iPhone用バッテリーケースとは
iPhone用バッテリーケースとは、モバイルバッテリーが搭載されたiPhoneケースのこと。モバイルバッテリーを持ち歩かず、コンパクトに充電ができます。
●メリット
一番のメリットは、ケースとモバイルバッテリーが一体となっているため、別でモバイルバッテリーを持ち歩く必要がないこと。カバンが重くなることもなく、また常に充電できる環境があるため、外出先でも重宝します。
また、見た目・操作性は通常のiPhoneケースとほぼ同じため、操作を邪魔することもありません。ON・OFFスイッチがある製品もあり、好きなタイミングで充電することもでき、バッテリーの持ちも良くなります。
●デメリット
メリットの多いバッテリーケースですが、デメリットもあります。それは防水耐性がないこと。バッテリーが搭載されているため、ケース自体に水が付くと故障の原因になります。iPhoneには防水機能が付いた機種が多いですが、ケースをつけることで防水耐性がなくなるのはデメリットです。
また、ある程度重量も重くなってしまいます。コンパクトで操作自体はスムーズに行えますが、持っているのはやはりバッテリーです。慣れてしまえば気になりませんが、重量は覚悟しておきましょう。
iPhone用バッテリーケースの選び方
それでは、iPhone用バッテリーケースの基本的な選び方を見ていきましょう。ポイントは下記の3つ。
【1】バッテリー容量
【2】見た目の薄さやデザイン性
【3】機能性
上記の3つのポイントを抑えることで、より具体的に欲しい機能を知ることができます。一つひとつ解説していきます。
【1】バッテリー容量をチェック
バッテリー内蔵ケースを選ぶうえで、まず気にしなければならないのがバッテリー容量です。せっかく買ったけど容量がまったく足りないのでは意味がありません。自分が使っているiPhoneのバッテリー容量を確認し、それを目安にするといいでしょう。
容量が大きければバッテリー切れの心配は減りますが、そのぶんケースも大きくなります。逆に、バッテリー容量が小さければ、ケースも薄く重さもあまり感じません。
ちなみにiPhoneで言えば、バッテリー容量はXが2,716mAh、8は1,821mAh、8 Plusは2,691mAh、7は1,960mAh、7 Plusは2,900mAhと推定されています。最低一度は自分がもつiPhoneをフル充電できればいいでしょう。
【2】見た目の薄さやデザイン性をチェック
バッテリー容量が大きいほど、バッテリー部分がボコっと目立ったり、ケース全体が分厚くなったりしがちです。見た目がスタイリッシュなケース、バッテリーが内蔵されているとは思えないほど薄いケースもあるので、容量とともに薄さもチェック。
一方で、分厚くて大容量であれば、それだけたくさん充電できますし、落下からiPhoneをガードしてくれる効果も期待できます。デザイン性と実用性から、バランスの取れたものを選びましょう。
【3】機能性をチェック
バッテリー内蔵ケースは、iPhoneにケースを装着すればOKという、シンプルなものが多いです。いずれの製品も、ケースを装着したままで、iPhoneのバッテリーとケースのバッテリーを充電してくれます。
一方で、ケースごとに違いがあるとすれば、ケース自体を充電する際に必要なケーブルが、LightningケーブルなのかmicroUSBケーブルなのか。そして、内蔵バッテリーの残量をLEDで表示してくれるかどうかと、何段階で表示してくれるかどうかの違いがあります。使いやすいタイプのものを探して選んでみるようにしましょう。
「iPhone用バッテリーケース」のおすすめ商品の比較一覧表
iPhone用バッテリーケースおすすめ5選
上記で紹介したiPhone用バッテリーケースの選び方のポイントをふまえて、おすすめ商品を紹介します。
過充電や過熱を感知すると自動的に停止してくれるものや、赤、黒などカラーバリエーションが豊富なものなど、紹介する商品を参考に、自分の機種にふさわしいバッテリーケースを探してくださいね。

Apple(アップル)『iPhone XS Smart Battery Case』

出典:apple
ワイヤレス充電にも対応! 純正品ならではの安心感
iPhoneの純正品ということもあり、ケースの取り外しのしやすさは明らか。内側はマイクロファイバーで本体をしっかりガードし、外側はサラサラとした質感のシリコン製です。
ケースを装着すると、ケースと本体両方のバッテリー残量をiPhoneのロック画面と通知センターに表示してくれるのも純正品ならでは。
また、Qi規格の充電器に対応しており、ケースと本体を同時にワイヤレス充電可能です。容量は明らかにされていませんが、通話は最大33時間、インターネット利用は最大21時間に延長されるとのこと(本体、ケースともにフル充電時)。
価格は他モデルに比べれば割高ではありますが、純正品ならではの安心感がありますので、予算に余裕がある方にはぜひ検討していただきたい製品です。

Apple(アップル)『iPhone XR Smart Battery Case』
MU7N2ZA/AMU7N2ZAA](https://thumbnail.image.rakuten.co.jp/@0_mall/valuemax/cabinet/kihon4/imgrc0080257786.jpg)
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MU7N2ZA/AMU7N2ZAA](https://thumbnail.image.rakuten.co.jp/@0_mall/valuemax/cabinet/kihon4/imgrc0080257788.jpg)
出典:楽天市場
ワイヤレス充電も対応! 純正品ならではの安心感
聞いたことのないメーカー名が多い、iPhone用のバッテリーケース。正直、なかにはケースの脱着を繰り返していて、すぐにケース側の接続端子が壊れてしまったこともあります。
また、ネットストアでしか販売していないメーカー製は、サポート体制にも不安がつきものです。そうした不安を感じずに購入できるのが、Apple純正のケースです。
ケース外側は、シリコーンのやわらかい触り心地で、手にもフィットします。Qi規格の充電器に対応するほか、USB‑PD対応の充電器を使えば急速充電が可能です。バッテリーの残量が本体だけでなく、iPhoneのロック画面上と通知センターでも確認でき、さすがApple純正! と思える仕様です。
バッテリー容量は非公開ですが、iPhoneとケースを同時に充電しておけば、通話は最大39時間、インターネット利用は最大22時間に延長されます。

JOYROOM『Backup battery charger case』






出典:楽天市場
Feob『iPhoneX/XS/10 対応 バッテリーケース』














出典:Amazon
Lifeproof『 fre Power Battery Case for iPhone 6』






































出典:Amazon
通販サイトの最新人気ランキングを参考にする iPhone用バッテリーケースの売れ筋をチェック
Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングでのiPhone用バッテリーケースの売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
最低限、知っているメーカーを選ぼう
iPhoneのバッテリー内蔵ケースは、Amazonなどの通販サイトで探すとさまざまなモデルが販売されています。ただし、製造元や販売元が聞いたことのない名前のケースが多く、不具合が多いものや、接続部分がすぐに壊れるものなども少なくありません。
また、ケースに内蔵されているものに限らず、バッテリーは発火などの危険性があることにも注意。そのため、iPhoneのバッテリーケースは安さだけで選ばず、できるだけ知名度の高いメーカー、もしくは最低限きちんとしていそうな自社サイトのあるメーカーや代理店から購入することをおすすめします。
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※「選び方」で紹介している情報は、必ずしも個々の商品の安全性・有効性を示しているわけではありません。商品を選ぶときの参考情報としてご利用ください。
※商品スペックについて、メーカーや発売元のホームページ、Amazonや楽天市場などの販売店の情報を参考にしています。
※レビューで試した商品は記事作成時のもので、その後、商品のリニューアルによって仕様が変更されていたり、製造・販売が中止されている場合があります。
※本記事は掲載時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。予めご了承ください。
デジタル系トレンド情報誌の編集者を経て、フリーランスの編集ライターへ。 テレビやデジタルカメラ、スマートフォン、ドローンなどのデジタル製品を中心に執筆。 生活家電専門サイト『家電 Watch』の、編集記者でもある。