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それでは、選び方やおすすめ商品を解説していきます。
捕虫器とは
捕虫器とは、蛍光灯やLEDなどの光で虫をおびき寄せて捕まえるアイテムのことです。光に向かって進む虫の特性を利用して効果的に虫を捕らえることができます。
蚊やコバエなどの害虫対策グッズにはさまざまなタイプがありますが、捕虫器のメリットは場所を選ばず安心して使えること。コンビニなどで使われる電撃殺虫機も捕虫器に似たアイテムですが、集めた害虫に電気ショックを与えるため、引火のおそれがある場所では使えません。
殺虫剤や蚊取り線香も広く使われますが、薬品を使うことや煙が気になる場合も。捕虫器なら、電流や薬品を使わず煙も出ないため子どもやペットがいる家庭、キッチンまわりでも安心して使うことができます。
■捕虫器の種類・タイプ
捕虫器には捕獲方法の違いによって2タイプの種類があります。ファンで本体内部に虫を吸い込む吸引タイプと、粘着シートでからめ取るシートタイプです。それぞれの捕獲方法にはメリット・デメリットがあるため、使用場所に合ったタイプを選びましょう。
▼吸引タイプ
吸引タイプの捕虫器は内蔵されたファンで気流を生み、光に寄ってきた虫を吸い取り捕らえます。吸い込まれた虫は本体内部のカゴに閉じ込められて脱水状態に。逃げ出すことができず死に至ります。
吸引タイプはファンを使って吸い取るぶん捕獲率が高いのがメリットです。また、ランプのほかに消耗品がないためランニングコストも安く済むのがいいです。ただし、ファンを回す動作音が気になる場合もあるでしょう。寝室などで使用するときは動作音が少ない静音設計のものを選ぶといいですね。
▼シートタイプ
シートタイプは、光でおびき寄せた虫を強力な粘着シートでからめ取り捕らえます。吸引タイプと違い動作音がせず静かに使うことができるため、寝室で使うのにも適しています。ただしシートは虫のほかにもホコリが付着したり、乾燥するため定期的な交換が必要です。購入後も交換の手間とコストがかかってくることに注意しましょう。
シートタイプの捕虫器を選ぶ場合は、専用シートの購入のしやすさや価格、交換がらくかどうかも考慮したうえで商品を決めるとよいでしょう。
捕虫器の選び方
それでは、捕虫器の基本的な選び方を見ていきましょう。ポイントは下記の5つ。
【1】効果の範囲
【2】ランプの種類
【3】給電方法
【4】消費電力
【5】お手入れ方法
上記の5つのポイントを抑えることで、より具体的に欲しい機能を知ることができます。一つひとつ解説していきます。
【1】効果の範囲をチェック
捕虫器は製品によって、虫の捕獲に効果が期待できる範囲が異なります。小型の家庭用と業務用とでは対応できる広さがだいぶ変わってきますし、業務用にも小型店舗向けのものから工場に対応できる有効範囲が広いものまでさまざまです。使用する場所の広さを満たす有効範囲をもった商品を選びましょう。
▼家庭用:20~40平方メートルほど
家庭用の捕虫器は、20~40平方メートルくらいの有効範囲のものが多くなります。寝室や玄関で使うなら20平方メートルくらいで充分ですが、リビングで使うならもう少し広く対応できるものがほしいところ。30平方メートルあれば20畳のLDKがおおよそカバーできます。
家庭に捕虫器を置く場合は、玄関や窓、キッチンなど虫の侵入・発生しやすい場所に設置するのが効果的です。設置場所に合った有効範囲のものを選びましょう。
▼業務用:60~120平方メートル程
業務用に使うなら、目安として有効範囲が50平方メートル前後は必要になってきます。業務用になると、有効範囲が60~120平方メートル程度あり広範囲に対応できるタイプも増えてきます。
業務用は家庭用にくらべて重量もサイズも大きくなるため、使用スペースをカバーできる大型のものが置けない場合は、捕虫器を複数台設置するという方法も検討してみるといいでしょう。
【2】ランプの種類をチェック
捕虫器は光に向かって進む虫の特性を利用しています。以前は虫をおびき寄せるランプには蛍光灯や紫外線ランプが使われるのが一般的でしたが、今は紫外線を出す特殊なLEDを使ったものも多くなっています。文字LEDは寿命が長く、消費電力が控えめなのがメリットです。消費電力や耐用年数も変わってくるため、捕虫器に使用されているランプの種類もチェックしましょう。
虫によって、誘引されやすい光の色が違います。なかにはLEDのカラーを変更可能にしてより多くの種類の害虫に対応できるようにした商品や、LEDと蛍光ランプを併用した商品もあります。発生する虫の種類が多い場合などはこうした商品もチェックしてみるといいですね。
【3】給電方法をチェック
捕虫器を選ぶ際は、給電方法も確認しておきましょう。ACアダプターが主流ですが、なかにはUSB給電できるものもあります。据え置きで使う業務用の場合はACアダプターで問題ありませんが、家庭用の場合はUSBポートで給電できると使い勝手がよくなりおすすめです。
PCのUSBポートから給電すればコンセントが不足しがちなデスクまわりでも電源の心配なく使えます。手元に置ければ有効範囲があまり広くないタイプの捕虫器でもしっかり虫から身を守ることができそうですね。また、モバイルバッテリーにつないでキャンプや釣りなど屋外でも使えるようになり活用の幅が広がります。
【4】消費電力をチェック
夏場など虫が気になる季節は、昼夜を問わずつけっぱなしにすることも多いもの。消費電力をチェックして、省エネ性の高いものを選べば電気代を気にせず使用できます。
家庭用のタイプなら、消費電力が5W程度で済むものも。24時間つけっぱなしにしても1日たったの2~3円で使うことができるので経済的ですね。
【5】お手入れ方法をチェック
捕虫器を使うときに避けて通れない問題が捕獲した虫の処分です。できるだけかんたんに処理できるものを選んで不快感を少なくしたいもの。吸引タイプの場合は、受け皿をかんたんに取り外せるものなら虫に触らずさっと捨てられます。ファンも取り外して洗えれば、汚れが気になったときに手軽にお手入れできて衛生的です。
粘着シートタイプの場合は、シートの交換頻度が少なくて済むものだと手入れがらくになります。なかには自動でシートを巻き取り交換の負担を軽減している商品もあります。シート交換が手軽かどうかもチェックしましょう。
エキスパートのアドバイス
電気の光で誘うか粘着シートで捕らえるか
捕虫器には、光で誘引して捕獲するものが多いです。光に向かう習性があるハエ、ガなどは光が明るく、ファンの力が強く、粘着シートタイプなら粘着力が強いものほど効果大。ファンだと電力が必要で動作音がしますが、カゴに入った虫を捨てるだけで済みます。
粘着シートは静かですが、定期的にシートを交換する必要があります。自分に合ったタイプを選びましょう。
捕虫器のおすすめ商品
それでは、捕虫器のおすすめ商品をご紹介いたします。
▼おすすめ4選|吸引タイプ
▼おすすめ5選|シートタイプ
▼おすすめ商品の比較一覧表
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▼おすすめ4選|吸引タイプ
まずは、吸引タイプのおすすめ商品をご紹介いたします。ぜひ、参考にしてくださいね。
広範囲対応! 内蔵ファンで吸引してしっかり捕獲
業務用に広範囲をカバーしたいひとにおすすめの、60~120平方メートルの有効範囲をもつ吸引タイプの捕虫器です。誘虫ランプでおびき寄せた虫を内蔵ファンのパワーで強力に網袋に吸い込み捕獲。温室や牛舎など広めの場所でもしっかりと虫を捕らえてくれます。
捕獲された虫は大型の網のなかに溜まる仕組み。大きな網にたくさんの虫を捕獲することができ、捕獲した虫を処分する回数が減らせてお手入れの手間も少なく済みますよ。
寝室利用にぴったりな便利機能が充実!
寝室で使うのにぴったりな、豊富な機能が魅力の1台です。蚊が活発になる夜間に自動で電源を入れてくれる自動運転モードや便利なオフタイマーつき。モードも静・強の切り替えができるため、寝る前は強のモードでしっかり対策、おやすみ中は安眠を妨げないよう静モードに切り替えて静かにと、快適に活用できます。
虫を捕らえる捕虫容器だけでなく、ファンも取り外してそれぞれ丸洗いできて衛生的に使い続けられます。
静音・コンパクト・低消費電力!
紫外線に近い365nmのLEDライトと二酸化炭素を出して蚊、蛾、コバエ、蝇などの羽虫を誘導、強力な内部のファンで吸引、捕獲する『家庭用蚊取り器』。
また、静音設計で、稼働音は図書館内よりも静かな30dB(郊外の深夜、病室内、落葉の音)。もちろん薬剤は不要。きれいな空気のまま虫を一層します。消費電力はわずか5W。給電はPCなどのUSBポートを利用できます。
蚊取り線香みたいな豚のデザインがかわいい!
蚊を退治するグッズとしては蚊取り線香が定番ですが、そんな蚊取り線香を彷彿とさせる豚のかたちのキュートな捕虫器です。コンパクトでデスクに置いても邪魔にならず、PCにつないでデスクにちょこんと置けば、視線に入るたびに気持ちが和みそうですね。どこにでも連れていきたくなるかわいらしいアイテムです。
ACアダプターを使ってコンセントから給電できるほか、付属のUSBケーブルでも使用できる2WAYタイプ。場所を選ばず使うことができますね。
▼おすすめ5選|シートタイプ
続いては、シートタイプのおすすめ商品をご紹介いたします。ぜひ、参考にしてくださいね。
発生する虫に合わせてカラーチェンジ!
飲食店やコンビニなど食品を取り扱う場所では、虫の混入はクレームにつながり絶対に避けたいもの。そんなときに頼れるのが、発生しやすい虫に合わせて光の色を変えられるこちらの捕虫器。
虫によって誘引されやすいカラーが異なることに着目し、ショウジョウバエが多いなら青、スズメガが多いなら赤とLEDランプの色を変えて効率的に多種類の害虫に対処できます。また、紫外線蛍光ランプを併用することで捕獲率はさらにアップ。虫の発生に悩む事業者を助けてくれるアイテムです。
150平方メートルの広範囲をカバーしてくれますが、コンパクトですっきりしたデザイン。お店のフロアなど人目につく場所にも気兼ねなく設置することができます。
グッドデザイン受賞の捕虫器
機能性とデザイン性を両立させたグッドデザイン賞を受賞した捕虫器です。間接照明のようなおしゃれなデザインで、カフェや家庭でも気兼ねなく設置できます。粘着シートや誘虫ランプの光が見えにくいように配慮しつつ、効果的に虫を捕らえられるよう開口部はたっぷり。虫が床から上へと舞い上がる習性に合わせて5層のルーフ状にすることで虫がなかに入っていきやすいデザインにしています。
虫を強力に捕らえるネバネバの樹脂を配合した粘着シートは、一般的な虫取り紙にくらべて2倍の捕獲力! 日本初の粘着式捕虫器を作ったメーカーの確かな高品質です。
間接照明風の昼白色でインテリアの一部にも
飲食店などの業務用として使用されている捕虫器だけあり、見た目がおしゃれなデザインです。高い位置に設置すれば、インテリアの一部にもなるでしょう。一般的に、捕虫器というと青白い光で誘引するイメージですが、こちらの製品は昼白色のため、間接照明的な役割も果たしてくれます。
『ルーチ・虫とら ハク』は、紫外線LEDで虫を誘い、粘着シートで捕獲します。捕獲した虫はのぞき込まないと見えにくい構造になっており、A4サイズの捕虫シートは交換用が販売されています。なお、消費電力も4.2Wと経済的です。
スタイリッシュ&コンパクト! どこにでも置ける
スタイリッシュなデザインとコンパクトサイズでどんな場所にも置ける捕虫器です。A4用紙にすっぽり収まるサイズ感で厚さもあまりないため置き場所に困りません。モバイルバッテリーでも使えるので、電源が取りづらい場所にも延長コードを使う必要なく置くことができます。床上1mくらいの高さが捕虫には効果的とされているので、適切な位置を探して置くことができそうですね。
アロマカセットに誘引剤を入れて、ニオイの効果を併用して捕獲率をアップさせることもできます。アロマカセットには芳香剤も入れられるので、リラックスタイムにも活用できますよ。
捕虫器とは気づかれないスタイリッシュなデザイン!
おしゃれなオフィスやこだわり派のリビングにもすっきりなじむスタイリッシュな捕虫器です。言われなければ捕虫器だとは気がつかないデザインで、見たひとに虫を連想させる心配がなく、カフェなど飲食を扱う場所でも気兼ねなく使うことができますね。
粘着製品の開発を30年続けてきた会社の粘着シートは抜群の捕獲力! シート面積も大きく、おびき寄せた虫をしっかりからめ取ります。
▼おすすめ商品の比較一覧表
各通販サイトのランキングを見る 捕虫器の売れ筋をチェック
Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングでの捕虫器の売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
【関連記事】捕虫器に関連するほかの商品情報はこちら
まとめ
ここまで捕虫器のおすすめ商品をご紹介しました。捕虫器には吸引タイプとシートタイプがあります。それぞれの特徴を踏まえて使用場所に合う使いやすいものを選びましょう。
【1】効果の範囲
【2】ランプの種類
【3】給電方法
【4】消費電力
【5】お手入れ方法
以上を念頭に入れつつ、使い勝手のよいタイプを選ぶといいですね。あなたの目的に合った捕虫器を選んで害虫対策に役立ててください!
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京都大学農学部卒業、京都大学大学院農学研究科修了。 京都大学農学部昆虫学研究室で農業害虫コナガを研究、殺虫剤メーカーでゴキブリベイト剤の開発に携わった後、富山医科薬科大学大学院医学系研究科に在籍し、蚊の誘引に関する研究で医学博士号を取得。 害虫防除技術研究所を2001年に設立。害虫駆除会社にて、ゴキブリ、ネズミ、ハチ、蚊などの害虫・害獣駆除に従事し、有限会社モストップを2003年に設立。 蚊をはじめとする害虫忌避剤、蚊捕獲器の評価試験や、出版、各メディアへの情報提供を行っている。著書に「蚊の対策がわかる 蚊の教科書」「蚊のチェックポイント71」、共著に「蚊のはなし」などがある。