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それでは、選び方やおすすめ商品を解説していきます。
塗装ブースとは
塗装ブースとはエアブラシやスプレーなどを使ってプラモデルの塗装をおこなうときに使う商品です。塗装ブースには換気できるタイプやフィルター付きのタイプがあり、エアブラシやスプレーの塗料を吸い込み空気中に舞うことを防いでくれます。
■塗装ブースの種類・タイプ
塗装ブースのタイプには換気ファンが付いた電動式タイプと、段ボールタイプのものがあります。それぞれの特徴をみていきましょう。
▼排気もできる「電動式タイプ」
「塗装ブース」とは、一般的に電動の換気ファンが付いたもののことを指します。電動式には空気中に舞っている塗料を吸引し、窓から外に排出する機能が付いています。塗装の頻度が高い人にはこの電動式がおすすめです。けれど、電動式は値段が高めで、多くは1万円以上します。ごくたまにしか塗装しない人には高く感じる値段ですね。
▼コスパのよい「段ボールタイプ」
使用頻度が低い場合は、廉価な段ボール製の塗装ブースがおすすめです。排気ファンは付いていないものの、周囲に塗装が飛び散りにくい構造になっています。ブースの形が塗料を噴射しやすい角度になっているところもグッドです。
段ボール箱を使って自作するのもありですが、市販品はハニカムフィルターも備わった便利なものが1000円程度から買えてしまいます。これは決して高い買い物ではないでしょう。
塗装ブースの選び方
それでは、塗装ブースの基本的な選び方を見ていきましょう。ポイントは下記の5つ。
【1】ファンの種類
【2】作業スペースの広さ
【3】ダクトホースの長さ
【4】ライト付きかどうか
【5】収納性
【6】替えのフィルターがあるか
上記のポイントをおさえることで、より欲しい商品をみつけることができます。一つひとつ解説していきます。
【1】ファンの種類をチェック
塗装ブースの吸引力や稼動する際の音は、ファンの種類によって変わります。一般的にプロペラタイプは吸引力に優れていますが、その分稼動音が大きめです。また、シロッコファンタイプは静音性には優れていますが比較的吸引力は低めです。使用環境や塗装ブースの使い道などを考慮しつつ、ベストなファンのタイプを選びましょう。
▼塗料をしっかりと吸引したい場合は【プロペラファン】
多くの塗装をしたい場合はプロペラファンをおすすめします。プロペラファンはキッチンの換気扇のような仕組みで、大きなプロペラが空気中の塗料を強力に吸引してくれます。ただし吸引力が高い分、騒音もそれなりに出るのでアパートやマンションなどで使う際は配慮が必要です。ちなみにプロペラファンの騒音値は約50db(デジベル)で、これは家庭用エアコンの室外機と同じくらいの数値です。
▼騒音が気になる方は静音に優れた【シロッコファン】
アパートやマンションなどにお住まいで、騒音が気になるという方にはシロッコファンタイプの塗装ブースをおすすめします。レンジフードやエアコンにも使用されているファンで、細長いハネが円筒状に並んでいます。吸引力はプロペラファンに劣るものの、静音性には優れています。静音性と吸引力の両方がほしい方には、2基のシロッコファンを搭載したタイプもあります。騒音値は少し上がるものの、吸引力は大幅にアップします。
【2】作業スペースの広さをチェック
塗装ブースには大小さまざまなサイズのものがあります。塗装ブースで作業するときは自分の手や道具類がぶつからないような広さか確認してから選ぶことが大切です。
▼スペースの広さが【幅40cm、高さ30cm以上】だと塗装しやすい
塗装するパーツのサイズにもよりますが、ブースの中にじゅうぶん作業できる空間があるかどうかもチェックした方がいいです。あまり小さなブースの場合、スプレー缶やエアブラシがぶつかりがちで作業しづらくなります。フード付きの場合なら、幅40cm、高さ30cm程度は確保したほうがよいでしょう。40cmというとちょうど一般男性の肩幅くらいの大きさです。大きめのパーツを扱う場合は、邪魔にならない短めのフードを選ぶと便利です。
▼塗装する物が小さい場合は【コンパクトサイズ】で十分
小さなものに塗装をするときは、コンパクトな塗装ブースを選ぶのもいいでしょう。コンパクトな塗装ブースの利点は、なんといっても作業スペースが少なくて済むことです。そのため、小さな机に置いて作業することができます。小さな塗装ブースを選ぶ場合はフードも小さめのものを選べばスプレー缶やエアブラシがぶつかることもなく快適に作業できます。
【3】ダクトホースが長いかチェック
ダクトホースはファンを使って吸い込んだ塗料を屋外に排出するためのホースのことです。塗装ブースを買うときは、ダクトホースの長さが足りるもの、または延長ホースを接続できるタイプを選ぶことが重要です。ダクトホースの先端は窓にはさんで使いますが、太くて丸いホースを窓にはさむには窓を大きく開ける必要があります。虫の侵入や塗料が舞い戻るのを防ぐために、先端が平らになったアタッチメントが付いたタイプもおすすめです。
【4】ライト付きかどうかチェック
塗料の飛散防止フードが付いていると、場合によっては手元のパーツが見えづらい、なんてこともあります。そこで、ライト付きのものを選べば、手元がはっきりと見えて作業もしやすくなります。
【5】収納性をチェック
塗装ブースをつねに置いておける場所があればよいのですが、スペースが確保できない場合もあります。そんなときは折りたたみタイプがおすすめです。これなら場所も取らず、作業が終わったら部屋の片隅に置いておけるのでたいへん便利です。塗装ブースの中には、フード部分がとりはずせるものもあり、場所を取らないのでおすすめです。
【6】替えのフィルターがあるかチェック
塗装ブースのフィルターは使っているうちに目詰まりしてくるため、定期的に交換する必要があります。塗装ブースを購入する際はフィルターが入手しやすいかどうかも確認しておきましょう。中にはフィルターを販売していないメーカーも存在します。そういった場合はサイズが合う別メーカーのものを探すしかありません。その点、タミヤなどの大手メーカーなら、オプションも充実しておりにらくに入手することができます。
塗装ブースのおすすめ商品
それでは、塗装ブースのおすすめ商品をご紹介いたします。
▼おすすめ8選|電動式
▼おすすめ3選|段ボールタイプ
▼番外編:補助アイテムを紹介
すぐに各商品が見たい方は、上記のリンクをクリックしてくださいね。
▼おすすめ8選|電動式
まずは、電動の換気ファンが付いた塗装ブースをご紹介! 電動式なら、空気中に舞っている塗料を吸引して窓から外に排出してくれますよ。
軽量コンパクトで安全性にも配慮した塗装ブース
こちらの塗装ブースは、強力なファンが搭載されているため、エアブラシを使用することができます。また、安全に配慮したDC12V駆動の低発熱設計のため、安心して作業ができます。
回転プレートが付いているので、ものに触れることなく塗装ができ、使用していない時はコンパクトに折りたためるため、収納にも便利です。
独自の開発で吹き返し防止、静音性にも優れている
静音性に優れたシロッコファンを1台搭載したタイプの塗装ブースです。迷彩塗装やつや消し塗装など、比較的塗装の噴射量が少ない作業向けです。
同シリーズのツインファン搭載のもの同様、フィルターの目詰まりによる急激な吸引力低下を起こしにくい構造です。塗装ブース前面と側面にあるエプロンや上面のフードが塗料の飛散を抑えてくれるため、作業場所が汚れません。
多機能なのに手頃な価格で買える!
ファンモーター搭載の塗装ブースです。中央には回転プレートが付いており、塗装物に触らずに向きを変えることができます。平型の排気ダクトなので窓に設置しやすいです。仕切りが付いているのでスプレーミストが飛散するのを防いでくれます。
また、ブースを折りたたむとコンパクトな取っ手付きのケースに変わります。多機能なわりに価格は安めで、初級者から上級者まで幅広く使っていただける製品です。
吸引力が高くダクトホース先も平形で便利
プロペラファンを搭載しており、スプレーで飛散する塗料を確実に吸い込みます。また、ミストガードを折りたためるため使用しないときはコンパクトになり保管場所も気になりません。ただし、家庭の騒音なみの音がするのがデメリット。
排気ダクトはの先は平な形状になっており、窓を大きく開けずに排気できるのも、プラモデルの塗装などをよくされる方にはうれしいところ。
個人から会社まで幅広く活躍しているブース!
空調のプロが業務で得た知識を元にして趣味用に開発したブースです。個人のみならず、フィギュアメーカーやその他プロの現場でも広く使われています。
業務用のシロッコファンは大風量・高静音で風速も安定しており、屋外環境などに左右されることのない確実な排気を行います。本体は亜鉛鉄板製で市販の磁石を使うことができます。

タミヤ『ペインティングブースII ツインファン』は2本のファンでしっかりと塗料を吸引してくれ、プラモデル制作や塗装頻度が高い方にオススメ。
Wファンで吸引力上昇! 吹き付け塗装の相棒
室内での吹き付け塗装をサポートしてくれる塗装ブースです。ポイントは前面パネルの特殊構造にあり、中心部からはずれた塗料も吹き返しなく吸引します。
中心部の塗料ミストは吸気工に到達する前にフィルターを3回通過するため、フィルターの目詰まりを防ぎ、吸引力を長持ちさせてくれます。シロッコファンが2基搭載されているため排気風量が多いですが、作動音は静かです。
ライトで快適! 長いホースで窓から離れていても可
上と左右に30個付いたLEDライトが手元を明るく照らしてくれ、夜の作業や手元のこまかい作業が快適にできる塗装ブースです。ブースに搭載されたファンがその名のとおり塗料を力強く強制排出してくれます。
最長1.7mまで伸ばせる排気ダクトは窓から離れた場所での作業もサポートしてくれます。ダクトの先端が平型になっているのもうれしい配慮ですね。

折りたたんで収納できるエアテックス『レッドサイクロンエル』は置き場所や設置場所が少ない方にオススメ。折りたたむと持ち手が付いたトランク型になるので持ち運びたい方にも便利です。
LEDライトで快適塗装! 降り畳めばコンパクト
プロペラファンを搭載で、塗装中のにおいを強力に吸引してくれる塗装ブースです。LEDライトが標準で装備されており、手元を照らせるので快適に作業ができます。また、ブースを折りたたむと取っ手付きのケースに早変わりし持ち運びがらくにできます。
排気ダクトは柔軟性があり伸縮自在です。しかも平型タイプなので窓に設置しやすい仕様で1台に多くの機能が備わったなんとも欲張りな塗装ブースです。
▼おすすめ3選|段ボールタイプ
次に、ダンボールタイプの塗装ブースをご紹介します。排気ファンは付いていませんが、廉価なため、コストをおさえたいときにおすすめしたいタイプです。
1万円以下で手に入るのに電動式!
シロッコファンタイプの塗装ブースです。本体は段ボール製で傷んだり汚れたりしたら取り替えが可能です。フィルターは3枚付属しています。買い替えの際は100均などのキッチン用換気フィルターで代用できます。
静音性や吸引力は多少劣るという声があるものの、ファンが付いたブースが1万円以下で買えてしまうのはうれしいですね。
使い捨てできて場所に困らない簡易型ブース
本来はスプレーのりの飛散を防ぐ用途で作られた紙製のスプレーブースです。コンパクトで組み立てがかんたんな上、価格も安いので塗装ブースとして使用する人もいます。
ただし、立体的なものへのスプレーには向いていません。ファンも付いていないので小さなものをたまにしか塗装しない人や、塗装ブースを買うまでの繋ぎとして使うのはありでしょう。
ネコの手棒でパーツを乾燥させる塗装ベース
ベースとなる段ボール素材のハニカムコアにネコの手棒を挿し込むタイプの塗装ベースタイプの製品です。プラモデルなどのパーツを一つひとつ乾かすのに適しています。
とにかく低コストでコンパクトなものがほしいならこちらを選ぶとよいでしょう。
▼番外編:補助アイテムを紹介
こちらは、プラモデルなどのランナーパーツの塗装に特化した「ランナースタンド」型の塗装ブースです。プラモデルのランナーが散らかることなく整理しながら塗装や乾燥ができますよ。
ランナーパーツをスッキリ整理&乾燥
ランナーパーツを最大25枚立てかけることができる塗装ブース。ガンプラをはじめとするプラモデルの製作に特化したタイプです。パーツどうしが絡まず、塗装後の乾燥処理も便利な設計。付属品として、先曲・ストレートのピンセットがそれぞれ付いてきます。
また、傾斜のついたL字型ブースのため、各パーツを安定させ立てかけることができます。
商品特徴・価格の比較一覧表
各通販サイトのランキングを見る 塗装ブースの売れ筋をチェック
Amazonでの塗装ブースの売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
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まとめ
エアブラシといった塗装などに便利な塗装ブース、塗料によっては吸い込んでしまうと有毒なものもあるため塗装ブースは必須となってきます。
塗装ブースには素材、大きさ、収納する際にコンパクトに折りたためるものなどさまざまなものがあります。使用する場所をメインに考えて選ぶとよいでしょう。
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「インテリア空間デザイン」「スタイリング」「写真」「テレビ撮影」「監修」「執筆」などフリースタイルにて幅広く活動中。 予算100万円で自身が住む自宅をフルリノベーション、古材、流木などを使った家具作りが話題となり、様々なメディアにて取り上げられている。 幼少期から物作りが好きで、何でもまず作ってみる、やってみる精神、そんな好きが高じて、趣味から現在のお仕事に発展。