場してきています。
小腹が減った時に手軽に栄養が摂れるカップスープはバランスよく食べることで健康にもよさそうですね。
気になるカロリーは?
カップスープの種類にもよりますが、一般的なカップスープは37〜96kcalとなっています。クリーム系のものはカロリーが高い傾向にありますが、それでも1食で100kcalを超えることはほとんどありません。
そのため、スープそのものはそれほどカロリーが高いとは言えません。それよりも、スープに合わせて食べるもののカロリーを意識することが大切です。
カップスープの選び方
手軽に買えるインスタントカップスープ。スープだけでなく、パスタやリゾットが入った主食のものもあります。この記事では、暮らしスタイリストで料理家の河野真希さんに、おすすめのカップスープの選び方を教えてもらいました。ふだん何気なくカップスープを選んでいる方も、ぜひプロの意見を参考にしてみてくださいね。
ポイントは下記。
【1】味から選ぶ
【2】具材から選ぶ
【3】「フリーズドライ製法」にも注目!
【4】カロリー表示もチェック!
【5】容器や内容量で選ぶ
上記のポイントを押さえることで、より欲しい商品をみつけることができます。一つひとつ解説していきます。
【1】味から選ぶ
和風、洋風、中華風、エスニックなど、その種類はさまざま。その日の食事や気分に合わせて、たくさんある種類のなかから選ぶのも楽しみの1つといえます。
定番人気の『コンポタージュ味』
インスタント、カップスープの定番といえばやはりコーンポタージュ味です。幅広い層の方の間で人気の味ですので、多くのメーカーから販売されており、選択肢がとても豊富です。
同じコーンポタージュ味であってもさっぱりとしたものから濃厚なもの、コーンの粒感を楽しめるものなど、さまざまなものがありますので、好みのものを探してみるのもいいでしょう。
日本人ならではの『味噌汁味』
味噌汁は日本人の食卓には欠かすことができないスープです。それだけにインスタントの種類もとても豊富です。特に和食に合わせるのであれば、味噌汁タイプのものが欲しいという方も多いでしょう。種類も豊富なので好みに合わせて選べます。
また、野菜が入っているタイプが多いので健康志向の方にもおすすめのインスタントカップスープです。
激辛好きなら『辛い味』
辛いスープも定番のひとつです。
ピリ辛のものから激辛までさまざまなものがありますので、自分の好みに合わせて選ぶことができるでしょう。辛いものとはいっても、担々スープやチゲ、カレーなどさまざまなバリエーションがあります。
女性人気も高い『中華味』
中華タイプのスープも定番のひとつです。
あっさりとしたものから、白湯系のように濃厚なものなどさまざまなものがありますので、毎日でも飽きることはないでしょう。さまざまな食事にマッチするのも魅力です。カロリーが低めのものも多いので女性にも人気です。
胃腸にやさしい『たまごスープ』
胃腸にやさしいのが魅力的なのがたまごスープです。
あまり胃腸に負担をかけたくない朝などにぴったりなタイプです。ある程度食べ応えもありますので、かんたんな朝食代わりなどにもすることができるという点も魅力のひとつです。
【2】具材から選ぶ
タイプのみでなく具材をチェックすることによって、より好みに合ったスープを見つけることができます。
ビタミン豊富な『野菜』
インスタントのスープでもしっかりと野菜をとることができるタイプのものが増えています。
トマトなどビタミンが豊富なものであれば、スープを飲むことによって健康を維持することができるでしょう。特にダイエットを意識している人におすすめの具材です。
低カロリーの『海藻類』
わかめなどの海藻系の具材のものは低カロリーなものが多い傾向があります。なので、ダイエット中の方などにもおすすめです。
カロリーは低くてもしっかりと食べ応えがあるものが多いスープを、食事の代わりにしたいという方にもおすすめです。
ミネラルも摂れる『きのこ類』
きのこを具材にしたスープも定番のひとつです。
食べ応えがあるだけでなく、ミネラルもしっかりととることができますので、健康面が気になるという方にもおすすめです。きのこの種類によっても味わいは異なりますのでいろんなものを試してみましょう。
満腹感になれる『パスタ類』
満腹感を重視するのであれば、パスタ類が具材のスープパスタがおすすめです。
炭水化物なのでカロリーはちょっと高めになりますが、スープを食事にしたいという方にはぴったりです。パスタ以外にもフォーなどさまざまな麺が入ったものがあるので、チェックしてみてくださいね。
【3】栄養効果を考えるなら「フリーズドライ製法」にも注目!
フリーズドライとは、食品を凍結させたあと真空状態にして乾燥させたもの。カップスープにもフリーズドライの技術が使われた商品が多くあります。フリーズドライでつくられた食品は、ほかの製法でつくられた乾燥食品と比べて、お湯で戻したときの風味や栄養素の復元性が高いといわれています(※熱を加えずに乾燥させていて、栄養成分が壊れにくいため)。
また、たくさんの具材が入っていてもコンパクトで非常に軽く、持ち運びがしやすいことから、アウトドアや非常食にも向いているといえるでしょう。
【4】カロリー表示もチェック!
スープは水分が豊富ですのでお腹がふくれやすく、空腹感を手軽に満たすことができます。ローカロリーのカップスープを選べば、カロリーを抑えたい方にとってお助けの1品となってくれるはずです。野菜の具材が多いカップスープのなかには、食物繊維が多めに含まれているものもあり、ふだんからこうした栄養面に気を配っている方にもおすすめです。
また、はるさめや豆腐などの低カロリー食材が含まれていると、スープだけではない満腹感も得られる一杯となるので、とくにダイエット向きで◎。
【5】容器や内容量で選ぶ
カップスープには、容器タイプと小分けの袋タイプがあります。容器タイプは、カップにそのままお湯を注ぐだけなので、食べたあとにはそのまま捨てられるので、洗い物がなくてラクちん。外出先で食事を済ませたいときにはこちらのタイプが向いています。
小分けの袋タイプは、コンパクトなので持ち運びのときにかさばらずに便利です。容器タイプよりも1食あたりの値段が安めなので、コスパが良いのもうれしいポイント。ただし、スープを入れる容器を用意しないといけないので、洗い物がでてしまうのが面倒です。
カップスープのおすすめ15選
カップスープの選び方のポイントをふまえて、暮らしスタイリストで料理家の河野真希さんと編集部が厳選したおすすめ商品をご紹介します。いろいろな商品を比較して、自分にぴったりのカップスープを選んでみてください。
いろんな味を楽しめるバラエティタイプ
スープを買い置きする場合、同じ味ばかりになってしまうとどうしても飽きてしまうものです。そこで、こちらは複数の味がセットになったバラエティパックとなっています。トマト味、きのこ味、たらこ味とそれぞれ異なった味わいのものが入っていますので、毎日飲んでも飽きることはないでしょう。
いろいろな味を楽しみたい方におすすめです。
定番の味がセットになったバラエティボックス
コーンクリームとポタージュ、オニオンコンソメの3種類がセットになったバラエティボックスです。
定番の味が揃っていますので幅広い層の方で楽しむことができます。3種類の中でも特に人気の高いコーンクリームとポタージュが多めに入れられているという点も魅力のひとつです。定番の味を毎日楽しみたいという方におすすめです。

昔ながらのあの味わい
発売から25年を超えるロングセラーであるワンタンスープ。カップのなかにぎっしりつまったワンタンに粉末スープをかけて、お湯を注いで3分待ちます。ツルツルとしたワンタンの食感の楽しさと、昔ながらのしょうがのきいた和風スープに安心感を覚える方も多いのではないでしょうか。
小ぶりのカップながらもワンタンのボリュームでお腹が満たされるため、お弁当のおともや小腹がすいたときのおやつ、朝ご飯の代わりなどさまざまな場面で食べやすい一品です。

言わずと知れた王道の一品!
甘みの強いスーパースイートコーンをパウダー状にしたコーンクリームスープ。コーンの粒は入っておらず、ぽってりととろみのあるスープに、カリカリのクルトンが美味しいアクセントとなっています。
メーカー規定のお湯の量は記載されていますが、その分量を調整することで、お好みのスープの濃さで食べるのも楽しみのひとつです。「コーンクリームスープといえば、これ!」という方も多いロングセラー商品です。
※Amazonは20箱、楽天市場・Yahoo!ショッピングは10箱セットの価格です。

やさしいからこそクセになる
カツオと昆布の合わせだしにふんわり卵が広がる和風なスープ。フリーズドライタイプのカップスープで、やわらかな卵が溶きたてのような食感を演出します。カップスープは塩気の強いものも多いですが、これはだしの風味のほうがよく引き立っていて、どんどん飲めてしまう味わい。
卵と一緒に入っているしいたけとわかめ、ねぎなどの浮きみも、少ないながら味やうまみにアクセントを生んでいて、とてもバランスがよいスープです。粉末スープと比べて、溶け残りがないのもいいところ。
人気のインスタントスープ
スープを飲むだけでしっかりとタンパク質を摂取することができるコーンスープです。
タンパク質は健康を維持するために欠かすことのできない栄養素ですが、食事だけでは十分にとることができないというケースも多いでしょう。もちろん、このスープだけで十分というわけではありませんが、しっかりと栄養を補助してくれます。
※Amazon・楽天市場は10箱セット、PayPayモールは20箱セットの価格です。

まさに大人の濃厚な贅沢
クラムチャウダーはアメリカのニューイングランド発祥の二枚貝を具材に使ったスープ。その本場の味をイメージしたという、本格派のクラムチャウダーです。フィッシュブイヨンとチキンブイヨンという魚介系と肉系を合わせたうまみが特徴。
じゃがいもやクラム(二枚貝の総称)といった具もしっかり入っていて、食べごたえもあります。とろりとした口当たりのやわらかいスープは、ネーミングのとおり濃厚そのもの。

シンプルイズベスト
日本航空の機内で提供されるビーフコンソメスープ。その味をおうちで楽しめるのが「JALビーフコンソメ」です。牛肉と野菜のうまみがたっぷりで、きれいに澄んだスープをしています。具材は浮きみとしてクルトンが入っているだけ。
この潔いくらいのシンプルさが、スープそのものの美味しさを伝えてくれます。具材が少なく、粉末で塩気も比較的強めですので、市販のスープの素のように調味料として使うのもおすすめ。煮込み料理や炊き込みご飯などに、深いうまみをプラスしてくれます。
具材たっぷりで楽しめる
ベースはチーズポタージュですが、具材としてブロッコリーがたっぷりと入っていますので、食べ応え抜群です。食事代わりに食べ応えのあるスープが飲みたいものの、パスタ系のものはカロリーが気になるといった方にもぴったりです。
味もかなり濃厚に仕上げられていますので、単におなかが満たされるのみでなく、満足度の高いスープとなっている点も嬉しいポイントです。

食感も一緒に楽しめる!
ほたてのうまみをいかしたスープに、シャキシャキとしたわかめがたっぷり入った「わかめスープ」。わかめを使ったカップスープは多くありますが、この食感のよさは『ふえるわかめちゃん』で有名なリケンならではの美味しさです。香辛料もピリリときいていて、食が進むと同時に、身体が目覚めるような味わいです。
リケンにはわかめを使ったスープのバリエーションが豊富で、卵やねぎ塩、ピリ辛などもあるので、同じわかめスープでも飽きずに楽しむことができます。
ホタテ、昆布、カツオの3種があわさったこだわりのだしに、ゆずのアクセントを効かせたコクのある上品な豆乳仕立ての、ホッと癒されるスープです。
豆腐屋さんと同じ製法でつくった豆腐はフリーズドライにし、スープが染み込んだら、とろけるおぼろ豆腐になります。糖質量7.6gの低カロリーなのも魅力のスープです。
かぶせ蓋からリッドへと切り替え、"うれしい糖質量"アイコンで糖質量を表記。
※Amazon・楽天市場は12個セット、Yahoo!ショッピングは6個セットの価格です。

韓国の代表的なスープで心もからだも満たされる
参鶏湯(サムゲタン)とは、鶏肉のだしをベースに漢方や香味野菜などを一緒に煮込んだ韓国料理のひとつです。玄米やきび、あわ、黒米といった4種類の雑穀が入った雑炊風のスープ。プチプチとした食感がクセになります。
具材はやや少なめなので、自分でご飯や豆腐、サラダチキンなどをプラスして食べると、ボリュームが出て満足感がアップします。その名のとおり、生姜の風味がしっかりと効いていて、やや辛さを感じるほどです。とろみのついたスープとも相まって、寒いときに嬉しい1品。

刺激も一緒に欲しいときに!
5種類の味が異なる春雨スープのセット。「HOT」とあるとおり、香辛料がよく効いて、辛さも強いのが特徴です。スパイシーカレー、担々風、チリトマト、韓国風チゲ、酸辣湯の5種類で、どれもピリ辛ながら旨みたっぷり。その日の気分で選ぶことができるのも魅力です。
味はしっかり濃いめで、お腹にたまりやすい春雨が入っているので満足感があります。ただ、1食分の量が少なめで、ほかのカップスープと比べると物足りないと感じるかもしれません。
※Amazon・PayPayモールは2個セット販売の商品です
スパイスが効いたカレーワンタン
大人気のマルちゃんシリーズに、「カレーワンタン」があるのは意外と知られていないのではないでしょうか。ツルッとのど越しのいいワンタンに、たくさんのスパイスが入ったカレーは抜群の相性です。
カレースープなので、ワンタンを食べた後の残ったスープの中に、熱々の白飯を入れてカレースープ飯にして食べても美味しいですよ。食べ応えがあるので、しっかり食べたい朝やランチタイムにぴったり。時間のないときでも、お湯を入れて3分待つだけで手軽に味わえます。
海鮮、海老好きの人におすすめ
ツルツルとのど越しのいい春雨に、エビ・カニの旨みたっぷりの白湯スープが絶妙な味わい。食事のメインとして食べても十分満足できますし、小腹が空いたときにもお湯を注ぐだけで手軽に食べられます。低カロリーなので、カロリーを気にしている方でも不安いらずです。シリーズの中にはさまざまな味があるので、合わせて試してみるのもいいですね。
食品の中に乳、 小麦、 エビ、 卵、 カニが含まれているので、アレルギーをおもちの方は、召し上がる前に確認をおすすめします。
「カップスープ」のおすすめ商品の比較一覧表
スープの最新人気ランキングをECで見る カップスープの売れ筋をチェック
Amazon、楽天市場でのカップスープの売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
カップスープを使ったアレンジレシピ
カップスープはそのままでも美味しいですが、ちょっとアレンジすることでさらに満足度の高い一品に仕上げることができます。
カップスープで簡単リゾット


鍋にオリーブオイルを入れて、にんじんや玉ねぎなどお好みの具材を炒めたら、水とトマトジュース、コンソメを入れて軽く煮込みます。そして、最後にご飯とカップスープの素を入れればかんたんにリゾットが完成します。
カップスープで簡単クリームうどん
ゆでたうどんを冷水で冷ましておき、そこにたらこを1/3本ほど入れてよくかき混ぜます。そこに牛乳とポタージュ系スープのもとを加えるだけでクリームうどんの完成です。
とてもかんたんで、なおかつボリュームも出しやすい一品なので、忙しい時の食事におすすめです。
料理家のアドバイス
好みのカップスープはストックしておくのがベター
今回おすすめのカップスープを10種類選びましたが、カップスープの世界は非常に奥深く、紹介しきれない商品がまだまだたくさんあります。カップスープはストックしておいても便利なもの。ふだんのご飯やお弁当にそえるだけでなく、病気や災害時の非常食としても役立ちます。飽きがこないように味や具材の異なるものを常に何個か備えておくと安心です。
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その日の気分で味を変えれば飽きがこない!
カップスープにはたくさんの種類があることがわかりました。会社や家など、どこで食べるかによっても選び方は変わってきます。いろいろな種類を常備していると、飽きることがなく、毎日楽しみながらその日のスープを選べますね。
ぜひご自分にぴったりのカップスープ選びの参考にしてみてください。
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