富士通のノートパソコンの魅力
国内にも多くのノートパソコンメーカーがありますが、中でも特に高いシェアを誇るのが富士通(Fujitsu)です。個人のみでなく、多くの企業や官庁などでも導入されており、信頼性も抜群です。
富士通ではさまざまな種類のノートパソコンが展開されていますので、用途に合わせて選択しやすいという点が魅力的です。Officeソフトやウイルス対策ソフトなどが最初からインストールされたモデルも多く、購入したその日からすぐに使用可能な点もポイントとなっています。
シリーズごとの違い・特徴
富士通ノートパソコンは、使い方にあわせていくつかのシリーズがあります。まずは、それぞれのシリーズについて特徴などを紹介します。
「LIFEBOOK AH」:動画や映画が見たい人向け
「LIFEBOOK AH」シリーズは、左右約7.8mm幅の、すっきりとした狭額縁有機ELディスプレイを搭載しています。パソコンで写真管理やYouTubeなどの動画再生、映画などを、心ゆくまでお楽しみいただけるシリーズです。
また、画面の前に人がいるかどうかをセンサーが感知して、画面の明るさを自動調整する機能が備わっているため、消費電力を抑えて使うことができます。
「LIFEBOOK NH」:17.3型の大画面が特徴的
富士通『FMV LIFEBOOK NH90/D2』
従来の15.6型ワイド液晶のモデルとほぼ変わらないサイズに、17.3型の大画面液晶を搭載した「LIFEBOOK NH」シリーズ。画面は大きくてもコンパクトサイズであることに変わりはないため、置き場所に困らず好きな場所に設置ができます。
高輝度・高色純度、広視野角のフルHD液晶を採用しており、色鮮やかで目にやさしいのがうれしいポイントです。
「LIFEBOOK SH」:外で使用する人向け
13.3型のコンパクトサイズで、カバンに入れやすいA4ファイルサイズの「LIFEBOOK SH」シリーズ。天板と底面にマグネシウム合金を採用した、「超圧縮ソリッドコア」による堅牢ボディが特徴的です。
持ち歩く機会が増えると、どうしても移動中にノートパソコンがぶつかりやすいといったトラブルが多くなりますが、そのようなシーンでも壊れにくいつくりに仕上がっています。
「LIFEBOOK UH・MH」:2in1タイプのコンバーチブルノートPC
「LIFEBOOK MH」シリーズは、折りたためば、タブレットとしても使用できる2in1タイプのコンバーチブルノートPCです。静音性の高いファンレス構造を採用しており、図書館などの静かな場所でも周りを気にせず使用できます。
「LIFEBOOK UH」シリーズも、MHシリーズ同様にコンバーチブルノートPCとして使うことができますが、約634gと軽いのが特徴的です。軽くても堅牢性はしっかりと備えているので、持ち運びにも適しています。
富士通のノートパソコンの選び方
国内メーカーの安心感や使いやすさがある富士通。ノートパソコンの数もたくさんあり、どれを選べばよいか迷ってしまいますよね。そこでここからは、富士通のノートパソコンの基本的な選び方をご紹介します。ポイントは下記の5つ。
【1】スペックで選ぶ
【2】画面サイズで選ぶ
【3】持ち運びやすさで選ぶ
【4】バッテリー駆動時間で選ぶ
【5】その他のポイントをチェック
上記の5つのポイントを抑えることで、より具体的に欲しい機能を知ることができます。一つひとつ解説していきます。
【1】スペックをチェック
それではまず、PCの性能に関わるスペック部分について解説いたします。しっかり確認しましょう。
基本性能であるCPU
パソコンの性能に関して一番重要なのはCPUです。CPUには大きく分けるとインテル製の「Core i」シリーズと、AMD製の「Ryzen」シリーズがあります。
Core iとRyzenもシリーズ名に「Core i5」や「Ryzen 5」といったように、「3」「5」「7」「9」の数字がついたCPUがラインナップされていて、メーカーが違っても同じ数字のものがだいたい近いクラスの性能になっています。
「3」系はエントリー向けですが動画やウェブを閲覧するくらいなら十分な性能です。ただし、「3」系を搭載したノートパソコンのモデル構成を見ると、メモリなどのCPU以外の要素が物足りないものもあるので注意が必要です。ネットゲームなど多少負荷の高い処理になら「5」系が、高負荷のかかるクリエイティブ作業や3Dのゲーミングなどには「7」や「9」系が向いています。
重要なメモリとストレージ
現在主流のOS、Windows 10を快適に動作させたいなら、メモリは最低でも8GBは載せておきたいところです。写真のレタッチや動画編集などを行う場合には、より多くメモリがあると安心できます。
ストレージは、容量が大きくて比較的安いHDD搭載モデルが以前は基本でしたが、最近は読み込み書き込みが速いSSDを搭載したモデルが増えてきました。特にWindows 10の動作においてストレージの性能は影響大です。HDDだとパソコンの電源を入れてから立ち上がるのに2〜3分かかるのが、SSDなら数十秒でシステム起動が完了します。アプリを起動するといった単純な動作でも、SSDのほうがサクサク動作します。
ストレージの容量は128GB以上、大量の画像や動画を扱うのであればより大容量のものを選びましょう。
3DやVR面のGPU
パソコンで3DゲームやVRゲーム、動画編集などクリエイティブな作業をしたい方にとって、重要なポイントは独立したグラフィックチップ(GPU)の有無です。デスクトップパソコンなら後から搭載できる場合もありますが、ノートパソコンの場合は追加がほぼ無理なので最初の機種選びを慎重に行いましょう。ウェブの閲覧やビジネスアプリの処理ぐらいならCPUに内蔵されいてるグラフィック機能で十分なことが多いです。
ちなみに、富士通のノートパソコンには、オーディオ機器メーカーと共同開発した高性能スピーカーを搭載したモデルもラインアップされているので、ゲーミングや視聴の環境を充実させたいという方はチェックしてみましょう。
【2】画面サイズをチェック
ディスプレイサイズもノートパソコンを選ぶ上でとても重要な要素の1つです。ディスプレイのサイズが大きければ、それだけ迫力ある映像で動画などを楽しむことができますし、表示サイズを縮小しても、十分な大きさで文字やアイコンなどが表示されますので、作業領域を広げることも可能です。
一方で、ディスプレイサイズがあまりにも大きすぎるとその分本体サイズが大きくなってしまいます。富士通では13.3型ディスプレイが標準となっていますので、このサイズをベースとして用途に合わせて選ぶようにしましょう。
【3】持ち運びやすさをチェック
ノートパソコンを持ち運ぶする機会が多いのであれば、サイズや重量もしっかりとチェックしておきたいポイントです。サイズは、普段使用している鞄に無理なく収納することができるサイズを基準にするといいでしょう。
重量に関しては1kg前後のモデルであれば、日常的に持ち歩いてもそれほど負担にはなりません。大型サイズのモデルになると2kgを超えてきますが、この重量になるとかなり「重い」と感じてしまう方が多くなりますので注意が必要です。
【4】バッテリー駆動時間をチェック
モバイル環境で使用することが多いのであれば、バッテリー駆動時間もしっかりとチェックしておきたいポイントです。使用状況によってバッテリ駆動時間は異なりますが、カタログ上で10時間前後となっているものであれば外で1日作業する場合でも安心です。
最近のノートパソコンはバッテリーの交換ができないものがほとんどなので、バッテリー駆動時間が短いモデルの場合はモバイルバッテリーを用意するといった対策も必要です。
【5】その他のポイントや便利機能をチェック
上記以外にも、富士通ノートパソコンを選ぶポイントはいくつかあります。富士通の独自機能なども含め、しっかりチェックしていきましょう。
音をさらに楽しめる「ハイレゾスピーカー搭載モデル」
富士通ノートパソコンは、ONKYO製のハイレゾ対応ステレオスピーカーを本体に内蔵しているモデルもあります。音声拡張機能の「Waves MaxxAudio」により、サウンドに臨場感を与えることが可能。
ノートパソコンで音楽を楽しみたい方や、動画・映画をよく見るという方はぜひチェックしてみてください。
パソコンをモニターにできる「HDMI入力端子」
近年ではパソコンに外部モニターを接続して作業効率を高めているという方も多いでしょう。
富士通のノートパソコンにはHDMI出力端子のみでなく、入力端子も設けられているものがあります。このタイプのモデルであれば、ノートパソコンをモバイルモニターとしても使用可能です。より幅広い用途で使用できるノートパソコンを求めているという方におすすめです。
接続端子の種類と数をチェック
プリンタや外部メモリなどを接続するUSB端子。USBにも普通のUSB2.0と高速なUSB3.0があって、外部記憶装置をつなげるなら3.1の端子のほうが早くデータ転送が行えます。また最新のUSB3.1Type-Cも電源供給可能な「PD(パワーデリバリー)」対応とそうでないものがあって、接続先に別途電源が必要になる場合があるためPD対応のほうが便利です。
USB端子の数が足りないと別途USBハブが必要になるので、使い方に応じて事前にチェックしておくほうがいいでしょう。セカンドモニタに接続したり、会議などでプロジェクタに出力することがあるという方は、HDMIやVGAなどの映像出力端子の有無も確認しましょう。
付属品や付属ソフトをチェック
付属するソフトや周辺機器も確認しておくのがいいでしょう。モデルによっては 日本語入力ソフトのATOKや、ビジネスソフトのMS Officeスイートが付属している場合があります。
富士通のパソコンは、ATOKを標準搭載しているモデルが充実しているのが特長です。またマウスが付属していると格段に操作しやすくなります。ソフトや周辺機器はパソコンを購入した後に気がつくと二度手間になってしまったり、割高になってしまう場合もあります。
富士通のノートパソコンおすすめ6選
富士通ノートパソコンの上手な選び方のポイントをふまえて、おすすめ商品を紹介します。ぜひ参考にしてください。
富士通『FMV LIFEBOOK NH90/D2』

出典:Yahoo!ショッピング
HDMI入力のある、使い勝手のいいPC
17.3型と大画面なノートパソコンですが液晶の縁が狭く、同クラスの画面を持つモデルと比較してボディのコンパクトさが魅力です。
CPUには最新のインテル第9世代CPUを搭載しているので快適。メモリは8GB搭載されていて、ストレージも起動ドライブに256GBのSSD、データ保存用に1TBのHDDがデュアルで搭載されているので大容量のデータも扱えます。
キーボードにはテンキーがあり、外付けの無線マウスも付属して、入力デバイスも充実。Blu-rayドライブ内蔵で、映画を見たり、書き込み可能ディスクにデータを保存できます。またノートパソコンでは珍しくHDMI入力が可能なので動画の取り込みもできます。
富士通『FMV LIFEBOOK AH77/E3(FMVA77E3B)』

出典:Amazon
富士通『FMV LIFEBOOK AH53/D3(FMVA53D3B)』

出典:Amazon
富士通『FMV LIFEBOOK AH42/D3(FMVA42D3W)』

出典:Amazon
富士通『LIFEBOOK NH90/E2』

出典:Amazon
富士通『FMV LIFEBOOK AHシリーズ (AZ_WA3F3_Z934)』








出典:Amazon
おすすめ商品の比較一覧表
通販サイトの最新人気ランキングを参考にする 富士通ノートパソコンの売れ筋をチェック
楽天市場での富士通ノートパソコンの売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
富士通ノートパソコンに関するQ&A よくある質問
富士通のノートパソコンで一番軽いモデルは?

世界最軽量の2in1シリーズ『LIFEBOOK UH』です。重量はわずか634g。薄さ15.5mm、そしてボディは堅牢設計です。
ノートパソコンの処分方法は?

ノートパソコンの処分方法は次の通りです。
1.リサイクルやリユース業者による回収
2.買取業者に売却
3.ノートパソコンメーカーによる回収
4.家電量販店やノートパソコン販売店による回収
5.自治体の回収ボックスを活用
6.フリマアプリやネットオークションに出品
【関連記事】そのほかのノートパソコンの記事はこちら
ノートパソコンで仕事もプライベートも充実!
リモートワークが一般化したこともあり、自宅でも気軽に使用することができるノートパソコンへの需要が高まっています。
国内のノートパソコン市場でも高いシェアを誇る富士通では、さまざまなタイプのノートパソコンを展開しています。その中から、自分の用途に合ったものを選ぶことができれば、仕事のみでなくプライベートもさらに充実させることができるでしょう。
今回ご紹介した以外にも、富士通では好みに合わせてスペックを変更できるカスタムモデルなども用意されていますのでチェックしてみてください。
※記事で紹介した商品を購入すると、売上の一部がマイナビおすすめナビに還元されることがあります。
※「選び方」で紹介している情報は、必ずしも個々の商品の安全性・有効性を示しているわけではありません。商品を選ぶときの参考情報としてご利用ください。
※商品スペックについて、メーカーや発売元のホームページ、Amazonや楽天市場などの販売店の情報を参考にしています。
※レビューで試した商品は記事作成時のもので、その後、商品のリニューアルによって仕様が変更されていたり、製造・販売が中止されている場合があります。
※本記事は掲載時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。予めご了承ください。