業界最高峰の安さと性能をもつ「レノボのノートPC」 魅力や特徴について
レノボのノートパソコンは、さまざまなラインナップやシリーズが豊富。そのため、ビジネスやホームユース、ゲームなどの各シーンに対応した商品が多いです。また、頑丈で耐久性にすぐれてもいます。そういったメリットがあるにも関わらず、圧倒的に価格が安いです。そんなコストパフォーマンスが高い点こそ、レノボのノートPCの魅力と言えるでしょう。
ディスプレイやプロセッサーのカスタマイズも可能なため、自分の使いやすい仕様に変更しながら使えます。マウス代わりになるトラックポイントがついている機種もあり、操作性の面でも快適に作業できるでしょう。レノボのノートパソコンならではの特徴をしっかりと理解しておけば、最適なパソコンを選ぶことができます。
レノボのノートパソコンの選び方
レノボのノートパソコンは数多くあるので、自分に使いやすい製品を探すのは大変ですよね。そこでここでは、選び方とポイントをご紹介します。いくつかポイントがあるので、選ぶうえでどこを重要視するか参考にしてくださいね。ポイントは下記7点。
【1】シリーズで選ぶ
【2】使うシチュエーションで選ぶ
【3】画面サイズで選ぶ
【4】CPUで選ぶ
【5】トラックポイントを確認
【6】SIMフリー対応をチェック
【7】指紋認証を確認
それぞれ解説していくのでチェックしてみましょう。
【1】シリーズごとの特徴を押さえよう
レノボのノートパソコン商品はThinkシリーズ、IdeaPad、Yogaなど、さまざまなシリーズに分かれています。IBMから継承したThinkPadシリーズはポインティングデバイスに特徴があり、Think BookやIdeaPadはスリム&スタイリッシュ、Yogaは2-in-1タイプのモデルにつく名前になっています。とくにThinkPadシリーズは長年の歴史から指名買いのユーザーも多く、デザイン面でも特徴的で、デザインを合わせた周辺機器類もそろっています。
性能面ではシリーズ間の差は少ないので、シリーズやデザインで選んでみてもいいでしょう。どのブランドでもありませんが、LenovoはGoogleが展開するネットパソコン「Chromebook」も販売しており、こちらも選択可能です。
ビジネスシーンで使用するなら「ThinkPad」シリーズ
ビジネスシーンで使用するなら、ThinkPadなどのシリーズが向いているでしょう。スペックやサイズがさまざまあるため、仕事の内容によって最適なものを選びやすいでしょう。また、指紋認証機能つきなどの多機能な性能を備えているため、セキュリティ面でも安心して使用できるでしょう。
持ち歩き用として使用するなら「Yoga」シリーズ
持ち歩き用として使用するなら、Yogaシリーズが向いているでしょう。軽量なタイプが多く、持ち運び用に最適です。リーズナブルな商品が多いのですが、性能やスペックはじゅうぶんなものが備わっています。小さいため、タブレットのように使用できるのもポイントでしょう。
ホームユースとして使用するなら「IdeaPad」や「Lenovo」シリーズ
ホームユースとして使用するなら、IdeaPadやLenovoシリーズが向いているでしょう。高スペックや音質にこだわった商品などが多く、コスパがいいです。さまざまな機能に特化した商品があるため、自分に合った最適な1台が見つけやすいでしょう。
動画やゲームを利用するなら「Legion」シリーズ
動画やゲームを利用するなら、Legionシリーズが向いているでしょう。Legionシリーズは、第9世代のCPUや高い動画処理能力を持ったGPUも搭載しているゲーミングノートパソコンなど、ハイエンド向け商品が多くそろっているシリーズです。
グラフィックス処理性能が高く、動きがなめらかで3Dグラフィックのあらゆるゲームが満足いくレベルでプレイでき、そのうえ動画編集も快適にできますよ。
【2】据え置きや外出先での利用など「シーンごと」にスタイルを選ぶ
Lenovoはパソコン総合メーカーとして、ノートパソコン、タブレット、その両方を兼ねる2-in-1と、幅広いジャンルの商品を販売しています。光学ドライブを搭載したオールインワンノートは、省スペースデスクトップパソコン替わりに据え置きで。モバイルノートや2-in-1は、持ち歩いて外出先で利用することが前提です。
さらにタブレットパソコンは、持ち歩き、立ったまま作業するケースも想定しています。どのジャンルも複数のモデルが用意されていますから、自分の目的に合わせたものを選びましょう。
【3】携帯性と機能性を重視するなら「13〜14インチ」の画面サイズを
レノボ『ThinkPad A485』
利用するシーンに合わせた画面のサイズ選びも大切になってきます。出張や外出先での仕事など移動の多い方は、画面サイズが11〜12インチ程度がよく、携帯性と機能性の両方をとりたい方は、画面サイズ13〜14インチが使いやすいでしょう。
在宅や会社での仕事、ゲームや動画編集などをおこなう方は、画面サイズが15インチ以上のものを選ぶと、快適に効率よく作業をこなせるでしょう。
【4】快適に使うなら最低でも「Core i3以上のCPU」を
価格帯もスタイルも多種多様な商品がそろうレノボのノートパソコンですが、安価な商品はやはりどうしてもグレードの低いCPUを搭載することが多く、性能面で妥協することになります。
Windowsを起動して軽い作業をするだけなら問題ありませんが、しっかり使い込みたいのであれば、CPUのグレードにもこだわりたいところ。最低でもCore i3以上のモデルを選びたいです。
AMDのプロセッサーであれば「Ryzen」シリーズなどが望ましいでしょう。また、メモリの搭載量も、予算の範囲でできるだけ多いモデルを選びましょう。快適さがかなり変わります。
【5】マウスポインターの代わりになる「トラックポイント」もチェック
トラックポイントとは、キーボードの中心にある赤い丸いもので、マウスポインターの代わりになります。上下左右の操作が可能で、強さによってポイントの動きも変わります。キーボードを使っている際に手がホームポジションから大きく外れないので、慣れてくると非常に便利な機能でしょう。
マウスの持ち運びに不便を感じている方に向いている機能なので、気になる方はトラックポイントの有無もチェックしておきましょう。
【6】「SIMフリー」に対応しているかをチェック
自宅や会社以外でネット接続を頻繁におこなう方は、SIMフリー対応機種を選ぶことが大切です。電波の届く場所ならどこでもインターネットに接続でき、無料のWi-Fiを探す必要もなく、モバイルルーターを持ち歩くわずらわしさもありません。出先での大量のデータ処理があった場合も心配もなく作業がおこえるので、そういった点でも安心できますよ。
【7】セキュリティ重視なら「指紋認証」モデルを
セキュリティを重視するのであれば、『ThinkBook 13s・X270』『Ideapad S540』『Yoga C940-14』など高スペックモデルに搭載されている「指紋認証」機能搭載モデルがおすすめです。自分の指紋以外ではログインができないため、外出先でも安心です。
レノボノートパソコンおすすめ10選
ここまで紹介したレノボのノートパソコンの選び方のポイントをふまえて、さまざまな商品を紹介します。
高品質でハイスペックなもの、リカバリーがしやすいなものなど、さまざまな種類の商品を紹介しているので自分の使い方に合ったレノボのノートパソコンを探してみてください。

レノボ『ThinkPad E595』
完成度の高いスタンダードモデル
ThinkPadシリーズでももっともスタンダードな「E」シリーズの最新モデルで、15.6インチのフルHD液晶パネルを採用しています。光学ドライブは搭載しておらず、重さは約2.1kg。CPUには、AMDのRyzenプロセッサーを採用。
搭載するCPUのグレードもいくつかありますが、おすすめなのはRyzen 5 3500Uを載せたモデルです。E595にはIntelの第8世代Core iプロセッサーを搭載した「E590」という姉妹モデルもありますが、処理能力はほぼ同等で、グラフィック性能はRyzenが上なので、E595をおすすめします。
これといった特徴がないようにも見えますが、平均して高い完成度を誇っており、どんな場面でも活躍するでしょう。
とくに目的はないがさまざまなことに対応できるノートパソコンがいい、というようなケースに最適な1台です。

ネットワーク利用前提の非Windowsノート
ちょっと変わり種としておすすめしたいのが、Googleが開発する「Chrome OS」を搭載した「Chromebook S330」です。
Chrome OSはウェブアプリやAndroid用アプリが動作するLinuxベースのOSで、海外では教育機関などで広く使われています。日本ではまだそれほど普及はしていませんが、Googleドキュメントを使ってワープロや表計算も利用でき、動画や音楽の再生もスマートフォン並みにおこなえます。
すべてのデータはバックアップがクラウド上に作られるため、たとえハードを失ってもすぐ次の機種で元通りの環境が再現できるという安全性の高さがウリです。また、ハードウェア的にはCPUにはスマートフォンと同じARM系のものが使われ、安価で省電力という特徴があります。
日ごろのパソコン利用でWindowsアプリに依存する率が低い場合、ちょっと他人とは違う選択肢として選んでみてはいかがでしょうか。
レノボ『ThinkPad A485』
おすすめ商品の比較一覧表
通販サイトの最新人気ランキングを参考にする レノボ・ノートパソコンの売れ筋をチェック
Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングでのレノボ・ノートパソコンの売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
レノボのノートパソコンに関するQ&A よくある質問
レノボのパソコンはなぜ安いのですか?

レノボのパソコンが安い理由は次の3つです。1)余計な機能がついていない。2)世界的にシェアがあり、大量購入や大量生産ができる。3)店舗をもたない戦略のためランニングコストをカットできる。
レノボの修理はどこまでが対象ですか?

破損・液体こぼし・紛失・改造・OS変更による障害やトラックポイントキャップ、バッテリーなど消耗品の障害、IWS(国際保証サービス)対象外のパソコン以外のすべてが対象になります。ただし、「アクシデント・ダメージ・プロテクション、アクシデント・ダメージ・プロテクション・プラス」のサービスに加入している場合、消耗品・IWS対象外を除く一部の破損や液体こぼし、紛失・改造・OS変更による障害も対象になります。
パソコン回収の際に自主回収を行う付属装置とはどれですか?

キーボード、マウス、テンキー、コード類、マイク、スピーカーなど元から製品に同梱されていた装置類になります。
レノボのノートパソコンに関するそのほかのおすすめ商品 【関連記事】
同じ「Think」でもデザインや機能が違う ITライターからのアドバイス
ITライター
Lenovoの「ThinkPad」はもともとIBMから取得したブランドで、おもに企業ユース向けという位置付けで進化を続けてきました。
IBM時代から同じデザイン系統でデスクトップ機も含めた「Think」シリーズが展開されていましたが、「ThinkBook」というブランドはLenovoに移行したあとに追加されたものです。
このため同じ「Think」でもデザインや「Track Point」といったを特徴付ける機能はThinkBookシリーズには受け継がれていません。ThinkPadファンの人は気をつけましょう。
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※「選び方」で紹介している情報は、必ずしも個々の商品の安全性・有効性を示しているわけではありません。商品を選ぶときの参考情報としてご利用ください。
※商品スペックについて、メーカーや発売元のホームページ、Amazonや楽天市場などの販売店の情報を参考にしています。
※レビューで試した商品は記事作成時のもので、その後、商品のリニューアルによって仕様が変更されていたり、製造・販売が中止されている場合があります。
※本記事は掲載時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。予めご了承ください。
大学在学中よりパソコン総合誌、Windowsプログラミング誌、Mac専門誌の記者/編集者として活動し、その後輸入自動車やカーナビ等のマニュアル翻訳/制作などを経て、フリーランスとして現在に至る。 キャリアは25年目に突入。専門はアップル製品だが、WindowsもAndroidも周辺機器もソフトも等しく愛する何でも屋。