「アイロンプリントシート」のおすすめ商品の比較一覧表
アイロンプリントシートの種類 「転写シート」と「ラバーシート」の違い

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アイロンプリントシートを使えば、好きなデザインのオリジナルグッズを作れますよ。
【転写シート】特徴・使い方
転写シートは、スマホやパソコンでデザインした写真やイラストを、転写シートに印刷し、あて布をしてアイロンをかければ完成です。
アイロンで圧着したらすぐに台紙をはがし、クッキングシートを重ねて再度アイロンプレスすれば布地へのなじみがよくなるだけではなく強度も増します。アイロンの温度やプレス時間、はがすタイミングは商品によって異なるため、圧着条件をチェックしましょう。
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【ラバーシート】特徴・使い方
ラバーシートは、シートそのものを接着させるため、布地の色を問わず使えるのが魅力。また、色数も豊富でゴールドやラメ、蛍光色をはじめ、撥水用や発泡仕上がりなど質感も豊富に展開しています。ハサミやカッターで自分の好きな形に切って圧着するため、デザインが自由自在です。
熱いうちに台紙をはがす転写シートと異なり、圧着後はしっかり冷めてから台紙をはがします。
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転写シートの選び方 手軽さが魅力!
まずは転写シートタイプのアイロンプリントシートの選び方をチェックしていきましょう。生活用品ライター・佐倉玖弥さんのアドバイスをもとに、ざるの選び方を紹介します。ポイントは下記の6つ。
【1】布地の色に合わせる
【2】布地の素材に合わせる
【3】サイズを選ぶ
【4】質感で選ぶ
【5】家庭用プリンターに対応
【6】アプリやソフトでデザインできるものを
上記のポイントを押えることで、より欲しい商品をみつけることができます。一つひとつ解説していきます。
【1】布地の色に合わせて選ぼう
転写シートは濃色用と淡色用があり、布地の色に合わせて使い分けが必要です。それぞれの特徴をご紹介します。
濃色用は布地の色が透けない
濃色用の転写シートは布地が透けず、印刷した発色のまま転写が可能なため、黒や赤など濃い色の布地に向いています。デザインのまわりに余白が残っていると、デザインのまわりに白色が残ってしまうため、デザインぎりぎりでカットするとキレイに仕上がります。
カットしないと転写シートの形状のまま貼りつけることになるため、キレイに仕上がりません。カットしやすい円形や四角形などのシンプルなデザインに向いています。
淡色用は余白部分が透明
淡色用の転写シートは糊加工を施した面にプリントするので余白部分に色がついていません。そのため、白や淡い色の布地に使用してもデザインのまわりが白く目立たず、よりきれいな仕上がりになります。ただし、デザインのまわりに薄く糊がついているように見えるため、圧着前にデザインの周囲を5mmほど残してカットしておくとよりキレイに仕上がります。
こまかいデザインほどカットのテクニックが必要です。デザインカッターなどをうまく活用するといいでしょう。
【2】布地の素材に合わせて選ぶ
アイロンプリントシートはアイロンでプレスして仕上げるため、アイロンの熱に対応できる素材か確認する必要があります。
綿や綿混紡の布地なら、高温接着が可能です。しかし、スポーツウェアに使われているようなナイロン生地などの化繊は熱に弱いため、高温では溶けてしまいます。化繊にアイロンプリントシートを使用したいなら、低温接着が可能な「化繊用」と記載されている商品を選びましょう。
【3】目的に合ったサイズを選ぶ
アイロンプリントシートはメーカーによってサイズが異なります。広い面に接着するなら大きなサイズを、体操着などの名入れやTシャツのワンポイントとして使うなら、ハガキくらいの小さいサイズを選ぶと余白部分をカットする手間が省けます。
デザインそのもののサイズに悩んだら、普通紙にプリントしたものをカットして実際にテープで貼ってみましょう。転写したいアイテムに適したデザインのサイズだけではなく、転写位置もイメージしやすくなります。
【4】仕上がりの質感で選ぶ
転写シートの仕上がりの質感で選んでみるのもいいでしょう。自動車のライトなどに反射する再帰性反射のシートは、夜のイベント用ウェアにもぴったりです。お子さんの安全を考えてバッグやTシャツに貼ってもいいでしょう。
また、シートが起毛しているフロッキーアイロンプリントシートは、やわらかい印象で見た目がかわいいので、入園・入学グッズにもおすすめです。商品ごとの仕上がりの質感に着目して選んでみてください。
【5】家庭用プリンターに対応しているかチェック
転写シートを印刷するプリンターには、インクジェットとレーザーがあります。どのプリンターに対応しているか確認することが大切です。
また、プリンターのインクもチェックしましょう。プリンターに使うインクは染料インクと顔料インクの2種類があり、アイロンプリントシートに向いているのは耐水性にすぐれた顔料インクです。染料インクは水に弱いため、アイロンプリントシートには向いていません。
アイロンプリントシートはTシャツなどの綿素材やスポーツウェア、ナイロン生地などに熱圧着してデザインを転写するシートです。「転写シート」と「ラバーシート」の2種類があり、通販サイトでも購入できます。それぞれの特徴や使い方について解説しましょう。
【6】アプリやソフトでデザインできるものを選ぶ
転写シートに好きなデザインを印刷するとき、デザイン系のソフトを持っている人やデザインが作れる人はスムーズに作れるでしょう。一方、デザイン系のソフトを持っていない人やデザインが作れない人は、アプリやソフトを活用しましょう。インターネット環境が必要ですが、テンプレートから好きなデザインを選んで印刷するだけなのでかんたんです。
アプリやソフトを扱える環境とプリンターがないときは、メールオーダーを活用しましょう。お好きなサイズや色、書体を選べるので便利です。
ラバーシートの選び方 デザインの自由度が魅力!

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ラバーシートはカットに慣れが必要ですが、濃い色の布地に使用しても発色がよいのが魅力です。
つぎにラバーシートのアイロンプリントシートの選び方をチェックしていきましょう。生活用品ライター・佐倉玖弥さんのアドバイスをもとに、ざるの選び方を紹介します。ポイントは下記の2つ。
【1】化繊には再昇華防止タイプ
【2】仕上がりの質感を選ぶ
上記のポイントをおさえると、より具体的に自分に合うざるを選ぶことができます。一つひとつ解説していきます。
【1】化繊には再昇華防止タイプを選ぶ
化繊にラバーシートを使うときは、再昇華防止タイプを選びましょう。ポリエステルやナイロンなどの化学繊維にもアイロンプリントシートは使えますが、化繊は熱によって熱転写した部分に生地のインクが移行してしまう性質があります。布地の色が透けて見えるため、柄の布地に使用するとデザインがキレイに映えません。
再昇華防止タイプでない場合、熱圧着後はキレイでも時間が経つと色が出てくることもあります。キレイに仕上げたいなら再昇華防止タイプがおすすめです!
【2】用途に合わせて仕上がりの質感を選ぶ
ラバーシートは発色のよさが魅力です。イベントユニフォームなど数回しか着用しない場合は、ラメや蛍光色を選んでもいいでしょう。表面が起毛しているフロッキータイプのラバーシートは布地の色の影響を受けないため、ロゴデザインにぴったりです。
また、メーカーによっては重ね貼りが可能なシートもあります。質感の異なるシートを組み合わせても楽しいです。
生活用品ライターがアドバイス
クリンネスト・整理収納アドバイザー・調理師
自宅のプリンターで印刷できるアイロンプリントシートは、字体や、デザインを好で作れます。子どもと一緒に選びながら作っていくのも楽しい作業になります。
失敗を防ぐポイントをひとつ紹介します。反転させるタイプのプリントシートに印刷する場合は、いきなり印刷するのではなく、一枚は普通の紙に印刷してみましょう。反転が正しいか確認してから、シートに印刷し、アイロンがけしてみてください。
アイロンプリントシートおすすめランキング9選 生活用品ライターと編集部が厳選
生活用品ライターの佐倉玖弥さんがおすすめする、アイロンプリントシートのおすすめをランキング形式で発表します。



通販サイトの最新人気ランキングを参考にする アイロンプリントシートの売れ筋をチェック
Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングでのアイロンプリントシートの売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
アイロンプリントシートのやり方・貼り方 使い方とはがし方のコツを紹介!
アイロンプリントシートをキレイに貼るには、貼る面をフラットにすることが大事。シートのゆがみを防ぐため、布地が重ならないように手でならしたり、厚紙を入れたりしてフラットな面を作りましょう。
また、アイロンはスチーム無しが必須。コードレスだと作業効率がよくなります。スチーム穴の部分もしっかりとプレスしないとシートが浮いてしまうので、ずらしながら体重をかけてプレスしましょう。プレスするときの温度や時間は商品ごとに異なるので、事前にチェックしてください。
失敗してしまったときのはがし方
アイロンプリントシートは加工が施されているため、布地に熱圧着したものはかんたんにはがせません。失敗するとシートもアイテムも使いものにならなくなってしまいます。
基本、熱圧着なので熱いうちならはがすことはできますが、インクがアイテムについていることが多いです。その場合、消毒用のエタノールまたは除光液を使うとキレイにはがせます。ただし、布地にもダメージを与えるため、色落ちなどがないか目立たない場所でチェックしてから行うようにしましょう。
コンビニで転写用紙を印刷できる?
インクジェットプリンターで印刷した画像をアイロンを使って布に圧着し、カンタンにオリジナルTシャツを作れる「アイロンプリントシート」。
コンビニなどに設置してあるコピー機で転写用紙を印刷できればとっても手軽ですよね。しかし、コンビニのコピー機では、持ち込んだ用紙への印刷は不可となっている場合がほとんどです。
転写用紙のような特殊な用紙は、コピー機をつまらせてしまう恐れもあります。アイロンプリントシートを印刷する場合は、家庭用の対応しているプリンター・インクを確認して使用しましょう!
名入れやイラストなど描ける布用ペンはこちら
アイロンプリントシートでオリジナルグッズを作ろう
アイロンプリントシートは、ご家庭のプリンターで印刷してアイロンでプレスするだけでかんたんにオリジナルグッズが作れます。入園・入学準備で体操着やうわばきの名入れでも、にじんだりせずキレイに仕上がるのが魅力です。
日々の暮らしをラクにできるアイテムを提案しているライターの佐倉玖弥さんからいただいたアドバイスをはじめ、佐倉玖弥さんと編集部で厳選したおすすめの商品も参考にして、ご自身の用途に適したアイロンプリントシートを探してみてください。
※記事で紹介した商品を購入すると、売上の一部がマイナビおすすめナビに還元されることがあります。
※「選び方」で紹介している情報は、必ずしも個々の商品の安全性・有効性を示しているわけではありません。商品を選ぶときの参考情報としてご利用ください。
※商品スペックについて、メーカーや発売元のホームページ、Amazonや楽天市場などの販売店の情報を参考にしています。
※レビューで試した商品は記事作成時のもので、その後、商品のリニューアルによって仕様が変更されていたり、製造・販売が中止されている場合があります。
※本記事は掲載時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。予めご了承ください。
家事の課題解決へ一歩踏み出す暮らしライター。 学生時代に、和裁・洋裁・料理など、家庭経営一般をみっちり学ぶ。 その中で、家事のおもしろさに気付き、暮らしを楽しくする資格を取得。 掃除、片付け、洗濯、料理、ガーデニングなど、日々の雑多な家事のお悩み解決のためのノウハウを執筆している。 目指すゴールは「楽してきちんと快適に!」