DODタープの選び方
それでは、DODタープの基本的な選び方を見ていきましょう。ポイントは下記の3つ。
【1】タープは3つのシリーズから最適なものを選ぶ
【2】オートキャンプかツーリングかで重視するポイントが変わる
【3】ユニークな商品名でわかるDODタープのコンセプト
上記の3つのポイントを抑えることで、より具体的に欲しい機能を知ることができます。一つひとつ解説していきます。
【1】タープは3つのシリーズから最適なものを選ぶ

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DODタープは、大まかなスタイルで3つのシリーズに分けられています。「オープンタープ」「シェルタータープ」「その他のタープ」というくくりですが、一般的なキャンプではオープンかシェルターのシリーズから選ぶとよいでしょう。
「オープン」はその名のとおり幕体のみでサイドが開放的なモデルで、「シェルター」はテントのようにクローズできる構造のモデルです。「その他」はざっくりな分け方ですが、ユニークなモデルの多いDODなので、既存の枠にはまらないようなモデルがどんどん登場するのだと思われます。
いまのところ「その他」には、デイキャンプや日帰り海水浴などでもよく使われるサンシェードと呼ばれる日除けがあります。
【2】オートキャンプかツーリングかで重視するポイントが変わる
DODタープに限ったことではありませんが、積載力に余裕のあるオートキャンプなら、多少かさばったり重くなっても、それほど気にする必要はありません。しかし、バイクや自転車でのツーリングでは、重量と収納性はとても大切です。
また、最近増えてきたバスや電車を使って移動し、バックパックひとつでキャンプやフェスに出かけるようなスタイルの場合も、ここは重視したいポイントです。
タープとテントの両方でいえることですが、DODではツーリングという楽しみ方も大切にしています。そのため、ツーリング向けモデルも多いので、自分がやりたいキャンプがどんな方向性か考えて、モデル選びをしていきましょう。
【3】ユニークな商品名でわかるDODタープのコンセプト
製品のオリジナリティに定評のあるDODですが、さすが大阪発祥のメーカーというべきか、そのモデル名も実にユニークです。魚座型フレーム構造を採用したモデルが「サカナシェード」はなんとなくわかりますが、「オクラタープ」や「チーズタープ」に至っては、何ステップか考えないとその理由がわからないくらいです。「ああそうか!」となると、またそれが楽しみでもあります。
公式サイトで説明されているわけではないので、ユーザーがあれこれネーミングの意味を考えるのも楽しいと思います。この点については、それぞれのモデルのところで紹介することにします。
開発者の意図もシャレで含めてあるようで、それがDODのコンセプトの面白いところでもあります。みなさんも楽しみながらネーミングについて考えてみるとよいですよ。
DODのタープおすすめ8選 大人気オーマイタープ・ヘーキサタープ・いつかのタープなど
上記で紹介したDODタープの選び方のポイントをふまえて、おすすめ商品を紹介します。
ソロキャンを満喫するためのソロ用タープ
ソロキャンプ派の方にぴったりの小型のタープです。形状は開放感を与えてくれるウイング型となっており、延長ベルトを使用すれば、ソロ用のテントと接続可能。サイドの生地がテントを適度に覆い、広々とした空間を創り出してくれます。軽量で、折りたたむとコンパクトになるため、バイクの荷台などに載せて運搬するのにもぴったりです。
団らんを楽しめるヘキサ型
複数人での使用に適したやや大ぶりのタープです。遮光性が高く、火にも強いポリコットン生地を使用。さすような鋭さの日光をしっかりさえぎってくれるのはもちろん、近場で焚き火をする際も安心です。形状はスタンダードなヘキサ型のため、使い勝手の良さも抜群!折りたためば、肩に担いで運搬できるほどコンパクトになるのも嬉しいポイントです。
エイヒレスタイルによる広大なリビング空間
ヒレのような形状が特徴的なタープです。同じDODブランドのエイテントと接続すると、3~4人が談笑することができる広大なリビング空間が出現!端の部分は、雨が入り込むのを防止するV字形状となっており、雨天でもキャンプをしっかり楽しむことができます。材質は燃えにくいポリコットンとなっているため、焚火などをする際にも安心ですよ。
変幻自在のビートル型
鋭いシルエットが特徴のビートル型のタープです。グロメットが7か所あり、シチュエーションによって形を変幻自在に変えることが可能。同ブランドのザ・テントやザ・ワンタッチテントと一緒に用いるのはもちろん、タープ単体で設営することもできます。主要な部分はUPF50+相当となっているので、日焼けが気になる方も安心です。

焚火とも相性がいい超大型ポリコットンタープ
タープでは珍しい正方形で、5.1m×5.1mという大型モデルです。正方形であれば、張るときにどこが長辺か短辺か悩むこともありません。アイデア次第でさまざまな張り方が楽しめます。
DODのカマボコテントとの相性は抜群、単体でも大型タープの便利さがあり、ポリコットン生地で焚火に強く遮光性もよいので夏場も活用できます。
ポールは付属していないので、最初に2~4本くらい用意して、慣れてきたら張り方のバリエーションにあわせてポールを追加していけばよいでしょう。

すべてが揃ったオールラウンダー
オーソドックスな六角形(ヘキサ)のタープです。スタンダードな形状で「いつかどこかで見た」的なニュアンスを出したかったのだと思いますが、汎用性の高さをイメージで伝えてくれるいいネーミングだと思います。
その名の通り、これが一つあれば、どのような形状のテントでも似合うので重宝します。ポールやロープ、ペグなど一通りのものが揃っているので初めての方でも安心なのも大きなメリットです。タープ選びで迷ったらコレ、といってよいぐらいよくできた製品だといえます。
圧迫感のない快適な空間
ワイドで広い天井で、快適な空間を実現させた商品です。
ライダーのために作られたタープで、バイクに積んで持ち運びできるほどの軽量設計、コンパクトに収納して持ち運びができるのがおすすめです。
タープ下にバイクを置くことができるのも、嬉しいポイントです。
また最低耐水圧が3000mmなので、雨が降っても安心の商品です。
布1枚の機能美
角ばったシルエットもクールなタープです。読んで字のごとく、布一枚に切れ目を入れたタイプの商品となっており、三角形や四角形、波打った形などにアレンジすることが可能になっています。材質は強じんかつ燃えにくいポリコットンとなっており、焚火をしながらの使用にも対応しているのが嬉しいポイントです。
「DODタープ」のおすすめ商品の比較一覧表
通販サイトの最新人気ランキングを参考にする DODタープの売れ筋をチェック
楽天市場、Yahoo!ショッピングでのDODタープの売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
タープの組み立て方 一人でできる!
一人でもできるタープの組み立て方をご紹介していきます。
・タープを広げ、組み立てたポールを地面に置く
・ポールを基準に左右45度の位置(大体2mくらい)にペグを打ち込む
・打ち込んだペグにロープをひっかける
・ロープの反対側(タープ側)をもやい結びでわっかを作る
・ポールにタープ、もやし結びの順番でひっかける
・残りの箇所をロープで結ぶ(タープの真ん中に向かって直線となる延長線上にペグを打つ)
・ポールを少し内側に入れ、ロープのテンションを調整したら完成
アウトドアライフを快適にする商品はこちら DODのテントやタープポールもチェック!
ポールやペグの付属有無などもきちんと把握しておこう
DODタープには、ポールやロープ・ペグがセットになっているものと、タープ単体で販売しているものがあります。キャンプを始めたばかりで道具を揃えているところだというユーザーは、ポールやペグが付属しているかどうかを確認して購入しましょう。
できれば実際にキャンプに行く前に試し張りして、足りないものがないか確認したいところです。ポールを別に購入する場合は他メーカー製でもかまいませんが、ポール先端のタープのグロメットに差し込む部分の直径はものにより異なります。
ポール先端が細めのタイプであればある程度は汎用的に使えますが、太いタイプだと入らないこともあります。長さだけでなく、先端の直径にも注意してポールを選びましょう。
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青年期に始めた釣り新聞への寄稿を始めとして、サイトAllAboutでのフィッシングガイドを務める。 ほかにも雑誌『Salty!(ソルティ)』やアウトドア系の雑誌やWeb媒体などでの執筆多数。 今も休日には必ず海山湖を駆けまわっている自然派で、あらゆるジャンルの釣りを体験し、季節に合わせて日本中の旬な魚を追っている。 キャンプ用品は、あえて払い下げのミリタリー系ギアで揃えるマニアな一面も。