ソニーのビデオカメラの魅力とは?
ソニーのビデオカメラは、ハイビジョンや4Kなど、家庭用ビデオカメラとは思えないほどきれいな映像として残すことができます。ビデオカメラの永遠のテーマともいえる手ブレを補正する機能もすぐれており、三脚を使わずともブレずに撮影できるのもうれしいポイントです。
ソニーのビデオカメラの選び方
ソニーのビデオカメラは基本的にどの機種も高画質・高機能ですが、用途によって必要な機能もあれば、オーバースペックで不要と感じる機能もあります。
選ぶときのポイントをご紹介するので、ぜひ自分の用途に合った機能を備えている1台を見つけてください。
ポイントは以下。
【1】「手ブレ補正機能」の種類をチェック
【2】「フルHD」か「4K」かチェック
【3】メモリとバッテリー容量をチェック
【4】撮影しやすいサイズをチェック
【5】便利機能をチェック
上記のポイントを押さえることで、より欲しい商品をみつけることができます。一つひとつ解説していきます。
【1】「手ブレ補正機能」の種類をチェック
冒頭でもお伝えしましたが、ソニーのビデオカメラは手振れ補正機能にすぐれていて、動きまわるお子さんの撮影などに適しています。そして、大事な思い出をきれいな映像で残すことができます。
ソニーのビデオカメラには「光学式手ブレ補正」か「空間光学手ブレ補正」のどちらかが採用されています。それぞれの特徴を詳しくみていきましょう。
光学式手ブレ補正|じっくり撮る三脚派におすすめ
「光学式手ブレ補正」は、ビデオカメラ内部にある専用レンズで手ブレを補正する技術です。
一枚のレンズで行なうため補正能力には限界があり、ビデオカメラを持っている手が大きく揺れてしまうと補正しきれません。どちらかというと三脚を使った安定した撮影に向いています。動き回る被写体をあまり撮らないのであれば光学式でもじゅうぶんでしょう。
光学式でも、ある程度の補正はしてくれます。また、リーズナブルな価格の機種があることも魅力のひとつなので、値段を抑えてビデオカメラを購入したい方にはおすすめです。
空間光学手ブレ補正|普段使いにも便利
手ブレ補正の方式ですが、現在の値差を考えると空間光学手ブレ補正が搭載されているものを選ぶのが非常におすすめです。
子どもが小さいうちしか手持ち撮影はしない……と思うかもしれませんが、子どもが大きくなってからも手持ち撮影をする機会は意外と多くあります。その際にしっかりした手ブレ補正が入っていないと後でテレビで見たときにガクガクで酔ってしまう場合もあります。
【2】「フルHD」か「4K」かチェック
ソニーのビデオカメラの画質は「フルハイビジョン(フルHD)」と「4K」の2種類。それぞれ特徴が異なるので、ビデオカメラを選ぶ際は画質をチェックしてみてください。それぞれの画質の特色を詳しくみていきましょう。
ズーム機能を多用するなら「フルハイビジョン」
ズーム機能を重要視するなら「フルハイビジョン」がおすすめです。
4Kの光学ズームの倍率は12倍から20倍ですが、フルハイビジョンは30倍なので圧倒的な差があります。「画像の美しさは程々でもいいから、ズーム機能を優先したい」ということであればフルハイビジョンのビデオカメラを選ぶとよいでしょう。
おもな使用目的が学校の運動会などで、子どものアップを狙ったズーム撮影をしたい方に向いています。コスト的にも4Kよりも出費を抑えることができます。
映像美を求めるなら「4K」
とにかく画質の美しさを優先したいという方は、「4K」のビデオカメラを選択するといいでしょう。
4K映像の定義は画素3840×2160という高精細映像となります。フルハイビジョンは1920×1080なので、それに比べるとおよそ4倍。きめが細かくて鮮やかな映像が撮れるのが「4K」の強みです。
きれいな映像をずっと先まで残しておきたい方におすすめのタイプですが、ハイスペックゆえにフルハイビジョンよりも価格設定は上がります。ぜひ、画質と価格のトータルバランスを考えて選んでください。
【3】メモリとバッテリー容量をチェック
今回ご紹介するモデルの多くは32GBと64GBのいずれかの容量になります。ちなみに、64GBで約2~3時間の撮影が可能です。長時間の撮影などを想定している方で、内蔵メモリの容量に不安がある方は、別途メモリカードを増設するとよいでしょう。
長時間撮影となると、バッテリー容量(残量)も気になりますよね。こればかりは、予備バッテリーが必須となることを念頭に入れておきましょう。
【4】撮影しやすいサイズをチェック
気軽に持ち運びをしたいのであれば、大きさや重さをチェックしましょう。コンパクトであれば、カバンにポンと入れて一緒にお出かけすることも苦になりません。
手のひらに収まるほど小さいタイプもあり、ポケットに入れて必要なときに使えます。子どもの面倒を見ながら撮影をする機会が多い親御さんにはうれしい機能ですね。
【5】使用シーンに合わせた便利機能をチェック
画質やズーム機能のほかにも、チェックしておきたい要素がいろいろあります。どのような場面で使うことが多いのかを考えて、撮影シーンにマッチする便利機能を備えているモデルを選びましょう。
撮影できる範囲を広げてくれる「広角レンズ」
狭い室内での撮影で、撮りたい部分がレンズに収まりきれなかったことはありませんか。広角レンズを使えば撮影できる範囲が広がるので、それまで入らなかった部分を撮影することが可能になります。
ビデオカメラで撮影をするなら、まわりの様子も一緒に記録に残しておきたいもの。なるべく全体を撮りたい人は、広角レンズかどうかをチェックしましょう。
クリアな音声を実現する「音質性能」
たとえば演奏会などクリアな音で記録したいシーンであれば、「ドルビーデジタル5.1ch」(ズームマイク連動)搭載のモデルがより臨場感ある音を拾ってくれます。また、風の強い日に撮影した場合などでは、風のノイズ音を提言してくれる「自動風ノイズ低減機能」があると有利です。
エンターテインメント性を後押しする「ビューファインダー」や「暗所撮影対応」
屋外などの明るいシチュエーションでの撮影が想定されるなら、「ビューファインダー」がついたモデルがおすすめ。屋外では明るすぎてモニターが見えにくいものです。後でチェックをすると上手に撮影できていなかったということも。
ビューファインダーつきであれば、被写体をダイレクトに確認することができるので、撮影時のイメージどおりに記録できます。
また、暗い場所での撮影には「暗所撮影対応」かどうかも確認しましょう。暗所に対応していないと、少ない光量のせいでピントが合わない場合があります。
ソニーのビデオカメラおすすめ8選
高性能なビデオカメラで楽しい思い出を、臨場感たっぷりに残しましょう。ここからは選び方のポイントをふまえて、おすすめの商品をご紹介します。
ソニーのビデオカメラおすすめ4選|フルハイビジョン
まずは「フルハイビジョンタイプ」のおすすめ品をご紹介します。

4Kまで手は出ないけど手ブレ補正もしっかりしたものがほしい……という方には『HDR-CX680』がうってつけの製品。64GBの内蔵メモリー+マイクロSD対応で容量に困ることはほぼありません。
内蔵メモリ2倍で手ブレ補正も強力!
内蔵メモリーが64GBという大容量なので、長時間の撮影も安心です。最大26.8mmの広角レンズは、狭い室内の撮影でも全体を撮ることが可能。周囲の雰囲気までしっかりと収めることができます。
圧倒的なズーム機能が秀逸な「空間光学手ブレ補正」機能が、一緒に動きながらの撮影をサポート。元気いっぱいの我が子の姿を、手持ち撮影ならではの臨場感あふれる映像で残すことが可能です。クリアな「ブレない」映像を求めている人におすすめの商品です。

SONY(ソニー)『デジタルHDビデオカメラレコーダー(HDR-CX470)』
『HDR-CX470』はコストパフォーマンスが良好で、この価格で32GBの内蔵メモリーがついているのは大きな利点です。バッテリーの重量がほとんどないのも非常に◎。
お手ごろ価格が魅力のコンパクトモデル
手に入れやすい価格でありながら、光学式の手ブレ補正がついているので、子どもの入学式や発表会で記念になる映像が撮れます。コンパクトボディだから気軽に持ち運びができ、荷物の多いときでも活躍してくれるでしょう。
暗いところの撮影に強く、ハイビジョン撮影も可能。花火をしているシーンなど家族の思い出をきれいな映像で残すことができます。
手ブレに強い! 自動編集・プロジェクター機能搭載
ワイド撮影時においては「約15倍ブレない安定した映像」が最大の特徴。遠くの被写体、近くの被写体にかかわらず高速でオートフォーカスできる「ファストインテリジェントAF」 を搭載。動く被写体に対してかなり有効です。
また、撮影した動画データを「ハイライトムービーメーカー」 を使って自動的にハイライトシーンを抽出・編集することが可能です。さらに最大25ルーメンのプロジェクター機能も搭載。思い出を投影することもできます。
小型ならではの楽しみ方ができる! 防水機能つき
手のひらに乗るほどコンパクトなタイプ。頭につけてアクティブなシーンを撮ることも可能です。スリム形状で風圧を受けにくく、頭への装着や自転車に搭載してもジャマになりません。スノーボードなどスポーツのプレー中もハンズフリー撮影ができます。
クリアコート加工と防滴ボディなので汚れにも強く、雨の日も水しぶきがかかる場所でも気にすることなく使用できるでしょう。なお、付属のマイクロUSBケーブルで本体とモバイルバッテリー(別売)を接続すれば、USB給電が可能です。
ソニーのビデオカメラおすすめ4選|4K
つづいて「4Kタイプ」のおすすめ品をご紹介します。
強力手ブレ補正機能と4Kでブレずにキレイ
ズーム全域で手ブレを補正するソニー独自の「空間光学手ブレ補正機能」と、光学20倍「ZEISSレンズ」を搭載した『FDR-AX45A』。
約92.1万ドットのエクストラファイン液晶により、従来モデル「FDR-AX45」よりも広い視野角でのモニター確認が可能に。さらに、専用に開発されたZEISSレンズでワイド端26.8mmの広角撮影を実現。子どもの発表会など、横に広く並んだ全景を撮りたい時にも活躍します。
さらに、5方向からの収音が可能な5.1chマイク構造により、ノイズの少ない広がりのある高音質録音を実現。4K映像と同時にMP4動画の記録も可能です。
動く被写体を逃すことなく美しい映像が撮れる
高性能なオートフォーカス機能が高速移動する被写体もしっかりととらえてくれるので、走り回る子どもはもちろん、自転車レースなど動きが速い被写体の撮影にも力を発揮します。
ハンディカム史上最高といわれる解像度を誇るビューファインダーは、とても鮮やかな色で確認しやすいのが特徴。撮影中のピント合わせや画角の調整を助けてくれ、美しい映像を撮ることができるでしょう。

4K対応になっているため、画質がきれいなのが『FDR-AX45』。4Kであれば色あせない思い出を残すことができるため、長期間の記録としても非常に優秀です。
再生時にトリミングが可能な4Kモデル
4Kだからこそできる再生中のトリミング機能があるので、入学式などは気負うことなく全体を撮っておくだけで大丈夫。再生時に我が子だけをアップにできます。撮影に熱中しなくてもいいので、イベントを楽しめるでしょう。
強力な「空間光学手ブレ補正」を搭載しているので、一緒に歩きながら入学式に向かう姿をきれいな映像で残すことができますね。
まぶしいときに大活躍! ビューファインダー
ビューファインダーでしっかり確認をしながら撮影できるので、どんなに日差しがまぶしくても撮影対象を見逃すことはありません。小さな明かりが迷惑になってしまう場面でも、ビューファインダーならきれいに撮影が可能です。
4Kの高画質で大切な思い出をきれいなまま残しておけば、子どもが大きくなったときも色鮮やかな映像を見ながら思い出を語り合えることでしょう。
「ソニーのビデオカメラ」のおすすめ商品の比較一覧表
通販サイトの最新人気ランキングを参考にする ソニーのビデオカメラの売れ筋をチェック
楽天市場、Yahoo!ショッピングでのソニーのビデオカメラの売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
その他のビデオカメラ関連のアイテムをチェック
ソニーのビデオカメラに関するQ&A
内蔵メモリーに記録したデータをメモリーカードにコピーする方法は?

内蔵メモリーに記録した動画や静止画をメモリーカードにコピーする方法は次のとおりです。
1、ハンディカムにメモリーカードを挿入
2、再生ボタンまたは再生アイコンを選択
3、画面左上の「メニュー」を選択
4、「編集・コピー」を選択
5、「コピー」を選択
6、「内蔵メモリー→メモリーカード」を選択
7、「画像選択」または「イベント内全て」を選択
8、コピーしたい画像の種類(「ハイビジョン」「標準画質」「MP4」「静止画」)を選択
9、コピーしたい画像またはコピーしたい日付を選択
10、「OK」を選択するとコピーがスタート
MP4やXAVC SのビデオをBDまたはDVDへ記録することはできますか?

2017年以降に発売されたソニー製ブルーレイディスクレコーダーであれば、4Kを含むXAVC S形式とMP4形式の動画を取り込むことができます。ただし、フレームレートが60pを超えるデータは取り込むことができません。
撮りたいものをイメージして選びましょう
本記事では、ソニーのビデオカメラの商品をご紹介しました。
撮りたいものをイメージしながら、手ブレ補正・画質・ズームのどれにこだわるのか優先順位をつけてみましょう。防水機能や広角レンズかどうかもチェックするといいですよ。あなたがほしいソニーのビデオカメラを選んでみてくださいね。
◆記事で紹介した商品を購入すると、売上の一部がマイナビおすすめナビに還元されることがあります。◆特定商品の広告を行う場合には、商品情報に「PR」表記を記載します。◆「選び方」で紹介している情報は、必ずしも個々の商品の安全性・有効性を示しているわけではありません。商品を選ぶときの参考情報としてご利用ください。◆商品スペックは、メーカーや発売元のホームページ、Amazonや楽天市場などの販売店の情報を参考にしています。◆記事で紹介する商品の価格やリンク情報は、ECサイトから提供を受けたAPIにより取得しています。データ取得時点の情報のため最新の情報ではない場合があります。◆レビューで試した商品は記事作成時のもので、その後、商品のリニューアルによって仕様が変更されていたり、製造・販売が中止されている場合があります。
家電量販店、家電情報ブログ「家電損をしない買い方をプロの販売員が教えます」を運営するプロの現役家電販売員。 学生時代から家電に対する並々ならぬ興味を持ち、アルバイトを経てそのまま家電量販店の道へと進んで15年弱。 個人で年間2億円を売り上げ、数々の法人内コンテスト等で表彰された経験を持っています。 家電アドバイザーの資格を有し、家電と名の付く物全てに精通しています。家電で分からないことはありません。 現在は家電ライターの業務も通して「全ての人が平等に良い家電に巡り会える機会の提供」に尽力しています。