おすすめ商品の比較一覧表
石油ファンヒーターのおすすめブランド3選
石油ファンヒーターの代表的なブランドは3社。
「燃焼効率が高い&短時間で立ち上がるダイニチ」
「電気代がかかりにくいコロナ」
「前シーズンの灯油を賢く活用できるトヨトミ」です。
それぞれの特徴を詳しく解説していきます。また、ブランド特徴とあわせて、おすすめ商品もご紹介するので、ぜひチェックしてみてください!
ダイニチ:燃焼効率が高い&短時間で立ち上がる
ダイニチの石油ファンヒーターはブンゼン式と呼ばれる方式を採用しています。これは投入された灯油を電気式のヒーターで発火する温度まで暖めてノズルから噴出させ、燃焼を行なうもので、燃焼効率が高く、今回紹介する3メーカーで、一番の短時間での立ち上がりと安定した大火力を誇ります。
しかしながら使用中は電気ヒーターが常時通電を行なってしまっているので電気代が他メーカーより高くつくのがデメリット。すぐに暖まりたいという方はダイニチがおすすめです。

Dainichi(ダイニチ)『SGX TYPE 家庭用石油ファンヒーター(FW-3719SGX)』

出典:Yahoo!ショッピング
Dainichi(ダイニチ)『石油ファンヒーター(FW-72DX4)』
















出典:Amazon
Dainichi(ダイニチ)『石油ファンヒーター(FW-2519NE)』

出典:Amazon
コロナ:電気代がかかりにくい
コロナはポンプ噴霧式という方式を採用しており、こちらはブンゼン式から電気ヒーターを取り払ったような構造になっています。電気消費を抑えるため、ダイニチと比べると電気代が安く上がるのが特徴です。
しかし、噴霧する灯油は常温のため、どうしても点火までには時間がかかってしまいます。ランニングコストも考えながら電気代を抑えて使用したい方向けです。
CORONA(コロナ)『石油ファンヒーター(FH-ST3619BY)』

出典:Amazon
CORONA(コロナ)『石油ファンヒーター(FH-M2518Y)』














出典:Amazon
トヨトミ:前シーズンの灯油を賢く活用できる
トヨトミは噴霧ノズルを使用せず、蒸発皿の上に灯油を注ぐ機構によって自然気化した灯油を燃焼させるポット方式を取り入れています。消費電力が5W/6W(50Hz/60Hz)とほぼかからないレベルまで電力の消費を抑えています。
また、噴霧ノズルがなくポットの上に灯油を注ぐ形になるため、通常では使用できない、前シーズンに残ってしまった灯油もしっかりと燃焼しきることができるのも大きな魅力。
ですが、自然気化に頼るため、熱効率が若干低くなってしまうのと点火までの時間も気になるところです。前シーズンの灯油を賢く活用したい方向けです。
ただし、前シーズンの残り灯油でも使用できないものもありますので、使用前に必ずチェックしておきましょう。

TOYOTOMI (トヨトミ)『石油ファンヒーター(LC-S330)』














出典:Amazon

TOYOTOMI (トヨトミ)『スマートファンヒーター(LC-SL36H)』






出典:楽天市場
通販サイトの最新人気ランキングを参考にする 石油ファンヒーター メーカーの売れ筋をチェック
Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングでの石油ファンヒーター メーカーの売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
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部屋に最適なファンヒーターを選ぼう
使用する場所や環境によってどのメーカーの製品が最適かという部分は大きく変わります。
たとえばメインの暖房が立ち上がるまでのつなぎに使用することが多い場合は、立ち上がりの早さを考えてダイニチの石油ファンヒーターが候補に上がりますし、長時間使用を前提とするのであれば電気代がかかりづらいコロナが魅力的です。
また、灯油をまとめ買いして余らせてしまう方はトヨトミのファンヒーターを使用することにより、賢く省エネを行なうことができるでしょう。自分の環境に照らし合わせた商品選びをすることが、お気に入りの一台を見つけるためにはもっとも重要です。
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※商品スペックについて、メーカーや発売元のホームページ、Amazonや楽天市場などの販売店の情報を参考にしています。
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家電量販店、家電情報ブログ「家電損をしない買い方をプロの販売員が教えます」を運営するプロの現役家電販売員。 学生時代から家電に対する並々ならぬ興味を持ち、アルバイトを経てそのまま家電量販店の道へと進んで15年弱。 個人で年間2億円を売り上げ、数々の法人内コンテスト等で表彰された経験を持っています。 家電アドバイザーの資格を有し、家電と名の付く物全てに精通しています。家電で分からないことはありません。 現在は家電ライターの業務も通して「全ての人が平等に良い家電に巡り会える機会の提供」に尽力しています。