暖炉型ヒーターとは?
暖炉型ヒーターとは、暖炉で薪を実際に燃やしているかのようなデザインをした電気ストーブです。工事不要で設置でき、LED電球やハロゲンランプを使った「疑似炎」を楽しむことができます。
機能としては電気ストーブであるため、サイズや適用畳数により変わりますが、部屋もしっかり暖めてくれます。さらに、火を使っている訳ではないため、火事や煙の臭いの心配もなく、賃貸のマンションやインテリアとしての使用も可能です。
暖炉型ヒーターの選び方
それでは、暖炉型ヒーターの基本的な選び方を見ていきましょう。ポイントは下記。
【1】形状
【2】炎の表現
【3】サイズと適用畳数
【4】安全性
上記のポイントを抑えることで、より具体的に欲しい機能を知ることができます。一つひとつ解説していきます。
【1】形状をチェック
暖炉型ヒーターの形状は、大きく分けて「据え置き型」と「壁掛け式」の2種類があります。それぞれについて解説していきます。
▼据え置き型
暖炉型ヒーターは据え置き型のモデルが多数販売されています。設置型はレトロなデザインのモデルが多く、イメージに合った商品を選択しやすいという特徴があります。
▼壁掛け型
壁掛け型の暖炉型ヒーターは、薄型で設置場所をとらないため、マンションやアパートなどでも設置しやすいのが特徴。どちらのモデルにするかも選ぶ際のポイントとなります。
【2】炎の表現をチェック

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暖炉型ヒーターで重要なのは「炎」(疑似炎)。暖炉型ヒーターの炎には、実際に薪が燃えているような表現となっているもの、水蒸気を出すモデルなど、リアルな炎を追及しています。光源は、LEDやハロゲンランプなどを使ったものが一般的。LEDは省エネ性能に優れているので、長時間の使用に適しています。暖房しなくても「炎」だけを楽しむことができるモデルもあります。
このようなモデルを購入すれば、夏でも「炎」のイルミネーションを楽しむことができます。ハロゲンランプは赤外線を使っており、LEDと比べすぐにあたためることができるようです。
「疑似炎」の状態を一度はチェックを
暖炉型ヒーターのポイントはなんといっても「炎」。販売店で確認したり動画サイトなどで、どういった「炎」なのかをチェックしてから購入するのがおすすめ。
また、かなりインパクトがある見た目なので、設置場所だけでなく、周りのインテリアなどと調和するかなども慎重に検討してから購入するといいでしょう。
【3】サイズと適用畳数をチェック
暖炉型ヒーターはデザイン性の高い家電ですが、基本的には暖房器具です。そのため、設置する部屋をあたためるだけの暖房能力が必要になるため、設置する部屋の大きさにあわせて、適切なサイズを選びましょう。
「適用畳数」を確認すれば、暖炉型ヒーターがどれくらいの大きさの部屋をあたためることができるのか確認できます。併せて「温度調整機能」がついているかもチェック。温度調整が細かくできる商品の方が使い勝手がよくなります。
購入時にはデザインに加え、サイズ・適用畳数・温度調整機能がついているかのチェックを忘れずに。
【4】安全性をチェック
暖炉型ヒーターを選ぶ際は、本体が倒れたときに自動で電源がオフになる「転倒時自動OFF機能」、温度の上昇を抑制する「過昇防止機能」などの安全装置が備わっているか必ずチェックしましょう。
とくに小さいお子様やペットを飼っている方は、必須です。
暖炉型ヒーターおすすめ10選
上記で紹介した暖炉型ヒーターの選び方のポイントをふまえて、おすすめ商品をご紹介します。
電気暖炉を生み出したメーカーによる1台!
電気暖炉ヒーターを生み出したメーカー、ディンプレックスの入門モデルです。特許技術を取得したリアルな炎に定評があり、多くのファンを獲得しています。
出力は強と弱の2パターンで、寒さに応じた風量で足元などを温めることができます。幅35×奥行22cmというコンパクトなサイズなので、いろんな場所に設置しやすいですよ。
暖房を使わずとも、イルミネーションだけを見ることも可能。試しに暖炉型ヒーターを家に置いてみたいという方はまずチェックすべきアイテムです!
600Wと1200Wの2段階切替が可能
ファンヒーターは600Wと1200Wの2段階で調整できます。ヒーター機能を使用しないで擬似円の演出だけを楽しむことも可能です。
火を使わないから賃貸やマンションでも安心、和室や洋室などさまざまは部屋のインテリアとしてマッチするデザインです。
過度な温度上昇を防止する機能や転倒したときに電源が自動でOFFとなる機能がついています。
リモコン付きタワー型タイプの暖炉型ヒーター
省スペースにおけるタワー型タイプです。1℃単位で温度設定ができ、自動でON/OFFをおこない室温を保ちます。左右に首を最大80°振るため、広範囲で温めることが可能です。
電気式なためスイッチを入れたらすぐに温風が出てきます。リモコンがついているためソファに座りながら遠隔操作ができます。
本物の暖炉のような電気式ヒーター
本物のような雰囲気を醸し出す、暖炉型ファンヒーターです。落ち着きのあるアンティークなデザインでインテリアにも合わせやすく、使っていないときでもぬくもりが感じられる見た目でお部屋をおしゃれに演出してくれます。
温度は強と弱の2段階で設定できて、本体下部から温風が出る設計。ヒーターを使わずに疑似炎のライトだけをつけることもできるので、雰囲気だけを楽しむことも可能です。
大きさの異なる3モデルを展開
W410×D270×H550mmの設置型の暖炉型ヒーター。高級感のあるアンティーク調のデザインで、電源を入れるだけで炎のゆらめきを楽しむことができます。
さらに小型のYDH-J10や一回り大きなYDH-SL10Pなどのモデルも展開。部屋の大きさに応じて最適な暖炉型ヒーターを選ぶことができます。
おすすめ商品の比較一覧表
通販サイトの最新人気ランキングを参考にする 暖炉型ヒーターの売れ筋をチェック
Amazon、Yahoo!ショッピングでの暖炉型ヒーターの売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
【Q&A】暖炉型ヒーターに関する質問
暖炉型ヒーターは暖かいの?

暖炉型ヒーターは、実際に薪を燃やしているような雰囲気を楽しめる電気ストーブです。機能としては通常の電気ストーブのため、部屋全体をしっかり暖めることができます。ですが、適用畳数に合わないものを買ってしまうと暖かさを感じにくいため、部屋のサイズに合ったものを選ぶようにしましょう。
その他、暖炉型ヒーターについてはこちらで詳しく紹介しています!
暖炉型ヒーターの電気代は?

消費電力や使用時間によっても異なりますが、おおよそ500Wのもので1日あたり約108円、1ヵ月あたり約3240円、1000Wのもので1日あたり約216円、1ヵ月あたり約6480円です。
※1日8時間使用した想定で、1kWhあたりの電気料金を27円で計算しています。
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インテリア・暖房機器の両面から好みを見つけよう
本記事では、暖炉型ヒーターの選び方やおすすめ商品をご紹介しましたが、いかがでしたか?商品を選ぶ際は、下記の3つのポイントを抑えておきましょう。
【1】形状
【2】炎の表現
【3】サイズと適用畳数
火を使わず、疑似炎で見た目も暖かい暖炉型ヒーター。おしゃれな空間を演出するだけでなく、実際に部屋も暖かくできるので、インテリア・暖房機器の両面で使用を考えてみてもいいかもしれません。ぜひ本記事を参考に、自分にピッタリの商品を見つけてくださいね。
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「家電・AV機器」カテゴリーを担当。ストレス解消に料理をすることが多く、時短できる家電やアイテムはついチェックしてしまう30代編集者。通勤時に音楽を楽しむため、さまざまなイヤホンやヘッドホンを試している。