ネオ一眼とは 広角から超望遠まで写せる
ネオ一眼とは、広角から超望遠まで写せる高倍率ズームレンズを内蔵させたコンパクトデジタルカメラのこと。レンズ交換ができないため、一眼カメラではなく、コンパクトデジタルカメラになります。
望遠撮影が得意なカメラなので、鉄道や飛行機、風景や動物などに対応することが可能。ネオ一眼があれば多彩な撮影を楽しむことができますよ。
また、ネオ一眼のほとんどがファインダーを搭載しているのも魅力のひとつ。晴天下でも被写体を確認しやすく、よりブレにくい姿勢を取りやすくなっています。
ネオ一眼の選び方 広角から超望遠、高速シャッタースピード、小型軽量、便利機能
写真家の田中希美男さんに、超望遠カメラを選ぶときのポイントを教えてもらいました。ポイントは下記。
【1】広い範囲が写せるか
【2】連写性能とオートフォーカス性能
【3】高速シャッタースピード撮影が可能か
【4】大きさのバランスとグリップ
【5】便利機能
上記のポイントをおさえることで、よりほしい商品をみつけることができます。一つひとつ解説していきます。
【1】どれだけ広い範囲が写せるか
ネオ一眼に内蔵しているレンズはカメラ本体と一体固定式になっていてレンズ交換することができないため、内蔵ズームレンズがどれだけ幅広い画角を自在に写せるかが重要になっていきます。
どのメーカーも撮影可能な画角は一般的な35mm判(フルサイズ判)カメラ換算であらわしていますので、その数値(焦点距離mm相当と表記)を見比べればかんたんに撮影可能な画角範囲の比較ができます。
野鳥を撮りたい
野鳥撮影は警戒されない距離から撮ることが重要。遠くから野鳥を画面いっぱいに大きく捉えたいなら600mm以上の超望遠域をカバーできるネオ一眼がおすすめです。
また、望遠側の開放F値が小さい明るいレンズを搭載していることも大切。周りが暗くても高速シャッターが使える、望遠側の開放F値がF5.6以下のものを選ぶのがベターですよ。
鉄道を撮りたい
鉄道撮影を楽しみたい場合は、望遠側の焦点距離が400〜600mmまで使えるネオ一眼がおすすめ。鉄道写真の王道編成の写真を撮影する場合は300mm前後の望遠域を使用しますが、焦点距離の範囲が広ければ高度な撮影に挑戦することができます。
また、鉄道撮影では広角側のレンズスペックも重要。ダイナミックな鉄道風景を撮影したい場合は、超広角域の24mm以下に対応したネオ一眼がおすすめですよ。
ステージショーや、テーマパークのパレードを撮りたい
ショー撮影は演者までの距離に応じて撮影に適した焦点距離が変わります。望遠側も広範囲をカバーできるネオ一眼を選びましょう。
ステージショーやパレードの撮影では、望遠300mm〜超望遠600mm前後の焦点距離が活躍します。幅広いシーンに対応できるネオ一眼がおすすめです。
【2】連写性能とオートフォーカス性能をチェック
ピンぼけ写真を防ぐためにも、オートフォーカスの性能チェックは欠かせません。超望遠撮影では、被写体が少し動いただけでもピンぼけ写真になってしまいます。シビアなピント合わせに対応するためにも、合焦速度の秒数をスペック表で確認するなどして、オートフォーカスの速さや正確さをチェックしておきましょう。
また、被写体の動きが把握しにくい超望遠では、シャッターチャンスを逃しやすくなります。シャッターチャンスを捉えるためにも、連写速度が速いタイプを選んで、素早く複数枚の写真が撮れるようにしましょう。
【3】高速シャッタースピード撮影が可能な機能を備えているか
この記事で紹介するほとんどのカメラは、手ぶれ補正機能が内蔵されていて、手ぶれを効果的に補正してくれます。しかし、手ぶれ補正機能は万全ではありません。手ぶれ(カメラぶれ)だけでなく動く被写体のぶれを極力目立たなくするには、より高速シャッタースピードで写すことがもっとも効果的です。
高速シャッタースピードで撮影するためには高ISO感度が選べること、シャッタースピード優先オート撮影のモードを備えていることなども高倍率ズームレンズ内蔵型カメラでは大切な撮影機能です。
三脚があると便利
安定感のある撮影がしたいときには、三脚の使用がおすすめです。超望遠での撮影は、多少のブレでも撮影に大きな影響を与えます。
しかし、三脚にカメラを固定してしまえば手ブレが起きないので、シャッタースピードが遅くてもしっかりと撮影できます。被写体ブレを防ぐことはできませんが、撮影シーンの幅は広がるでしょう。
【4】大きさのバランスとグリップ
高倍率ズームレンズ内蔵のカメラは、スタイリッシュな薄型コンパクトカメラとちがって一眼レフカメラ風のやや大きめのスタイルをしています。より小さくて軽いカメラのほうが持ち運びには適しているのですが、サイズが小さすぎるとカメラをしっかりと保持しての撮影がしにくくなります。
ほどほどの大きさのカメラで持ちやすいグリップが備わっているかどうかは、カメラ選びのときにじゅうぶんにチェックしたいところです。
【5】魅力的な便利機能をチェック
カメラ背面の液晶モニターの角度を自在に変えられる機能があれば、低いアングルや腕を伸ばして高い位置からの撮影がかんたんです。液晶モニターだけでなく電子式ファインダー(EVF)つきのカメラだと、カメラをしっかりとホールディングして撮影できるだけでなく明るいシーンでも構図を決めやすくなります。
Wi-Fi機能を備えていれば、撮影した画像をすぐにスマホに転送することもできます。そうした便利機能があるかどうかもチェックポイントです。
超望遠カメラのおすすめ21選 ネオ一眼タイプから高倍率ズームコンデジまで
うえで紹介した超望遠カメラの選び方のポイントをふまえて、実際に写真家の田中さんに選んでもらったおすすめ商品、編集部で選んだ商品を紹介します。

21mm超広角〜1,365mm超望遠まで4K撮影
超広角の21mm相当画角から超望遠の1,300mm相当まで光学ズームで撮影ができます。さらにプログレッシブファインズーム(デジタルズーム)機能を利用すれば、それほど画質を低下させずに約2,700mm相当もの超望遠撮影も可能です。
キヤノン独自の画像処理エンジンDIGIC8の採用をしていますから、高画質な写真が得られますし、写したいものにピントを合わせ続けながら秒間最高5.7コマの高速連写ができます。
撮影モードはP/A/S/Mのほか、各種便利なモードも搭載しており、自由で個性的な写真表現ができるでしょう。Wi-Fi機能を使ってスマホに画像転送も素早く可能です。
液晶モニターはバリアングル式なので自撮りも可能ですし、カメラを確実に構えて撮るときに便利なファインダー(EVF)も備えています。このように、このカメラにはおすすめポイントがたくさんあります。

1.0型の大型イメージセンサー内蔵のカメラ
最新の裏面照射型1.0型CMOSセンサーを使用しているので、高画質な画像の撮影が可能。また、一眼レフカメラに採用されている高速ピント合わせが可能な「位相差検出方式AF機能」を搭載。高速AFで高画質な画像が、このカメラのおすすめポイントです。AF測距ポイントも像面位相差で315点と画面の広い範囲をカバーしてくれます。
AFとAEを追従させながら最高約24コマ秒で、最大249コマもの撮影枚数を高速連写することも可能。ズーム域は広角24mm相当の画角から600mm相当の望遠画角までと、望遠側がややもの足りないと感じるかもしれません。
しかし、レンズの開放F値がF2.4~F4.0と明るいため、デジタルズームに切り替えてもそれほど画質を低下させることなく、約1,200mmの超望遠撮影することが可能です。絞り値の設定は、リング式なので直感的な操作ができます。上級者向きとも言えるカメラ。

小型軽量なカメラボディに光学60倍ズームを内蔵
幅が約6センチ、高さは約10センチ、奥行き約10センチのカメラサイズで、電池込み約370グラムという小型軽量が特長の高倍率カメラです。そのコンパクトなカメラに超広角20mm相当から超望遠1,200mm相当まで幅広い画角をカバーするズームレンズを内蔵しています。
動画機能は大変充実していて、4K動画のほか60fpsでのフルHD動画、さらには最高240コマ秒での超スローモーション撮影も可能。パナソニックの独自機能である空間認識AFにより高速で確実なピント合わせができます。
AF追従させながら最高約6コマ秒の連写もOK。背面液晶モニターは固定式ですがタッチパネルによる操作ができるうえ、電子式ビューファインダーも備えています。ポップアップ式のフラッシュも内蔵するなどカメラ機能にほとんど不満はありません。
子どもの運動会など遠くで動くものもしっかり撮影
光学83倍ズーム、35mmフィルム換算で望遠側2,000mmの焦点距離は、天体なら月面のクレーターをくっきりと撮影。サーフィンなどマリンスポーツで遠くにいるサーファーの姿もしっかりとらえることができるほどの力があります。しかも、本製品はレンズが大きめですが、カメラ全体としてはコンパクトにまとまっていて携帯性も抜群。
小さな子どものいる家庭では、運動会やお遊戯会などに大活躍。モータースポーツなど乗りもの系の写真を撮りたい人、野球やサッカーなどのスポーツ観戦で写真を撮りたい人にも向いている超望遠カメラです。4K動画撮影にも対応しています。

24〜1,200mm相当の光学式50倍ズーム内蔵
強力な手ぶれ補正の機能を備えているので、超望遠1,200mm相当でも手持ち撮影できます。比較的小型なカメラですが、グリップの形状もよいのでしっかりとしたカメラホールディングが可能。デジタルズーム(全画素超解像ズーム)にすれば高画質な2,000mm相当の撮影もできます。
秒間最高10コマの高速連写もでき、動きの速い被写体にも適した60fpsでのフルハイビジョン動画撮影も可能です。角度可変式の3.0型液晶モニターのほか、電子式ビューファインダーも備えています。
P/S/A/Mの基本撮影モードのほかに、初心者でもかんたんかつキレイに写せるオートモードも搭載。別売付属品として大光量の専用フラッシュやステレオマイクなども用意されているなど、拡張性のあるカメラです。

単三形電池が使用できて高速連写可能な一体型カメラ
小型で軽量なボディに、広角の30mm相当から望遠900mm相当までの幅広い画角をカバーする高倍率ズームレンズを内蔵しています。さらに、デジタルズームの機能を使えば3,600mm相当の画角まで撮影できる、じゅうぶんな撮影機能を備えています。
なんといってもこのカメラのいちばんのおすすめポイントは、電源として単三形乾電池(4本)が使えること。もし外出先でバッテリーがなくなっても単三電池ならコンビニでも入手できます。
B500にファインダーは備わっていませんが、角度可変のチルト式3.0型モニターを搭載しています。秒間最高7.7コマの連写も可能で、記録サイズは少し小さくなりますが約120コマ秒で最大50コマの高速連写もできますよ。

4K動画撮影も可能な光学20倍ズーム内蔵カメラ
広角側は24mm相当です。しかし、望遠画角は480mm相当までと、このクラスのカメラとしてはやや控えめ。ただ、一般のコンデジ用センサーよりもずっと大きな1.0型CMOSセンサーを使用することで、約2,000万画素の高画質な写真が撮影できます。
デジタルズーム機能を使えば最大で1,900mm相当の超望遠撮影も可能ですし、画質の低下も気になるほどではありません。1.0型CMOSセンサーを使用することで最高ISO感度はISO25600まで設定できます。
このカメラのいちばんのおすすめポイントは本格的な動画撮影の機能を備えていることです。60fpsのFHD動画はもちろん、30fpsでの4K動画の撮影ができます。さらに、高精度なAF機能を生かした追尾AFで最高7コマ秒の撮影や、ピント固定なら12コマ秒の高速連写も可能です。
フラッシュを内蔵しており、液晶モニターがバリアングル式で角度を自由に変えられるのもうれしいポイント。プロカメラマンでも使用できる高機能なカメラです。

低価格で小型軽量ながら光学45倍ズームレンズ内蔵
カメラサイズが幅が約10センチ、奥行き約8.5センチ、高さは約7センチ、重さはバッテリーメモリーカード込みでも約300グラム。片手で軽々と持てる小型軽量薄型で高倍率ズームを内蔵していることがこのカメラのおすすめポイントのひとつです。そして、低価格であることも大きな魅力。
小型軽量薄型にもかかわらず、広角24mm相当から超望遠1,080mm相当の画角までを光学式ズームでカバーします。デジタルズームに切り替えれば超々望遠撮影もできます。ファインダーは備わっていませんが背面液晶モニターは3.0型で充分な大きさがあります。
内蔵フラッシュが備わっていて暗いシーンでもシャープに写せます。もちろん、手ぶれ補正機能もありますので、フラッシュなしで暗いシーンを撮影することも可能です。高速ではないですが連写撮影の機能も備えています。

3,000mm相当! の超々望遠カメラ
一般のレンズ交換式カメラ用のレンズには、広角画角から3,000mmもの超望遠の焦点距離をカバーするレンズは存在しません。仮にあったとしても巨大でひとりで持ち運びすることができません。ところが、P1000には強力な手ぶれ補正機能も備わっているので、超々望遠3,000mmでも手持ち撮影することが可能。
さらに、デジタルズームを利用すればなんと1万2,000mm相当もの天体望遠鏡なみの撮影ができます。4K動画撮影もスローモーション撮影も可能。ただしカメラボディはそれなりに大きく、望遠撮影をすればレンズが長く伸びます。その際さらにカメラが大きくなることは覚悟してください。
野鳥や野生動物の撮影や、広い球技場でのスポーツシーンなど活用する場面は多いでしょう。

高級カメラメーカー、ライカの高倍率ズーム一体型
内蔵の高倍率ズームレンズはライカDCバリオエルマリートの光学16倍ズームです。広角25mm相当から望遠は400mm相当までとズーム倍率はやや控えめですが、レンズの開放F値は広角側でF2.8望遠側でF4.0とこのクラスとしては明るいレンズといえるでしょう。
無理に高倍率化せずすぐれた描写性能を狙った、いかにもドイツ製のカメラという印象です。高画質な静止画が撮影できることはもちろん、FHD動画はもちろん4K動画の撮影も可能。
電子式ビューファインダーとバリアングル式液晶モニターを搭載しているので自由なアングルでの撮影もできます。さらに、一般のコンパクトカメラより大きなサイズの1.0型CMOSセンサーを採用しているので、より高ISO感度で高画質な画像の撮影ができます。
超高速50コマ秒や高速12コマ秒で連写することも可能なデザインのよい高級カメラです。
ズーム倍率はそのままでも基本性能向上で美しい画像
730HSの後継機種として発売された740HSは、光学40倍ズームにしても手ブレを抑えて写真が撮れるよう、基本性能の向上に力を入れた機種です。手ブレ補正は旧機種の3段分から3.5段分になり、AFスピードや連写性能も上昇しシャッターチャンスを逃しにくくなっています。
画像処理エンジンも2世代新しくなり、撮影した画像の画質も確実に向上。「手持ち撮影で手ブレしやすい」「遠くの動く被写体を撮影するとブレる」という悩みを持つ人に向いている機種です。
風景も自撮りもペットも手ブレを抑えて撮影
光学30倍ズームで望遠側720mm換算まで大きく撮影できる超望遠カメラ。本機種になって新たに液晶画面をチルト(液晶画面を180度立てて)できるようになったため、かんたんにセルフィーも撮影可能。さらに、ズームをしていない場合はマクロ撮影で3cmまで寄れるため、テーブルフォトや小もの撮影などでも活躍できるカメラです。
これ1台あれば、さまざまなシーンで撮影ができるので、いいデジカメを持っていない場合は、使い勝手からこちらを選ぶのもひとつの方法です。SNSへの投稿もかんたんに行えるWi-Fi対応もあり、楽しみのひとつにもできます。
コンパクトボディでEVFを搭載した超望遠カメラ
24mmでの風景写真から720mmの望遠までカバーしながらコンパクトボディが魅力の超望遠カメラ。大きな特徴は、この小さなボディに有機EVF(電子式ファインダー)とタッチパネルを搭載してピント合わせなどの操作をアシストしている点。ストレスなくシャッターチャンスをねらえます。
望遠撮影だけでなく、日常の自撮りや子ども、ペットなど動き回る被写体の撮影も楽にできるような機能が満載。撮影したいシーンの多くをカバーできるだけのポテンシャルがあります。気軽にバッグに入れて、いつでも必要なときにサッと取り出して使うのに適したカメラです。
600mmでもF2.8! 明るいレンズでブレ軽減
光学ズーム24倍の望遠600mmでも通しでF2.8は、とても明るいレンズです。明るいレンズのメリットは、望遠撮影や暗所での撮影でも手ブレしにくい写真が撮影できることにあります。スマホで限界を感じているようなシーンの撮影でも、このカメラに代えるときれいな写真を撮影できるでしょう。
4K動画撮影ができ、オートフォーカス機能はもちろん、タッチパネルでの手動フォーカス調整で、ピント合わせもかなりらくになっています。防塵防滴機能もあるので、フィールドワークとして屋外撮影の多い人にも向いている超望遠カメラです。
高品質のレンズや豊富な機能で望遠撮影をアシスト
光学30倍ズームでありながら美しい描写は、ツァイス バリオ・ゾナーT*レンズの実力。ズームでの撮影で起こりがちな手ブレを光学式の手ブレ補正で修正して、望遠側での撮影をサポートします。
180度回転できるチルト式の液晶パネルは、タッチパネルで自撮りもかんたん。また、瞳AF機能や動く被写体を追いかけてピントを合わせ続けるロックオン機能は、子どもの運動会や乗りもの、動物の撮影をらくにしてくれます。
夜にも強い超望遠モデル
スーパーEDレンズを採用することにより、望遠時にもくっきり写せる超望遠カメラです。手振れ補正もついているので初心者でも安心。マクロモードもついているのであらゆる倍率で美しい画質が楽しめます。
ISO6400と高感度なうえに、ノイズが乗りにくい仕様なので暗所でも撮影がしやすいのもメリット。夜景はもちろん、月などの天体写真にもチャレンジできます。COOLPIX B500の後継となりますが、電池駆動ではなくバッテリー仕様に変更されているのでご注意ください。
カメラ上級者も満足する画質の高性能コンデジ
本格的な一眼レフとまではいかなくても、どうせなら高性能のカメラが欲しい、という方におすすめの一台です。ライカの誇る高性能ズームレンズを搭載し、大型の撮像素子も相まって、どんなシーンでも高画質な画像が得られます。
有機EL電子ビューファインダーとバリアングル式のタッチセンス対応の液晶モニターを装備していますので、いつでもどんな姿勢でも最適な構図を見つけられます。高速なオートフォーカスと連写機能を備え、動き回る被写体も確実にとらえます。
月のクレーターまで写す最大166倍の迫力ズーム
光学ズームで83倍の倍率を実現、ダイナミックファインズーム使用時には最大166倍までズームできます。細かな撮影シーンに応えるモード設定を利用すれば、プロ並みの撮影が自由自在、難しい月の撮影もすぐに行えます。
バリアングル液晶モニターは広視野角で3インチの大画面ですので、日中の撮影でも見やすく構図を確認できます。高速オートフォーカスで撮影タイムラグはわずか約0.12秒、補正効果5.0段のニコン独自の手振れ補正とあわせて、撮りたい一瞬を美しく切り取ります。
光学42倍の迫力ズームを納得のコスパで実現
手軽に使いたいカメラなので、コスパを重視しながら迫力のズーム撮影も実現したい、そんな希望を叶えるのがこの製品です。光学ズームは42倍、プログレッシブファインズームを使えば画質を落とさずに84倍までズームできます。
UDレンズ3枚、非球面レンズ3枚を組み合わせたレンズ構成でズームに応える画質を得られます。小型・軽量のボディで、お出かけのときにも気軽に持ち出せます。滑らかな曲面グリップで持ちやすくなっていますので、望遠撮影時でも手振れを抑えられます。
新ズームレンズで薄型ボディでもズームは40倍
厚さわずか35.7mmの薄型ボディの中に、光学40倍ズームの高性能レンズを格納、迫力のズーム撮影を手軽に手に入れられます。高感度の2030万画素CMOSセンサーを採用し、高性能の映像エンジンDIGI6とあわせて、どんなシーンでも美しく鮮やかな画像を得られます。
光学式と電子式を組み合わせた手振れ補正は動画撮影でも活躍します。「フレーミングアシスト」機能で、登録された人物に対して画面に占める顔の比率を自動的に最適化する自動ズームが可能です。
4K画質の動画も撮れる30倍ズーム搭載のコンデジ
薄型で軽量なボディの中に光学30倍ズームを内蔵、超解像iAズームで画質を落とさずに60倍の迫力ズームが可能です。ライカDCレンズと新ヴィーナスエンジンの採用で、ズーム時にも美しい高画質が得られます。
秒間30コマの連写を長時間行う「4K PHOTO」機能に加え、撮影した後に好みのピント位置を選べる「フォーカスセレクト」機能を搭載しています。タッチパネル対応の3インチの大型液晶モニターを装備していますので、直感的に好みの構図を見つけられます。
【比較一覧表】料金などを比べる
【ランキング】通販サイトの最新人気! デジタルカメラの売れ筋をチェック
Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングでのデジタルカメラの売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
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【まとめ】正確なピントで撮るべし! カメラ評論家からのアドバイス
高倍率ズームレンズの多くは、広角から超望遠まで自在に画角を変えて撮影でき、なおかつ近接撮影(マクロ撮影)もできる万能レンズです。そんな大変便利なカメラですが、使いこなしにはちょっとした注意点も。
そのなかで大切なことは、カメラをしっかりと両手で構えピントが合ったことを確認して、落ち着いてシャッターボタンを押し込んで撮影することです。超望遠で撮影するときはとくに注意してください。せっかくいい写真を撮ったつもりが、ぶれていたりピンぼけだったりするとガッカリしてしまいます。
◆記事で紹介した商品を購入すると、売上の一部がマイナビおすすめナビに還元されることがあります。◆特定商品の広告を行う場合には、商品情報に「PR」表記を記載します。◆「選び方」で紹介している情報は、必ずしも個々の商品の安全性・有効性を示しているわけではありません。商品を選ぶときの参考情報としてご利用ください。◆商品スペックは、メーカーや発売元のホームページ、Amazonや楽天市場などの販売店の情報を参考にしています。◆記事で紹介する商品の価格やリンク情報は、ECサイトから提供を受けたAPIにより取得しています。データ取得時点の情報のため最新の情報ではない場合があります。◆レビューで試した商品は記事作成時のもので、その後、商品のリニューアルによって仕様が変更されていたり、製造・販売が中止されている場合があります。
多摩美術大学付属多摩芸術学園・写真科卒業。撮影分野は、おもにクルマを中心に人、モノ、料理、風景、スナップ、ファッション、ドキュメントなど被写体を問わない。 ほかに、カメラ雑誌などに新型カメラやレンズのテストのレポート、撮影技法などの解説をする。