蝶ネクタイの魅力
フォーマルなスタイルからカジュアルスタイルまで、首元のおしゃれを彩る蝶ネクタイ。もともとは東欧の兵士がお守りとして布を首元に巻いていたことを起源とし、いつしかフランス王宮での襟(えり)飾りとして流行しました。ここで格式のある礼装の一部としての蝶ネクタイができあがったのです。
最近では、フォーマルな場の礼装などはもちろん、カジュアルファッションにもアクセントとして取り入れられています。まわりの人と差をつけたいなら、蝶ネクタイで個性を出してみましょう!
蝶ネクタイのおすすめ3選
ここからは、おすすめの蝶ネクタイをご紹介します。それぞれのブランドの個性を把握して、よりおしゃれなコーディネートを目指しましょう。
チーフセットで便利! 洗濯も可能
こちらはリーズナブルな価格ながら、同じ柄の大判ポケットチーフがセットになった商品です。フォーマルなパーティーや結婚式用に1つ持っておきたいという人におすすめ。
カラー展開も豊富で、ベーシックな黒からペイズリーやドット柄などのおしゃれなデザインまで幅広くラインナップされています。シルクとポリエステル素材で、自宅での洗濯も可能です。
SHIPS(シップス)『SD:CANEPA社製生地 ニット ボウタイ(蝶ネクタイ)』
スタンダードなフォルムと今風のニット生地
カジュアルなコーディネートにおいて、使い勝手のよいニット製の蝶ネクタイです。SHIPSらしいシンプルなシルエット。そこに合わせるのはイタリアの名門絹織物メーカーのニット生地。ニットタイのカジュアルさだけでなく、そこはかとないフォーマルさも醸し出してくれます。
ふだんのファッションに取り入れるもよし、結婚式の二次会などにもふさわしい技ありの一品です。
フォーマルさやフェミニンさを出せるワンポイント
フォーマルにも、カジュアルスタイルにも合わせやすい蝶ネクタイです。価格もリーズナブルなので、お試し感覚で取り入れるのもいいでしょう。
ストライプのカラーも3色展開で、複数をコーディネートに合わせて使い分けるのもありです。気軽に蝶ネクタイを取り入れたい方におすすめです。
おすすめ商品の比較一覧表
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蝶ネクタイの選び方
ここからは、蝶ネクタイの基本的な選び方を見ていきましょう。ポイントは下記の4つ。
【1】蝶ネクタイのタイプ
【2】蝶ネクタイのデザイン
【3】シーン
【4】素材
上記の4つのポイントをおさえることで、より具体的に欲しい機能を知ることができます。一つひとつ解説していきます。
【1】蝶ネクタイのタイプで選ぶ
▼ピアネス・タイ
蝶ネクタイのつけ方には大きく分けてふたつあります。
ひとつは「ピアネス」とよばれるつけ方。あらかじめ蝶ネクタイの結び目である「蝶」の部分ができあがっており、金具で襟元に留めるタイプです。「蝶ネクタイを結ぶのが苦手」という方や、初心者の方にはぴったりでしょう。
▼ツウ・タイ
もうひとつは「ツウ・タイ」とよばれる、自分で結び目を作るタイプの蝶ネクタイです。ピアネスだと結び目が固定されているのに対して、ツウ・タイは自分で結び目の大きさや形を決めることができます。いろいろな結び方や、自分で形を整えたい方はツウ・タイがいいでしょう。
【2】蝶ネクタイのデザインで選ぶ
蝶ネクタイには一般的に、「バタフライ」、「セミバタフライ」、「ストレートエンド(バットウィング)」、「ポインテッド」の4つの型があります。「バタフライ」から「ストレートエンド」にかけてリボン先端の幅が狭くなっていき、狭くなるにつれてフォーマル用からカジュアル用へと用途が移り変わっていきます。
「ポインテッド」は結び目の先端がとがっており、カジュアルタイプのなかでも「個性を出したい」「フォーマルな装いに遊びを入れたい」という用途で活躍してくれます。フォーマルな場なのかどうか、そして自分をどう見せたいのかを考えてタイプを選びましょう。
【3】シーンに合わせて選ぶ
蝶ネクタイをつける際は、これから自分が出向く先がフォーマルな場なのか、カジュアルな場なのかを当然考えなければなりません。フォーマルなシーンであれば紺や黒など落ち着いた色がベターです。また、結婚式では主役である新郎の蝶ネクタイと同じにならないように白は避けるなど、色味は意外と重要なのでしっかり選びましょう。
一方、カジュアルな場であれば華やかな配色や柄物をチョイスしてもいいでしょう。シーンに合わせた配色や柄の有無を見きわめて蝶ネクタイを選んでください。
【4】素材で選ぶ
蝶ネクタイ選びにおいて、もうひとつ大事な要素が素材です。かつてはタキシードや燕尾服に合わせられた蝶ネクタイ。そのため、フォーマルで礼節が重要とされる場ではシルク製のものがいいでしょう。シルクの持つ上品な光沢感によって、正装もよりいっそう華やいで見えます。
カジュアルな場面ではさまざまな素材の蝶ネクタイが用いられます。独特な光沢と質感を持つベルベットや、遊び心の感じられるデニム素材。また、やわらかで温かみのある質感のウール素材やコットン素材もファッションに取り入れやすいのでおすすめです。
エキスパートのアドバイス
4つのポイントと使うシーンに着目して選ぶ
ネクタイは「つけ方」「デザイン」「使用目的」「素材」の4つのポイントを押さえて、男性の第二の顔となるVゾーンのおしゃれに演出しましょう。
また、本来蝶ネクタイは18時以降の夜の正礼装である燕尾服やタキシードに着用するものです。昼間の結婚式やパーティーなどに着用する際は、結婚式やパーティーの格式を確認をすることをおすすめします。
蝶ネクタイの人気ブランド
Paul Smith(ポール・スミス)
ポール・スミスは1970年にイギリスのノッティンガムで生まれたブランド。クラシカルなブリティッシュスタイルのなかに、ポール・スミスの世界観を織り交ぜた独特なデザインが人気です。品質の良さにもこだわり、伝統的なスタイルに遊び心をきかせたスタイルで、多くのファンを魅了しています。
giraffe(ジラフ)
伝統を重んじつつ、個性豊かなアイテムを世に送り出し続けている日本のネクタイ専門ブランドです。商品に使う生地を自社の工場で丹念に織り上げるクラフトマン精神にあふれています。
また、このブランドは「ネクタイのデザインによって温度がある」というユニークな考え方を持っています。その日の気分や予定に合わせて、ネクタイの温度で選ぶというコンセプト。温度が高いほど、デザインも個性的になっていきます。
SHIPS(シップス)
ブランドコンセプトを「STYLISH STANDARD」としているSHIPS。古きよき王道のスタイルを継承しつつ、トレンドを取り入れたアイテムを提案し続けているブランドです。
ラインナップはどことなくトラッドな印象の残るカジュアルな商品が充実しており、コーディネートしやすいものばかり。蝶ネクタイもトップスに合わせやすいものがそろっています。
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3つのおさらい、おしゃれの幅を広げる蝶ネクタイ
1、「ツウ・タイ」か「ピアネスタイプ」かを選ぶ。
2、シーンに合ったデザインと素材のものを選ぶ。
3、フォーマルなシーンでベルベットを取り入れるなどのコーディネートを楽しむ。
フォーマルな場であれば黒などソリッドカラーのシルク素材で、タイプはバタフライかセミバタフライ。カジュアルであればコットンやベルベット素材のストレートエンドかポインテッドなど、状況に応じた使い分けを把握しておきましょう。
蝶ネクタイはワンポイントのアクセントですが、おしゃれの幅が広がります。数パターンを買いそろえて、日ごとの気分で楽しんでみてはいかがでしょうか?
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「ファッション」カテゴリーを担当。仕事と育児の両立に奮闘中の20代ママ編集部員。プチプラアイテムを活かしたきれいめコーデが得意で、オンオフ着まわせる洋服に飛びつきがち。最近のマイブームは、子供とリンクコーデをしてでかけること。