iPhone対応キーボードとは スマホでサクっと作業
ひとり1台は所有しているといっても過言ではないほど流通しているスマホ。その操作性のよさからiPhoneを使っているという方も多いですよね。
最近ではスマホ用アプリの開発も進み、ビジネスシーンにおいても、わざわざノートパソコンを持ち運ばずともスマホがあればこと足りることも。しかし長文のメールを打つときは、スマホに用意されているキーボードでは手間も時間もかかってしまいます。
そんなときに重宝するのが外づけのキーボードです。文字変換はもちろんのこと、各種編集作業もラクラク。ビジネスにおける作業効率をアップして、ライバルに差をつけたいなら持っておきたいアイテムでしょう。
iPhone対応キーボードの選び方 接続方法や付属品など
それでは、iPhone対応キーボードを選ぶ際に重要視したいポイントを押さえていきましょう。
携帯性を重視するのか、タイピングしやすさを重視するのか、どちらに重きを置くかは人それぞれ。買ってから後悔しないためにも、自分にとって必要な機能をしっかりと考慮して選んでくださいね。
ポイントは下記の6つです。
【1】接続方式
【2】配列
【3】携帯性
【4】キーボードの形式
【5】機能性
【6】付属品
【7】用途
上記のポイントを押えることで、より欲しい商品をみつけることができます。一つひとつ解説していきます。
【1】接続方式で選ぶ
接続方法には、無線タイプ(Bluetooth)と有線タイプがあります。キーボードによっては、有線と無線の両方に対応するものもあります。
作業環境をスッキリさせたい人は無線(Bluetooth)タイプ
無線接続は、配線がないのでデスク周りをスッキリできるほか、キーボードの位置を自由にできます。半面、電波の発する機器が多い環境だと接続が不安定だったりします。また、わずかですがキー入力の反応が遅れます。
無線接続では、Bluetoothは汎用性が高く、PCやタブレットにも使えます。
安定した文字入力には有線タイプ
有線接続は、基本的にライトニングケーブルで接続します。有線接続のメリットとして、スマホと直の接続になるので、通信の遅延が発生しません。
また、有線接続は定期的に充電することが必要となりますが、コードから電源を供給するので残量の電源を気にすることなく使うことができます。
【2】好みの配列で選ぶ
メーカーによっては英語配列のキーボードも。アルファベットの位置は変わりませんが、記号などの場所が異なります。基本的にiPhoneは日本語配列のキーボードに対応していないため、記号入力に手間取ってしまいがち。
なかにはiOSモードという、iPhoneでも日本語配列で使用できるキーボードもあるので、確認して選ぶようにしましょう。
【3】携帯性で選ぶ
iPhoneでキーボードを使いたい人は、持ち運ぶことを意識しているはずです。サイズや重量も商品によって異なるのであなたが求めるコンパクトなタイプを選びましょう。
できるだけ小型・軽量で、コンパクトにできる収納性が高いものを選ぶようにしましょう。
【4】キーボードの形式で選ぶ
現在のiPhone対応キーボードのキーには、薄型で携帯性が高いパンタグラフ方式と、低価格のメンブレン方式があります。パンタグラフ方式はキーのタッチが軽く、長時間の作業も疲れにくいでしょう。
操作性や静音性を重視するのであればパンタグラフ方式、価格帯を重視するのであればメンブレン方式という選び方を、ひとつの基準にしてみてくださいね。
薄型で携帯性が高いパンタグラフ方式
パンタグラフ式は、キートップの下にひし形のスプリングがあるタイプのスイッチ方式になります。ソフトな軽いタッチで入力することができるので、長時間の作業でも疲れにくいです。
キーストロークが浅めで、キーボードが薄い構造になるのでノートパソコンなどのキーボードとして使われています。
低価格のメンブレン方式
メンブレン式は、キートップの下にラバードームがあるタイプのスイッチ方式になります。キーストロークが深めになるので、しっかりと押し込むように打つことができます。
シンプルな構造で、手が出しやすい価格帯に設定されています。デスクトップのキーボードでよく見られるキーボードになります。
キーピッチにも注目
もうひとつ注目したいのは、キーとキーの間の感覚です。キーの中心から隣にあるキーの中心までのことをキーピッチといいますが、一般的なキーピッチの幅は19mm。
キーピッチが広いとタイピングミスも少なくなります。こちらも、選ぶときのひとつのポイントになるでしょう。
【5】機能性で選ぶ
iPhoneキーボードには、テンキーが付いているタイプや専用のショートカットキーが搭載されているものがあります。
欲しい機能からあなたが使いやすいキーボードを選んでくださいね。
専用のショートカットはあるか
iPhone対応のキーボードには、専用のショートカットキーが搭載されたタイプも。たとえば、表示されている文字をすべて選択したいときにはcommandキーとAキーを同時に押すなど、一度覚えてしまえばスマホで操作するよりもカンタンに、いろいろな操作できるようになります。
ショートカットキーを使って作業効率を上げたい方は、注目したい機能。とくにビジネスシーンでは重宝するでしょう。
充電なしで長く使いたいなら連続使用時間を
充電式の場合は連続使用時間もチェックしておきましょう。時間の長いものを選べば、こまめに充電する手間を省くことができます。
また、乾電池式の製品は充電式に比べて重くなる一方で、出先での急な電池切れもコンビニなどで電池を買えば対応できる点がメリットです。
【6】欲しい付属品もチェック!
作業効率を上げるためには、付属品もチェックしましょう。画面を見ながら作業ができるiPhone用のスタンドが付属しているものや、タッチパッドが搭載されていてマウスを別途購入する必要のないタイプもあります。
数値を入力する機会が多い方は、テンキーが搭載されているかどうかも重要なポイントですよ。
【7】用途を考えて選ぶ
キーボードを選ぶ際には、どんなシーンで使うことが多いのかを考慮することが大切。出先で活用することが多いのに持ち運びに不便なものを購入してしまうと、結局あまり使わなくなってしまうことも。
iPhoneキーボードには携帯しやすい折りたたみ式のもの、常時設置しておくのに適したフルサイズのものなど、さまざまなタイプが展開されています。使用目的に応じたものを選ぶようにしましょう。
iPhone対応キーボード【無線】タイプおすすめ10選 ケーブル不要でスッキリ
ここからは、無線(Bluetooth)タイプのiPhone対応キーボード11商品をご紹介します。ITライターの酒井麻里子さんに、1~5位までランキング付けしてもらったので、参考にしてくださいね。
どれも使いやすさを重視した特徴のあるキーボードばかり。ぜひ、あなたにぴったりなキーボードを見つけてくださいね。
ITライター
Agenstar(アジェンスター)『タッチパッド付きワイヤレスコンパクトキーボード』はタッチパッドが搭載されているので、キーボードから手を離さずに画面のスクロールやタップなどを行なえます。作業効率を重視する方におすすめの製品です。
Logicool(ロジクール)『マルチデバイスBluetoothキーボード(K380)』は複数の端末と接続できるので、複数のスマホやタブレットで使いたいという場合に便利。折りたたみ式ではないので、おもに自宅で使うという方におすすめです。
iClever(アイクレバー)『IC-BK06』は、フルサイズキーボード並みのキーピッチを確保しながら、この軽さや薄さは魅力的。カバンの隅に入れて気軽に持ち歩くことができます。
「【無線タイプ】iPhone キーボード」のおすすめ商品の比較一覧表
iPhone対応キーボード【有線】タイプおすすめ3選 安定感のある操作
次に、有線タイプのおすすめ商品をご紹介します。
「【有線タイプ】iPhone キーボード」のおすすめ商品の比較一覧表
通販サイトの最新人気ランキングを参考にする iPhone キーボードの売れ筋をチェック
Amazon、Yahoo!ショッピングでのiPhone キーボードの売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
iPhoneキーボードに関連するほかの商品情報はこちら
ライフスタイルに合わせて選ぼう!
iPhone対応キーボードのおすすめをご紹介しました。
外づけキーボードは、持ち運びに便利なものやデスクで快適に使用できるものなどそれぞれに特徴があり、自分のライフスタイルに合わせて選ぶことが大切。重要視するポイントを決めておくと、ぴったりの商品が見つかりますよ。
あなたがほしいiPhone対応キーボードを選んでみてくださいね。
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※「選び方」で紹介している情報は、必ずしも個々の商品の安全性・有効性を示しているわけではありません。商品を選ぶときの参考情報としてご利用ください。
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IT分野を中心に、スマホ、PC、ガジェットなどのアイテムレビューや、企業DXの取材、業界・技術関連の解説記事などを手がける。 noteでは、趣味で集めているプログラミングロボットの話題なども発信。テレワーク×メタバースの可能性を考えるWEBマガジン『Zat's VR』運営。株式会社ウレルブン代表。