腕時計ベルトおすすめ10選 上品かつ上質なデザインと素材に注目
『monoマガジン』元編集長の土居輝彦さんと編集部で厳選した腕時計ベルトをご紹介します。値段も安いものから高価なものまでさまざまなので、ぜひ、参考にしてみてください!

熟練の職人技が生み出す、上質な腕時計ベルト
ジャン・ルソーはフランスの無形文化財企業に選定された、高級皮革製品メーカー。とくに腕時計のレザーベルトが有名で、オーダーメイドでも定評があります。同社でよく知られるのはアリゲーターですが、そのほかにもさまざまなレザーやエキゾチックレザーがラインナップされています。
基本はオーダーメイドですが、ここではカルティエのパシャ対応のモデルをご紹介。素材に使用されるシャークはクセのないレザーですので、パシャのような特徴的なデザインの時計にもよくなじみます。自分の好みのレザーがあったら、そちらでオーダーするのもすてき。カルティエパシャ対応のベルトを探している方におすすめです。



ダイビングにも繰り出せるイタリア製ラバー素材!
イタリアで35年以上ラバーストラップを専門に手掛けてきたBC社が誇る、高品質ラバーを使用したストラップです。食品医薬品局にも認められたラバー『NBR217』は、ラバー臭はほとんどなく、シリコンよりも安定性・耐久性に優れています。 汗、オゾン、水、塩分などにも耐性があるので、あらゆる場面に対応できます。
バックル部分は、フリップ・ロックDバックルを使用しており、一面はダイヤモンド・パターン、裏はプレーンと、見た目のシンプル・クールさも魅力です。ラバーはシックなグレーのカモフラージュ柄ですので、ダイビングを始めとしたスポーツや、ビジネスでも使用できます。
「腕時計ベルト」のおすすめ商品の比較一覧表
通販サイトの最新人気ランキングを参考にする 腕時計バンドの売れ筋をチェック
Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングでの腕時計バンドの売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
腕時計ベルトの選び方 自分の時計に合うものを見極める
『monoマガジン』元編集長の土居輝彦さんに、腕時計ベルトを選ぶときのポイントを詳しく教えてもらいました。
交換用ベルトの素材で選ぶ
腕時計ベルトは、おもにメタルベルト、革製のレザーベルト、強度の高いナイロンベルト、G-SHOCKによく使われている樹脂製ベルト、アップルウォッチなどに使用されているシリコンラバーなどがあります。
メタルベルトは、どんなシーンにも活用しやすく、ブレスレットのようにおしゃれにつけることができます。一方、レザーベルトはドレスウォッチやアンティークウォッチなど、タウンユース用として使いたい人におすすめ。ナイロンベルトはミリタリーウォッチによく使用されており、支給品なのでベルトはフリーサイズになっています。樹脂製のベルトは発色のよさが特長。シリコンラバーは、水に強く耐久性に優れています。フォーマルなシーンには不向きですがカジュアルコーデにぴったりです。
それぞれのポイントをもとに自分に合う素材を選ぶとよいでしょう。
メタルベルトはビジネスシーンに
ビジネスシーンで腕時計をする機会が多い方なら、クールに魅せるメタルベルトの腕時計ベルトがしっくりときます。落ち着いた雰囲気を醸し、クールで知的な印象を相手に与えてくれるでしょう。
ステンレスやチタン製などの金属製の腕時計ベルトは、耐久性もあるので長く使い続けることが可能。ただし、ほかの素材より重みがあるため、その点だけ注意が必要です。
皮革製ベルトはフォーマルなシーンにピッタリ
フォーマルなシーンで腕時計をする場合は、きちんとした高級感のある皮革製ベルトを使用したいもの。格好がフォーマルなのに、腕時計ベルトがチープなものだと、ミスマッチでかえって目立つおそれがあります。
牛革はしっかりと見えて価格も抑えられますが、ワニ革やサメ革・ヘビ革などは価格もお高めなので、ご自分に合ったものを用意しましょう。また、皮革製ベルトは、長く使い続けると汗や皮脂が付いてニオイが気になってくるため、小まめなお手入れが大切です。
ナイロン・シリコン製はお手入れがかんたん
ナイロンやシリコン製の腕時計ベルトは、スポーツやレジャーなどのカジュアルなシーンで使いやすいのが特徴です。どちらも軽くてお手入れがかんたんなので、汗をたくさんかいても大丈夫。シリコン製の腕時計ベルトなら、直接拭いたり洗ったりできるので、つねに清潔にたもてます。
皮革製やメタル製よりカラー・デザイン展開が豊富なので、自分好みの腕時計ベルトを探しやすいのがうれしいポイントです。
時計のサイズを確認しよう
気に入ったベルトを見つけたからといって、それが自分の腕時計に合っているサイズとは限りません。ベルト交換でとくに注意しなければならないのは、ケースサイズとベルト幅が合っているかどうかの確認。
ベルトが入るラグ(腕時計本体とベルトを固定する部分のこと)の幅はケースサイズによって変わりますから、自分の腕時計のベルト幅が何ミリかということを把握しておきましょう。大きすぎると装着できませんし、小さすぎるとベルトと腕時計の接続部が不安定になります。
ベルトの幅をチェック
ベルトの幅(ラグ幅)とは、ベルト両側の金属部分の間の幅のことです。ほとんどの腕時計のベルト幅は8mm~24mmで、レディースは主に8~15mm、メンズは18~24mmのものが多いです。また、ベルト幅は多くが偶数で、まれに奇数のベルト幅もあります。
ベルト幅が合わないと着けることが出来ないので、あらかじめベルト幅(ラグ幅)を確認しておきましょう!
腕時計ベルトは指1本分ほど長さに余裕を持たせるとよい
腕時計ベルトを調節するときに、よくご自身の腕の太さギリギリにする方がいます。しかし、ギリギリにすると腕がベルトに密着し、通気性が確保できなくなるため汗や汚れが吸着しやすくなります。腕時計ベルトにとって汗や汚れは大敵なので、そのまま使い続けると寿命を縮めるおそれがあります。
腕時計ベルトは、「指1本分程度」の余裕を持たせて、少し緩めに調節するのがよいと言われています。ご自身で調節をするときは、ぜひ意識してみてください。
時計本体のカラーとのバランスを考えて選ぶ
一部の特異な素材を除き、腕時計は基本的には金属製のケースです。金属ですからシルバーやゴールド、ブラックといったカラーが一般的。
たとえばステンレスケースの腕時計のベルトをレザーベルトに変える場合、ベルトの「美錠(びじょう)」と呼ばれる留め具の金属がゴールドだと、コーディネートがしっくりきません。ステンレスにはシルバーの美錠が適しています。
ただし、ステンレスボディーでも、ベゼルや文字盤に金があしらわれている場合は、その限りではありません。文字盤の色やケースの色に合わせて、ベルトの色をコーディネートすることをお忘れなく。
ファッションに合わせて腕時計ベルトもコーディネート
個人的な好みもありますが、ダークスーツにメタルのブレスレットの組み合わせは、元気がある若者向けのコーディネートに映える傾向にあります。
一方、年齢を重ねた大人の男性の場合、ダークスーツに合うのは、やはり靴や鞄、ベルトと同じカラーのレザーベルトではないでしょうか。また、ダイバーズウォッチやクロノグラフに、あえてレザーベルトを合わせるのも大人のファッションの魅力に感じます。
このように、ふだんのコーディネートやご自身のスタイルに合わせて腕時計ベルトもコーディネートしてみましょう。
ブランドものの時計は専門の腕時計ベルトを選ぼう
もし、ブランド品の腕時計を使っているのなら、時計ブランドにあわせて専門の交換用ベルトを選びましょう。ブランドによっては、時計を送らなくてもご自身で交換できるように、専用の腕時計ベルトを販売しています。
ブランドによっては、ベルトの交換だけでも数週間以上かかるものもあるため、ご自身で交換できればお手軽です。
腕時計ベルトの交換方法を解説 バネ棒の有無で作業方法が変わる
腕時計ベルトは、商品によって取り付け方が異なります。複雑なものを購入すると、もしかしたら腕時計自体を壊してしまうかもしれません。そのようなことのないように、あらかじめ腕時計ベルトをチェックするときは取り付け方も調べておきましょう。
交換方法はおもに、工具を使って取りつけるものと、クリッカーを指先でスライドさせて取りつけるものがあります。前者なら「ばね棒はずし」という工具が必要です。後者なら、工具を使わないで交換できるので、不器用な方でも交換しやすいです。
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腕時計ベルトを選ぶときに考えてほしいこと 『monoマガジン』元編集長からのアドバイス
編集者/プロダクトコンセプター
腕時計は身体に装着するツールです。そして時計ベルトは装着具ともいえます。装着具というくらいですから、理想はその人にジャストサイズでフィットすること。そういう点で考えれば、自分の手首のサイズを計測して作るオーダーメイドが理想。
ただ、そうなると値が張ります。そのためいくつかのサイズから選ぶわけですが、それでも実際に買う際には自分の手首のサイズを把握しておかなければなりません。
NATOベルトのようなフリーサイズ以外は、手首のサイズを測ってから商品を購入するようにしたいものですね。
ベルトを付け替えておしゃれな腕時計に 編集部からひとこと
腕時計ベルトのおすすめ商品と選び方をご紹介しました!お気に入りのベルトは見つかりましたか?
まずは、ベルトの幅を事前に確認し、自分の好みに合わせた素材やカラーのベルトを選んでみてください。記事の後半では、ベルトの交換方法を解説しています。時計のベルト交換にこだわることで、きっと、愛着を持てるお気に入りの時計になるでしょう。
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※「選び方」で紹介している情報は、必ずしも個々の商品の安全性・有効性を示しているわけではありません。商品を選ぶときの参考情報としてご利用ください。
※商品スペックについて、メーカーや発売元のホームページ、Amazonや楽天市場などの販売店の情報を参考にしています。
※レビューで試した商品は記事作成時のもので、その後、商品のリニューアルによって仕様が変更されていたり、製造・販売が中止されている場合があります。
※本記事は掲載時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。予めご了承ください。
1982年より㈱ワールドフォトプレス社の雑誌monoマガジン編集部へ。 1984年より同誌編集長。 2004年より同社編集局長。 2017年より同誌編集ディレクター。 その間、数々の雑誌を創刊。 FM cocoloへの情報提供、執筆・講演活動、大学講師、各自治体のアドバイザー、IDSデザインコンペティション審査委員長などを現在兼任中。