ロティサリーグリルとは? 回転させながら鳥を丸焼きに

Photo by Gabriel Garcia Marengo on Unsplash
外はパリパリ、中はふっくら柔らかなロティサリーチキンをご家庭でも楽しみたい方、必見です!
ロティサリーは日本ではなかなか耳にしない言葉ですが、もともとは「ローストする」を意味するフランス語からきています。ロティサリーチキンとはハーブなどで味つけした鶏を、ロティサリーオーブンやロティサリーグリルを使って調理した、鶏の丸焼きのこと。
鶏を焼く際、一方向から熱を加えるオーブンだとどうしても、「焼きムラ」や「なかは生」になってしまう場合があります。それを防ぐために、鶏を回転させながら焼き、それらを防いでくれるのがロティサリーグリル(ロティサリーオーブン)というわけです。
これにより、「外はカリカリ」で「ふっくらジューシー」なロティサリーチキンを作れます。もちろんロティサリーチキンだけでなく、ローストビーフやチャーシューなどの手間がかかる塊肉料理もかんたんに作れたり、グリル機能でパンやピザ、お餅などを焼くこともできます。
なお、商品によってはくんせいやコーヒーロースト、ドライフルーツ、揚げ物が可能なものもあるので、自分に必要な機能をよく吟味してください。
ロティサリーグリルがあれば、日常使いから記念日、ホームパーティーなど、さまざまな場面で活躍すること間違いなしです。
ロティサリーグリルの選び方 記念日やホームパーティー、クリスマスに活躍
料理研究家の上田のりこさんに取材をして、ロティサリーグリルの選び方のポイントを教えていただきました。価格はもちろんですが、いつ、どんなときに、どんな料理を作りたいのか、日常で使うのかホームパーティーなどで使うのか、後片づけやお手入れはかんたんかをイメージできると選びやすいですね。
くれぐれも買ってから持て余してしまうようなことのないように、日頃のライフスタイルの中でどのように取り入れていくかを考えておくといいでしょう。
置き場所と作りたい物からサイズを選ぶ
通常のオーブンよりサイズが大きいので、置く場所を確保できるか事前にイメージすることがポイント。作りたい料理によって機種の大きさも多少変わってくるので、ロティサリーチキン以外にも、毎日トーストを焼きたい、オーブンとして使いたいなど、作りたい料理とその頻度をイメージして置き場所を決めることが大切です。
毎日使うのであれば、食卓の上に据え置きにした時に邪魔にならないサイズを、たまに使う程度であればしまっておく場所を確認してからサイズを選びましょう。
料理の幅を左右する! 付属品も確認を
メーカーや機能によって付属品の種類が違います。くんせいであればくんせい容器や網が、コーヒー豆のローストであればメッシュバスケットなど、多機能になればなるほど付属品が多く付いてきます。
購入してから、「この機能はいらなかった」「付属品の置き場所がない……」とならないよう、事前に使いたい機能や必要な付属品を見極めて選ぶようにしましょう。
お手入れ方法
お手入れのしやすさはとても重要です。後片付けは手間のかかる物ですが、ここでご紹介するロティサリーグリルはどれも、庫内に不要な溝やでっぱりがないフラットな構造、出てきた油などをしっかり受け止めてくれるなど、後片付けやお掃除がかんたんにできるよう、それぞれ工夫されています。
なお、扉を外して丸ごと水洗いできるものや汚れを分解するセルフクリーニングコートがほどこされているものなどであれば、お手入れのストレスが軽減されますよ。
サイズと設置場所を確認! 料理研究家がアドバイス!
日本製のロティサリーグリルは、サイズもコンパクトなうえ、調理メニューが豊富にそろっているという、すぐれた機能性もうれしいポイントですね。
ただ、どの製品も約5kgからそれ以上の重量があると思いますので、置き場所を頻繁に変更する使い方を想定するよりも、設置場所を確保したうえで購入を検討することをおすすめします。
ロティサリーグリルおすすめ2選 万が一も安心な日本メーカー
置き場所や作りたい料理を踏まえたサイズ、付属品、お手入れのしやすさを基準に、料理研究家と編集部上田のりこさんと編集部がおすすめする、ロティサリーグリルをご紹介します。
全て日本のメーカーなので、購入後の保証やアフターケアなどわからないことは、カスタマーサービスに問い合わせができるのも安心です。
AINX『ロティサリーマルチオーブン(AX-K3B)』の魅力は、なんといってもコンパクトなサイズではないでしょうか。
キッチンのカウンターなどに据え置きしたままでも見栄えがよく、充実した機能は日常的に使用したいお料理好きの方に、とくにおすすめしたいと思います。

コンパクトだけど1台で8役の便利な多機能オーブン
クラウドファンディングで資金を集めて実現したロティサリーグリル。ほかの機種と比べるとコンパクトで省スペースでも置けるので、置き場所があまりとれない方におすすめです。
また、クリスマスやパーティーの時くらいしか凝った料理を作らないのであれば、普段はオーブンとしても使えるこちらの商品はとても便利。調理の種類も豊富でロティサリー、ロースト、食品乾燥、BBQ、グリル、フライ料理、焼き芋の8種類のモードが設定できるので、料理の幅が広がります。
熱風循環方式を採用し、最高200℃の温風を庫内360度に循環させ、一気に過熱。これで、揚げ物もサクッとした食感に仕上がります。
オリジナルレシピブックも付いて使い方もわかるので、はじめてロティサリーグリルを使う方や料理が苦手な方でも安心して使えます。
キッチンで活躍する多機能なグリル
グリル、ベイク、ブロイル、トースト、スチーム、ロティサリーなど、多機能で使えるグリルです。ロティサリ―は不要な脂肪を落としながら焼き上げるので、ヘルシーに仕上がります。鶏肉を丸ごと焼ける大きな容量なので、家族だけでなく友人、知人が集まっての大規模なパーティーにもぴったり。
約65〜230℃にこまかく温度調節でき、保温機能や最大60分のタイマーもついています。料理を手軽にできるよう活躍してくれるアイテムです。
通販サイトの最新人気ランキングを参考にする ロティサリーグリルの売れ筋をチェック
Amazonでのロティサリーグリルの売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
収納場所や使い方を事前に考慮する ロティサリーグリルを購入するなら覚えておこう!
ロティサリーグリルを使えば、ご自宅ではなかなか作れない鶏の丸焼きやくんせいなどを気軽に作ることができます。
キッチンの収納場所や使い方、作りたい料理に合ったものを選びましょう。ぜひこの記事を参考にして、お気に入りの一品を見つけましょう。
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東京都出身 長野県在住。 ベーカリーに勤務しながら大手教室に通い、師範取得。 その後、自身の小さな工房である、無添加・手作り工房『きゃっとてぃる』を開き、パン・お菓子の販売・教室などを行ってきました。 そして現在は【ノンシュガー・トランス脂肪酸フリー・ストレスフリーなお菓子と料理】をコンセプトに、心と身体のバランスを大切にしたレシピを日々考え、提案しています。 ・料理研究家 ・食育インストラクター ・紅茶コーディネーター ・パン講師マイスター ・ガーデンデザイナー ・食品衛生責任者