「こんにゃく」のおすすめ商品の比較一覧表
こんにゃくの選び方 低カロリーでダイエットにも人気!
料理研究家の松本葉子さんに、こんにゃくを選ぶときのポイントを教えてもらいました。
料理に合わせて選ぶ
さまざまな料理に使える「板こんにゃく」
板こんにゃくは、製造するときに板で整形して固めているため、あのような形になります。好みの形に切ったりねじったりして、おでんや煮しめの具に使うときに活躍するのが板こんにゃく。見かける機会も多いのではないでしょうか。工夫次第でいろいろな料理に使えるので、料理にどのこんにゃくを使おうかと迷ったときには、板こんにゃくを選ぶといいでしょう。
煮物に適している「玉こんにゃく」
型などで成形せず、丸めてから茹でてつくられているのが「玉こんにゃく」です。小さな球状の玉こんにゃくは味をつけやすいので煮ものに向いています。白いタイプや黒色のほかに、とうがらしやゴマなどを加えてカラフルな色にしている種類もあります。
ツルッとした表面と、噛んだときの独特な食感も玉こんにゃくの特徴です。そのまま煮物などに加えるだけでおいしく食べられます。時短料理を作りたいときにも向いているでしょう。
肉じゃがに合う「糸こんにゃく」
こんにゃくが固まる前の状態で細い穴に通しながら茹でて、糸のようにしたものが「糸こんにゃく」です。麺のように味わいたいならツルツルした食感の糸こんにゃく。肉じゃがやすき焼きに入れるとおいしさが際立ちます。
ダイエット中の方は、パスタの代わりとしても楽しめるでしょう。なお、精粉から作るものは「しらたき」とも呼ばれます。ただし、現在は関西でも「しらたき」ではなく「糸こんにゃく」と呼ぶことが多いようです。
生で味わえる「刺身こんにゃく」
生で食べるのであれば、アクが少なく、なめらかな舌触りに仕上げられている刺身用こんにゃくを選びましょう。「刺身こんにゃく」は、ほかのタイプのこんにゃくよりも水分が多いので、そのまま食べることができます。
刺身こんにゃくには、板のような形状をしたものや、ソーメン状のものなどがあります。また、ゆずやゴマなどで風味をつけたものなどもあります。わさび醤油などをつけて本物の刺身のように食べるほか、サラダや和えものなどにも適しています。
こんにゃくはダイエットにも利用できる
こんにゃくはカロリーが低いので、ダイエットにも役立ちます。
ダイエット中の人におすすめの「麺タイプ」
ダイエット中だけど麺類を楽しみたいというようなときには、麺タイプのこんにゃくを選んでみてください。パスタやラーメン、焼きそばなど、さまざまな種類があるので満足感も高いでしょう。
手軽に調理できるのも、麺タイプのうれしいポイントです。パスタやラーメンの一部をこんにゃく麺に変えるだけでも、カロリーを抑えられます。
「ごはんタイプ」のこんにゃくもある
ダイエット中でもごはんを食べたいという場合には、ごはんタイプの「こんにゃく米」がピッタリです。ごはんに混ぜて炊くだけで調理が完了するので、こんにゃくを使っているからといって手間がかかるわけでもありません。
手軽に毎日のカロリーを抑えたいという方にも適しているでしょう。こんにゃくを使っていながらも食べやすいという特徴もあります。
デザート感覚で楽しめる「ゼリータイプ」
ダイエット中でスイーツを控えている場合には、ゼリータイプのこんにゃくを選んでみましょう。ゼリータイプのこんにゃくは味のバラエティが豊富なので、毎日でも気軽に食べることができます。
飲むゼリーのようなタイプもあるので、好みに合わせて選んでみてください。ゼリータイプは、こんにゃくが苦手という子どもにも向いているでしょう。
原料と風味で選んでみよう
こんにゃく芋を使った「生芋こんにゃく」
こんにゃくの原料は基本的に「こんにゃく芋」か、こんにゃく芋を乾燥させた「精粉(せいこ)」のどちらかです。
主流は精粉ですが、こんにゃく芋から作った生芋こんにゃくは、こんにゃくの風味をしっかりと感じられるという特徴があります。なお、ダイエットなどでこんにゃくの成分を吸収しやすくしたいというときには、ミキサーでこまかくするなどの下処理をするといいでしょう。
こんにゃくのおいしさが楽しめる「白・黒こんにゃく」
こんにゃくには、おもに白いこんにゃくと黒いこんにゃくの2種類があります。こんにゃく芋の精粉で作ったこんにゃくは白く、生芋を使うと芋の皮が入るので、黒くなります。
なお、黒こんにゃくにも精粉を使っているものがありますが、海藻の粉末で色をつけて生芋から作ったこんにゃくに似せているケースもあります。いずれもおいしさには変わりがありません。
近江八幡名物の赤こんにゃくも!
滋賀県近江八幡市の名産である「赤こんにゃく」は独特の色と食感で、一度は食べてほしいユニークなこんにゃくです。「八幡こんにゃく」「赤こん」とも呼ばれるこのこんにゃくは、滋賀県近江八幡市の名産として知られています。派手好きの織田信長ゆかりだという説もあるこの赤い色は、三二酸化鉄で染めています。つまりこのこんにゃくは、食卓に彩りを添えるだけでなく、一般のこんにゃくより鉄分を格段に多く含んでいるのです。
長期保存するなら乾燥こんにゃくを選ぶ
保存期間の長さで選ぶなら「乾燥こんにゃく」が適しています。ふつうのこんにゃくも保存水のなかに浸してあるので1カ月から3カ月ぐらいはもちますが、乾燥こんにゃくなら2年近く保存できるタイプもあります。
急にこんにゃくが必要になったというときなどに乾燥こんにゃくがあると役立つので、家に常備しておいてもいいでしょう。
保存温度帯や賞味期限もチェック
料理研究家&食専門ライター
スーパーなどの小売店ではこんにゃくは冷蔵棚に並んでいることが多いため、要冷蔵の食品と思いがちです。しかし実際は常温保存できる商品も多いので、購入するときには形や製法(原材料)に加え、パッケージに記載されている保存法もチェックしてみましょう。
また、こんにゃくは一般的に賞味期限が長い食品ですが、それでも商品によって製造後1カ月~3カ月とかなり差があるので、まとめ買いや買い置きをする場合は注意が必要です。
こんにゃくのおすすめ11選 料理にも簡単に使える!
ここまで紹介した選び方のポイントをふまえ、料理研究家の松本葉子さんに選んでもらったおすすめ商品をご紹介します。

生のこんにゃく芋の風味を生かした手作りこんにゃく
市販の多くのこんにゃくはこんにゃく粉を原料としていますが、この商品は、地元下仁田産の生のこんにゃく芋だけを使った生芋こんにゃくです。
生芋からこんにゃくを作るのは手間と時間がかかるため、製造しているところは決して多くはありません。また一般のこんにゃくよりやや高価なことがほとんどです。でも生芋100%のこんにゃくは特別な味わいです。
薄味で煮含めるとかすかな芋の香りともっちり&ぷるぷるした食感が際立って、「こんなこんにゃくがあるんだ!」と驚きますよ。こちらは群馬県のこんにゃくメーカーが、週に1度だけ手作りしている商品。生芋こんにゃくのおいしさを堪能したい方におすすめです。

清水商店『赤こんにゃく』



イベントにも重宝する本場の玉こんにゃく
山形の郷土料理である「玉こん」用のこんにゃくです。山形県長井市の老舗(しにせ)が、国産の上質なこんにゃく粉を超軟水(硬度18)の長井の水で練って作っています。市販の玉こんは味付け調理済みの商品が多いのですが、こちらはこんにゃくと煮込み用のたれ、和からしがセットになっていて、作りたてを楽しめるのがなによりの魅力。
イカのだしがきいた特製のたれで20分程度煮込むだけでかんたんに本場の味が作れます。少し大きめの玉こんにゃくですが、煮るとほどよい歯ごたえになって食べやすいのです。
家庭で少しずつ楽しむもよし、大鍋で作って行事に使うのもよし。いろいろな楽しみ方ができる玉こんにゃくです。20玉×4袋のセットなので、家庭で何度も楽しみたい方はもちろん、行事などで大量の玉こんを作りたい方にもおすすめですよ。
通販サイトの最新人気ランキングを参考にする こんにゃくの売れ筋をチェック
Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングでのこんにゃくの売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
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紙媒体およびwebで食関連記事を執筆するほか、食物学専攻の学生時代から継続している料理研究および多くの料理人や飲食店、生産現場を取材してきた経験を生かして食品メーカーや飲食店などにレシピ提供・メニューアドバイスを行っている。 また、毎日のように取り寄せる食品・調理関連品の中から厳選した「価値あるお取り寄せ情報」を限定読者に発信していたが、近くブログとして公開予定。