HPとは
HPは、「ヒューレット・パッカード」の総称で、1938年にアメリカで創業した、パソコンやサーバー、プリンターなどを製造・販売するメーカー。世界初となるデスクトップPCの製品化やハンドヘルド関数電卓のリリースなど、パーソナルデバイスに強いメーカーです。
現在でも、PCやプリンター、デジタル印刷機で世界トップシェアになっています。PC全般はもちろん、タブレット、プリンターなどを取り扱う総合ブランドで、高いデザイン性と豊富なラインアップで幅広い層から支持を集めています。
HPのノートパソコンのブランド
HPのノートPCにはいくつかのブランドがあります。ここでは、その特徴を見ていきましょう。
■HP|エントリーモデル
コストパフォーマンスを優先した、エントリーモデルが揃っているシリーズです。
基本性能が高く、シンプルな操作性が体験できるブランドです。低価格でも満足がいくモデルがたくさんあり、コスパがよく、初心者にも扱いやすいです。
■Pavilion|スタンダードモデル
HPの中でも一番のボリュームゾーンに位置する、いわゆるスタンダードモデルです。
ちょっとした調べものや通販サイトなどでのショッピング、さらには、ワードやエクセルといった作業まで、オールマイティーに活躍します。価格に対してパフォーマンスが高く、もっとも売れているシリーズです。
■ENVY|プレミアムモデル/クリエーター向け
標準スペックが高めに設定されたプレミアムモデルがENVYです。
高スペックにまとめられており、業務作業や会議、調べものなどがサクサク動くだけでなく、アルミボディをはじめとしたデザイン性も魅力。ワンランク上のPCを求める方におすすめのブランドです。
■SPECTRE:最上級モデル
SPECTREは、HPのノートPCの中でも最高峰となるシリーズです。
最先端技術を織り混ぜ、さまざまな処理をスピーディーに行うことで、快適に作業ができます。さらに、デザインにもこだわり、ずっと使い続けたくなる仕様に。機能や性能もこだわりたい方におすすめです。
■VICTUS|ゲーミングモデル(初心者)
VICTUS(ヴィクタス)は、エントリーユーザー向けのゲーミングPCブランド。OMENの兄弟ブランドに位置しています。
エントリーモデルの定番としてスペックがまとめられ、価格も比較的低価格に設定されているため、初心者にとって購入しやすいモデルとなっています。
■OMEN|ゲーミングモデル(初心者〜上級者)
OMEN(オーメン)は、HPのゲーミングPCブランド。VICTUSの兄弟ブランドに位置しています。
世界水準でスペックが磨かれ、クオリティ・レスポンスともに満足するものとなっています。搭載スペックによりますが、ライトゲーマーからプロフェッショナルまで、幅広いゲーマー向けの仕様になっています。
■番外編|Chromebook
Chromebookは、Googleが開発したChrome OSを搭載したモデル。
Google Playアプリを使用できるのが大きな特徴で、アプリの起動やクラウド上のファイルの読み込みが速いです。ただし、WindowsやMac用のソフトはほぼ使えませんのでご注意ください。
HPノートパソコンの選び方
HPのノートパソコンは、学生や社会人、初心者の方でも選びやすいのが魅力。ここからは、HPノートパソコンの基本的な選び方を見ていきましょう。ポイントは下記。
【1】OS
【2】プロセッサー(CPU)
【3】GPU
【4】メモリ
【5】ストレージ容量
【6】画面サイズ
上記のポイントを押さえることで、より具体的に欲しい機能を知ることができます。一つひとつ解説していきます。
【1】OSをチェック
OSは、Operating System(オペレーティングシステム)の略で、コンピューターを動かすための基本のソフトウェアのこと。
HPのノートパソコンに搭載されているOSは、「Windows OS」「Chrome OS」となります。
▼Windows OS
Microsoft社が提供しているOSが、Windows(ウィンドウズ)です。HPのノートパソコンのメインOSとなり、「Windows 11 Pro」「Windows 11 Home」などがあります。
もちろん、HPだけでなく、幅広いメーカーのパソコンのOSとして採用されています。多くのノートパソコンにはOSとしてWindowsを採用しているため、幅広い商品から選べるのが特徴です。ゲームやOfficeとの互換性も高く、初心者でも使用しやすいOSとなっています。
▼Chrome OS
Chrome OSとはGoogleが提供しているOSです。Chrome OSが搭載されているノートパソコンがChromebookです。Chrome OSはマウスを使った直感的な操作に対応しています。また、Chromebookはほとんどがタッチパネル式のため、タブレットのようなタッチスクリーン操作も可能です。
必要なソフトウェアをインストールして使うのではなく、WebブラウザであるGoogle Chromeを介して実行する特徴があります。そのため、HDDやSSDの大きな容量を必要としない、立ち上がりが早いなどのメリットがあります。
【2】プロセッサー(CPU)をチェック
プロセッサー(CPU)とは、パソコンのコア・頭脳になる部分で、主に情報処理能力を担うパーツ。高性能であるほど情報処理能力は高くなりますが、一方で価格も高くなっていきます。
HP社で販売するノートPCでは、プロセッサーメーカーで世界的シェアを誇っているインテル(intel)の『Core i シリーズ』『Celeron』『Pentium』やAMDの『Ryzen シリーズ』となります。一つひとつ解説していきます。
▼インテル(intel)のプロセッサー:Core i シリーズ
Core i シリーズは、インテル社が開発するCPU。インテル社で最も使用されているメインCPUで、『Core i3』→『Core i5』→『Core i7』→『Core i9』の順にスペック・値段が上がっていきます。
多くのパソコンで使用されているのは『Core i5』で、簡単な画像編集、いくつかの検索タブを開く、もしくは、ワードやエクセルといったオフィスソフトを1〜2個起動するといった場合でも動く、最低限の性能を備えています。
一方、ゲーミング、動画・イラスト編集、複数のオフィスソフトの起動など、PCに重い負荷がかかっても処理が可能なのは『Core i7』以上のシリーズが最適。
一方で、『Core i9』は最上位モデルになりますが、処理中に高発熱となる、電力消費が高すぎるといった声も挙がっています。
モデル | 処理できる用途の目安 | |
『Core i3』 |
ローエンドモデル |
・検索のみ |
『Core i5』 |
ミドルレンジモデル |
・ちょっとしたPCゲームのプレイ(重い処理は負荷) |
『Core i7』 |
ハイエンドモデル |
・画像・動画編集作業 |
『Core i9』 |
超ハイエンドモデル |
・『Core i7』よりもさらに重い負荷の作業 |
▼インテル(intel)のプロセッサー:Celeron
Celeronは、インテル社が開発するプロセッサー(CPU)。省電力・低価格が大きな魅力で、エントリーモデルなどに搭載されていることが多いです。
一方で、性能はメイン商品の『Core iシリーズ』と比べ、処理能力などは物足りなさを感じること正直は多いです。ソフト・アプリの同時使用、検索タブをたくさん開くといった場合はおすすめできません。
ワードのみ使う。調べものを少しする。といったあまりPCを使わず、とにかく価格を抑えたいという方におすすめです。
▼インテル(intel)のプロセッサー:Pentium
Pentiumは、インテル社が開発するプロセッサー(CPU)。性能・価格は『Core i シリーズ』と『Celeron』の間に位置しています。
低価格なPCや2in1PCなどに多く採用され、ちょっとした文章作成やオンライン会議、メールの送受信、検索などではスムーズに使用できるはずです。
とはいえ、『Core i シリーズ』の性能には敵いませんので、「会社PCなどでCore iシリーズに慣れてしまった」といった方は物足りなさを感じるかもしれません。
▼AMDのプロセッサー:Ryzenシリーズ
そもそも、AMDとは、アドバンスト・マイクロ・デバイセズ(Advanced Micro Devices)の略式で、アメリカに本社を置く、半導体製造会社。そして、そこで開発されているプロセッサー(CPU)がRyzenシリーズ。
『Ryzen3』→『Ryzen5』→『Ryzen7』→『Ryzen9』の順にスペック・値段が上がっていきます。各シリーズの処理能力を、インテル社のCore iシリーズで対応させると下記のようになります。
対応する処理性能(目安) | |
Ryzen3 |
Core i3 相当 |
Ryzen5 |
Core i5 相当 |
Ryzen7 |
Core i7 相当 |
Ryzen9 |
Core i9 相当 |
搭載PCによりますが、Ryzenシリーズは『Core i』シリーズを超える処理性能となる場合もあり、価格が安いものもあります。
インテルに対抗できるプロセッサーとして開発された背景もあり、現在、着実にシェアを増やしています。
(★)ポイント:CPUの世代はどう見ればいい?
『Core i シリーズ』『Ryzenシリーズ』に関わらず、さまざまなプロセッサーでは世代を表記しています。
単純な話ですが、やはり世代が最新の方が新しい技術が採用されており、スペックが高い仕様になります。例えば、「新世代の『Core i5』は旧世代の『Core i7』に相当する」といった形です。そのため、機能的にはできるだけ新しい世代のプロセッサーを選ぶのがおすすめ。
しかし、予算の兼ね合いもあるため、あえて旧世代の『Core i7』を選び、価格を抑えるといった購入もアリではあります。
【3】GPUをチェック
GPUは「Graphics Processing Unit」の略で、動画やゲームの映像処理や画像編集などのデータ処理を担う部分です。CPUと混合されがちですが、CPUはあくまでパソコン本体のデータ処理、GPUはグラフィックに関わるデータ処理を専門にしています。
GPUの性能によって画像処理スピードが違ってきます。ゲーマーや動画編集をする方は、まずGPUのスペックをチェックしてください。
HPのノートパソコンには高性能GPUで知られている「AMD Radeon」や「Intel Iris」「Intel UHD」「NVIDIA RTX(GeForce RTX)」などが搭載されているものがあります。スペック表示をチェックして選びましょう。性能スペックが似ているときは、GPUスペックの高いほうを選びましょう。
【4】メモリをチェック
メモリとは、データ情報を保存する容量のこと。メモリについてはよくデスクに例えられていますが、何か作業をする際、デスクが広ければ、筆記用具や辞書、飲み物など、いろいろなもの置けて作業がはかどります。それと同じで、メモリの容量が大きいほど、さまざまな作業がスムーズに行えます。
メモリ容量については、調べ物程度であれば4GBでも問題ないです。しかし、オフィスソフトを一般的に使用する人は8GB以上、複数使用する・検索タブを多数開くといった方でサクサク作業したい方は最低でも16GB、動画・画像編集といった重い処理作業を行う方は32GB以上を選びましょう。
【5】ストレージ容量をチェック
ストレージとは、文章や画像、動画といった情報データを保存する場所です。メモリと混合されがちなので注意しましょう。
例えるなら、メモリは筆記用具などを置くためのデスクの広さ、ストレージはその筆記用具などをしまうための収納場所です。
ストレージ容量は、全く画像などを保存しないという方は、128GBでもOKですが、一般的には最低でも256GBは欲しいところ。さらに大容量で保存したい場合は512GB、1TB以上がおすすめです。
【6】画面サイズをチェック
HPのノートパソコンは、ディスプレイのサイズを17インチ〜12インチ以下から選ぶことができます。
目安となる一般的なサイズは13~14インチ。このサイズが大き過ぎず、作業もしやすく、さらに携帯性に優れています。しかし、イラストや画像編集などを行う場合は、作業のしにくさもあるため、15インチ以上を選ぶようにしましょう。一方、ちょっとした調べものや文章作成作業、ネットショッピングなどが使用用途で、コンパクト性を重視したい方は12インチ以下でも問題ありません。
自分の好きなサイズがどのくらいなのかチェックし、選ぶようにしましょう。
HPのノートパソコンおすすめ10選
それでは、HPのノートパソコンおすすめ商品をご紹介いたします。
▼HP|エントリーモデル
▼Pavilion|スタンダードモデル
▼ENVY|プレミアムモデル/クリエーター向け
▼SPECTRE|最上級モデル
▼VICTUS|ゲーミングモデル(初心者)
▼OMEN|ゲーミングモデル(初心者〜上級者)
すぐに各商品が見たい方は、上記のリンクをクリックしてくださいね。
▼HP|エントリーモデル
シンプル設計のミニマルパソコンモデル
ハードディスクドライブとDVDドライブなどの光学ドライブがない分、筐体サイズがコンパクトになって従来モデルよりも薄く軽くなりました。
インターフェースは、USB Type-A、USB Type-C、HDMI出力端子、フルサイズのSDカードスロットなど、実用性の高い装備をしています。光の映り込みがほぼ無い非光沢液晶なので、ゲーム映像が見やすく集中できます。
必要最低限のスペックで収めた低価格モデル
HPのノートパソコンのエントリーモデル。自宅でインターネットの調べものをする、ちょっとした文章制作向けのPCです。
メモリ4GB、CPUはAMD Ryzen 3搭載。一般的なスペックとしては物足りないですが、上記の作業では問題ないでしょう。
しかし、少し負荷をかけると処理が遅くなりますので、使用用途を考えて購入しましょう。
大画面でPC作業が快適に
大きくて見やすい17.3インチのディスプレイは、目にやさしい非光沢パネルを採用しています。長時間の使用でも疲れにくいので、自宅でのエンタメや在宅ワークにも最適です。指紋認証機能や、QRコードを読み込むだけでスマートフォンとかんたんにデータのやり取りができる「HP Quick Drop」などを搭載。PC使用時のちょっとしたストレスから解放されます。
シンプルながら薄型でスタイリッシュなデザインは、持つ人を選びません。第12世代 インテルCoreプロセッサーファミリー搭載で、次世代ノートに求められる機能を堪能できます。複数アンテナ、起動はわずか10秒程度、OS Windows 11搭載のモデルです。
▼Pavilion|スタンダードモデル
HP『Pavilion 14-dv』
おしゃれでコスパの高いノートPC
デザイン性の高さと使い勝手の良さが魅力のノートPC。
14インチでさまざまな作業に対応するだけでなく、第12世代 インテル® Core™ i5を搭載し、不自由のない操作をすることが可能。さらにカスタマイズ次第で自分なりの使いやすい仕様に変更することもできます。
HP『Spectre x360 14-ef』
使いやすさをとことん追求
洗練されたデザインながら、天面加圧試験350kgfもクリアできるほどの耐久性。従来の13インチモデルよりも幅が狭くなっており、15インチ同等の奥行きを備えることで使いやすさをより向上しました。OLEDディスプレイを搭載しているので、長時間の作業も疲れにくいです。
サウンドは高級オーディオメーカーのBang&Olufsenサウンドシステムに加え、4つのスピーカーであらゆる方向から楽しめるので、臨場感を味わえます。
▼ENVY|プレミアムモデル/クリエーター向け
シャープなフォルムのモバイルモデル
高速なメモリと大容量ストレージで使いやすいモデルのPC。仕事や趣味の活動など、快適に使用することができます。
また、直線を意識したフォルムと最新機能が融合した製品です。インテルのマルチコアプロセッサーを採用し、とてもパワフルなパフォーマンスを発揮してくれます。モバイルでもスペックは妥協したくない、という人におすすめです。
HP『ENVY 16』
クリエーター向けのハイスペックモデル
VRや8Kビデオの編集など、重いソフトウェアの処理も可能なクリエイター向けのハイスペックモデル。
また、重い処理に対応するための冷却機能も充実。革新的なベイパーチャンパーを採用し、効率的に本体を冷却することで、複数のアプリケーションを同時に使用できるようになります。日々のワークフローを効率的に作業することで、きっと創造力を刺激するはずです。
▼SPECTRE|最上級モデル
HP『Spectre x360 14-ef』
最上級のモデルの2in1コンバーチブルPC
デザイン性が光るおしゃれなノートパソコン。重量は1.39kgと超軽量で持ち運びにも便利。さらに電源を押して10秒後には起動する高速起動も魅力のひとつです。
CPUも第12世代 インテル® Core™ i7搭載。さまざまな処理を効率的に行うため、複数のソフトウェアの同時作業もこなせます。ビジネス利用したい社会人から、レポート作成・研究などで使用する学生にもおすすめの商品です。
▼VICTUS|ゲーミングモデル(初心者)
HP『Victus 15(Intel)』
高速性能と操作性で快適なゲーム体験を!
ゲーミングのために設計されたノートパソコン。第12世代 インテル® Core™ i5・NVIDIA® GeForce GTX 1650 Laptopグラフィックス、さらに、リフレッシュレート144Hzで、美しく、滑らかな画質でゲームに没入できます。
ゲーム体験を強固にサポートするソフトウェア「OMEN GAMING HUB」をダウンロードすれば、さまざまなパフォーマンスを管理することができます。
▼OMEN|ゲーミングモデル(初心者〜上級者)
HP『OMEN 16 (AMD)』
デュアルスクリーンでゲーミングをより面白く
メインディスプレイの他に6インチの液晶を持つ世界初のデュアルディスプレイゲーミングノートPCです。
ゲームをしながらディスコ―ドで仲間とチャットをするなど、使い方は無限。アイデア次第でゲームを有利に運べます。今までのゲーミングPCの殻を破った野心作です。
おすすめ商品の比較一覧表
各通販サイトのランキングを見る HPノートパソコンの売れ筋をチェック
楽天市場でのHPノートパソコンの売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
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まとめ
メーカーPCは3か月に一度程度のタイミングで新製品が出ます。目移りしていると、なかなか購入できないので、必要なときにきっぱりと買うのも一つの方法です。
また、新製品が出ると前モデルが安く売られたりするのでチェックしておくとお得に買えることもあります。タイミングを逃さず、上手に買い物をしてください。
◆記事で紹介した商品を購入すると、売上の一部がマイナビおすすめナビに還元されることがあります。◆特定商品の広告を行う場合には、商品情報に「PR」表記を記載します。◆「選び方」で紹介している情報は、必ずしも個々の商品の安全性・有効性を示しているわけではありません。商品を選ぶときの参考情報としてご利用ください。◆商品スペックは、メーカーや発売元のホームページ、Amazonや楽天市場などの販売店の情報を参考にしています。◆記事で紹介する商品の価格やリンク情報は、ECサイトから提供を受けたAPIにより取得しています。データ取得時点の情報のため最新の情報ではない場合があります。◆レビューで試した商品は記事作成時のもので、その後、商品のリニューアルによって仕様が変更されていたり、製造・販売が中止されている場合があります。
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