ソープディスペンサーとは? キッチンやトイレ、洗面台など使い道いろいろ
ソープディスペンサーとは、液体洗剤などを入れて使う詰め替えボトルのこと。ハンドソープやシャンプー・リンス、台所洗剤などをお気に入りのボトルに詰め替えて使用できます。シンプルでおしゃれなデザインが多いので、生活感をなくしたい人にもぴったりです。
ソープディスペンサーには、手動で押すと出てくるポンプ式のものと、センサー付きで手をかざすだけで自動で出てくるものがあります。また、詰め替え不要で袋のままセットできるものや最後まで石鹸が出やすい工夫がされているものなど、機能面もさまざま。使い方にあう商品がきっと見つかりますよ。
ソープディスペンサーの選び方 コンパクトでおしゃれなものも!
まずはソープディスペンサーの選び方をチェックしていきましょう。自動で泡が出るタイプやおしゃれなタイプなど、毎日が快適になる選び方をご紹介していきます。
ポイントは下記の通り。
【1】タイプ
【2】液体 or 泡
【3】吐出量の調節
【4】ソープの容量
【5】詰め替えやすさと対応ソープ
【6】容器の素材やデザイン
【7】壁掛けタイプ
上記のポイントをおさえることで、より欲しい商品をみつけることができます。一つひとつ解説していきます。
【1】ソープディスペンサーのタイプから選ぶ
ソープディスペンサーには、自動で泡や液が出るタイプと、手で押して出る手動タイプの2種類あります。ライフスタイルに合わせて選んでみてくださいね。
自動タイプ(オートソープディスペンサー)|非接触でソープが出てくる
自動タイプのオートソープディスペンサーは、手を差し出すとセンサーが感知して、自動的に泡や液が出てきます。ソープディスペンサーに触れず、汚れを本体に付着せずに手を洗えるので衛生的です。
手を近づけすぎなくてもソープが出てくるような、センサーの反応範囲が広いものがおすすめ。また、手洗いや食器を洗うときに水道のしずくやしぶきがかかりやすいので、防水性能が高いものを選びましょう。
自動タイプの電源方法は「乾電池式」と「充電式」の2種類があります。乾電池式タイプのほうが、電池を交換するだけで復活するので手間いらずです。電池を購入するのが面倒な方は充電式がおすすめです。
手動タイプ|電池いらずでお風呂の中でも使える
手動タイプは小型のものがあるので狭い場所にもおきやすいです。値段もリーズナブルで、デザインも豊富なのでお好みを選べる楽しみがあります。
電源がないので水がかかっても使えるので、お風呂場など濡れやすい場所に向いています。また本体が汚れても水で丸洗いできるのも便利です。
【2】液体 or 泡? 出てくるソープのタイプで選ぶ
ソープディスペンサーには液体で出てくるものと、泡が出るものがあります。泡が出るタイプのソープディスペンサーには泡用の機能が備わっているので、液体用のものに入れても使えません。選ぶときは、それぞれのメリットをチェックしましょう。
泡タイプ|手軽に手を洗える
液体タイプの場合は手の中で泡立てる手間がかかりますが、泡タイプは手に受けてからすぐに洗えるのが特徴です。そのため小さなお子さんには、泡タイプが適しています。
泡立てる手間が必要ないので、帰宅してからすぐに手を洗う習慣づけにも。液体タイプは押す力を入れすぎると出しすぎてしまいますが、泡タイプならそれも防げます。
いつも使うハンドソープが決まっている場合は、詰め替え用を買いおきしておくと便利ですね。
液体タイプ|食器用洗剤やシャンプーに
コスト的には泡タイプよりも液体タイプの方がリーズナブルです。液体タイプは少量でも水を含ませれば、しっかりと泡立ちます。家族が多くて手洗いもひんぱんに行う家庭には、液体タイプの方が経済的ですね。食器用洗剤やシャンプーなどの液体の詰め替え可能な商品もあるので生活に合わせて使い勝手のいい方法を選びましょう。
【3】吐出量が調節できると節約できる!
自動のソープディスペンサーには、泡や液体の出量を調節してくれる機能がついているタイプもあります。節約のためにも注目したい機能ですね。
家族の人数によってソープディスペンサーを使う頻度も変わりますが、手の汚れ具合によっても違ってきます。ソープディスペンサーの中には洗剤を吐き出す量が自動的に切り替わるものも。
非接触赤外線センサーを搭載している製品は、手を差し出す時間によって洗剤の出る量が切り替わります。汚れがひどいとき、あまり汚れていないときなど、洗剤の量を自動調節できるので便利です。
【4】ソープの容量もチェックして
ソープディスペンサーの容量は商品によって異なるので、詰め替えたいソープの容量も考えてチェックしましょう。詰め替え用ソープがソープディスペンサーに入りきらないと、余ったソープの保管場所に困ってしまいます。
とくに、自動ソープディスペンサーは、100ml程度の少ない容量のものもあるので要注意です。手動タイプのほうが容量のバリエーションが多く、なかには1000mlも入る大容量もあります。
【5】詰め替えやすさと対応ソープをチェック
ハンドソープがなくなった時に詰め替えが大変なデザインだと使うのが億劫になってしまいがちです。ハンドソープ本体を付け替えるタイプや液を移し替えなくてもそのまま詰め替えできるタイプなどもあります。自動、手動かかわらず詰め替えの手間がかからないデザインをおすすめします。
また、ソープディスペンサーの中には、専用ソープしか詰め替えできないものもあります。手軽さを考えると、ソープの指定が無いタイプの方がおすすめです。
【6】容器の素材やデザインにも注目!
ソープディスペンサーの容器にはさまざまな素材があります。陶器やプラスチック、ステンレスなどデザインも様々です。素材によってデザインのイメージも変わってきます。使用する場所に合わせて素材を選ぶのが大切です。
お風呂場など滑りやすい場所には陶器は避けて、プラスチックの容器を使うことをおすすめします。流し台などではインテリア要素も重視してステンレス素材などにするとおしゃれでしょう。
なお、オートソープディスペンサーを使う場合は、IPX4以上の防水性能を備えているものだと多少水に濡れても安心です。
【7】狭いスペースには壁掛けタイプが便利
おしゃれで便利なソープディスペンサーですが、洗面所やキッチンに置くとなるとある程度のスペースが必要になりますよね。
水回りのスペースが限られているという方には、壁掛けタイプのソープディスペンサーがおすすめです。マグネットや吸盤、フックなどで壁にくっつけることができるので、置くスペースが狭い方でも使えます。
ソープディスペンサーの底に水垢が溜まりにくく、お手入れが簡単なのもメリットです。
ソープディスペンサーおすすめ18選 賃貸でも設置しやすいスリムタイプも
ここからは、おすすめのソープディスペンサーを「自動」と「手動」に分けてご紹介します。
▼ソープディスペンサーおすすめ9選【自動タイプ】
まずは、手をかざすだけで洗剤が出てくる、便利な自動ソープディスペンサーからチェック!
毎日の手洗い習慣をらくにしてくれる
手を触れずにセンサー感知で泡が出てくる自動ソープディスペンサー。汚れた手で触ることもないので清潔な状態を保てます。
泡量が調節できる2つのスイッチモード機能があり、お子さまように泡少量モード設定もできるので経済的です。
コンセント不要の電池式タイプなので置く場所を選ぶことがありません。
スマートなフォルムがおしゃれ
手をかざすと自動的に液体洗剤が1回分出てくるソープディスペンサーです。光を反射させて感知するセンサーなので、黒いものには反応しないことも。スマートなフォルムでカラーも4色そろっているので、洗面所やキッチンをおしゃれにしたい方に向いています。
電源は乾電池式で単4電池4本。充電式の電池は使用不可です。防水ではないので、水がかからない場所におく必要があります。
吐出量を5段階に調整できる
乾電池式の自動センサー型ソープディスペンサーです。単三形アルカリ乾電池4本で、約12カ月使えるので経済的(1日10回・吐出量最小時)。コンセントがなくてもおけるので、使いたい場所で自由に設置できます。
液体タイプですが、吐出量を5段階で調節可能。IPX4の防水仕様になっており、スイッチなど水が入りやすい部分だけでなく、側面や底面も保護できます。
詰め替え簡単!大容量自動センサーディスペンサー
合計600ml入る大容量のソープディスペンサー。センサー感知距離も6cmあるので二次感染の心配もありません。種類の違う洗剤をいれたり、シャンプーやリンスをいれたりと生活スタイルに合わせて使えます。壁掛けもできます。
狭い場所にもおけるスタイリッシュなデザイン
ノータッチ式で泡の洗剤が出るソープディスペンサー。底面積を絞ったデザインにしてあるので、狭い場所にもおきやすいです。
中身の補充用に専用液剤が用意されており、殺菌消毒できる薬用泡ハンドソープも選択できます。電源は充電式で、LEDによってディスペンサーの状態を確認することも可能。水洗いできるので、いつも清潔に保てます。
独特のデザインがおしゃれ
デザインがおしゃれで、家庭用だけでなく事務所や店舗などにも使えるソープディスペンサーです。ノズルが前にせり出しているので、手の平でしっかり泡石けんを受けられます。
泡の吐出時にノズルの先端のLEDが緑色に点灯します。電池の残量が減ってきたら、赤色に点滅するので詰め替えの時期がわかりやすいです。専用薬液以外は使えませんが、おしゃれなフォルムなので手洗いが楽しくなりますよ。
子供も楽しい手洗い習慣を!
キリンのデザインがかわいい泡用自動ソープディスペンサー。キリンの他にしろくまや恐竜などデザイン豊富!手洗いが苦手な子供さんもこんなにかわいいディスペンサーならマイナに手を洗ってくれそうですね。

衛生的で詰め替えや掃除が簡単なことでも注目
防水性なので屋外やバスルームでもOK! 子どもや高齢者にも使いやすく、泡タイプなので洗剤の節約が期待できます。
泡タイプのソープディスペンサーですが、中身がなくなったら詰め替え用のボトルを付け替えるだけ。手を汚さずにスマートに中身の交換ができます。
乾電池式ですが、電池カバー部が防水仕様なので水にも強いのが特徴です。
半透明タンクで一目で残量を確認できる!
ハンドソープ は手軽なUSB充電式です。フル充電で最大120日とたっぷり使える。ハンドソープディスペンサーは付属のUSBケーブルでパソコンなどから充電可能。お手持ちのACアダプターを使用すれば、コンセントからの充電も可能です。
▼ソープディスペンサーおすすめ9選【手動タイプ】
手動タイプは電源が必要ないので、どこにでも設置が可能です。値段もリーズナブルなものが多く、ソープディスペンサーを気軽に導入できます。すぐにでも手洗いや食器洗いなどを行いたい方のために、手動ソープディスペンサーのおすすめ商品をご紹介します!
おしゃれで使いやすい!人気のニトリディスペンサー
シンプルなフォルムで清潔感のあるニトリの泡ディスペンサーです。ホワイト、ネイビー、グレー、ターコイズブルー、ローズの5色のカラーがあり、クリアタイプのボトルなので残量をひと目で確認できます。
フタは広口なので、お手入れや詰め替えもしやすいのも嬉しいポイント。ボトルの底が凹型になっているので液体が中央に集まり、最後までしっかり使うことができます。

1回の量が少ないので、家族誰でも使いやすい
容器上部の台をプッシュするだけで液状の洗剤が出ます。片手がふさがっていても使えるすぐれものです。
1回に出る量は約3ccと通常のものより少ないので、節約できます。中身は食器用洗剤、除菌水、化粧水、ボディソープなどいろいろ詰め替えができて便利です。

吸盤で壁に取り付けられて片手でかんたん
キッチンや洗面所は狭くて限られたスペース。こちらは壁につけられるので周囲の掃除もカンタン&スペースの確保OKですよ。
吸盤で壁に取り付けられるソープディスペンサーなので、置き場所がないときに便利です。中身のソープは約300ml入り、使用する用途によって、シャンプーやリンス、食器用液体洗剤なども入れられます。
「ソープディスペンサー」のおすすめ商品の比較一覧表
通販サイトの最新人気ランキングを参考にする ソープディスペンサーの売れ筋をチェック
Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングでのソープディスペンサーの売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
ソープディスペンサーに関するQ&A よくある疑問に答えます!
泡タイプに液体洗剤をいれても使えるの?

液体タイプの洗剤を泡タイプのディスペンサーで使用する場合は、液体タイプの洗剤を水で3割くらいに薄めて使うといいようです。
しかし、もともとは専用洗剤を使用するように記されている事が多いので、なかには泡タイプのディスペンサーが詰まる場合もあると思いますのでご注意ください。
ソープディスペンサーが反応しない場合は?

まずは、一度手を抜いてソープディスペンサーの設置場所を変えてみましょう。また、センサー部分が汚れている場合もあるので、乾いた布で拭き取ってからもう一度試してみてください。
それでも反応しない場合は、乾電池を取り換えてみてください。また、充電式の場合は充電してから再度試してみると良いでしょう。
アルコールをディスペンサーに入れても使用できますか?

使用できません。本体の故障の原因になります。
エキスパートからのアドバイス プロからひとこと!
風邪やウイルス対策として、また健康管理などに欠かせない習慣が「手洗い」。手洗いにつかうリキッドタイプの液体は、詰め替え用のおしゃれなボトルをつかうのもおすすめ!
ソープディスペンサーは、毎日何度もつかうので衛生的でお気に入りの形を見つけましょう。狭いキッチンや洗面所では、省スペース型がベター。
子どもや高齢者がいるご家庭では、衛生的でポンっとかんたんに液体がでるタイプもおすすめです。
ウイルス対策おすすめグッズ特集! 【関連記事】
使う場所に最適なサイズとデザインを選びましょう いかがでしたか?
ソープディスペンサーのおすすめ商品をご紹介しました。新型コロナウイルスの感染拡大は、手洗いやうがいの大切さを改めて見直すきっかけになりましたね。
しかしまだまだ油断できない状況です。生活に手洗いが溶け込みやすいような、使い勝手のいいソープディスペンサーを見つけて、手洗いを習慣づけていきましょう。
◆記事で紹介した商品を購入すると、売上の一部がマイナビおすすめナビに還元されることがあります。◆特定商品の広告を行う場合には、商品情報に「PR」表記を記載します。◆「選び方」で紹介している情報は、必ずしも個々の商品の安全性・有効性を示しているわけではありません。商品を選ぶときの参考情報としてご利用ください。◆商品スペックは、メーカーや発売元のホームページ、Amazonや楽天市場などの販売店の情報を参考にしています。◆記事で紹介する商品の価格やリンク情報は、ECサイトから提供を受けたAPIにより取得しています。データ取得時点の情報のため最新の情報ではない場合があります。◆レビューで試した商品は記事作成時のもので、その後、商品のリニューアルによって仕様が変更されていたり、製造・販売が中止されている場合があります。
建築・工事・人事に関わるコラムを中心に、インテリアコーディネーター・フードコーディネーター・着付けなど、幅広いテーマで執筆しています。 苦手だった海外赴任も10年以上。世界は広く、生きかたも千差万別です。今では、いろいろな国のライフスタイルに魅力を感じ、世界の「衣・食・住」もアドバイスやライティングの材料にしています。 一味違うライフスタイル情報に「自分らしさ」を加えた提案を目指して疾走&執筆中です。