PS4に向いているスピーカーとは? サブウーファー搭載、サラウンド対応など
PS4に向いているスピーカーは、サブウーファーを搭載しているものがおすすめです。日常的に使っている薄型テレビやモニターでは、どうしてもスピーカーの音質に制限(限界)があります。低音域を充実させる、より迫力あるサウンドにしたいなら欠かせないアイテムです。
なお、立体的に聞こえる音響のサラウンド対応だと、音の方向・高さまで再現してくれるので、FPS系ゲームも場合はプレイの質や腕前に関わることも。PS4でゲームをする際、音にこだわるなら、この記事をしっかりチェックしておきましょう。
PS4におすすめのスピーカーの選び方 接続端子、利用タイプ、機能面
スピーカーはその機能性やタイプによって値段もさまざまです。ゲームだけでなく、サウンドにこだわる場合も、サウンドバータイプやホームシアタータイプなどの製品があり、それぞれ特徴があります。購入するうえでの選び方のポイントを見ていきましょう。
まずは接続端子をチェック
PS4の接続端子には限りがあるので、まずどんな端子が使えるのか確認しておきましょう。
HDMI・光デジタル端子を搭載した商品
入力端子で選ぶ場合、ゲーム接続に不可欠なのがHDMI端子です。HDMIはゲーム音楽を高音質にするためにも必要な端子であり、さらにHDMI分配器を購入すれば、スピーカー・ゲーム・テレビを効率よく接続できます。
光デジタル端子は、デジタル音声を出力する際に余計な音をカットして、メインの音のみきれいに出力してくれます。
双方の端子がある方がよいですが、自分の好みによって使い分けることも可能なので、それぞれの端子の役割を知っておくといいでしょう。
PS4Proなら4K伝送対応商品
音質はもちろんのこと、画質にもこだわりを持つなら、4K映像に対応したHDMI端子搭載モデルを選ぶことがおすすめです。テレビはすでに多くのものが4K対応になっていますが、接続する入力端子も4K対応であることが必須。さらに8Kレベルの画質にしたいなら、それ相応のケーブルが必要になります。
ワイヤレス接続はPS4に向かない
通勤・通学の際に音楽などを聴くヘッドホンやイヤホンと、iPhone・android携帯をBluetooth接続している方も多いと思いますが、PS4は送信に対応していないので、使うことができません。
正確に言うと、PS4もしくはテレビの音声出力にBluetooth送信機を追加すると使えるようになりますが、音声に遅延が起こる可能性があり、映像と音楽が一体化しているゲームで使うには向いていないでしょう。
使い方にあわせてスピーカーのタイプを選ぼう
ゲームをメインに楽しむか、音楽・映画・テレビをメインで楽しむかによってスピーカーのタイプが分かれてくるので、自分に合ったものを選びましょう。
「ゲームモード」搭載モデルでゲームを中心に楽しむ
はじめてPS4向けスピーカーを買う方は、「ゲームモード」が搭載されたものがよいでしょう。「ゲームモード」はゲーム専用の設定に変えられるだけでなく、ゲームに適した音響設定もかんたんにできます。
まずはゲームモードを試してから、自分の好みにあったスピーカーの設定に切り替える、というのがおすすめの手順のひとつです。
「サウンドバータイプ」で音楽も楽しむ
「サウンドバータイプ」の特徴としては、とにかく設定がかんたんで、置く場所に困らず、音質をハイレベルにあげられることです。設置もしやすく、Bluetooth対応製品ならスマホとの連携もできます。音楽を聞く機会が多い人は「サウンドバータイプ」が向いているでしょう。
「ホームシアタータイプ」で映画も楽しむ
複数のスピーカーを配する「ホームシアタータイプ」であれば、ゲームのみならず映画鑑賞においても臨場感あふれるサウンドを楽しむことができます。異なる場所に置いたスピーカーからそれぞれの音が聞こえるので、1点から音が聞こえるスピーカーよりも広がりのある音を感じることができるでしょう。
後方スピーカーのリアルサラウンドなら2000円~、前方スピーカーのバーチャルサラウンドなら20000円~が目安になります。
「5.1ch」対応で臨場感をアップ
複数方向からのサウンドに包まれるサラウンド機能をより重視するのであれば、5.1ch以上のスピーカーがおすすめです。サイド・後ろにまで配したスピーカーで音の発生している方向がはっきりと分かるので、FPSゲームにも没入できるでしょう。
サブウーファー搭載で重低音に響きをプラス
重低音域を再生するサブウーファー。メインのスピーカーでは再現できない低音域を補助する役割があります。
通常のスピーカーに機能をプラスすることになるので、その分予算も気にする必要がありますが、サブウーファーが付いているスピーカーシステムも数々のメーカーから発売されていますので、ぜひチェックしてみてください。
30W以上の出力で大音量にも対応
出力は大きければ大きいほど大音量を出すことができますが、一般の家庭で使用するのであれば30Wの出力があれば満足できるサウンドを楽しめるでしょう。
ゲーム以外にも映画や音楽を臨場感たっぷりで楽しみたい場合は、出力に比例して音の迫力も増すので、30W以上の製品も候補になってきます。
音響をどれだけ自由にカスタマイズできるかに注目 ゲームキャスターがアドバイス!
ゲームキャスター
PS4が登場してから年月は経ちましたが、より、ゲームの趣向が多岐にわたってきました。そんななか私が大切にしているのが「手軽な音響カスタマイズ」です。
ゲージをいじる事でEQ(イコライジング)を変え、『Detroit: Become Human』のような映画的なゲームは低音のゲージを上げて重厚感をよりたっぷりと、『GTAV』は高音ゲージを上げて、爽快感を際立たせて楽しんでいます。
ゲームの味わいが変わってお手軽により深く楽しめます。音響の自由度の広さが私の選ぶポイントです!
PS4スピーカー|【サウンド機能重視】おすすめ5選 ソニー、パイオニア、ヤマハなどの人気モデルも
サウンドに注目したおすすめ品5選をご紹介します。
ゲームキャスター
SONY(ソニー)『 ホームシアターシステム(HT-RT5)』は間違いない一品です 。音の臨場感がすばらしいのはもちろんですが、ワイヤレスで楽しめるのでPS4に限らず、Bluetooth接続で高性能スピーカーをフルに楽しめるのも大きい!
デザインもシンプルでお部屋のレイアウトを邪魔することなく設置できます。ゲームの世界にどっぷりと浸かるには最適なスピーカーです。

SONY(ソニー)『 ホームシアターシステム(HT-RT5)』








出典:Amazon
スピーカーユニット | バースピーカー×1、サブウーファー×1、サラウンドスピーカー×2 |
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接続端子 | HDMI×3、光デジタル、ステレオミニ、4K対応 |
最大出力 | 450W(非同時駆動、JEITA) |
サラウンド | 5.1ch |
モード切り替え | Auto Sound、Cinema、Music、Game、Standard、Football(ナレーションON/OFF)、消音 |
Bluetooth | あり |
ゲームキャスター
Pioneer(パイオニア)『コンパクトフロントスピーカーシステム(HTP-CS1)』は映画・ゲームモードでドラマチックなシーンをよりリアルに、コストパフォーマンスにすぐれ、スペースも取らない鉄板の一品!
聞き取りづらいゲームシーンがあっても、「ニュースモード」で快適に楽しめるのも便利なポイントです。

Pioneer(パイオニア)『コンパクトフロントスピーカーシステム(HTP-CS1)』












出典:Amazon
スピーカーユニット | 2chスピーカーシステム、アンプサブウーファー |
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接続端子 | HDMI×3、アナログ×2、4K対応 |
最大出力 | 40W |
サラウンド | 2.1ch |
モード切り替え | マナーモード、映画/ゲームモード、ステレオモード、ニュースモード、ミュージックモード |
Bluetooth | あり |

YAMAHA(ヤマハ)『MusicCast BAR 400(YAS-408)』

出典:Amazon
スピーカーユニット | サウンドバー、サブウーファー |
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接続端子 | HDMI、光デジタル1、3.5mmステレオミニ |
最大出力 | サウンドバー:100W(50W+50W)、サブウーファー:100W |
サラウンド | ‐ |
モード切り替え | ステレオモード/サラウンドモード/3Dサラウンドモード |
Bluetooth | あり |
Logicool(ロジクール)『オプティカルインプット対応 スピーカーシステム + サブウーファー(Z625)』

出典:Amazon
スピーカーユニット | サテライトスピーカー×2、サブウーファー×1 |
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接続端子 | 3.5mmステレオミニプラグ×2、2chステレオRCAピンジャック、オプティカル入力 |
最大出力 | 400W(PEAK)、200W(RMS) |
サラウンド | 2.1ch |
モード切り替え | - |
Bluetooth | なし |
Razer(レイザー )『Leviathan 5.1ch サラウンドサウンドバー(RZ05-01260100-R3A1)』




















出典:Amazon
スピーカーユニット | フルレンジドライバー×2、ツィータードライバー×2、ダウンファイアーサブウーファー |
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接続端子 | 光デジタル、3.5㎜ミニジャック |
最大出力 | - |
サラウンド | 5.1ch |
モード切り替え | ゲーム、音楽、映画 |
Bluetooth | あり |
PS4スピーカー|【デザインにも注目】おすすめ6選 おしゃれでインテリアに合わせられる
機能性のほか、クールでスタイリッシュなデザイン、コンパクトなのものをセレクトしてみました。
ゲームキャスター
『Bar Studio(JBLBARSBLKJN)』はサウンドバーのエントリーモデルとして優秀です! やはりコストパフォーマンスが段違い。これで1万円台という驚きの音質、重低音もしっかりしています。
サイズもコンパクトなのでスペースも取りません。TVの音質に納得いかないときに、手軽にカバーできるところも魅力的!

JBL(ジェービーエル)『Bar Studio(JBLBARSBLKJN)』






















出典:Amazon
スピーカーユニット | ツイーター×2、ウーファー×2 |
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接続端子 | HDMI(ARC)、光デジタル、アナログ、USB |
最大出力 | - |
サラウンド | 2.0ch |
モード切り替え | - |
Bluetooth | あり |

YAMAHA(ヤマハ)『YAS-108』


















出典:Amazon
スピーカーユニット | サウンドバー、サブウーファー |
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接続端子 | HDMI、光デジタル、3.5mmステレオミニ |
最大出力 | サウンドバー:30W×2、サブウーファー:60W |
サラウンド | ‐ |
モード切り替え | ステレオモード/サラウンドモード/3Dサラウンドモード |
Bluetooth | あり |
BOSE(ボーズ)『Bose Solo 5 TV sound system』




















出典:Amazon
スピーカーユニット | - |
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接続端子 | 光デジタル、同軸デジタル、3.5mmアナログ |
最大出力 | 30W |
サラウンド | - |
モード切り替え | ダイアログモード |
Bluetooth | あり |
TOSHIBA(東芝)『レグザサウンドシステム(RSS-AZ55)』








出典:Amazon
スピーカーユニット | サテライトスピーカー×2、サブウーファー |
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接続端子 | HDMI、光デジタル音声入力 (光コネクター 角型ジャック) |
最大出力 | 80W(非同時駆動、JEITA) |
サラウンド | 2.1ch |
モード切り替え | オート、映画、音楽、クリア音声 |
Bluetooth | なし |
Olasonic(オラソニック)『HDMI対応テレビ用 高音質スピーカー(TW-D9HDM)』






出典:Amazon
スピーカーユニット | φ60mmコーン型フルレンジ×2、 |
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接続端子 | 3.5mmステレオミニプラグ、TV(ARC)、 光デジタル(角型) |
最大出力 | 12W+12W |
サラウンド | - |
モード切り替え | - |
Bluetooth | あり |
SONY(ソニー)『サウンドバー(HT-Z9F)』
































出典:Amazon
スピーカーユニット | バースピーカー×3、サブウーファー |
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接続端子 | HDMI(eARC)×2、光デジタル、ステレオミニ |
最大出力 | 400W(非同時駆動、JEITA) |
サラウンド | 3.1ch |
モード切り替え | オートサウンド、サウンドモード、ボイスモード、ナイトモード |
Bluetooth | あり |
「PS4向けスピーカー」のおすすめ商品の比較一覧表
通販サイトの最新人気ランキングを参考にする PS4向けスピーカーの売れ筋をチェック
Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングでのPS4向けスピーカーの売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
そのほかのPS4関連製品の記事はこちら 【関連記事】
PS4スピーカーの選び方のポイントをおさらい!
1)入力や出力の端子をチェックする
2)ゲームや映画など頻度の高い用途に合わせてタイプを選ぶ
3)5.1chやサブウーファーなど、音質をさらによくする機能をチェック
4)日常使いするなら出力が大きすぎないものを選ぶ
音質や臨場感、音量など重視するポイントを決めてアイテム選びをすると、効率的に目的の商品にたどり着けるでしょう。お気に入りのスピーカーで魅力的なサウンドをお楽しみください。
※「選び方」で紹介している情報は、必ずしも個々の商品の安全性・有効性を示しているわけではありません。商品を選ぶときの参考情報としてご利用ください。
※商品スペックについて、メーカーや発売元のホームページなどで商品情報を確認できない場合は、Amazonや楽天市場などの販売店の情報を参考にしています。
※マイナビおすすめナビでは常に情報の更新に努めておりますが、記事は掲載・更新時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。修正の必要に気付かれた場合は、ぜひ、記事の下「お問い合わせはこちら」からお知らせください。(掲載:マイナビおすすめナビ編集部)
※2020/11/11 コンテンツを追加し、記事を更新しました(マイナビおすすめナビ編集部 平野慎也)
ゲームキャスター・MC・NA・コミュニケーションコンサルタント。 東京タワーDJ・ディズニーチャンネルのお兄さん・MCを経て、2015年TokyoGameShowから各ブースのMC・実況を担当。 代表的な競技シーン実況はカードゲーム「Gwent世界大会」、FPSゲームは「OverWatch W杯」。 配信放送では「Hearth Stone」またサッカー元日本代表前園真聖さんをゲストに迎えて「NBA2K19」のバラエティ配信MC等幅広く活動。 「ゲームで皆が楽しい」をコンセプトに、笑顔の役に立ちたいとゲーミングステージに立っている。 ゲーム以外では「承認力」をテーマに上司と部下のコミュニケーションコンサルティングを企業講義。 大手電機会社より受託、製品のプロモーションディレクター(販売士)。 他にもVP・企業展示会ナレーター、ステージMCと稼働中! 今回のエキスパート取材案件も二つ返事で受託、今後も時間の許す限り楽しく自分と仕事を広げていく予定。 趣味は「バスケットボール・読書・ゲーム・断捨離・QOL向上の模索・美味しいお店探し」 モットーは「面白そうな事は全てやる」